1. 【しゃべりの相談室】
  2. #109 《聴く餃子》小野寺力氏..
2025-09-19 1:18:46

#109 《聴く餃子》小野寺力氏ゲスト『トークの教室』読書感想回【面白いトークはどのように生まれるのか】


【読書感想回・お相手:小野寺力さん(Podcast『聴く餃子』)】


・『トークの教室 「面白いトーク」はどのように生まれるのか』放送作家・藤井青銅 著(河出新書)


・語り口、切り口をどう工夫したらよいのか

・面白い話・・・オチがなくたっていい!

・話を長くするのは10分でも大変、プロでも難しいことを知る

・壁打ち・アウトプットの大切さ

・藤井青銅氏のようになるには?!

・読みやすいので、ポッドキャスターも社会人も学生も皆さんにおすすめ!


↓小野寺力氏の Podcastはこちらからどうぞ🥟

『聴く餃子』



※第2回ポッドスターアワード

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ポッドキャストスターアワード詳細は公式サイトにて ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


・218番組ものエントリー、ありがとうございました!

・リスナー賞の一般投票は 9/1~9/30

・公式サイトから投票できますよ☆



--------------------------------------------------------------

『しゃべりの相談室』では、話し方・伝え方・就職活動などに関してのご相談を下記お便りフォーム、または早坂のX(旧Twitter)や、Instagram・YouTube 各コメント欄などで受け付けています。

https://forms.gle/pC6CRwiEjLQfXqRBA


早坂まき子公式X(旧Twitter)

https://x.com/88makky


『しゃべりの相談室』ショート動画

http://www.youtube.com/@makky-hayasaka


---------------------------------------------------------------

中目黒・東京アナウンスセミナーHP (体験レッスン随時募集)

https://www.anasemi.jp/


---------------------------------------------------------------

このPodcast番組の台本はブログで公開しています。https://ameblo.jp/makiko-irodori


--------------------------------------------------------------


LISTENで聴きたい&読みたい方はこちらをどうぞ。


https://listen.style/u/makkkorin8197




サマリー

ポッドキャスト「聞く餃子」に登場する小野寺力氏は、藤井誠人氏の著書『トークの教室』を通じて、面白いトークの作り方について語ります。彼は学んだ話し方や構成についての知見をシェアし、リスナーに役立つアドバイスを提供します。このエピソードでは、小野寺氏が面白いトークや反面教師シリーズについて話し、特に成功体験よりも失敗談が面白いことや、話の密度と聞き手を考慮する重要性について深く掘り下げています。また、ポッドキャストとラジオにおけるアナウンサーの話し方の違いや、自己開示の重要性について考察します。トークの内容を深めるための「壁打ち」の重要性や、視聴者への伝え方の違いにも触れています。 今回のポッドキャストでは、小野寺氏がゲストとして登場し、面白いトークやポッドキャストの深さについて語ります。餃子や家電といった具体的なテーマを通じて、個性や深い話の重要性が強調され、新たな文化の育成への希望が示されます。エピソードの中で、小野寺氏はトークの魅力やその成り立ちについても話し、甲冑や茶道といった文化的要素も取り上げ、コミュニケーションやスピーチの本質について考察します。 このエピソードでは、面白いトークの創造過程やトーク技術に関する考察が行われ、ゲストの小野寺氏と共に、様々な人々のコミュニケーションスタイルや笑いの要素がどのように影響するのかが探求されます。また、藤井聖人氏と小野寺氏が聞き上手や会話の魅力について語り合い、トークの重要性を探求します。男女の声のバランスやポッドキャストの成長についての洞察も含まれています。

