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始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送は、ウミノコさんの提供でお送りしております。
ウミノコさん、どうもありがとうございます。
冒頭で読んでいるこのスポンサー枠については、オンラインショップで販売しております。
今、科学ポッドキャストランキング1位を取らせていただいておりまして、これが時の運というのは十分承知はしているんですけど、
やっぱり、なるべく上を目指していきたいと思っていて、
この科学ポッドキャストランキングだけではなくて、日本全体のランキングでどうしても1位を取りたいというところで、
いただいたスポンサーの売り上げ等は、ポッドキャストの設備投資だったりだとか、
インタビューをしたりとか、専門家の方にインタビューしたりだとか、
そういうところの費用とか、いろいろポッドキャストを盛り上げるために使っていきたいと思っておりますので、
もし興味がある方、または佐々木を応援してみたいという方は、天文やスペースベースで検索してみてください。
概要欄にもリンクを貼っております。
ということで、今日の本題はですね、
今日は火星探査機が打ち上げた火星ヘリコプターの飛行成功という世界的な大ニュースをお届けしていきたいと思います。
いつもはこういう誰でも話しているような内容というか、そういうのは控えるようにはしてるんですけど、
やっぱりこれだけ世界中で話題になっているこの火星ヘリコプターの話をしないわけにはいかないかなと。
もしかしたら知らなかったっていう方で、このポッドキャストを聞いてくださっている方がいるかもしれないので、
そうなったときに、宇宙のポッドキャスト聞いてんだよねみたいな話で、火星ヘリコプター知らなかったら嫌な思いをするかなと思って、
今回はその火星ヘリコプターのお話をしていきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。よろしくお願いいたします。
ということで、毎日恒例の活動報告ですね。
今日はですね、今ポッドキャストのコラボ企画というのをいろいろ計画しておりまして、
俺たちライブスマターというポッドキャストチャンネルの吉田さんとコラボの打ち合わせをしてきました。
このチャンネル、このポッドキャストチャンネルですね、俺また結構好きでして、自分が個人的に。
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このコラボがうまくいった経緯と言いますか、俺またの方々にぜひコラボしてくださいってまず最初お願いしていたんですけど、なかなか実現、うまく話を進められなくてですね。
いろんなところで出たい出たいって言ってたらですね、今回しっかりと話を打ち合わせまで進めることができたというところです。
なので結構面白い企画進んでるんですよね。
そもそも俺またの中では、例えばサブカル系の話題を中心に話が進んでいったりとか、特に漫画とかそういったところですね。
なので宇宙を題材にした漫画とか映画とかそういうのって結構あるじゃないですか。
なのでそのあたりに詳しい皆さんと宇宙の作品について話してみたりだとか、あとは先日月一隣りのポッドキャストという、ポッドキャストチャンネルに出させていただいたときに、
もっと自分を出していった方がいいんじゃないかみたいな、結構動画で見てもらえばわかると思うんですけど、かなりふわふわした感じなんですよね、普段は。
ただポッドキャストの中では宇宙の話、結構なるべく噛み砕こうと思って真面目になってしまってるというところで、
少し人間味を出していきたいなと思っていたところで、今回の俺またとのコラボが進んでいるので、
ぜひぜひお楽しみにしていただけると嬉しいかなと思います。
大体2週間後とか3週間後ぐらいの公開になるかなと思うので、気長に待っていただけると嬉しいです。
ということで、お話をさせていただきたいと思います。
ということで、本題に入っていきましょうか。
今日の本題は、NASAが飛ばした火星探査機から火星ヘリコプターの飛行が成功したという世界的な大ニュースをお届けしたいと思います。
皆さん、火星にそもそもNASAが探査機を運んでいったという話、こちらどうですかね。覚えてましたかね。
