1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 474. 宇宙への距離を遠くして..
2022-01-23 11:59

474. 宇宙への距離を遠くしてしまう光の害とは!?

何かを見る時に必要なのは「光」です。

人工衛星が電気を作るのに必要なのも「光」です。

ただ、その光が、僕たちの宇宙を見るロマンを邪魔している!?


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はい、始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、早速今日の本題を紹介いたします。
今日の本題は、衛星コンステレーションっていうスターリンク、スペースXのスターリンクとかみたいに、
何千とか何百とか何万とか、そういった数の衛星を使って何かサービスを提供するっていうものが、実際に天体観測に影響を与えるのかどうかっていうようなお話をしていきたいと思います。
これって、今の数字とかを言えば分かると思うんですけど、今まで人工衛星っていうのは、ものすごく大きいもので大きい仕事をするっていうのが主流だったにも関わらず、
現在の宇宙開発っていう局面で見ると、これは実は結構逆転していて、逆転というかあって、複数の小さい衛星を使って、それを組み合わせて大きなサービスを提供するっていうのが主流になってるんですね。
で、こういったサービスの提供の仕方が出てくると、その数が増えれば増えるだけ、地球の表面にどんどん人工衛星による薄い膜みたいなのができてしまうみたいな、そんなイメージになってしまうと。
じゃあ、そういった数千、数万の人工衛星が組み合わせてサービスを行う宇宙空間、そうすると地上からの景色っていうのはどう変わっていくのかっていうような、そんなお話をしていきたいと思います。
ですので、今後、宇宙開発と伴ってですね、天文分野だったりとか、星空観測っていうところにどういう影響が出るのか、そういったところまでお話できればなと思っております。
ぜひ最後までお付き合いください。
はい、ということでですね、毎日恒例の緊急報告させていただこうかなと思うんですが、1月、本日23日になってますが、1月22日、この日はですね、大変申し訳ありませんが、ちょっと配信ができておりませんでした。
で、これは僕の自己管理不足っていうところが一番大きいかなというふうに思っていて、そのリズムを取れなかったっていうような、そういうコンディションに持っていけなかったっていう自分の不甲斐ない部分が出たかなというふうに思っております。
で、これは多分何日かお話ししてるかなと思うんですけど、1月に入ってから仕事の環境がガラッと変わっていて、今までずっと家で仕事をしていたものが、ちょっと一時的に出社するみたいな形を取りながら、新しいプロジェクトに参加しているっていう感じになるんですね。
で、そこではありがたいことに、自分が今メインで進めているデータサイエンスの仕事にかける海外事業みたいなところが合わさって仕事が進められているので、それは面白くていいかなと思ってるんですが、何にせよ通勤にものすごく時間がかかってしまうような場所に住んでいるので、
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日々蓄積されていく移動での疲労みたいなのが、やっぱり無視できないなっていうふうに感じ始めています。それで、平日とかがっつり働いた後に、土曜日とかに全力で動けるかみたいなところも若干響いてきたりもするので、そういったところだったりとか、あとは土曜日にちゃんと配信できるように金曜日のうちに準備しておくみたいなところがしっかりできればいいのかなというふうに思っているので、
今は環境が変わったことによって若干リズムが狂ってしまっているというところだけ少しご了承いただければなというふうに考えております。
だいたいこういうのも半月、今半月ぐらい経ったんですけど、1ヶ月ぐらい経てばリズムもつかめるのかなというふうに思っているので、そこまではちょっと多めに見ていただければと思います。大変申し訳ありませんでした。
なので、本日はこれの後にまたもう1本更新させていただいて、明日1月24日からはしっかりとまた朝更新にしていきたいと思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。
そういえば僕、1月の25日は誕生日になっているので、誕生日の配信はちょっといろいろお伝えできればなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
ということで、早速今日の本題に入っていきたいと思います。今日の本題もさっくり言って皆さんに宇宙の理解を深めていただこうというふうに思っておりますが、
今日の本題は人工衛星が提供するサービスと、それが天文観測だったりとか地上の星空っていう風景に対してどういう悪影響を与えてしまうのかっていうようなお話をしていきたいと思っております。
今回紹介するのは、今時点で大きな影響が出ているっていうところは実際にはあまりないものの、今後さらに加速度的に進化していく宇宙開発っていう局面において、
この影響っていうのは無視できなくなってきそうだよねっていうようなお話を、未来を見据えながら皆さんと現状を理解していきたいと思っております。
今回紹介する人工衛星の光、人工衛星が空中を飛んでいることによる天文観測への影響だったりっていうところ、こういったところの話題のことを宇宙業界だったりとかでは光害または光害って呼んだりします。
この後ろで言った光害っていう言葉の通りで、光っていうのはライトの光ですね。光の害中の害で光害、光害って呼んだりするんです。
