1. 佐々木亮の宇宙ばなし
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2022-01-21 13:26

473. 【sorae】400光年先に惑星を見つけた一般人がヤバい【TESS】

専門家もビックリ!?天文学者じゃない「市民科学者」が引き起こしたムーブメントがすごい。

大人気宇宙ポータルサイトsoraeとの週一コラボ企画でお届け。

記事でより詳しいお話が楽しめるので、興味を持った方はぜひ!


「市民科学者が貢献! 約379光年先に「熱すぎない」木星サイズの系外惑星を発見」

https://sorae.info/astronomy/20220117-toi2180b.html


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、早速今日の本題を紹介いたします。今日の本題は、アメリカの市民科学者、一般の方々ですね。
彼らが発見に非常に大きな貢献をした、379光年先の木星サイズの惑星のお話をしていこうと思っております。
今回は、大人気宇宙ポータルサイト【sorae】とのコラボ企画となっていて、詳細な天体に関する情報だったり、今回の研究の情報については、記事でも楽しめるようになっております。
画像と一緒に記事を楽しみながら、宇宙話の内容をより深く理解できていただけたらなと思っておりますので、ぜひ覗いてみてください。
ということで、今回紹介するのは、アメリカの一般の天文の研究に参加している方々。
彼らのことを市民科学者と呼ぶんですが、彼らが非常に大きな貢献をした、太陽系以外の惑星の発見というようなお話をさせていただこうと思っております。
皆さん、このポッドキャストを聞いている方は、宇宙好きな方が結構多いかなと思っていて、自ら望遠鏡を持っていて、天体観測に勤しむという方もいらっしゃるかと思います。
そんな中で、アメリカとかでは、大学とかそういうところに所属しながらやっているような研究者だけではなくて、そういうところに一般の天文マニアみたいな方も参加して、
そこで一緒に研究が成り立つ、なんていうような、そんなサイクルが生まれていたりするんですね。
今回は、そんな研究の中で、太陽系以外の惑星、だいたい400光年先ぐらいに木星ぐらいの大きさの星が見つかったというお話が出てきたので、
どういう貢献の仕方をして、一体どんな星だったのか、そんなところを今日は紹介していこうと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。
ということで、そんな感じで毎日恒例の近況報告を本題の前に挟んでいきたいなと思っているわけなんですけど、
このポッドキャスト、おかげさまでなんと、合計再生回数が100万回を突破いたしました。
皆さん本当にご協力ありがとうございます。
これはもうやっぱり、いつも聞いてくださっている方々のおかげだなというふうに思っていて、
結構最近ポッドキャストやってる方も増えて、僕もそうなんですけど、Anchorっていうアプリを使ってるわけなんですよ。
Anchor使っていて、そうすると再生回数とか出てくるんで、1万回いきましたとかっていうツイッターが流れてきてたんで、
そういえばどれぐらいだったのかなっていう合計値見に行ったら、ちょっと前に100万回を更新していたというようなところで、
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1年半ぐらいやってきて、そろそろ500回っていうのを迎えるところで、ここまで来れたのは非常にいい流れが来てるなというふうに考えております。
なので、今年の頭にもお話ししましたけど、2022年はなんとかして日本一のポッドキャストチャンネルっていうところまで辿り着ければいいかなと思っているので、
この100万回再生っていうところを皮切りにですね、皆さんとまた高みを目指していければなと思っております。
本当にいつも聞いてくださっている方、繰り返しになりますがありがとうございます。
もう今ですね、毎日聞いてくださっている方に退屈させないような内容と、そして僕自身の成長、番組の成長っていうところをどんどん皆さんに
一種エンターテイメントみたいな形で提供できればなと思ってますので、楽しみにしていただければと思います。
今ちょっといろいろ仕掛けも考えているので、また続報お楽しみください。
はい、そんな感じでポッドキャスト結構いい流れ来てるなっていうところの明るいお話をさせていただいたので、本題に入っていこうかなと思います。
今日の本題はアメリカの市民科学者が貢献した379光年先に見つかった木星っぽい星のお話をさせていただこうと思っております。
で、今回紹介するのはもうタイトルの通りになっております。
宇宙の研究っていうのは天文学者がメインで行うものだっていうイメージが皆さんあるかと思うんですね。
特に日本国内ではやっぱ天文の研究っていうところになると天文学者とか呼ばれるような、いわゆる大学の職員だったりとか研究所の職員だったりとか
っていうところがリードしていくのが一般的なイメージだと思うんですね。 これはもちろんどの国でもそうだったりはするんですけど、そんな中で一般の
仕事として天文をやっている人以外の方々の貢献が実際に学術論文と呼ばれるような論文雑誌、権威のある論文雑誌に紹介される結果を残すっていう可能性も十分にあったりするんですね。
例えば、なんか新しい星が見つかりましたなんていう話ってたまに聞くじゃないですか。
ああいうのって実は日本のアマチュア天文学者がものすごくすごくて 毎日宇宙の写真を撮っていて
そこの望遠鏡が見えているところにはこの星が見えるっていうのがなんとなくわかっている。 逆にそこと外れた星っていうのがいきなり見えて、これ新しい星だって申請するのが
やっぱり日本人が一番早いみたいな話も聞いたことあるんで、そういった意味では結構 貢献度は高いのかなと。日本のアマチュア天文学者のその星の発見するスピードたるや
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みたいなところは世界中が注目を集めているわけなんですけど 今回紹介するのはアマチュア天文学者に非常に近い