小野寺力の紹介と著書の概要
今回は、一般社団法人焼餃子協会代表理事小野寺力さんにお越しいただきました。どうぞよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。小野寺力です。
はい、ポッドキャスト番組【聞く餃子】でおなじみの小野寺さんなんですけれども、今回なぜ早坂の番組に来ていただいたかといいますと、
トークの教室という放送作家藤井誠人さんの著書について語りましょうというコラボ会でございます。
で、きっかけがですね、あのポッドキャストの学校というコミュニティにね、我々入っていて、私そこで小野寺さんとも出会ったんですけれども、夜の農家の山本さんがなんか勉強会の時にこの本を推薦されてたんですよね。
そうですね。
ちょっと私早坂参加できなかったんですけど、小野寺さんがすぐお読みになって出産されているということで、どう良かったんですか。
そうですね、あのやっぱトークの教室って名前の通りなんですけど、話し方、面白いトークってどのように思われるのかっていうサブタイトルがあるんですけど、私ね、やっぱポッドキャスト【聞く餃子】っていうのをやってるんですけど、やっぱ自分の話どうやったら面白くなるのかなって常に悩んでて、で、それの答えがあるんじゃないかと思って読み始めたんですけど、
読んでみたらですね、やっぱりその面白いんですよ。
はい。
この何が面白いのかっていうのはこれからちょっとずつ話したいんですけど、
そうですね。
で、この本を読んだ時に真っ先に早坂さんのポッドキャストを思い出してですね、
ありがとうございます。
早坂さんとこの話をしたい。
めちゃくちゃ嬉しそうで、ご丁寧にね、DMいただいて、これお読みになりましたかっていただいて、もうその夜野農家さんの推薦があったので、もうポチったんですよ、すぐ読みますねって言って、今日のこの収録に至ってるわけなんですよね。
そうですね。
ありがとうございます。
ただこう、話し方っていうことだけじゃなくて、台本作り方っていうこととかも学べるし、その語り口、切り口と語り口っていう二つ分かれててですね、
その構成の、この本の構成自体もすごく読みやすくてですね、すぐ僕も一晩ぐらい読んだんですよ。
ね、あっという間に読めますよね。
本当にポッドキャスターもですし、あと私からすると就活生、学生さんにもね、これ参考になるんじゃないかなと思いますしね、日常生活にも取り入れられるような読みやすい本でいいなと思いました。
はい。
そう、しゃべりの相談室っていう意味で言うと、そのトークの教室っていうのと、なんかこうやっぱりシンクするっていうかリンクする部分があるじゃないですか。
トークの構成と面白さについて
はい。
で、早坂さんが話してることとしても、やっぱりそのしゃべり方っていう、語り口の話とかが多いけれども、でもこの藤井さんの言っている切り口っていうのも、やっぱり早坂さん時々そういう話触れてるなと思ったし、
これはまさに同じことをこれ言ってるだろうから、早坂さんがこの藤井誠人さんのトークの教室を読んだらどう思うんだろう、そういうふうに思ったんですね。
いや、思い出していただきありがとうございます。嬉しいです。
すごく最初に言ってた落ちなくていいんですよ、普段の話すればいいんですよっていうところが、やっぱりこう自分の中で悩むじゃないですか、ポッドキャストとかやってると。
悩みます、悩みます。
どういう話が面白いんだろうなってね。で、こういうことかっていうのをね、なんとなくいろんな事実例を挙げていただきながら進んでたんで、最後の方のトークのレッスンみたいなのやったじゃないですか。
はい。
で、普通の人とかも話すポイント切り口とかを変えていくと、すごく絞ったりとかしながら面白くなっていくところとかがすごくなるほどなって、なんか最後までそういう面白かったですね。
あれ、いい具体例でしたよね。
うん、そうなんですよね。
そう、私ね、一言感想としては、もうポッドキャスターも中学生もみんな参考になるなと思って。
藤井さんがすごく読みやすく分かりやすく分析して砕けた文体で書いてくださってるのが、ああいいなあ、再現性あるなあと思って、おおむね同意なんですよ。
全部、ああわかるわかるって、そうそうそうって。
はいはい。
私、アナウンススクールの生徒さんに、もう全員配りたいぐらいです。これ読んでって。っていうぐらい、ああいい本だなあと思ってました。
あと、その面白い話や笑える話じゃなくたっていって、さっきね、小野寺さんもおっしゃってた、そうそうそれそれ、私も自分のポッドキャストでシャープ87で言ってるんですよ。
だから、ああよかったって、こういうプロの放送作家さんもそうおっしゃってるってことは、私の指導間違ってなかったんだなと思って。
私としてはそうです。確認作業みたいな読書になりましたね。
なるほどね、そうですね、確かにそうですね。だから思い出したのかもしれないですよね、本当に。
じゃあここからなんですけど、ご提案です。お互い改めて、ここよかったよねとか深掘りしたいよねみたいなのを、一個ずつまず取り上げてみましょうかということでね。
ピックアップタイムとしたいんですけど、第何章でもいいですし、この一文が、でもどちらでも何でもいいんですけど、小野寺さん、一番印象に残ったのって何ですか。
話を長くするのって、プロでも難しいんですよっていうのが、やっぱり僕もずっと悩んでるとこなんで、すごくそうなんだなと思って。
プロでも5分いければ、1人でトーク5分いけるんだったら大したもんですみたいな話をされてて、
実際に番組作るときにも、7分話して、ちょっと間クッション置いて、7分みたいな感じで15分なんですみたいな感じの、
ああそうか、そう言っていただけると僕も安心してしゃべれるなみたいな気がしたんですね。
最後に、私たち普通の人間だとせいぜい3分ぐらいでしょって言われてて、
まあ確かにな、頑張って3分だったら頑張れるなーみたいな感じだったんですよね。
そうそうそう、そうですよ。
だからその切り口を頑張って探すって、普段のことを面白くするってすごくプレッシャーかかる話なんですよ。
普段そうやってずっと考えてないと、ネタってたまっていかないっていうふうにも思ってるし。
おっしゃる通り。
話し相手がいて初めてはっという部分が出てきてくる部分だと思うんですけど、
それで話が上手いかなとしても、それを面白く一人でしゃべるって、絶対15分でできる自信ないよねっていうね。
ズームインの重要性
そうですね。
僕もキクギョーザってポッドキャストやってても、15分話してたらもう途中でだれてくる感じがすごくするんで。
一人しゃべりはやっぱり難しいですよ。
難しいですよ。
どんなジャンルでも。
だから最近コーナーを少し分けたりとかしながら話を少し短くしてですね、何個か作るみたいな感じにしてるんですけど、
そうすることによってね、ちゃんとギュッてなるような感じがするんで、それで自信持ちました。
よかったなと。
そうそうそうそう。だから小野寺さんのコーナーを作るという工夫点、改善点はもう大正解だったというわけですよね、この藤井さんの本によりますと。
だからそういった点で言うと、多分話し方を教える早坂さんとしても、話を組み立てるっていうところって、どれくらいを基準、何分間話すっていうのをやってるんですか?
普段、面接とかっていうのも何分間でやるんだろうかはままわかんないですけど。
就職活動の面接で言うと、1質問だいたいもう1分、2分、なるべく短くで。
それは逆に難しくないですか?
そうなんです。要約力が必要になるんですよ。
もちろんいろいろ説明とか前段階を解説しなきゃいけないみたいな内容もあるので、絶対1分、2分じゃなきゃいけないわけではないんですが、話が長い人って相手の気持ちや周りを考えられない人と、どうしても面接とかコミュニケーションにおいては思われてしまうので、なるべく短くっていうのは学生さんには言っていますし、
たぶん日本全国の就職課っていうんですか、そういう支援のところでは言われてると思いますね。なるべく短くっていう。
なるべく短くもおっしゃる通りで、要約力みたいなのがすごく逆に必要になるから、逆にそこまでのパワーを要しないのが3分とか5分なのかなっていう。
そうです。1分、2分はちょっと厳しいかもしれないですけど、そうですね。短いに越したことがないよねっていうことですね。
1人語りで10分、15分ってやっちゃうと、どうしてもこの子話まとめられない子なんだなって評価されるらしいですね。それが高卒だろうが、専門学校卒だろうが、大卒だろうが、もう等しくそう思われるらしくね。
だからそれはそれで大変だなと思います。ただ藤井さんの話してるのって、たぶんラジオ業界においてのトークなので、どっちかというと短くまとめるというより話を膨らませる方の難しさですよね。
そうなんですよね。臨場感とか考えていくと、1分、2分で臨場感のある話ってなかなか難しいと思うんですよ。
難しいですね。藤井さんと会話してた具体的エピソードは覚えてます。若かりし頃の芸人の藤井光さんに、歯医者さんの話で、歯医者さん行ったんですけど、どんな歯医者さん?どこにあるの?っていちいち本番の収録ではなくて、
おはようございます。で、会った時に雑談な感じで、どんな出来事があったのか、これから何を話そうとしてるのかっていう。たぶん藤井さんからすると、まあ練習をさせてたみたいな。はい。はい。ありましたよね。だから、あれでたぶん、こういろいろ枝葉のその葉っぱの部分を、いろいろもっと葉っぱをつけた方がいいんだよ。枝1本だけじゃ15分、30分の番組耐えられないよっていうことを教えてらしたんでしょうね。
そうですね。そうですね。だから、聞いてて想像できるようにするのって、その枝葉がないと想像できないと思うので、その枝葉をどこまでちゃんとこう他人視点でっていうのはね、自分視点じゃなくて聞く人視点でちゃんと作れるかっていうのは能力だなと思いますね。そうなんですよね。だからそこを精査するのもやっぱセンスもいるし、あと一般常識とは何だろうかって。例えば、歯医者さん行きましたっていうのも、いや、歯医者さんっていうのは歯を治すところなんですけど、で、そこの説明はいらないじゃないですか。
