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2021-09-09 14:16

335. 37億年前の火星が元気モリモリだったなハナシ

東京大学が37億年前の火星の姿を予測することに成功した話です。

火星は今NASAがローバーやヘリコプターを飛ばすなどして、かなり開拓を急いている場所。

そんな大注目の火星、実は火山活動ががバッコンバッコン起きていたんです。

しかしそれも37億年前の話。どうやってそんなんわかったのか!?そんな話です。


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということでですね、早速今日の本題紹介するんですが、今日の本題は、火星が一体何億年前まで火山活動を行っていたのかという、
どれだけ地球っぽかったのかというような時代を推測した、そしてそれを初めて明らかにした、そんな研究が今年紹介されていたので、これは取り上げていかないといけないなと思って、今日はそんな火星の火山活動についてのお話をしていきたいと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
はい、ということでですね、火星の話題進んでいく前に、毎日恒例の近況報告というか活動報告にあるんですけど、今日ですね、夜YouTubeの登録者数を見たらなんと700人になっておりました。
これはもう本当にポッドキャストをいつも聞いてくださっている方で、登録していただいている方もいらっしゃいますでしょうし、あとはYouTubeだけという方もいらっしゃると思うんですね。
ただ、ここまで来るまでにずっと400何人とか500人ぐらいだったんですけど、先日のYouTubeチャンネル、スカイ三平とのコラボで一気に200人ぐらいガーンと増えまして、
本当に人気YouTuberってこういう影響力を持っているんだなっていうのを肌で実感しました。あと、これは僕のチャンネルの登録者数が増えたっていうのも普通に嬉しいんですけど、まずポッドキャストにやっぱり流れてきてくれる人が多かったっていうのはありますね。
普段コラボしても、コラボして上がるようなランクの上がり方よりも、全然いつものポッドキャストよりも視聴者数が高くなっていたので、これはもうスカイ三平さんの人気そのものだなと思いました。
やっぱりあれ結構攻めてますねっていうような感想をいただいたんですけど、機械音でもどうですか?僕的には編集してて意外と聞きやすいなと思ったんですけど、台本見ながらだったからかなと思いつつも、皆さんの感想を聞いてみたいなと思っているので、もしTwitterとかで感想をいただけたら非常に嬉しいです。
YouTubeとか動画のメディアって正直コメントとかって結構辛辣なのが多い印象なんですよね。ただこれ本当に僕正直自分の評判とかものすごく気になるタイプなので、スカイ三平さんのコメント欄とか結構見させていただいたんですけど、
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こんなに面白く受け入れてくれるかというか、温かい雰囲気がすごくて、だって8万人とかいるチャンネルなんですよ。コメントとかも本当に100件とか200件とかのレベルで来るようなところに、悪質なコメントっていうのが非常に少ない。
だから正直結構傷つくような話とかもあるんだろうなと構えていたんですが、そんなこともなく、それに加えて僕のYouTubeの方にも流れてきてくれるみたいな、こんなにいいリスナーの人たちいますかみたいな。
そんな感じだったので、やっぱり配信者側の人柄というか目指しているところっていうのが伝わるんじゃないかなと思って、同じ宇宙の配信をしている僕もちょっといろいろ気をつけないとなと。言葉遣いとかからきっといろいろ出るんだろうなと思って、そんなところを気にして羨ましいな。でも僕のリスナーもきっと負けてないぞという気持ちでおります。
そんな感じで、YouTubeの方も結構ライトに宇宙の話をして、少しでも興味を持ってもらってPodcastに流れてきてほしいというような立て付けでやってますので、興味がある方、あとは応援だけしてやるよっていう方はチャンネル登録していただけたら嬉しいです。
ということで早速今日の本題入っていきたいと思います。今日の本題は火星の火山活動が一体何億年前まで動いていたのかというようなお話をしていきたいと思ってます。これなんですけど、東京大学の研究員の方々が発見された内容みたいで。
そもそも火星って私たちが移住しようとしているというより、行こうとしているわけなんですよね。今、人類全体の目標の一つとして。なのでそういったところで火星が注目されている。
なんでそんな注目されているかというと、やっぱり昔結構地球に似た環境を作っていたというか、これからも割と地球と近い状況で活動ができそう。または何かしらの防護服みたいなのを着ければいけそうみたいなところがあるので火星は注目されているんですね。
すごい昔まで遡ると、火星にも実際に今はほとんどない大気とかがあって、空気ですね。空気があって、表面を液体が流れていて海みたいな川みたいなのがあった、なんていう時代も存在するんですよ。
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これ何かというと、火星自体は地球に比べて重力がものすごく小さいので、地球の表面とかもそうなんですけど、気体とか空気が存在するので、その星自体の重力が空気の粒っていうのをうまく引っ張って、表面にまとわせられるぐらいちょうどいい重力感というか、
そういうのがあるからこそ空気っていうのは存在できるんですね。重力っていうのは重いものに強く働いたりとかっていうそういう跡はいっぱいあって、お互いでくっつき合いながら重力の力も受けるみたいな。