ほとんど同じと言ってもいいんじゃないかなと思うんですけど 市民科学者と呼ばれる方々の貢献が大きかった研究になるんですね
でこれどういうことかっていうと 単純にアメリカが打ち上げた人工衛星でテスと呼ばれるものがあります
TESSでテスなんですけどどういう衛星か これはものすごく小さな光の変化とかも捉えることができる衛星になっていて
これによって太陽系以外の惑星 一般的には境外惑星って呼ぶ星ですね
こういったものを発見していく そんな目的のために打ち上げられた人工衛星に搭載された観測機器になっております
でこうやって太陽系以外の惑星を見つけていくっていうような研究が盛んになっているのは やっぱり宇宙空間の中で地球っていうのはどういう立ち位置なのか
また太陽系私たちがいるこの太陽の周りを回っている 太陽系と呼ばれるこの形態
これが宇宙空間の中で一般的なものなのか はたまた特殊なものなのか そういったところのやっぱり研究をどんどんしていかなきゃいけないというふうになっていて
そこのために打ち上げられた人工衛星になっていたりします 今回のこのテスっていうのは
今回は市民科学者っていうところに注目なんですけど そもそも天文業界のデータって皆さんどういうのを想像してるかなって思うんですけど
これがですねものすごくピースフルな世界で どういうことかっていうと
天文のデータって基本的には世界中の誰でもアクセスできるような
ものすごくオープンな環境で研究が進んでいるんですね これはもしかしたら思想の違い
研究分野の思想の違いみたいなところになってくるかもしれないんですけど やっぱり宇宙空間って誰のものでもないからデータも占有しないみたいな雰囲気があって
NASAのホームページに行くといろんな研究データが誰でも見れるようになっていると しかもNASAだったりとかJAXAだったりとかが
データの分析プラットフォームみたいなの ソフトウェアみたいなのを作っているので それを使えば誰でも天文学者でも全くの素人でも
同じツールを使って同じデータを触ることができるっていうのが 天文業界のすごく特殊な性質になっていたりします
そんな中でテスのデータも一部取ることができるという状況になってきたときに アメリカの市民科学者と呼ばれる方々が
オリジナルのソフトウェアみたいなのを作って そのテスのデータから星がありそう
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惑星が見つかったっぽいなみたいなのを検出する そんなシステムを作っていたんですね
これどうやってそうやって星を見つけるのかっていうと テスの場合はさっき言ったみたいに
ものすごく小さな光の増光 増減っていうところを捉えることができるんですよ
そうなるとどういうふうに見つけられるかっていうと 例えば太陽みたいに自ら輝いている
キラキラしている星があると そこの周りに地球とか木星とかみたいないわゆる惑星が回っていて
星を見ている私たちと星の間を一瞬チラッと通るみたいな 円の軌道を通っていたとするじゃないですか
そうすると例えば地球だったら1年に1回 太陽の周りを回るんで私たちが1年間その星を見ていたら
星の前を地球が1回スッと通過するみたいな そんな状況が見れると思うんですね
こういった目の前を惑星が横切ると 星の光っていうのは私たちに届いてくる分が少なくなるので
ほんのちょっとだけ光が弱くなる このほんのちょっとだけ光が弱くなるっていうところから
惑星を見つけようっていうような研究の方法なんですよ
で 今回はアマチュア天文学者じゃないや 市民科学者の方々がそれを分析するソフトを作ったところですね
なんと1箇所を数ヶ月間見る 確か数ヶ月だったんですけど
数ヶ月間見るっていうようなテスのデータの中から 1回だけ一瞬暗くなるような場所を見つけたと
で ただ太陽系以外の惑星があるっていうような そんな断定をするためには
経験則的に少なくともそういう一瞬暗くなるみたいな現象が 例えば3回とか見つかんなきゃいけなかったりするらしいんですね
ただ1回しか見つからなかった 限られた観測時間の中で1回しか見つからなかったその光の原光っていうのを頼りに
地上にあるハワイの望遠鏡だったりとか あとは別のところの大きい望遠鏡なんかを使って
よりその天体を詳細に見ていくっていうような 天文業界の動きが出てきたんですね
つまり この大きなムーブメントのきっかけは 市民科学者と呼ばれる
それを成り割にしていない天文を研究する方々が 作り上げた流れなんですよ
そういったところで新たな研究が生まれたっていうのは 今回非常に面白いところだなというふうに考えております
で そんな地上からのたくさんの観測 だいたい丸々1ヶ月とか確か見たんですよ 同じ星を
で その結果ですね その星の周りに惑星があるっていうことが分かって
その惑星の大きさっていうのが だいたい木星の3倍ぐらい 2.8倍とか
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で 大きさはもうまさに重さが木星の2.8倍で 大きさは木星とほぼ同じみたいな大きさの天体が見つかったというところで
今までに太陽系以外の惑星って もうこれまでにだいたい5000個とか見つかっているので
そんな中で今回見つかった惑星が じゃあどういうものなのかっていうところは
今後 例えば去年の末に打ち上がった James Webb 宇宙望遠鏡っていう
年末に開設した望遠鏡だったりとかで いろいろさらに新しい世界が広がっていきそうだなと思っているので
今回の話 興味がある方は冒頭にもお話ししましたが 大人気宇宙ポータルサイト ソラヤとのコラボ企画になっていて
本当に詳細な情報が記事で取れるようになっているというところになっているので
皆さん ぜひ記事見てみていただけたらと思います
ということで 今回は市民科学者が大活躍した379光年先にある 木星っぽい星の発見のお話をさせていただきました
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