これの呼び方については正直どちらもあるかなと。僕は光害で最初聞いたんですけど、一般的には光害っていうことの方が多いのかなって思うんですけど、
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ちょっと光害だと工業系の公の害みたいな方に間違えられてしまうので、そういった意味では光害の方がいいかなと思っていたりはします。
今回は光害っていう言葉で進めさせていただこうかなと思うんですが、今回紹介する光害っていうのが何かというと、簡単に言えば人工衛星が反射させる太陽の光によって天文観測に悪影響を与えてしまわないですかっていうお話です。
これって今までもたくさんの人工衛星が打ち上げられてきたので、基本的にはそういった影響っていうのはあまり考えられてこなかった。
ただ、この宇宙ビジネスっていうのがどんどん進化していったり、天文学の技術開発もどんどん進んできたっていう背景を見たときに、
一体どんなサービスが今提供され始めているのかっていうと、これが衛星コンステレーションと呼ばれるものです。
複数の衛星を組み合わせて、一つの大きなサービスを展開するっていうのがこの衛星コンステレーションサービスになります。
具体的に言うと、有名な宇宙企業でいうSpaceX、ご存知ですかね。
SpaceXはロケットの打ち上げっていうのを主な活動としてやっているように見えるかもしれませんが、この裏で動いているもう一つのプロジェクト、スターリンクと呼ばれるプロジェクトがあります。
これは多分このポッドキャストでも何度かお話ししていたり、僕が宇宙ビジネスライターとして働かせていただいているソラ畑っていう宇宙ビジネスメディアがあるんですけど、
それの記事で僕が結構Google検索上の方に出てくるような記事作っていたりするので、ちょっとご非議にさせていただいている部分はあるんですね。
そんな中でSpaceXのスターリンクってどういうようなことをやっているのかっていうと、宇宙空間から地球、地上全体にインターネットを届けるっていうサービスを行っています。
どうやってこの革命的な技術を発達したのか、詳しくは過去の回聞いていただきたいんですけど、こういった革命的な技術を提供するための方法として考えられたのがこの衛星コンステレーションと呼ばれるものです。
今までは大きい人工衛星を使って一つの大きな仕事をしていた。ただこれをよりコストを下げていくだったりとかリスクを下げていくっていう意味でどういうふうに行っているかっていうと、
小さい人工衛星、そして性能がある程度限られているものを本当に何個も打ち上げる。
スペースXのスターリンクの場合だと最終的に1万機とかっていうような数を打ち上げて地球の周り全体に配置するんですね、上空に。
そうなったところに配置したものの一個一個の人工衛星で連携させながらこの地球上全体にインターネットを届けるっていうシステムを作り上げるんですね。
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なのでこれを言い換えると大きい人工衛星で大きい仕事をするのではなくて小さい衛星をものすごくたくさん集めて一つの仮想の大きい装置として考えて大きなミッションを達成していくっていうのが
人工衛星開発だったり宇宙ビジネスのトレンドだったりします。
そうすると彼らの人工衛星っていうのも太陽からの光を受けてその光から電気を作って人工衛星を動かしたりするというところになってくるとじゃあどうなるかっていうと
これ太陽の光が反射したものが地上に飛んでくるっていうパターンも全然あり得るんですね。
これが起こるから地球、地上にいたときに例えば人工衛星が見えたりとかあとは上空を通る国際宇宙ステーションが見えたりとかっていうのは結局反射した光が地上に見えるっていうところの特性がそのまま反映されているといってもいいわけなんですよ。
そうやって考えたときに、じゃあその反射してくる光っていうのが実際に地上の天体観測だったりっていうところにどのような影響を与えるのかっていうのが研究の具体的な内容になってきます。
っていうところで簡単に言えばこれっていうのは光害ですね。光が影響を受ける光害っていうところ。これが今影響を出し始めてる。
そして天文分野ではそこに対して規制を書きに行こうとしているけどなかなかそのミッションが達成されない。
その敷地がクリアされないっていうところで将来的な器具みたいなのがされていたりするっていうところのお話が出ているので
今日ですね2本投稿させていただくもう1本の方一緒に聞いていただいてそちらで現状光害って呼ばれるものがどういうような危機感を持たれているのか
どういう影響を実際にもたらしているのかそういったところをご紹介させていただこうと思いますのでぜひ次の回もよろしくお願いいたします。
ということで今回は人工衛星が複数集まってサービスを提供する衛星コンステレーションがもたらす光害、光害とは何かというところのざっくりとしたアバウトなお話をさせていただきました。
明日はですねそれの具体的な評価研究内容なんかもご紹介していこうと思うのでお楽しみください。
今回の話も面白いなと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォローサブスクライブよろしくお願いいたします。
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宇宙が漢字で話がひらがなになってますのでじゃんじゃんつぶやいていただけたら嬉しいです。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
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