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2021-02-20 11:14

133. 火星に着陸したパーサビアランスは何をするの?なハナシ【NASA】【Perseverance】

NASA JPLの火星探査機「パーサビアランス(Perseverance)」が無事火星に到着!!

今朝世間を賑わせた宇宙ニュースを紹介。

どんなミッションをこなしてくれるのでしょう?


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00:05
始まりました。佐々木亮の宇宙話。
普段、国の研究機関で天文学の研究をしている私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けいたします。
こちらのポッドキャスト。
本日はですね、今朝ちょうど生中継とかでやられていたNASAの火星探査機パーサビアランスというのが、無事に火星に着地したというニュースが入っていたので、
今回ちょっとこのパーサビアランスのミッションとか、どういうことを火星でやろうとしているのかっていうところについて、今回はまとめていきたいと思いますので、
最新の宇宙探査の、本当に最新の最新ですね。
今朝ちょうど火星にたどり着いたばかりなので、今回はそちらについて紹介していきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
よろしくお願いいたします。
といったところで、毎日の活動報告、緊急報告みたいになりますが、
今日もですね、朝から学習論文の発表資料を作っていて、
お昼からは研究室内で発表紹介、発表練習みたいなものを夜にかけて、
修士の学生の修士発表と含めですね、一緒に練習をしておりました。
今回の発表はですね、40分発表になるので、結構なボリュームになっていて、何回も練習できるようなボリュームではないので、
1回1回の練習を大切にしていかなきゃなと思っているんですが、
なかなか40分も人の話を聞くことってそんなにいないじゃないですか。
40分も人の話を聞くときに、40分間その注意を引きつけ続けられるかっていうところが結構、
しゃべり方としては重要だなと思っていて、なるべく大きい流れというか、
一本道の通った、あんまり脇道にそれないような話し方にしようとしていたんですけど、
やっぱり一人話すとなかなか伝わってない部分が多かったりだったとか、
単純に話しながら自分でも分かるんですよね。
これ伝わってないなみたいな。
ポッドキャストでもたまにあります。
これは反省しなきゃいけないんですけど、
そういうふうに実際の練習を通してじゃないと気づけないところっていうのは今日確認できたなと思っていて、
来週の月曜日が発表なので、土日編集で、
ガガッと今日いただいたコメントとかを反映させながら見栄えとかを整えて、
03:04
どうにか本番にまでつなげていければなと思っているところでございます。
しんどいしんどいと、やばいです精神的に来てますみたいな話をしていたところから、
もうなんと残り3日になってようやく終わりが目の前に来てるなというのを実感でき始めてるといった感じになってきました。
ただなかなか今まで追い込んできた分ね、
ガタが来てる部分はありますけど、最後までやっていこうと。
こちらのポッドキャスト、結構な遅れをとりながら、スタンドFMっていう音声アプリでも配信してるんですけど、
それでちょうどいつだ、50回放送ぐらいの、最近上げたんですよ。
その時の聞き直してみると、めちゃめちゃ声死んでるんですよね。
その声死んでるのがちょうど2ヶ月ちょっと前ぐらいになってて、
追い込まれ始めたぐらいから一気に声のトーンが変わってるというところに気付いたので、
ここからむしろポッドキャストのテンションはどんどん上がっていく傾向にあるんじゃないかなと思ってるので、
ここからの声のトーンの上がり方というか、しゃべりのテンションみたいなところは、
こうご期待といった感じですね。
そんな感じで、今日の緊急報告以上になります。
今回の、今日のメインの話はパーサビアランスという、
今朝NASAが火星への着陸に成功した火星探査ミッションについて紹介していきたいと思います。
これ、多分ニュースとかで見られた方も多いんじゃないでしょうかね。
あとはこのポッドキャストを聞いている方だと宇宙に興味があって、
例えばTwitterとかでいろいろ見てると、もしかしたらリツイートとかでガンガン回ってきたんじゃないかなと思うわけなんですけど、
ご存知でしたかね、パーサビアランス。
こちらNASAのJet推進研究所、JPLというところですね。
JPLというところが2020年の7月末、7月30日に打ち上げた火星探査ミッション、
火星の表面を走るローバーを搭載したミッションなんですね。
それが7月30日に打ち上げられて、約半年ぐらいですか、5ヶ月か。
5ヶ月ぐらい経って今朝無事火星に着陸することができたといったところで、
これからようやくミッションが始まっていくといった感じになるみたいですね。
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このパーサビアランスというのはさっき言ったみたいに、
火星の表面を走るローバーがいろんなミッションを行なしていくわけなんですけど、
その中で大きく取り上げられているミッションの内容というのが4つあります。
1つがまず生息可能性の探査として、
単純に生命がいるのかどうか、またいたのかどうかというところの探査を行うそうです。
これは最近、NASA、NICEは世界の宇宙開発で結構力を入れられているところで、
地球外生命体というのが本当にいるのかどうかというところをリードしていく研究の1つになると。
火星といえば私たち人類の移住先というか、
地球がどうしようもなくなったときに移住する先として候補で上がる星の1つだと思うんですね。
なのでそこに生息できる可能性があるのかどうかというところの探査というのは非常に重要になってくると。
もう1つが4つあるうちの2つ目、これが同じような感じなんですけど、
生命存在指標と呼ばれるバイオシグネチャー、生命のシグネチャーですね、の探査。
火星みたいな環境の中に生息していた生命が残している痕跡だとか、
あとはそういう痕跡が残っているであろう岩石とかというところを調査するというミッションがあります。
これは痕跡とかでいうと、例えば半年1年前ぐらいですかね、
金星で生命がいたとしか考えられないような物質というのが空気中から検出されたみたいなのがあったと思うんですけど、
そんなような感じで生命が存在していたからできる表面の物質なんていうものもあるんですね。
なのでそういうのを含めた岩石の採取、火星の岩石がどうなっているのかというところが今回のパーサビアランスローバーの活躍によって、
何とか解明が進んでいくのかななんて期待しております。
3つ目がサンプルのキャッシングというところで、
こちらもさっきのミッションと若干被る部分がありますが、
火星の表面にある石とか土とかというのをサンプル回収していて、火星の表面がどういうものがあるのかというところを探査していくと。
09:11
結局はこのローバーは火星の表面を走り回りながらいろんなサンプルというのを確保していって、
火星自体の直接的な理解につなげようというところが大きなメインのメッションとしてあると。
4つ目がこれ面白くて、人間の移住のための準備ですね。
これどういうことかというと、地球に私たちが生存している理由の一つというのがやっぱり酸素があるかないかというところじゃないですか。
そんな中で地理的にでも火星の大気とかそういう火星にあるものを使って酸素を作り出すことができるのかといったところをミッションの一つとして掲げていると。
実際にどうやるかというところはちょっとまだ自分も詳細は覚えてないんですが、
こうやって将来的に人間が行く可能性も見据えて、火星でどうやって生きていくかなんていうところを本気で調べ始めているというところで、
今後やっぱり宇宙開発の進み方っていうのは非常に楽しみになってくるなと。
近い将来きっと実際に宇宙飛行士が行ってとか、そういう話にもなってくるのかなと思うとワクワクしますね。
そんな感じで今日は今朝宇宙界隈を賑わせたパーサビアランスという火星探索について紹介させていただきました。
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ハッシュタグ宇宙話。宇宙が漢字で話がひらがなになっておりますので、皆さんじゃんじゃんつぶやいていただけると嬉しいです。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
11:14

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