そうですね。確かに。だから、どこを深掘りして、歯医者さん、そこの歯医者さん、すっごいもう古くからもう3、40年やってるような歯医者で、ご夫婦でやっててね、おじいちゃん先生なんだけど、すごい優しい人なんですよ、っていうところの方が多分ラジオだと深掘りが大事なわけですよね。
たぶんそこのセンスを磨くっていうのが大事なんだろうなぁという。あと判別、どこにズームインするか。私、話し方の師匠に、その深掘りっていうのをズームインって教わったんですよ。なるほど、分かりやすいですね、それ。ズームインするところをまず考えましょうと。で、そのズームインをどこまで深掘り、ズームインしていくのか、ちょっと100%まで深掘りするのか、それともあえて50ぐらいで止めるのかによっても、
伝わり方とか変わってくるし、それは番組とか雰囲気とか、その場に合わせて変えるんだよ、みたいなことは言われましたね。例えば旅行に行きましたっていう話でも、旅行が好きです、旅行に行きました。何の旅行、どこの旅行、国内旅行が好きなのか、海外旅行が好きなのかで全然また変わりますし、世界遺産が好きなんですって人と温泉巡りが好きなんですって人と、日本中の餃子を食べに歩いてるんですって人じゃ全然違いますよね、一口に旅行。
そういうズームインをしていきなさいっていう。
で、まさに小野寺さんは、私番組でそのズームインやってらっしゃるなと思って、餃子の説明されるじゃないですか。
うん、はい。
ね、この間も大分行ってとか香川県行ってって言った時に、お店の説明もズームインしていたり、その立地とか場所、駅からどのぐらいでとか、やっぱりちょっと車で行かないと厳しいところですねとかいう説明もされてたり、
お店の外観とかお店の雰囲気、あと餃子の見た目、もちろん味とか焼き加減とか食べ方とかいうズームインをされていらっしゃるから、そこですよね。
ズームイン加減が心地いいから、やっぱり小野寺さんの番組聞いてると餃子が食べたくなるってのはそこなんだろうなと思って。
なるほどなるほど、そうなんですよ。
実際僕もそういったところは、餃子食べたくなるっていう心理にしたいっていう気持ちもあってやってるところあるんですけど。
反面教師シリーズの紹介
やっぱり食べてるような気持ちになってもらうっていうのは、そのお店のそこの場所にいて餃子の目の前にあるような雰囲気作んなきゃいけないなっていう、そういう気持ちもありながらやってはいるので、おっしゃるとおりなんですよね。
で多分、ズームインも多分話の展開の仕方によって、フォーカスを少しずつ深くしていったりとか、そういった作り方とかもあると思うんですけどね。
そうですね、餃子の例えば素材の説明を深掘りするのか、そこのご主人にズームインしていくのか、もうね、だいぶ変わりますよね、印象とか。
そこの絞り方に、フォットキャスターさんだったら、喋り手の人柄とか性格とか価値観が出るんじゃないですかね。
あー、語り口っていうところで出てくるやつね、ニンタとかそういうかもですね。
これはもうラジオもYouTuberもInstagramもみんな一緒だと思うんですけどね。
そうですね、コンテンツ、一人称で何か作るものって、だいたいそういったところ必要ですよね。
ですね、だから人柄が大事とか、自分らしさが大事っていうのはそこなんだろうなぁと、じゃないですかね。
はい、そうなんですよね。逆に早坂さんの気になった部分って。
私ピックアップしたいのは、第3章のつまらないには訳があるっていうあの半面教師シリーズです。
うん、いっぱいありましたね、半面教師シリーズは。
あのね、あれ12項目あるんですけど、例えば話が長いとか一方的に話す、小声でボソボソ話すなどなど具体例があるんですけど、これねめちゃくちゃ参考になるなぁと思ってて。
で、私これがいいなと思った理由が、いつも私も言っている絶対的なトークの正解なんてないんですよ。
で、たぶん藤井さんもそれは思っていらっしゃって、これを言えば絶対ウケるとか、このエピソードを持ってくればリスナーはみんな喜ぶなんてものはないんですよ。
100%はね、大多数は喜ぶだろうはあるけれども、だから全人類が等しくトークの技術を100%磨くってのは難しいんですけど、これをやめようね、避けた方がいいよっていうのは再現性があるから私はこの第3章はめちゃくちゃ参考になるなと思いました。
成功体験と失敗談
そうですね、本当にいろいろあって、話が長いっていうのはさっきの話にもちょっとありましたけど、話が長い中にさっきの3分とか5分の話があったんですけど。
そうですね、一人喋りのラジオだとかポッドキャストならいいと思うんですけど、例えば相手がいる、2人喋りとか3人喋りなのにずっと自分主語の話をしてる人って、まあ嫌われるよねっていう。
そうですよね。
他の2人にも喋らせてあげようってリスナーさんもなっちゃうし、普段の会話でもそうじゃないですかね。
そうそう、まさにポッドキャストに限らずですよね、これは本当に。
日常生活も。
そうなんです、どんなシーンでも再現性あるなと思って。
そうなんですよね。逆に、例えば小声でボソボソ話すみたいなやつとかも、またちょっとこう、あえて小さく話すみたいなこととかも落ちがってくるじゃないですか。
ありますね。
なんかアナウンサーの例とかっていうのも出てきて、落語家だったりとかね、なんかそういったところとかも、技としてもあるんだけどっていう話もね、面白いですよね。
上級者が使う技としてはそういう技もあるけど、一般的な普通の人間は喋りやすさ、聞き取りやすさを意識した方がいいっていうことがあって。
まず最初はってところですよね。
ね。
そうなんです。あと私、三面教師のQの自慢話をするのところで、要は成功体験とかよりも、人って失敗談とか失恋話とかの方がよっぽど聞いてて面白いよっていう項目なんですけど、そこに藤井さんが就活生から面白い話ができるようになりたいんですっていう質問を受けたよっていう話を受けて、
今、就活って学生時代力を入れたことって省略して学知家っていうの言われるんですけど、この学知家が本当に大変なんですよ。
だって日本人って割とあんまり自分のことを自慢しないで協調性に重きを置いてっていう教育が多い中で、人によりますけど、学校によりますけど、
急に就活ってなると、はい、PRしてください。あなたの優れたところは何ですか?どうぞどうぞ、アルバイトや部活やサークル、いろんなところで大活躍したエピソード披露してくださいって言われても、え?ってなっちゃうんですよ。今まで自慢話するなって言われて育ったのに困るってなっちゃってて、藤井さんも、いや、就活の学知家は大変ですねって書いていらして、そうなんですよ。
よかった藤井さんにも伝わってると思って。そうなんです。あれはね。面白い。その話の中に、例えば失恋話とか失敗談とかもそういった話とかも、大きくくくれば自慢話で。そうそうそうそう。いや、そういう見方もあるんだなっていうのも面白い。
結局、そのあれですよね。失恋話ができるという、そういう体験をしている人だっていう総合的な見方をすると、大きくくくれば自慢話にもなるよって話ですよね。それも面白いなと。
この反面教師シリーズはね、再現性あるので、今すぐ誰でも真似できるので、もうポッドキャスターさんだったり、何かこうコミュニケーションとか会話で悩んでる方、就活で悩んでる方、読んでいただきたいですね。そうですね。
話し方の多様性
その反面教師シリーズの中で、僕がやるタイプじゃないんですけど、こういう人いるなっていうのがあって、友達や家族の話をするっていう。知らない人の話をとうとうとされても、その人は誰なのかわからない状況のままに話されても、やっぱこっちも伝わらないし、面白み感じないねみたいな。おっしゃる通り。
家族ぐるみの付き合いがあるとか、よっぽど幼馴染で親友で一緒に育ったとかだったら、うちの弟がねって言われても、へーってなりますけど、ほぼ初対面とかあんまり関係性深くない薄い中で、うちのいとこがさーって言われても、はーって感じですよね。
そこでも逆に難しいところが、話を、身近な関係だったら話を省略するために、その身近な人、あの人が、もうキャラクターわかってる人を挙げたほうが話が早かったりすることはあるじゃないですか。はい。
うちはトークって、すごく密度が濃くなるのは、やっぱそういう知ってる人物だったりシチュエーションとかがよく使われるから、それをうまく使ったほうが、ある場所では話が面白かったりするっていうのも絶対あると思うんですよ。
そうですねー。いやー、そうなんですよ。
例えば、ニーハオの野坂さんっていう店長がさ、オーナーがさ、みたいなこと言われて、野坂さん誰?みたいな感じになっちゃったら、ポカンってなるけど、餃子好きな人たちが集まったときに、ニーハオの野坂さんでしょ?みたいな感じになってくれば、すごくそこですごく厚いトークができたりとかする。
なるほど、あの人ねって盛り上がるんですね。
でも一般リスナーは置いてきぼりになっちゃうよっていう。
そこのね、それを語るか語らないかの選択も難しいですよね。
そうですね。だから野坂さんっていうのがどういう人なんだっていう情報をある程度詰め込んだ上で話さなきゃいけないことがあるので、そこを意識しなきゃいけない部分だよな。
そうなんですよね。
ディテールを深いところを話したいが故に、そこの前提条件を結構考えなきゃいけないっていうのがある。
そうなんですよ。前提条件をちゃんと説明して、その野坂さんがねってエピソードを始めるのか。
いやそもそも一般の人はこれ聞いても面白くないか。じゃあカットしようかな。でも面白い話あるんだよなみたいに悩む時ありません?
あります。めっちゃあるんですよ。
身内の人たちだったら絶対笑ってくれるんだけどなみたいな。
はいはい。
ありますよね。
だから自分の番組でも名前を出すのはなるべく知名度がある人、知られてる人かポッドキャスターさんにしようとは思ってるんですけどね。
