1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 301. 星空ライブを見ていた視..
2021-08-07 12:04

301. 星空ライブを見ていた視聴者から始まった研究のハナシ【流星クラスター】

星空のライブ映像から、専門家が動くまでになった研究を紹介!

国立天文台が持つハワイのすばる望遠鏡の横に置いていた「星空ライブカメラ」を見ていた視聴者のコメントから

よにも珍しい「流星クラスター」が発見されました!

天文学は専門家だけではなく、宇宙好きから始まることも多いんです。


元記事

https://subarutelescope.org/jp/news/topics/2021/08/03/2970.html?fbclid=IwAR0z8QqW1EQXiy29wHH5k7hfvNRigyKb3ylSp3HCK9cfVvtYP4YkInZ3n-w


そんない理科の時間Bはこちらから!

https://sonnai.com/rika


感想、質問は「#宇宙ばなし」をつけてツイッターで呟いてくださ

すぐに見に行きます!


Voicy公式パーソナリティーとしても活動中!

Podcastの収録と同時に、Voicyでの生配信も実施している!?

https://voicy.jp/channel/1726


Instagram(ryo_astro)

https://www.instagram.com/ryo_astro/

Youtube(佐々木亮の宇宙ばなし)

https://www.youtube.com/channel/UCHW6gg92z7E7hdnhbStpzTA

Twitter(_ryo_astro)