そういったところで空気っていうのは星の周りに存在していることができたりするんですけど、そんな感じで火星の表面に大気があった時っていうのは空気そのものの量もものすごくあったんですよね。
それが何でかっていうと、これが火山活動っていうところにつながってくるんですね。地球もこの内側でマントルぐつぐつなってたまに山からマグマがボーンって出るようなのがあると思うんですけど、ああいったののもっと激しいバージョンみたいなのが、そんな火山活動が火星でも行われていたんですね。
ただこれが10億年以上前だろうみたいな、20億年30億年ぐらいだろうみたいな、そんなことを言われていた一方で、正確にこのぐらいのタイミングだっていうところは、実はまだ明言できていなかったんですね。
で、そんな中で今回東京大学の研究で明らかになったのは、火星の火山活動がものすごく激しかった時期っていうのは、大体36億年前とか、実際は35.5億年前とか
っていうところよりも、前に火山活動が最も強くなっていたっていうようなお話が出てきたんですね。37億年前か、失礼いたしました。太陽系っていうのが、惑星ができてから46億年、47億年っていう歴史があるので、そういった中で今から見て37億年とか前には火山活動が強くなっていた。
逆に言うと、それ以降っていうのは結構穏やかな星の状況っていうのを出しているのが火星の特徴っていうことが、この2021年の段階でようやくわかってきたっていうところなんですよ。
なので、隣の火星っていうところでもまだまだわかんないところは多いと。で、これちょっとじゃあ研究の内容も紹介しておきたいなと思うんですけど、どうやってこの37億年前あたりからどんどん火星の火山活動っていうところが止まってきたのか、緩やかになってきたのかっていうところの見積もり、どうやってやったのかっていうと
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最近はやっぱり火星全体を本当に高い解像度で撮れるような撮影の手法とかっていう研究がどんどん進んできたんですね。なので、今火星の表面の画像っていうのは結構きれいなものが撮れてるわけですよ。
その中で見えてくる火星の表面の特徴の一つとしてあるのが、表面にある謎のシワですね。よく火星の表面見てみると、ぜひググっていただきたいんですけど、火星の表面には溝じゃないけどシワみたいなのが層状になってるというか、至る所に見つかるんですね。
そういった火星の表面のシワの構造っていうところに今回研究では注目した。このシワ、火星表面に見えてくるシワが何なのかっていうと、これ地球の表面でもあるプレートの動きだったりとか、
あとはそもそも火星にものすごい強い火山活動があったときに、火星の表面自体とかその火星の中からどんどん熱せられてたマグマの影響プラスでそこから火山活動っていうのが終わった、終了したっていう風になってくると全体が冷えますよね。
全体が冷えることによって火星自体の収縮みたいなのが発生する。表面にはもともと土地があるわけですから、その土地に対してずっと熱せられてたものが冷却されたことによって縮むと、その分土地、表面にあった陸地っていうのが余るような感じになるので、それでシワができてしまうというような感じなんですよね、このシワっていうのが。
つまりこれ火山活動が強かった時期から本当に弱くなってしまった時期っていうところで、地表が冷やされる。で、この冷やされたことによってシワができる。
なので、このシワをしっかりと解析してどのぐらい前にできたシワなのかっていうところを計算とか、あとはいろんな解析を行うことで火山活動がいつ終わってしまったのかっていうのを見積もったのが今回の研究なんですね。
つまり、近年いろいろ技術が発達して火星表面のきれいな画像が撮れるようになったからこそ、いつ火星の火山活動が終わったかがわかると。
これ面白いのが、やっぱり今火星の表面にローバーって言って車みたいなのが走っていたり、NASAが頑張ってヘリコプター飛ばしたりとか。
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ヘリコプターって地球では簡単に飛びますけど、あれって下に向けて放出する空気というか、空気があってそれをつかんでこそヘリコプターって飛べるので、
さっき言ったみたいに空気が薄い火星ではなかなか難しい技術だったというところを成功させているような実験がありますが、そんな感じで今わざわざ表面まで行ってものをいろいろ調査したりしている中で、
今回は上から撮ったその高性能画像によって年代を把握することに成功したっていうところがやっぱり研究の面白みというか、すべてできることをやればいいわけではなくて、
あるデータっていうところからいろんな新しい知見っていうのを得ていくっていうこの天文学の方針っていうのは僕はすごい好きで、
こういった研究っていうのは今後も紹介していきたいなと思っているので、今回は火星の火山活動っていうところの年代を見積もった東京大学の研究紹介させていただきました。
明日は今いろいろ話したその火星の表面で今活動しているNASAのプロジェクト、プラスでそこにヨーロッパの宇宙機関が加わって火星表面の物質をどんどん持って帰ってこようっていうプロジェクト、これが一大局面を実は先週迎えたので、
そんな話を先週からスタートした空へとのタイアップ企画で紹介していきたいと思ってますので、明日の放送もぜひお楽しみにいただければと思います。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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