でもそれも正解がどうかのかわかんないなって思います。
ポッドキャスト村の中の話もどこまでするべきかっていうのがすごく悩むところで。
そうですね。
みんな同じ番組聞いてるわけじゃないしな。
いやそうなんですよね。雑談番組さんだったら、うちのお母さんがねとか妹がさんみたいな話をしても広がれば広がるじゃないですか。
そうですね。
だからそのテーマとかタイトルにもよるんだろうなとも思いつつ、そういうことを考えてあれこれやるのが楽しいといえば楽しいですけどね。
ポッドキャストってね。
そうなんですよ。
配信発信ってそこが魅力ですよね。
そう。全部が全部藤井さんの言ってるような感じでやっていくと、確か浅くなりがちの部分ももしかしたら出てくるかもしれない。
そうですね。基本の木って感じがします。
そうなんですよ。基本なんですよね。
ここからどう、そうおっしゃる通り。
序波級するかっていうことですよね。
ですですです。そうですね。
あと私、藤井さんがおっしゃってたアナウンサーの喋りを目指さなくていいというのは、本当にそれはそうだなと思いますよ。
で、このアナウンサーはっていうのはちょっとおつり加えると、皆さんが想像する報道番組とかニュースのアナウンサーの喋り方なんじゃないですかね。
ラジオとかだったらもうちょっと砕けたフランクなトークしてるアナウンサー日本全国いっぱいいますので。
あと藤井さんがありがたいなっていうところは、アナウンサーの喋り方がダメだと言ってるわけではないってちゃんと本に書いてるんですよ。
私ね、あの一文があるかないかだけで、我々アナウンサーとして何か受け取る印象が違うんですよ。
そうですね。
もうよくディスられるんです、私たち。
スピーチトレーナーとか話し方講師いっぱいいるんですよ。
元何々っていっぱいいらっしゃるじゃないですか。元営業マンのとか、元CAのとか、元マナー講師のとか、もういろんな肩書きの方がいらっしゃるから、それがまた面白みでもあるんですけれども。
なんかアナウンサーの喋りをそんなディスらなくたってよくないって思いながら同業他社の動画とかを研究したりすると、またディスられてるなーみたいな。
そういう人は多分、ラジオのフランクなトークをしてるアナウンサーを知らないんだろうなーって流すようにしてます。
そうですね。アナウンサーもね、切り替えするんですよね。
一人で何か情報を伝えるときと会話するときってやっぱり全然話し方変わる人たち多いでしょうし。
そうですね。
わからないけど。
いや、切り替えてると思います。
ただでも、ちょっと知名度がある人とか、知性とか品性を売りにしてるアナウンサーであれば、あんまり確かに砕けたトークはしないだろうなーとは思いますけどね。
話ちょっと脱線するんですけど、この間、もう亡くなった恩師であるんですけど、アナウンススクールの恩師がちょっと実は13、4年前に亡くなっていて、
その方を忍ぶ会っていうので、日本全国のアナウンサーとか放送関係の人が45、6に集まるような会に行ってきたんですよ。
でも60代、70代ぐらいのベテランアナウンサーの方とおしゃべりしてるときに、やっぱり最近のアナウンサーは日本語の使い方がなっとらんと。
アクセントもイントネーションも美濁音とかも、もう本当に雑になって適当になっちゃってる。
なんとかかなーと思いますって。なんとかかなーのかなって何?なんとかだと思いますってなんで断言できないのかしらっておっしゃってるんですよ。
アナウンサーサイドからするとそれは本当に大正解でおっしゃる通りですなんですけど、ただ私もポッドキャストをやり始めて思ったのが、やっぱり正しすぎる、綺麗すぎるっていうしゃべりは心に入ってこないんですよね、頭に。
なんか滑るんですよ、やっぱり。私もう既に綺麗なカッチリなしゃべり方してる人、あんまり耳入ってこないです。ラジオでもポッドキャストでも。ってなっちゃいました。
だからその大ベテランの先輩方にそうですねーって言って、私も後輩たちにちゃんと指導しますって言いながら、一方で自分の番組ではなーそういうふうにはしゃべれないんだよなーと思いながら。
早坂さんがポッドキャストでアナウンサーみたいなしゃべり方してたら、ちょっと僕ら共感するところが少なくなっていくような気がしますね。
いや、なりますよ。どんな番組でもそうですよ。それでは今日のポイント3つご紹介いたします。
アナウンサーの話し方の違い
まず1つ目みたいな、こんなしゃべりになりますよ。でも私一生懸命砕けてしゃべってるんですけど、これでもまだ早坂さん綺麗にしゃべり過ぎですよって言ってくる方何人かいらっしゃるのに、まだダメなんだと思って、一生懸命フランクにフランクにやってる時に、
先週その大ベテランアナウンサーたちに、いや最近のアナウンサーは砕けすぎ、もうダメよあんな日本語って言われて、うわーすごい間に挟まれてると思って。
ポッドキャストやったら話し方変わるんじゃないですか、そしたらみんな。
いやでもそうだと思います。ラジオ番組経験している、元テレビもラジオも両方経験しているアナウンサーに行ったら、あ、わかるって、そこで悩むのって、ラジオテレビ経営のことをラテキンって訳すんですけど、
ラテキンのアナウンサーってそれでみんな最初つまずくんだよって、テレビでは自己開示をするのはいらないと、不要だと、お前の語りなんて誰もいらないの、ゲストさんが主役だから、ニュースが主役だからって言われるのに、
ラジオだと急に、いやもっと自分のこと語ったよ早坂ちゃんってデフタに言われると、だから最初の5、6年はみんなそこで悩んだりつまずいたり、
どこまで自己開示したらいいんだろう、あんまりぶっちゃけすぎると、特に女性は品性がないとか下品だって言われちゃうし、そういうベテランアナウンサーに日本語の使い方がなってないとか言われちゃうし、みたいな、だからあるあるなんだなーと思って。
なるほど、それちょっと面白い。ラジオとテレビの違いっていうのもアナウンサーの中であるんだなっていうのがすごく面白いですね。
日本全国のアナウンサーが悩んでると思います。そうなんだ。で、フラットな人の代表例があずみさんなんですって。
テレビとラジオが同じってことですか?
テレビと語り方もあんまり変わらない。ほんのちょっとテレビの方がテンポ感、さすがなあずみさんもいいですけど、ラジオだとものすごいゆっくりなんですよね。
ゆっくりっすね。
BGM流れてるから放送事故にならないんですけど、今日も暑いですね。いやー、本当に暑くて嫌になっちゃいますね。みたいな、すっごいゆっくりなんですよ。
でもあずみさん、テレビでも割とそのぐらい、そのぐらいって言ったらちょっと多いかな。割とゆっくりで。他の方ってテンポ良く、テンポ良く、テンポ良くなんですけど、
あずみさんは割とのんびり。いやー、暑いですね。皆さんどう過ごしでしょうかね。ゆったりトークがあずみさんなんじゃないかな。
そうですね。あずみさんも誰かとトークしてる時とお手紙読んでる時と、ラジオの時ですけど、日曜天国とか聞いててですね。
やっぱそこのトーンが違うというか、その喋りのテンポみたいなのかわかんないけど、なんか読んでる時と話してる時もまた違ったりとかする。
そうですね。たぶんそれはここはお便りですよ、ここからは自分の語りですよの差別化なんでしょう。
それでね、ちゃんとわかりやすくするためにわざとやってるとこありますよね。
それは最初習いますね。
そこも習うんですね。
習います、たぶん。入社してすぐ。どこからどこまでがあなたの意見で、どこからがお便りなのかわからないから、ちゃんと間をとって、
ちょっとテンポを変えるか、声のトーン、高さを変えるかしないとっていうのは、それはテレビでも言われますね。
昔、私地方局の情報番組やってた時に、ファックスがまだ届いてた、ギリギリ世代なんですよ私。
今どきファックスじゃなくて、ツイッターとかメールとかじゃないですか。
ファックス届きました、みたいな。
私紹介する係をやってた頃があって、宮城県の理不調からです、佐藤さんからいただきました。
今リンゴがおいしい季節ですよね、みたいなことを読んでたんですよ。
なのでやっぱりそういうところで学びますね。
ちゃんといかにも読んでます感を出して喋ってね、みたいな。
なるほどね、読んでます感を出すんですね。
そうですね。
面白いですね、それも。
ここからここはっていうのはありますね。
なるほど、面白いな。
アナウンサーの何をトレーニングしてるのかっていうのは、やっぱり知らないから聞くと面白いですね。
そうですね。
ただこの藤井聖堂さんの本著書に、わりとアナウンサーも同じように、プロデューサーさんとかデフターさんとか放送作家さんに、いろいろ磨いてもらった、鍛えてもらったっていうのはあるんだろうなと思いますよ。
大鳥の若林さんが山登りしたけど何もなかったんです、みたいなエピソードだったじゃないですか。
多分ラジオアナウンサーはみんな同じようにネタ探しやって、あんまり何もないんですよね、みたいに悩んでると思いますよ。
そうですよね。何もないところからネタを探すっていうのは、やっぱり壁打ちがいないと難しいですよ。
そうです、そうです。
藤井さんがいるからできるんだろうって、藤井さんじゃなくてもいいんでしょうけど、誰かが喋ってることによって、それってどうなの?みたいなツッコミを受けて、自分の中でこれって話にできるかも、みたいな。
そうなんです、そうなんです。
だから1人でとか2人で作っているポッドキャストとかそういうインフルエンサーさん、ユーチューバーさんって、私すごいと思いますよ。
だってテレビ局とかラジオ局でその30人とか10人って作ってるものを、たった1人、たった2人で作ってるの、そりゃ大変ですよ。
ポッドキャストの魅力
壁打ちはね、やっぱ大事ですよね。
あとおっしゃるように、自分では面白いと思ってても他人からすると面白くなかったり、自分は面白くないと思ってても他人からすると、え、なにそれ面白いよ、珍しいよって言われたりするんですよね。
そうですよ。
そうなんですよ。
その後者の方が多いから困るんですよ。
