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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、早速今日の本題を紹介いたします。今日の本題は、宇宙のガソリンスタンド、これって一体どういうことなのか、というようなお話をしていきたいと思います。
で、これですね、今回のこの宇宙のガソリンスタンドっていう話題だけでも十分楽しめるようになってますが、一応ですね、昨日話させていただいた、日本の宇宙企業、アストロスケールが目指している姿、みたいなところと繋がってきたりするような、そんなリンクするお話になっているので、もしよければ、昨日のセットで聞いていただければと思います。
で、今回紹介するのは、やっぱり今後、宇宙開発っていうのがガンガン進んでいく中で、宇宙空間を自由に移動できるようにしなきゃいけないと。
で、じゃあ地上でそういうのってどうやってやってるかっていうと、まあ乗り物に乗る、特に車に乗るっていうことが多いかと思うんですけど、で、それを人工衛星に見立てると。つまり、じゃあ人工衛星が好きに動くためには燃料が必要で、限られた燃料の中で何かをするんではなくて、現地で補給すれば、今後さらに宇宙開発の未来っていうのは明るくなってくるんだろうなっていうところが、実際にビジネスとして動き始めているなんていう側面があるので、
今回はそちらについて紹介していこうかなというふうに考えております。ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
はい。ということでですね、じゃあ毎日恒例の近況報告挟ませていただこうかなと思うんですが、
今日ですね、特別こういうのがあったなっていうのが実はないぐらい仕事ばっかりしてたなっていう感じで、特にデータサイエンスの仕事が今日は本当にがっつりで他にやることができなかったっていうような感じです。
でですね、今のデータサイエンス関連の仕事で言うと、海外のデータ扱ってるところと一緒に仕事して、データ分析の方法こうじゃない、ああじゃないみたいなのをやりながら、いろんな分析結果出すみたいなことをやってるんですけど、
これ自分で手挙げてやった会社の中での海外要素が強めのプロジェクトになってるんですね。
これは僕自身、この先もう1回、2回ぐらいは海外移住したいなっていうふうに考えていて、最終的に日本で全然いいなと思ってるんですけど、
そういう経験として海外で働くっていうのをNASA以外でもいろいろ経験したいなと思っているというところで、データサイエンスかける海外での働き方みたいなのが見れればいいなと思ってそういう感じにしてます。
もちろんミーティングとかもあるんで、久しぶりに英語の勉強とかをし直しているわけなんですけど、僕的にはおすすめの英語の勉強の方法というか、僕が一番がっちりハマってるなと思うのはスピードラーニングですね。
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これ全然宣伝でもなんでもないんですよ。簡単に言えば英語の定型文みたいなのがたくさん流れてくるとか、ビジネスの場面がたくさん出てくるみたいなので、仕事がちょっとずつ変わってよりビジネス色が強くなってきた場面になってくると、余計に使える公文多いなとか。
あとは僕そういうリスニングの勉強する時とかは、一瞬で日本語の意味がわかるようなものをひたすら聞き続けるとか、あとは同じ映画見続けるみたいな。僕多分ソーシャルネットワークっていうfacebookを作った時のマークザッカーバーグの話、どんぐらい見たかな?多分10回20回とか見てるんですけど。
台本とかもネットに落ちてるやつ見るぐらい、本当にそれで英語勉強したみたいな感じではあったので、そんな感じで知ってる、自分にとっては優しいと思う英語の文章で勉強するっていうのが僕は結構ハマっているので、皆さんもお勧めの勉強法とかあったら教えていただきたいなと。
僕は今回インド英語を聞き取らないといけないという仕事上のミッションがあるので、そのあたりの練習になるものがあれば教えていただきたいですというふうに思っております。
そんな感じで、最近というか今日はとにかくがっつり仕事してたなというふうに思っております。
今日というか昨日か、朝更新してるんでね。夜中に収録しておりますという感じで。じゃあ早速今日の宇宙のガソリンスタンドというタイトルでお話ししていこうかなと思っております。
今回紹介するのはもう本当に文字のままです。なんかこれが比喩表現になっているとかそういうことではなくて、本当に宇宙空間で燃料を補給できるような宇宙ステーションみたいな何かハブになるようなものっていうのを建設していこうっていう動きが今世界中でいろいろ出てきております。
昨日もお話しさせていただいたんですけど、人工衛星が寿命を迎えるっていうのがどういうことなのか。これは昨日お話しした通りで、中の電気系統が壊れる以外で最も大きな寿命を迎える要因っていうのが燃料切れなんですよ。
何の燃料かっていうと、人工衛星を運用するための電気とかそういうのではなくて、人工衛星を移動させるないしは向きを変えるみたいなところで活躍する一般的なスラスターと呼ばれる機能だったりとかがそれに当たるわけなんですね。