ポッドキャストの方でも紹介させていただいたパーシビアランスと呼ばれる探査機ですね。
これが火星の表面に無事着陸したというニュースが出たのが数ヶ月前のお話ですと。
そんな中で、このパーシビアランスと呼ばれる火星探査機、達成したいミッションみたいなのがいくつかあって、そのうちの一つが今回紹介する火星ヘリコプターの飛行になるんですね。
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今回なんでこんなに火星ヘリコプターの飛行、成功っていうところが世界中の大ニュースになるのかっていうところで言うと、やっぱり火星っていうのは例えば人間の移住先として使えるだとか、地球に環境が似ているなんていうところで注目を集めていたりもしますよね。
それにそもそも隣の惑星っていうところも大きいかと思います。そんな中で、地球と火星、何が大きく違うのかっていうと、これ空気の薄さなんですね。
空気が、火星の方が断然薄いと。どれぐらいかっていうと、地表の気圧、何キロヘクトパスカルとかよく聞くじゃないですか、地球で。それのだいたい100分の1とか200分の1とか、確かそのぐらいだったんですね。
つまりですよ、気圧っていうのは、例えば人間が地表にいたときに、その地表から地球の大気が縦にどれぐらいその大気が詰まっているかっていうので重さを感じるのが気圧になってるわけなんですけど、それだけ空気が薄いってことなんですね。
100分の1とか200分の1ぐらい。空気が薄いっていう状況でヘリコプターを果たして飛ばすことができるのかと。これ地球上でも結局ヘリコプターって飛べる高さって決まってるんですね。
ヘリコプターが到達したことある最高高度で1万何千メートルとか、地表から1万何千メートルっていうところなんですけど、空気の薄さだけで言うと、火星の空気の薄さは地球の上空の3万メートルとかなのかなっていうところになっているので、かなりの空気の薄さであるというところが、
挙げられます。そんな時にうまくヘリコプターっていうのを飛ばせるのかどうかっていうところはプロペラの操縦も含めて結構な課題が大きかったと。
今回それの出力とかがそもそもいろいろアルゴリズム的に計算されたものが打ち上がるのかっていうところの検証が行われて、今回の実験によって空気の薄い火星表面でもヘリコプターを飛ばせるというところが今回明らかになりました。
今回のヘリコプターは言ってしまっても重さ2キロとかの超小型のヘリコプターで、どっちかっていうとドローンみたいな感じの方が強いかもしれません。
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これのおかげで何が変わるのかというと、例えば今後火星に人間が行くってなった時に行こうと思っている先の火星の状況がどうなっているかっていうところをこのドローンを飛ばして探査しに行くことができるだったりとか、
あとは単純に火星表面での物の運搬、ないしは移動手段の一つとして考えられる。だから言ってしまえば、地球の表面をいろんな手段で移動してるわけじゃないですか、私たちは。その移動手段の一つがいきなり確立されたみたいな。
というところでやっぱり衝撃はなかなか強いですね。なので今回こんな理由から空気がめちゃめちゃ薄いとか、あとはそもそも火星の表面で地球みたいな動きができるのかなんていうところが解決されたっていう点で世界中で注目を集めてるといったところが今回の火星ヘリコプターのお話です。
そもそもこの探査機、パーシビアランスと呼ばれるこの探査機ですね。こいつがヘリコプターだけ飛ばしに行ったわけではなくて、火星の表面に穴を開けたりして物質をいろいろ持って帰ってくるんですね、地球に。
そこから火星にいるかもしれないと言われている地球外生命体の痕跡、言ってしまっても微生物みたいなものなんですけど、そういうのがあるかないかっていうところを実際に火星の砂とか地質っていうところの調査から明らかにしてあげようというところがまだミッションとして大きく残っておりますので、
今後まだまだ注目の火星探査機、パーシビアランス、そして今後もまだ飛行テストを続けていくという火星ヘリコプター、これがIngenuityという火星ヘリコプターについてはですね、今後も続報が楽しみなところになっております。
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