そうなんですよね。
自分が面白いと思って喋ってるうちに面白くないなって思うことは多々あるんですけど、面白くないことはまず口にも出さないんで、これって面白かったんだって気づく瞬間がないんですね、普段から。
だから放送作家さんとかと喋るという機会があるだけですごくやっぱ違うよね。
違います違います。しかもめちゃめちゃ経験を積み重ねてる放送作家さんとかディレクターさんですから、もうアンテナの張り方が違います。
ここ深掘りすれば絶対これ面白くなるっていうピピーンっていう、北朗のあれですよ、髪の毛ピーンみたいな。
アンテナがね。
アンテナの張り方がね、やっぱりあの業界のラジオ業界の方たちは職人みたいな感じですね。
そうですよね。
だから芸人さんは特にまだレギュラーラジオ番組とか持っていない芸人さんたちって飲み会にいっぱい行くって言いますよ。
そうなんだ。
飲み会に行って。
人に喋って。
そうです。
ネタおろしみたいな感じですね。
そうですそうです。
ポッドキャストの学校というコミュニティに、学校に入っていて、そこの勉強会で樋口清則さんいらっしゃったことあったじゃないですか。
ありましたありました。
その時樋口さんも元芸人さんだから、業界用語で賭けるって言うんだけどっていう話をされてたんですよ。
で賭けるっていうのはさっき言ったその芸人さんが飲み会でも何でもいいんですけど、舞台の上じゃなくて日常生活で喋ってみる。
で周りがわーって笑ってくれたとか、えー何それーとか面白いねって言ってくれたら、お、これはネタに使えるなって判断すると。
で自分が面白いと思っても披露してみてふーんで終わったら、あ、世間一般にはこれあんまウケないんだって判断するっていう。
その場として適切なのが飲み会ってよく芸人さん言ってますね。
なるほどね。
そう、オチがなくても面白い話をするのって普段の会話の中でしか難しいですよね。
なんかさあ聞いてくださいみたいなシチュエーションでオチのない話をするのってすごいという気がしますもんね。
いやそうですそうですそうです。で飲み会だと仲間打ちだったり。
最近さがみたいな。
そうそうそうそうそう、言うとえー何それーみたいな、え、初めて聞いたんだけどーとかね、なったりしますよね。
同じものを語るにしても、例えばまあ今今年ヒットしてる映画の国宝見たんだけどさあについても、Aさんの感想とBさんの感想とCさんの感想が同じところもあればバラバラだったりするじゃないですか。
っていうそのバラバラな部分が多分ラジオだったりポッドキャストだと面白いねーって、あ、そういう見方があるんだーってリスナーさんも思ってもらえるところだろうから。
だから私は学生さんにも言ってるんですけど、もう外で喋る壁打ちをやった方がいいよと、黙ってても一人で内省してても磨かれないからねとは言ってるんですけど、まあそれはそのまま自分にブーメランで書いてくれる。
そうなんですよ、私だってね、よかれと思って面白いなと思って喋ったこと全然伸びなかったり感想こなかったり、あ、こういうことに反応あるんだーみたいなのもあったりするので。
本当にそれで言うと、XだったりとかっていうSNSを使っててもそれできないんですよね。やっぱこうトークの中で反応を見ながらやっていかなきゃいけなくて、なんかこうこの切り口だけSNSでボーンと投げて、ボーンって言ってもその話をするとまた反応が違ったりとかするから。
そうなんですよねー。
話すってすごい大事だなと思ってるんですよ。
大事です。喋りとかトーク磨くならやっぱり喋らないと磨かれないです。
やっぱ書くと喋るはもちろんリンクはしてますけれども、両方磨けばね、相乗効果はありますけど、やっぱSNSと特にXと喋りっていうのはまたちょっと違いますね。
もちろんエピソード、いいネタ拾えるっていうのはあるんですけどね。
違いますねー。
あとそれぞれのその声のトーンだったりとか、エネルギーの強さ弱さだったり、その方のキャラクターもあるので、楽しそうに映画の感想を言うのか、すごい辛そうに語るのか、いやーなんか見ててずーんときちゃったんだよねーっていうのか、いやーすっごい告白面白かったー、もう本当の歌舞伎も興味持っちゃってーっていうのかって全然違うんですよね。
やっぱりそこが声のメディアであるポッドキャストの良さだろうなーと。
そうなんですよね、おっしゃる通りだと思います。
そのポッドキャストで聞きたいのはむしろそういうとこですわ。
なんかSNSで書いてるようなことを喋られても多分面白いと思わないんだけど、なんかこう本当にその人ならではの語り口で、その人が感じたもの、見て感じたものを話してもらってるのが一番聞いてて面白いなーと思いますよねー。
あと小野寺さんも私も多分いわゆる同業者、行座について語る自分以外の人、私だったら話し方とか伝え方に関する別の方っていらっしゃるじゃないですか、ポッドキャストだったり他の音声メディアとかに。
でも多分小野寺さんが語るからいいんだよね、聞きたいんだよねとか、面白いんだよねっていう、絶対差別化はされてるはずだと思います。
僕以外の行座マニアが喋るのと僕が喋るのと多分違う、切り口が同じだとしても喋り方、語り口が絶対変わると思うので、それで多分違うものには感じるのかもしれないですね。
たとえ同じ、いやここの行座のね、もちもち感がっていうのをお二人とも言ったとしても、そのもちもち感がのその言い方、伝え方だったり、すごい楽しい、いやこのもちもち感が良かったんですよーなのか、このもちもち感がねたまらないんですよ、ビール進むんですよーなのか、
わかんないですよ、私ちょっと演劇部チックなことやっちゃいましたけど、もっと大人な感じで、あと小野寺さんのイケボで伝えるのでは全然違うと思います。
そうですよね。
だから同じジャンルがあったっていいじゃんって話なんですよね。
確かにそうだと思います。そうなんですよ。だからポッドキャストって、もっとマニアな人たちがもっと現れたらいいなと思って、今度はこのネタのポッドキャストアワードを協賛させてもらったんですけど、同じネタでも同じように話すんじゃなくて、やっぱり人によって切り口が、語り口が変わってくるから違うコンテンツになっていく。
だからすごくマニアなものであればあれほど多様性みたいそこに見えてくるので、それが見てみたい、そういうことを話す人が増えたら面白いって思って協賛させていただいたんですよね。
餃子とトークの深掘り
そう小野寺さんね、ポッドキャストスターワードにもう本当にやりますっていう当日にご協賛なノリでていただいて本当ありがとうございますって急にこんな話しちゃいますけど、でも私そこちょっと深掘りしたいんですけど、マニアな人って例えばどんな、どんなっていう想像できちゃう範囲のマニアじゃ面白くないんですか?どうなんですか?
想像もできないようなタイトルだったりエピソードを披露する人の聞いてみたいんですか?未知なる世界。
未知なる世界なんだろうな、たぶん。なんか見ているんだけど、そこに深掘りをしに行かないものっていっぱいあるんですよ。餃子ってある意味それ一つだと思っているんですけど、
例えばその街中華っていうジャンルで言えばですね、お店によってやっぱり違うんですよまたね。どこのエリアにある街中華なのか。例えばその大きなカンパチ国道にあるお店なのか、住宅街にあるお店なのかによってお店の雰囲気変わってくるんですよ。
確かに確かに。
そう、お店の忙しさみたいなバタバタ感みたいなものだったりとかも違うし、主力にしているやつが炒める系だったりするのか、ラーメン系なのかによっても音が変わってくるし、そこら辺の雰囲気、カウンターだけなのかテーブルがあるのか、なんかそういったところで結構店の雰囲気って変わってくるんですけど、
変わりますね。
僕は味の方に行っちゃうんだけど、店の雰囲気の方にフォーカスする人とかもきっといるだろうし、その店主のこのおじさんがですよみたいな、もう今60年目のおじさんがみたいな感じの方に行っていく人たちもいるんでしょうし。
餃子に離れていけば、例えば家電とかの話でもですね。
はいはいはいはい。
家電なんてもう本当にどんな新しいもの出てくるから、もっともっとコンテンツあってもいいのになと思うんですけど。
確かに。
あるんですけど、あんまり最近頻度がない、更新頻度がないので、ちょっと残念なんですが。
お忙しいんですかね。
そうなんですかね。
例えば今だったら暑いんで、エアコンの話だったりとかで、エアコンメーカーによってこんなとこが違うんだみたいな、そんなことは僕家電屋さんに行って話を聞かない限り分かんないこととかを。
そうですね。
聞きたいなっていうのもあるじゃないですか。
家電も家電で、例えば同じエアコンの話をするにしてもですね、メーカーの違いなのか、使い方の違いなのか、すごく切り口がそれであるんだろうと思ってて。
でしょうね。
そうなんです。
聞きたいですよね。
そう。そういったいろんな人たちがいろんな見方、聞き方、語り方で話してくれる世界が、ポッドキャストは持ったってもいいと思ってるんですよね。
なるほど。小野寺さんって、これ言っていいと思うので言っちゃいますけど、スターアウトだけじゃなくて、いろいろなイベントだったり、企画にご協力されたり。
小野寺さんってやっぱり相当ポッドキャストがお好きなんだなっていうのを伝わるんですよ。
本当ですか。
何が小野寺さんを好きを犯してるんですか。
面白いコンテンツが増えてくればいいなと。そういった新しい人たちが、新しい話を聞いてみたい。
やっぱりじゃあ、いろんなことを知りたいっていう、ごめんなさい、まとめちゃったら失礼ですけど、知識欲みたいな、知りたい欲が割と強いんですかね。
欲もそうなんですけど、そういった文化に育てほしいんですよね。
日本人って、そういう深い細かい話するの好きな人、絶対いっぱいいると思うんですよ。
もう聞く餃子が埋もれたいんですよ、そういうところ。
個性の形成
なるほどね。もっともっと埋もれたい。
埋もれたい。だからちょっと聞く餃子が特殊になってる状況だと、逆にこの日本のポッドキャスト文化としてはもったいなくなるなと思って。