結局は人工衛星って電気を蓄えてその仕事をして好きな方向に向けて、電気がまた足りなくなってきたら太陽光を浴びるためにちょっとまた姿勢を変えてみたいなことを結構やらなきゃいけなかったりするんですね。
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そうなると文字通り、それの移動ができなくなるっていうのが人工衛星の寿命になるというところが挙げられるんですね。そんな感じで人工衛星が限られた燃料によって制御されてしまっているという風になると、いくら人工衛星自体が元気でも燃料切れになったら終わりっていうのが今までの人工衛星のご都合でした。
ただ、そうしたらじゃあそこ、それって燃料が補給すればまだまだ動かせるものってたくさんあるんじゃないですかっていう風になって、宇宙空間でガソリンスタンドを作る。つまりそのスラスターの燃料を宇宙空間で補給できるようにするっていうのがそういう企業が出てきてるんですね。
で、これで一番有名かなと思うのは、昨日のアストロスケールとの商業契約っていうのを結んだオービットファブと呼ばれる会社があります。この会社は本当に2018年に立ち上げられた宇宙ベンチャーと言われるような部類の会社になっていて、簡単に言えば人工衛星が回っている地球の周りの軌道
そこに人工衛星の燃料になるものを積んだ補給船っていうのを打ち上げます。で、その近くに来た人工衛星に対して燃料を補給してあげることができるというようなサービスを展開しているんですね。
で、これがもう既に2021年の7月にタンク、1号機になるタンクっていうのを低軌道、国際宇宙ステーションが回っているぐらいのところですね。そこにもう打ち上げ、配置することに成功していると。
で、今年2022年の後半ぐらいには2号機を、今回は次は静止軌道。静止軌道っていうのは地上から見て常に同じ位置に人工衛星があるっていうような軌道を取る高さの軌道になっていて、BS放送とか衛星放送とかがそれに当たります。
つまり、ある軌道に入ればずっと日本の上に存在し続ける人工衛星を配置することができる、なんていうのが静止軌道なんですね。なので、ベランダとかにある衛星放送のパラボラアンテナ、あれっていろんな家の見ていただければわかると思うんですけど、全部同じ方向向いてるんですよ。
つまり、その人工衛星の方向を向かすことで衛星を経由した放送っていうのが楽しめることができるというようなのがこの静止軌道だったりとか衛星放送だったりっていうところの原理になっていたりします。
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そんな中で、海部をどんどん進めているというところで、単純に人工衛星の寿命を伸ばすっていう機能だけではなくて、もう一つ重要なところが挙げられるとすれば、人工衛星の打ち上げ費用を格段に下げることができるっていうところが重要になってきたりします。
これどういうことかっていうと、人工衛星を打ち上げる、地球から宇宙に打ち上げようとするときに何がネックになってくるかっていうと、その位相費なんですよね。
ロケットを打ち上げるっていうのはものすごく費用がかかって、そのロケットっていうのは何をしようとしているのか、これを文字に起こしてみると重力がかかっている、ある重さの物体っていうのは一定の重力を持ってますよね。
その重力を振り払って宇宙空間に物を届けるっていうのがロケットの役割なわけです。これって物が重ければ重いほどそれだけエネルギーが必要、宇宙に持っていくためにはエネルギーが必要になってくる。つまり軽量化が最も人工衛星の打ち上げにとってコスト削減につながるというところなんですよ。
なのでこれ極論を言えば、宇宙空間で燃料を補給すればいいから最低限の燃料だけ持っていって、で例えば今回のオービットファブって呼ばれるような会社みたいなところから燃料を補給してあげれば満タンの状態で人工衛星を運用できるようになると。
でまたなくなりかけたらそこで補給すればいいなんていうところが実際に可能になる。そうすると人工衛星を打ち上げる費用っていうのも下げられたりしてなかなか面白い未来が待っているんじゃないかなというふうに考えております。
でですね、これなんか海外の事例だけなのかなっていうふうに思う方いるかもしれませんが、以前ゲストに出ていただいてなんとフォーブスの注目の日本人100人みたいな選ばれているペールブルーの浅川さんっていう方いらっしゃったの覚えてますでしょうか。
ぜひですね3ヶ月前ぐらいの放送聞いていただきたいんですけど、浅川さんがペールブルーで挑戦しているのはまず今言っていた燃料とかスラスターっていうところをすべて水で行ってあげようというような計画ですね。
プラスして放送の中でもお話いただきましたが、その水を宇宙空間で補給できる補給船も作る予定だというふうに話をしていたので、今後ですね日本国内日本国外問わずこういった宇宙空間のガソリンスタンドっていうところが非常に面白い分野になってくるんじゃないかなと思うので、皆さんもぜひ注目してみてください。
ということで今回は宇宙空間のガソリンスタンド燃料を現地で補給すればそれだけコストが下げられるそんなお話をさせていただきました。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。