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2022-04-05 13:13

545. ナゼしぶんぎ座流星群少なかった!?

3大流星群であるしぶんぎ座流星群の流れ星の個数がめちゃめちゃ少なかった!

その理由を国立天文台のスタッフが論理的に考えていたコラムが面白かったので紹介します!


ソース

https://www.nao.ac.jp/news/blog/2022/20220317-quadrantid.html


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
早速今日の本題です。今日の本題は、今年の初め、2022年1月にあった、しぶんぎ座流星群の流星の量、ものすごく少なかったんじゃないの?っていうお話をしていきたいと思っております。
このしぶんぎ座流星群っていうのは、日本の3大流星群というふうに言われるぐらい、1年間の中でも流星の出現数が多いとして有名な流星群なんですね。
ただ、その流星群が今年見えた量っていうのが、例年の半分以下とかっていうような、ちょっといつもと動きが違うぞっていうところが見えてたんですよね。
っていうところで、じゃあそれの理由が何なのかっていうところを、科学的視点でちょっとコラム的に書いた、そんな国立天文台の記事についてご紹介していこうと思っております。
なので今日は、論文から引っ張ってきた最新の研究というよりは、なんか例えば、自然現象が、例えば今回で言うと、
しぶんぎ座流星群ってものになりますけど、それがいつもと違うことをどういうふうに論理的に考えるのかなんていうところを掴みながら、流星群の面白さっていうところに少し気づいていただけたらなと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
はい、ということでですね、毎日恒例の緊急報告をさせていただこうかなと思うんですが、先日、アメリカにいた時から結構仲良くしてる友人の家に行って、なんか昼からご飯食べてみたいな感じで、久しぶりに休日の昼間ゆっくりしたなっていう感じがあったんですけど、
そこで、一個上の友達だったんですよね、年齢的には。その誕生日ちょうど来るみたいな次の日に、おめでとうって言ってたら、出会った時は27とかだったのかな、だったのに、もうこれで30になるわみたいになってて、
僕がちょっと早生まれっていうのもあるけど、もう僕も30になるのかと思うと、めっちゃ気づいたら早いなって思って、こうやってポッドキャストとかめっちゃ好きにやったりとか、頭メインの仕事プラスでいろんな仕事いろいろやらせてもらったりとかっていう、
なんか好き勝手いろんなものにチャレンジしまくろう、30歳まではって自分の中でなんとなく基準として置いてたんですよね。別になんか30歳っていうとこに合理的な数字の根拠があるわけじゃないんですけど、なんとなくこう研究でずっと20いくつだ?
26まで?27までか。27歳までずっと研究のばっかりやってきて、じゃあちょっと残り3年ぐらいはいろんなものチャレンジするっていう期間でもいいんじゃないかなと思って、それこそポッドキャスト始めてみたりだとかっていうような、そんな感じなんですよね。
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で、じゃあ30歳になった時になんかどでかいものを残せてるのかみたいなところをなんか最近すごい考えてしまって、その友達の誕生日をきっかけになので、なんかまあがむしゃらにいろんなことチャレンジするのもありだなと思いつつ、なんかちょっとだけ標準を絞りながらあと1年半、2年ぐらいっていうのを過ごさないとやばいなっていうのをなんかすごい勝手な焦燥感っていうんですかね、焦燥感?
あってるかな?に襲われてる感じっていうのが最近の近況です。時間も多分まだ余裕あるんで、いろんなことチャレンジしながら今後どうしていこうかなみたいなのを考えつつっていう感じですかね。
なので、もしかしたら同世代で聞いてくれてる方も何人かいるかなと思うんですけど、同じような悩みというか抱えてる方いたら是非ですね、なんかTwitterのDMとかで教えてくれたりなんか共有してくれたら非常に嬉しいなと思っておりますという、マジで個人的な近況報告でした。はい、いつもなんですけどね。
ということでじゃあ早速今日の本題に行きたいと思います。今日の本題は2022年にあった四分ギザ流星群。毎年ものすごい量流れる四分ギザ流星群の出現個数が例年に比べて異常に少なかったんじゃないか。そんなお話をしていきたいと思っております。
今回紹介するこの話は何か科学的な根拠に基づいた話っていうよりはちょっとそういう考えも入りつつ、どっちかというとコラム的な国立天文台のホームページにあって、ネットサーフィンみたいな感じで見てたらそういう記事を見つけたので、これは結構面白いなと思って今回紹介させていただくことにしました。
で、あの元になっている記事とかは概要欄に貼っておくのでよかったら見てみていただけたらと思います。でですね、まず今回注目するのが四分ギザ流星群といって三大流星群の一つなんていうふうに言われています。
三大流星群っていうのはシシザ流星群かな?違うか、フタゴザ流星群とペルセウスザ流星群になっていて、それぞれ四分ギザ、今回紹介する四分ギザが1月、ペルセウスが大体夏、8月頃。
で、フタゴザが12月かっていう感じになっていて、それぞれがものすごい数の流星群、流れ星を観測することができる非常に大きなイベントとして存在しています。
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で、これ、このポッドキャスターの多分何度かお話ししたんですが、そもそも流星群ってどういう状況が織りなしているのかっていうところなんですが、まず毎年同じタイミングで何か同じイベントに乗っかるっていうところから、
宇宙空間のレベルで見ると、地球っていうのは太陽の周りを1年間かけて一周します。つまり、1年後には大体同じところにいると。