じゃあ食べ物だったらカレーの語るのをもっと増えてもいいんじゃないかとか、コーヒーをもっと語るとか、アイスクリームを語るとか、あったっていいんじゃないかみたいな。
そうそう、それだけを話し続ける人たちがいてもいいと思う。
普段の、いつも雑談をしている人たちが、今回はコーヒーの話をするとかっていうのはあるんですけど、
ありますね、カレーとか。
そういうんじゃなくて、ひたすら同じ話をする、同じトークテーマについて話をしていって、細かく細かく細かくしていくっていう人がいたら嬉しい。
そうですね、もっともっと面白くなりますよね。
そういう思いって私ちょっと聞いてて、うちの事務所の社長である山陰ヒーロー氏と、やっぱり似てるんだなと思いました。
だってヒーローさんがポッドキャストスターワードを始めたきっかけって、そもそもがそういう、もっと面白い人、ニッチな話を語る番組あったっていいよね、だし増えてほしいなっていうので、
2024年に思いつきでスターワードを始めてるので。
発想一緒ですよ、多分。
何だったら、編集とかマイクとかはもうちょっと二の次にして、なんかもっと語ったらいいじゃん、みんな面白く、っていう人なんですよ。
とはいえ、音声がガビガビだと誰も聞かないから、ちょっと整えようねとはいえなんですけども、ちょっと雑な言い方をしましたが、
まあ面白気でいいじゃんっていう、そういうのをもっと知りたいよね、聞きたいよねっていう、そのYouTubeとかインスタではなく音声で聞きたいよねっていう思いがあるのが、山陰さんとヒーローさんと小野寺さんのちょっとした共通点だなと。
そうなんですよ、やっぱり音のいいところってのは想像力を膨らませてくれるところだと思うので、聞いててそうなんだって目に浮かぶっていう、それだけで僕は嬉しいんですよね。
だから今回の藤井聖堂さんのトークの教室は小野寺さんも私も刺さりましたね。
刺さりましたね、もうぶっ刺さっててですね。
個性の話とかも忍の話に出てきたと思うんですけど。
ありましたね、忍の話、あれも私いいなと思って。
聖堂さんがやっぱりセクシー路線の話はしづらかったみたいな話とかも、なるほどなーみたいな気持ちになりましたし。
なりますよね、ああそうですよねーってなりました、なりました。
自分の忍ってなんだろうっていうのもね、逆に客観的に見ることって難しいと思うんですよ。
難しいですよ、そうなんです。
どうやって磨くっていうか気づくですかね。
たぶん藤井さんおっしゃってるように、ラジオ業界だったらばこういう放送作家さんとかプロデューサーディレクターさんが、
あなたはこうねってバシッと言うというよりも、こっちの道に進んだらいいんじゃないって促してくれるんだと思うんです。
だからよく有名になったとか、何かこういわゆる知名度が上がったと言われるタレントさんとか芸人さんとかが、
放送作家の誰々さんに育てられて若い頃って話すのはそういうことなんだと思いますよ。
やっぱ人に道しるべをもらってるんじゃないですかね、個性。
でも最初はよく言われるのが、芸人さんとアナウンサーってまたちょっと別ですけど、
アナウンサー業界で言われるのが、個性なんてそんなみんな違いないよと、
特に最初の21、23ぐらいの頃なんて、ほにゃららが好き、たとえばすごくカレーが好きとか、サーフィンが好きとか、
編み物が好きみたいなそういう好きとかがちょっとあるかなぐらいです。
多少のデコボコあってもそんなに差はないんだと。
でもその好きを個性にまで作り上げればいいんじゃないっていうのは言ってますね。
私の友人で同期で、ラジオ業界では知らない人はいないっていうギャラクシーショーっていうのを受賞している、
静岡放送の元アナウンサー、現在静岡で知らない人はいないっていうぐらい有名な、
紀藤理恵っていうアナウンサーがいるんですよ。
彼女は10年ちょっと静岡放送SBSでレギュラー番組を持っていて、
その番組が終わってはしまったけれども、本当に若い子から大人まで大人気の番組だったんですよ。
そんな彼女、個性は作るものって言ってました。
作る?
作る。自分で作る。
さっき言ったようにそんなに差はないんだよと。特に若い世代なんて。
差はないんだから自分の強みないなと思ったら作ればいいじゃんって先輩とかラジオ業界の人みんな言うんですって。
それこそディレクターとかプロデューサーさんとか。
みんなそうやって悩んで悩んでこっちの個性伸ばしてみようかな。
でもなんか同じようなライバルいるからやめとこうかなとか。
じゃあ1個だけじゃ弱いから1足す2で自分を打ち出してみようかなとか。
っていうのの多分壁打ちをトライアンドエラーをやって、
名誉を上げてるのが多分タレントさんとかお笑い芸人さんなんじゃないですかね。
移住員さんとかって若い頃から尖ってそうですけど、
だってオードリーさんって今や好きな人いっぱいいるっていうオードリーさん。
若いさんですらあんなに山登りして何もありませんでしたっていうぐらいですよ。
今だったら山登りしたら絶対10個はネタ作ってると思うんですよ。
そうかもしれないですね。
ネタはやっぱ作るもんだっていうのはよくマスコミ業界では言われますね。
じゃあどう作ったらいいのって話になるんですけどね。
でもやっぱりその次にじゃあどうしたらいいのって聞くと、
まあ行動することだよねと。
その行動は何って言ったら、まずは好きなものから始めてみる。
で、次に好きじゃなくても興味があるもの。
あとは好きじゃなくても世の中的に流行ってるもの。
この3つのどれかをやれば伸びるし、
3つ全部でもいいんじゃないみたいな話をした記憶がありますね。
例えば静岡にこういうアナウンサーいるんですって、
なんか個性を作んなきゃって、
ほにゃららアナウンサーといえば何々っていう強みが欲しいっていう時に、
サウナがブームだったから、
今となっては当たり前のサカツですか、
サウナ女子みたいな感じで、
サウナが好きっていう風にしようと。
もともとサウナ別に大好きってわけじゃないけど、
嫌いじゃないから。
行ってみたら別に気持ちいいし楽しいから、
あ、じゃあ私サウナ好き、女子アナで売り出していこうっていう子がいたんですって。
そしたらその子コーナーにもなったし、本も出すぐらい、
今で静岡でサウナといえばほにゃららアナウンサーっていう印象づけができたんですって。
要は個性を作ったっていう霊魂体験ですよね。
だからそれをあざといと言われてしまえばあざといですけど、
多分大なり小なり芸能人さんもインフルエンサーと言われる人もやってると思いますよ。
個性を作る。
発信と反響
そうですね。個性を作るっていうのが、
あざとく見えないようにやらなきゃいけない部分もあるでしょうし。
こういうコンテンツが本当に多様化してるとか細分化してるからこそ、
誰も手を進めてないとか足を踏み入れてないというか、
ブルーオーシャン的な部分を探していく。
唯一オンリーワンになれる場所というか、ナンバーワンになれる場所を探していくっていうのは、
やっぱりやらなきゃいけないっていうのは僕も思ってて。
餃子でいろいろと僕も打ち出しをしているんだけど、
餃子で打ち出しをしている人っていうのは当然僕の周りにも他にもいて、
僕はその中で言うとおとり寄せ餃子の方にまず特化して進んでいったっていうのもあるんですね。
自分のできることを一つ、
これだったら誰もまだあまり深掘りしないなみたいなところを探すっていうのは大事なポイントだと思います。
深掘りをしていくと個性になる。
隙を突き詰めて個性を作るっていう。
そうですね。
あと周りが賞賛してくれるとか求められることが個性にもなって強みにもなるっていう。
そうなんですよ。そこがね、また難しいところでね。
簡単に言うけどねっていう。
本当そうなんですよ。
みんな求めてない部分も、実は意外と隠れた同じような共感する人たちがいたりするっていうのがまた面白い部分で。
だからやっぱり発信してみるっていうのがいいじゃないですかね。
そうですね。発信してみないと見えないですね。
そうですね。アウトプットしないと周りも反響もないですし、反応も得られないですからね。
トークの魅力
で、言いますけど、でも私も悩んでます。
じゃあ早坂の個性は?って言われると自分じゃわかんないですもん。
だから私も本当に藤井さんみたいな放送作家さん欲しいです。
ですよね。いや本当そう思いますよ。だから僕も餃子の話をなしでって言われたら、何の話しようってすごい悩んじゃいますもん。
もしじゃあ小野寺さんが餃子以外でポッドキャスト番組作りましょうって言ったら何になるんですか?
それが今わかんない気持ちなんですけど。
日常生活あれはどうなんですか?雑談系はあんまり好きじゃないですか?
雑談、僕そんなにトーク上手ではないんですよ。
そんなことないですよ。
切り口が僕の中にないんですね。
いなくないです。そんなことないですって。
でも結構ハマりやすいタイプで、同じことをひたすらやり続けていってしまう。
ガジェット好きだったりもするし。
万博とかも結構初期の頃に3回くらい行って、そこから行ったらいいですけど飛んでるから。
結構これだと思って一気にガーッと突き進んでしまう部分はあるので。
そういったところですかね。今だったらやっぱりガジェットですかね。
だとしたらね、小野寺力が語るガジェット系のノウハウ。これが今熱い。
それも難しいところが、やっぱり自分の中に情熱を持てるかどうかってすごくありますよ。
そうですね。大事。
自分の中に情熱を持てるかっていうより、やっぱり聞いてくれる人がいて、
やっぱりそこで反射的にやらなきゃって気持ちになっていくっていう、自分の中の循環ができてるからできるんですけど。
最初に誰もニーズがないって感じるところから深掘りしに行くのってすごくパワーがいるんですよね。
そうですね。
甲冑を着ていくのも、あえて自分を追い詰める背負いの陣っていうか、
甲冑を着てることによって人に何か目についていただいて、それで反応してもらえるから甲冑を着てるみたいな感じ。