https://twitter.com/_ryo_astro

00:04
はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。この番組では、1日10分、10時間をテーマに、
前世代が最新の宇宙を学べる話題を、ドクター佐々木が毎日お届けしております。
ということで、早速今日の本題紹介していきたいと思うんですが、今日の本題は、ものすごく珍しい現象である
流星クラスターと呼ばれる流れ星にちなんだお話。これをですね、なんと研究者ではなく、一般の方がそれを発見して、
今、研究者たちが必死に研究を進めているという、専門家ではないところから発生した、ちょっと面白い研究のスタートの仕方。
これが報告されていたので、今回はそちらを紹介していきたいと思っています。 で、これはたまに結構天文の業界では多いんですけど、
少年少女が見つけた、なんか新しい星っていうのがあったりとか、もちろん結構天文の業界の研究を支えているので、アマチュア天文家って言って、
個人で望遠鏡を所有していて、新しい星を探している人とか、そういったところの方に非常に支えられている分野でもあるわけなんですね。
で、そんな中で、今回は一般公開されている、日本が公開しているその夜空の映像っていうんですかね、ハワイの夜空の映像から、
なんと、それを見ていた視聴者の方から、これなんか今まであんまり見つかってない、この現象なんじゃないんですかっていうところから始まった、なんか最新の研究があるみたいなので、
今回はそちらについてちょっと紹介していきたいと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。
ということで、毎日恒例の近況報告っていうところを本題の前に挟ませていただこうと思うんですけど、
昨日ですね、300回放送っていう記念の回を無事迎えることができました。毎日聞いてくださっている方どうも本当にありがとうございます。
で、昨日のゲストとして、僕がポッドキャストを始めるときに随分と参考にさせていただいた、そんな入りかの時間Bというところからパーソナリティーの吉安さんに来ていただいて、
なんとあの番組7年とか続いている番組なので、この先じゃあ僕300回っていうところを節目にどうやって続けていけばいいのかっていうところが、
そもそも僕参考にさせてもらってたので、いろいろと憧れの部分があったりとかっていうお話があるので、そういう素直な気持ちをいろいろぶつけさせていただいた回になったんですね。
これ嬉しいことに、ポッドキャスト詳しい方はもちろんやっぱりそんな入りかの時間Bって皆さんご存知ですし、
03:02
そことの、その吉安さんとの僕の会話っていうところが結構面白かったっていう声もいただけたので、ちょっとやっぱりこれはもっとガッツリ理科っぽい話題っていうところでまたゲストとして出ていただけないかというところをお願いしてみようかなと思ってます。
それにしてもやっぱり、毎日配信して300回を超えてっていうところで、これからもっと続けてやっていこうと意気込んでいる一方で、この3連休で僕はですね、個人的な超個人的なお話ですけど、引っ越しをすると。
で、明日ガッツリ荷物を動かすので、今は引っ越し準備で大慌てで、今ポッドキャストの収録が3時半になってしまってるという状況です。
ではね、まあこういうふうに、もうどんなに遅くなってもしっかりと毎日上げていくので、夜上がらなかったら申し訳ないですけど、朝とか、また次の日の夜とかっていうところで聞いていただければなと思ってます。
番組のこの冒頭の挨拶も少し変えたところで、301回目からまたガッツリ攻めてやっていきたいと思ってますので、これからもぜひよろしくお願いいたします。
ということで、早速今日の本題に入っていきたいと思いますけど、今日の本題は研究者、専門家からではなくて、アマチュア天文家、また天文好きの方からスタートした流れ星の研究について紹介していきたいと思います。
で、今回紹介しようと思っているのが、現象としては流星クラスターと呼ばれる現象です。
これ何かっていうと、簡単に言えば夜空を見上げているときに、同じ方向から同じ向きに向かって一気に流れ星が流れるっていう現象がこの流星クラスターって呼ばれてるんですね。
例えば流星群の時に見えるような流れ星っていうのは、ある一点を中心にしてどっちかというと放射状に、なので一個一個の流星っていうのは、流れ星っていうのは同じ方向を向いているわけでもないんですね。
結構放射状に出るっていうのが特徴なんですけど、今回注目するのは本当に10秒とかそれぐらいの間に10個とか20個とかの流れ星が右から左に、右上から左下に斜めに同じ方向に流れる現象、この流星クラスターっていうところのお話です。
で、これって全然見つかってないみたいなんですね、一言で言うと。ただこれが国立天文台が所有しているスバル望遠鏡、これご存知ですかね。ハワイのマウナケアっていうところの山の上についている望遠鏡のことをスバル望遠鏡っていうのがあるんですけど、
06:07
その横に夜空を常に映し続ける星空ライブカメラっていうのがあるんですね。それは一般公開されている動画でずっとライブ配信みたいな感じで流れていると。
で、そこにはやっぱりハワイの綺麗な星空なので素晴らしい星空の映像が流れていたり、たまに流れ星が流れたりっていうところで一晩に数百人の方が見ていたりっていうようなオンラインでもハワイの星空が楽しめるコンテンツとして人気なんですよね。
で、それをいつも好きで見てる方々が流れ星がたくさん流れたように見えるぞみたいなところで注目を集めたみたいです。で、それがいろいろ巻き戻ししたりとかいろいろで見たりすることができるので、ちゃんと見てみると7月14日の明け方ぐらいのときにこの星空カメラの中で10秒間でだいたい10個とか20個とか、
そのぐらいの数の流れ星が同じ方向に一度にガーッと流れた現象っていうのを一般の方が発見したそうです。視聴者の方がですね。で、これがまあさっき所から言っている流星クラスターって呼ばれるもので、なんか簡単に言えば何か一つ大きな流星になりそうな塊っていうのが地球の大気に突入してきて、
それで大気圏みたいなもので、燃えてるような過程で流れ星ってできるんですけど、そのときにそれの直前に何かしらのまだわかっていない原因で、その材料になる宇宙から来た物質が破片に分裂して、それが流れて一方向に流れるというところがこの流星クラスターと呼ばれてるんですね。
なので、これっていうのが今までもまだ世界中で数例しか報告されていないようなんですよ。つまり、そもそもまだサンプルが足りない状況。そして、これが起きるためにはやっぱりその宇宙から飛んできた物質が地球の大気に入る前に粉々にならなければいけない。
じゃあ、その粉々になる原因って何なのかっていうところが未だにわかってないみたいなんですね。地球の大気に入るときに何かしらの影響が宇宙から飛んでくる物質にあるのかどうかみたいな。っていうところがまだ不明だというところで、そもそもその流星クラスターが見えるっていうこと自体が観測できたっていうこと自体が重要なんですよ。
で、そういうものっていうのは結局、天文学の中にも運任せというか、見れないとどうしようもないので、いつか見れたらいいねみたいな分類の現象っていくつかあったりするんですね。
09:00
で、そうしたら今回そのライブカメラの中継を見ていた視聴者の方がコメントのところでいろいろ報告したことによって、なんと実際に天文学者が動くまでの研究の発展に今進んでいるという状況みたいです。
なので、こういった世界中でもなかなか発見されていないような現象っていうのが単純に動画サービスとして公表されているものから見つかるだったりとか、こういったところは天文学が好きだけど、別に専門家ではないっていう人もしっかりと参加できていけるようなものだったりするので、
そういったお宝探しっていうところはぜひやってみてもいいんじゃないかなと思っております。こういうことって結構あって、あとは普段宇宙好きの方に研究を手伝ってもらうみたいなことも意外とあったりするんですね。
例えば、水道橋にあるTENQっていう宇宙博物館みたいなテーマパークじゃないですけど、施設があって、そこの中には火星の画像をポチポチ見ていくみたいな、そんな体験ブースみたいなのがあるんですね。
で、その体験ブースの火星の画像を見て、なんか他の画像と変になってるとこないかなみたいなのを探したりするものなんですけど、それも東京大学が普段ずっと解析している火星の画像っていうのを人の目では見きれない部分を、じゃあ来場者の人に一緒に体験してもらうみたいな立て付けでやっていたりとかで、結構一般のこの天文学が好きな方も専門家ではなくても、
参加できる研究の一部っていうのがあったりするので、そういったところでちょっとチャンスを伺ってみるのは面白いんじゃないかなと思ってます。
何にせよ天文学っていうところは専門家だけで成り立っているものではなくて、アマチュア天文家の方だったり、今回みたいな宇宙が好きでライブカメラを視聴していた方のたまたまの発見っていうところから動く研究もあったりするので、
皆さんの興味っていうところが最終的に大きい発見につながるかもしれないというお話をさせていただきました。
今回の話も面白いなと思ったら、お手元のポッドキャストアプリでフォロー、サブスクライブよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関するコメントについては、ハッシュタグ宇宙話をつけていただいて、ツイッターでつぶやいていただければ反応しますので、ぜひつぶやいていただけたら嬉しいです。
ということで、引っ越し準備、現在今3時40分なんですけど、ここからもう一頑張りしていきたいと思っております。
それではまた明日お会いしましょう。いい三連休をお過ごしください。さようなら。
12:04

コメント

スクロール