その太陽の周りの位置で見るとですね。っていうところで、その軌道が関係してるんじゃないかっていう風に考えられますね。
これを太陽の周りを回ることを光点と言います。で、この光点に対して、1年間で同じところを通過する。そして、そこに帯状に無数の塵とかガスみたいな、塵ですね。
宇宙空間に漂ってる塵みたいなのが濃い領域があって、そこを地球が突っ切るから流星群としてたくさん流れ星が観測できるっていうような、そんなメカニズムになってます。
じゃあ、その塵とかが一体どこにたくさんあるのかっていうところが、この流星群の出現のタイミングによってよるんですけど。
今回注目する、新年一発目、1月に見れる四分儀座流星群と呼ばれるものは、地球とか木星とかが地球の周りをぐるぐる回っている面で、太陽を中心にして円盤みたいに同じ面を回ってる感じ、なんとなく想像できるかなと思います。
これが何か1個だけ90度ひっくり返っててみたいなことはなくて、大体みんな同じ平面を交点している。地球だったり木星だったりっていうその惑星がっていう状況があり、それに対して四分儀座流星群の元となる塵っていうのも太陽系の中に和を描くように存在していて、
なので、塵でできている薄い白い輪っかみたいなのが宇宙空間にふわふわ浮いてるわけですね、巨大な。それがどういう形であるのかっていうと、太陽系の惑星が回ってる平面、それに対して90度ひっくり返ったような、
つまり、その面に対して垂直に交わるようなところの軌道に四分儀座流星群の塵とかっていうのがぐるぐるぐるぐる回っているっていうような状況なんですね。
で、四分儀座流星群の元となる塵っていうのは、その垂直にぐるぐる回っている塵っていうのがだいたい2年で半周ぐらいするのかな。
なので、4年で1周するぐらいのゆっくりとしたペースで、太陽の面に対して垂直にぐるぐる回っているっていうところがあります。
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これが輪のようにぐるぐる回っているっていうところが、一体どこを通っているのか。これが輪っていうのは、両サイドに2つエリアがあると思うんですけど、それの片方が地球の軌道、そしてもう片方が木星の軌道を通ってるんですね。
つまり、木星のところを通った2年後に地球の軌道に通る。そして、そこにちょうどたまたま地球が入ってきたときに流星群っていうのが見れる。そんなメカニズムになってるんですよね、この四分儀座流星群っていうのは。
今回、この三大流星群って言われている四分儀座流星群ですが、なぜ出現個数が少なかったのか。流れ星のっていうところなんですが、まず例年に比べて半分以下だったっていうところがあるんですよね。
だいたい条件が良いと1時間あたりに50個とか、なんなら条件が良いと100個とか見えるような、そんな流星群の規模になってるんですが、今回国立天文台がいろいろ見た中で言うと、1時間あたりに24個とか、なんなら1時間あたりに16個とかっていうような、20個前後ぐらいしか見えなかったっていうのが状況として挙げられました。
これの原因って結局は、流星群って塵によって作られているのであれば、その塵が薄かったんじゃないかっていうのがなんとなく予想できますよね。
じゃあなぜ薄いのかっていうところを見ていくと、木星を通った2年後、つまりちょうど2年前に今回地球にぶつかったチリたちの群っていうのは、なんと一旦木星と衝突している、または木星がものすごく近くを通った、そんなタイミングのものらしいんですね。
つまり2020年に木星と近くで相互作用を起こした2年後に地球の軌道にやってきて、そこに地球が突っ込んでいって今回の流星群になった。つまり、この宇宙空間でのたまたまのタイミング、2年前にそこを木星が通過して、その通過した時の名残がそのまま地球に衝突してるみたいな。
そんなイメージで見てるので、今回のこの四分儀座流星群の流星の量が少なかった理由っていうのは、もしかしたらその木星の重力によって、例えばチリとかがちょっと動かされてムラができてしまった、なんていうところが原因なんじゃないかっていうふうに考えられてます。
ただ、これはあくまで観測ではなくて、計算上そういうタイミングなので、木星がなんかやらかしてるんじゃないかぐらいの考察というかコラムで終わっているんですが、来年もですね、1年後の四分儀座流星群っていうのも、まあ木星の影響を受けたもの、ないしはちょっと影響力が少なくなったものっていうのが地球に衝突してくるはずなので、そこでどう見えてくるかで、もしかしたら正式な論文として、
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その流星群の個数の少なさだったりとか、あとは惑星とその流星群の元となるチリの相互作用に関する研究なんていうところが論文として出てくる可能性っていうのは非常にあるのかなと思っているので、このあたりまたポッドキャストで出てきたときは紹介していこうかなというふうに思っております。
ということで今回はいつもならもっとたくさん見れるはずの流星群が今回は全然見れなかった、そんなお話をさせていただきました。今回の話も面白いなと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォローサブスクライブよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問についてはTwitterのハッシュタグ宇宙話で募集しておりますので、じゃんじゃん呟いていただけたら嬉しいです。ここでですね宇宙話5月からSpotify独占配信に切り替わります。もし他の媒体で聞いている方いらっしゃいましたらSpotifyの登録お早めにしていただけたら嬉しいです。それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
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