目立ったことをするのってのは、誰か反応ないと目立ったことしてるつもりなのに目立ってないと結構自分でシュンってなるんですよね。
あーなるほど。でもあの甲冑はインパクトありますよ。
ありますよ。
文化的要素の考察
私も最初はもうあれで覚えましたもん。甲冑の方だって思いましたもん、初めてお会いした時。
戦略的にやってますからね。
いやそりゃそうですよね。戦略的じゃないわけないですもんね、あれはね。
そう、趣味でやってるわけじゃないんで。
いやーすごいですよ、あれは。あれオリジナルですよね?
オリジナルです。オリジナルですし、全部手作りしてもらってるやつなので。
手作り、すごい。
甲冑って面白いのが、やっぱりずっと作られてる理由がそれぞれのパーツにあるんですよ。
ほー、というと?
例えば腕にこうして小手ってやつも、左手から通すんですね。
ほうほう。
それルールがあって、なんで左手から通すかっていうと、来てる最中に攻められたときに右手からやってると左手がガラ空きになって、刀を持つ手が中途半端になっちゃう、みたいな感じで。
左手で守れてれば、右手は剣持って戦えるから、みたいな感じの。
なんかそういったいろいろとパーツに理由があって。
意味があるんですね。
そう、左から開くことによって気がこもるみたいな、なんとかそういろいろと。
へー。
宗教みたいなものもあるんですけど。
あの、茶道に近いですね。
あ、そうだ、そうだ。
茶道も右から左から全部意味があるんですよね。
はいはいはい。
なぜ右からやるのかとか、なぜここに蓋を置くのかとか。
そういう、なんでこうなってるのか分かんないものをやっていくのはすごく楽しいですよ。
あー。
茶道やってみたいですもん、ほんとに。
私ね、小野寺さん茶道すっごくお勧めします。
私庭家ですけど、半年、1年ぐらいしかやっていないんですが、はまりますよ。
だって、襖を開ける開け方、右手なのか左手なのか、それはなぜなのか、全部意味があるんです。
あーいいな、そういうの大好き。やってみたい。
畳の減りをこう、越え方とか。
はいはいはい。
裏線形、表線形、なんとか理由って全然また違うんですよね。
はいはいはい。
草の畳み方も違うんですって。全部意味があるんですって。
日本語の書作って理由があるけど、知られないんですよ。
まあそうですよねー。
まあいちいち解説してたらね、大変ですからね。
でも知りたくなるよね。それやってたほうがやっぱりマナーがわかってるっていうか、
マナーってできてるだけじゃなくて、なんでっていうところも理解できててやっとマナーだと思うから、
それやってみたいですね、ほんと。
そうですね。それこそ、食べ物ラジオでしたっけ、むとうさん。
はいはいはい。
もう一回そういうことを語ってらっしゃる、お椀の話とか、解析料理のいろんなマナー、
それこそお客さんによっては、飲み物を前から出すのか、右から出すのか左から出すのか、
いろいろ言う人がいるけれど、みたいなのを確か語ってらっしゃったときに、
ああそういう意味があるんだとか、料理人の方からするとそういう思いで出してるんだなっていうのがあって、
一個一個の書作に意味があるって、それを知ったときに、へーなるほどーがあって、私も好きです。
コミュニケーションの本質
私、小野寺さん絶対茶道、おすすめ。やってください。
聞きたいんですよね、本当に機会があったらね。
茶器とかハマると思いますよ。草とか。
そうですね、やっぱりコミュニケーションになるものっていうのは基本的に好きなのかもしれなくて、僕の中で。
あまり人見知りなので、誰かとこう、誰とでも気軽に話すみたいなことはあまりないんですよ、生活的に。
そうなんですか。
そうですね。
あら、ごめんなさい、ちょっと意外でした、それは。
本当ですか。
はい。
もう内向きですよ、気持ち的には。
やき餃子協会代表理事で、あんなに日本全国行かれてる方が。
それも逆なんですよ。
自分の方にずっと向いてて、あまり人としゃべりたくないからこそ、勇気絞ってやり始めると、リミッター超えちゃうんですよ、いろんなものが。
なるほど。
だから激しく外向きに見えちゃうかもしれないですけど、実際のところはかなり内向きなんですね。
へえ。
でもそうは聞こえないです、フォトキャストを聞いていると。
面白いですね。いろんな面があるから、人間ですよね。
そうなんですよね。
っていうのはね。
だけどね、一個踏み込むとやっぱ違う世界が見えてるってね、知ってるので、踏み込んでみたい気持ちはすごくあります。
すごく知らない世界に好奇心はすごくあります。
ああ、ですね。だからさっきのお話につながりますけど、いろいろなそういうニッチなフォトキャストに出会いたいっていうのは、その好奇心からなんでしょうね。
そうなんです。
へえ、面白いなあ。
いやー、でも本当に富士山みたいな人が、どこにいるの?
いや、いないですね。そういう方はやっぱり無料じゃやってくれないと思います。
逆に、僕が富士山になるためには何があったらいいんですかね。
なろうと思えば別になれるんじゃないですか。
富士精度さんに必要な素質は何ですか。
一般とは何かだと思います。
客観性?
客観性。ちょっといろいろあったり、名前を出していいのかどうかはわかんないですけど、松本ひとひさんが確かそれを大昔で言ってらっしゃって、笑えるか笑えないかって、その一般のラインを知ってるか知ってないかをまず芸人さんは認識してないと、さっき言った自分は面白いと思っても世間は笑えないっていうのはその一般のラインがずれてるからだと。
はいはいはい。
あとその例えば下ネタとかもそうで、どこまでギリギリのラインを地上波のラジオテレビで言えるかどうかっていうのもそこの感覚がないとやりすいちゃって、いやそれ使えないよってカットになって番組スタッフ全員何十人に迷惑をかけてまたやり直しになっちゃうから、やっぱり有名な人とかレギュラー番組多い人ってその一般ラインを知ってるんだと。
なるほどね。
でもアナウンサーの人も言ってましたよ。一般を知らないと、例えばゲストさん今日はゲストの岩添美さんですって言った時に、岩添美さんのファンの人が知っているであろう一般常識をまずパーソナリティとして知っていないと、今更アイドルっていう曲はどんな思いで作ったんですかって言ったら、今更そんな質問ってなるんですよ。
確かに。
あれだけバズった。
喋ってるよこっちはよみたいな感じになりますね。
そう。だしそんなのどっかでインタビュー記事読めばわかるじゃん。だからそこのセンスがない人ってその一般ラインがわかってないと。
なるほどね。
でそのさっき言った例えば岩添美さんがゲストだったら岩添美さんファンの普通とあと岩添美さんを知らない世代、例えばおじいちゃんおばあちゃんだってまだ小学生とかでそんな音楽を聴いてないって人がもしかしたらたまたまラジオを聴いてるかもしれないと。
その人たちの一般ライン、普通っていうのも頭の中に入れながらインタビューするっていう。だからインタビューってめちゃくちゃ難しいのはそこなんですけどね。
聞かせるインタビューですね。誰向けなのか。マスメディアってそこが難しいなっていうのはね。
藤井誠人さんはその一般ラインを持っている方で、だから芸人さんはすり合わせたいんじゃないですかね。
僕はこれ面白いと思うんですけど藤井さんどう思います?っていうので多分そのさっき言ったかけるってことをやるんだと思う。アウトプットをやってみるんだと思う。
普段からポッドキャストじゃなくてラジオ番組を作ってるから、ラジオでこれが受けてるんだよねっていう、そっちの方の正解をまず軸として持ってるから。
持ってらっしゃると思います。
そこの軸に響くか響かないかっていうところで藤井誠人さんは反応して、これが響かないって誠人さんが響かないんだったらこれダメだみたいな感じで直していくっていう、そういうプロセスなのかなと思ってたんですよね。
これはリスナー零号であり一般ラインの線引きをしてくれる方なんじゃないですかね、放送作家さんって。
ラジオリスナーとしての視点なんですねきっとね。
それを受け止めた上で、じゃああなたはこっちの尖った方向に行くと面白いよなのか、いやあなたはアイドルだからもうちょっとこういう方向に行くとファンがリスナーが喜ぶよっていうのの道を作ってあげる。
道案内、道しるべをしてあげるのが多分放送作家さんなんだろうなぁ。
勝手に思ってますね。
台本の話があったじゃないですか。
ありました。
クリスマスの台本の話。
あれ分かりやすいですよね。
あれ分かりやすい。
アイドルの時とおじさんの時とはやっぱり台本を変えるんだよねみたいな話とか。
やっぱりその相手が誰なのかっていう語り口を決めていくのに台本もうまくこう変えていくんですよみたいな話がすごい分かりやすくて面白かったんですけど。
あれができるかできないかなんのかなって気もしますね。
そうです。だからポッドキャスターは、特に小野寺さんも私も一人でやっている人たちは、藤井さんの役名を自分でもやらなきゃいけないから、だからあれこれ悩むんでしょうね。
そうなんですよね。
あとポッドキャスターの学校の仲間たちも、一人番組の方、大なり小なり悩んでるじゃないですか。この方向性でいいのかなとかこれって面白いのか。
みんな悩んでます。
みんな悩んでますよね。二人番組さんでも悩んでるかもしれないですよね。二人であれこれ言ってるけども、二人のこの選んだ道は果たして世間一般としては面白いんだろうか。
何でも言いますけど、絶対的な正解がないから難しいんですけど、でもだから面白いんだと思いますよ。自由だから。
そうですね。一旦そういう意味で言うと、ポッドキャスターの教室、コンさんの考え方っていうのを一回自分の中に取り込んでみて、コンさんだったらこういうだろうなっていう仮想コンさんを僕の中で作って、
あーわかりますわかります。
仮想コンさんにぶつけて台本自分で直すんですよ。
ええええ。
トーク技術の重要性
仮想藤井誠さんみたいなものをみんな持ったり、仮想コンさん、仮想早坂さんとか何でもいいんですけど、
そうですね。
自分の中に第三者を持つみたいな。
そうですそうです。あ、そうですそうです。たぶんその感覚が発信者って大事なんだろうなーですし、たぶんバズってるとか知名度がある、再生回数が多い人ってそのトライアンドエラーをめちゃくちゃやってんだと思いますよ。
うーん、そうですね。
やっぱりやってみて磨かないとっていうね、最初からそんな一線回数再生されるなんて人はいないと思いますよ、どこのジャンルにも。
そうですよね。ずっと繰り返してる人たちはそれを繰り返してる分だけ偉いな、夜の農家山本さんすげーな。
いやほんとすごいよね、あの方のトライアンドエラーの回数とその方向性とか種類がものすごいですし、
あそこまで貪欲に、ポッドキャスト面白いものにするんだとかね、アワードで大賞を取るんだ、みたいなのもう見えてるじゃないですか、ご本人明言してなくても、
あ、もう絶対今度大賞を狙ってんだろうなっていうのは、もう清々しさもありますね。
普段喋ってる山本さんとポッドキャストの時の山本さんは違うキャラクターですしね。
そうそうそう、面白いですね。
一個小野寺さんにも、ごめんなさいね、壁打ちじゃないですが、聞いていただきたいことがあって、
藤井さんが結構冒頭で、なんで世の中に面白いトークとか笑いのトークをテーマにした本があまりないんだろうか、
みたいなことをされてたんですけど、私それね、理由を解説できるんですよ。
それは、笑いとか面白いトークというタイトル、本のタイトルですね、に設定できる肩書きを持つ著者さんがあまりないからだと思います。
限定されるんですよ。だってさっき言った元アナウンサーの話し方調筆の本とか、
元営業マンのトークの技みたいな本を出版しましょうってなった時に、笑いとか面白いってつけらんないんです。
説得力がないから。営業マンって笑かすだけじゃないですよ。やっぱ物を売る人たちだし、アナウンサーってなると情報を電波に乗せてお伝えするっていうのが大きな役割なので、
笑いを主軸にしたトークの技術を伝授してる人って限定されちゃうんですよ。
なので、雑談力とかコミュニケーション力の本の一章とかにあるなっていう印象ですね。
私いろんな話し方とかスピーチ本読み漁ってますけど、なくはないんですよ。
笑いを取るにはとか、面白いトークスピーチプレゼンをするにはってなくはないんですけど、それが表紙のタイトルにはなれないんです。
藤井さんは芸人さんと仕事してるから、そのタイトルが使えるんですよ。
そうですね。
でもトークの技術だから、結局面白い本にはしてないんですけどね。
結局、笑えると面白いとは違うよってことを最初に言ってるし。
笑わせるための話をここで説明してるんじゃなくて、
人が面白いと思うっていうのはどういう切り口、語り口の構成の仕方なのかって話をしてるだけですよね。
そうなんです。
だから面白いトーク、笑えるトークの支難書がなんでないんだろうっていうのはそこだと思いますよ。
語れる人がいないから。
元芸人さんが出す本だったら全然問題ないと思うんですけど、
ただちょっとレベルと土俵があまりに違いすぎて、
例えば令和ロマンがそういう本を出したとしても再現性ないと思いますよ。
芸人のトレーニング
それは令和ロマンだからいいんだよねになっちゃうんです。
突き詰めていくとそこまでいけるんだろうけど、その前段階がものすごくいっぱいありそうな気がしますね。
そうです。
だからコテンラジオの私、樋口さんのトークが上手なのは、
それはやっぱり元芸人さんだからとか、バンドをやってたからっていうリズム感の話よくされるじゃないですか。
そういうのは私、ものすごいあると思いますよ。
だからそんな1日や2日で樋口さんみたいになろうっていうのは無理です。
樋口さんの話聞いてて思ったのは、やっぱりIQが高い人の話し方をするなって思ってて。
そうですよね。
人の話を聞いたときに、頭ではバーって分解してて、
ここのポイントっていうのは、ちゃんと自分の中で細かいポイントを発見できてるっていう。
そのポイントを見つけた上で、解決策みたいな話だったりとか、こういう見方はどうなんだみたいなこととかを、
ちゃんと360度自分の中にひっくり返してみて、会話してるっていう感じがするんですけど、
思考速度を持たなければ、あの面白さにはなれないっていうのもあるかもしれない。
例え話も上手ですしね。
そうそう、例え話が上手いのは頭いい証拠ですよね。
で、あの店舗感とかもまさに芸人さんの店舗感なんですよ。
例え話を引っ張ってきて、パンとコールを返せるっていう、あの店舗感は芸人のたまものだと思いますよ。
確かに。
逆に言うと、芸人はそこの店舗感をどう磨くのかっていうのが知りたいですね。
そうですね。それは吉本の学校に入ったほうがいいと思います。
学校に入ったら何をそこで学べるんでしょうね。
まあ多分、ちょっと藤井聖堂さんに近いことも聞くと思いますよ。
同じようなことを言われると思いますし、さっきのその一般基準とはみたいな。
はいはいはい。
まず上司を知って。
あと、あの方たちって普段の会話も大体間開けてないですよね。
そうですね。
芸人さんたちはなんでそんな間開けらずに喋れるのかっていうか、返せるのか突っ込めるのかっていうのを考えると、
よほどトレーニングをしてるんだと思うんですけど、
そのトレーニング方法を教科書してほしい。
あー。
多分日常生活でやってくださいって言うと思います。
そうなんですね。
ボケたい人は日常生活でもボケるし、突っ込みたい人は日常生活でも突っ込んでみてくださいみたいなことを。
もちろんテクニックいっぱいありますよ。
やっぱこう磨き方が絶対あるんだろうなーと。
多分リズムだと思います。
多分本当に0.5秒空けるのか、0.8秒空けるのかとか、自分たちの動画とか録音したものを聞いて、
めちゃめちゃトライアンドエラーやってると思うんですよ。
ここ突っ込みもうちょっと詰めようかとか。
うん。あ、そう。
舞台的な構成をするときの使い方じゃなくて、平場のアドリブっていうか、話してるときからも。
普通のトークですか?
はい。普通のトークからも、やっぱり普通の一般人とは違う色感、そして言葉選びみたいなのがあるから。
そうですね。
すげーと思うんですけど。
確かに。多分それはそういう環境に生きれば、でも芸人さんになるとお題のない人になると事務所入るじゃないですか。
事務所入ってなくても、そういうまさにアワードだったり大会とかに出ると、そういう友達仲間ができるじゃないですか。
だからそういう飲み会に行くんですよ。
そうすると周りがみんな展開よく喋ってるので、あ、これが芸人という生き物なんだなって多分染まっていくんだと思います。
なるほどねー。
アナウンサーも同じで、アナウンサーという生き物に囲まれてると、そういう喋りになりますね。
どっちかというとテンポ割と早い方で、アナウンサーの人で、うーん、そうだなーという人あんまりいないですよ。
あ、そうだよね、なんとかだよね、それでね、みたいに。
テンポ良かったりとか、あと回したくなる。MCやりたくなる人いっぱいいますよね。
ファシリテーターやりたい。合コンとかでもみんなファシリテーターになります。女子アナ集まると。
でもファシリテーション能力もやっぱり同じようなセンスですよね。
人の話を聞いて、それを頭の中バーッと考えながら、できるだけ早くそれを次にどう展開してくるかというイメージを持って。
間を空けずにみたいな。あとAさんBさんCさんたぶん合コンいるとして、ちょっと合コンにたどいちゃいますけど、
営業と観察
AさんBさん喋ってるけど、C君喋ってないなーと思ったら、え、C君はどう思います?みたいに振ってあげるとか、
Aちゃんドリンク空いてるよっていう。あれですよ、一般の社会人の方もやってるじゃないですか、飲み会で、
先輩なり取引先の人のビールが空いたら、あ、空いてますよっていうあのテンポ感あるじゃないですか。
ああいうのって入社しないとわからないけども、そこに営業マンに囲まれてると営業マンっぽくなりません?
そうですね。
1年2年いると。
あとやっぱり営業やってると一番最初に言われるのがやっぱ観察をしなさいだと思うんですけど、
今の話もそうだなと思ったんですけど、で、藤井聖堂さんの話もそうなんですけど、切り口は観察から始まっていくと思うので、
やっぱりそういった観察の仕方、自分の中にいろんな視点を持って、既に生きているというか、生活しているというか、
それでやっぱり自分を磨いていくことになるのかなーって今聞いてて思った。
いや、おっしゃる通りですね。あ、そうですね。観察ですね。私営業やったことないのに、それちょっとTTですか?
営業って観察から始めましょうっていうのはあるあるなんですか?
あると思います。お客さんが結局何求めてるのかっていうのをどうやって引き出すのかと思う必要なんですけど、
引き出す前に相手がもう既に滲み出しているものをちゃんとキャッチしに行かないといけない。
結局こっちのものを売るためには向こうのニーズを出して、それに合うものですよってお返ししなきゃいけないとか、リセットしなきゃいけないから。
そのニーズをどう引き出すのか。引き出す前にもう既に行ってないかっていう。
多分それを皆さん営業していると絶対最初に言われることだと思いますけどね。
会話の中でちょっとこう引っかかるワードがあったら、それをフックに先ほどの話なんですけど、
今さっきほにゃららに困ってるとおっしゃいましたよね。それっていつから困ってるんですか?みたいなそういう観察ってことですか?
そうですね。例えばその会話の中で、最近困ってることって何ですかって、単刀直入に言うのってなかなか難しかったりするんですよ。
普段の日常的なアイスブレイクの話をしながら、だんだんとそっちの方の相手のニーズって何なんだろうなって探りに行くっていう、その手っていうのは会話の仕方なんですけど、
会話の仕方、お話し上手って聞き上手って言うじゃないですか。
言いますね。
聞き上手ってのは相手がどういう風な感じで動いたかっていうところを見て、そこに差し込みに行くっていうのが会話だと思っているので。
そうですね。
それそれっていう表情をしたりなんか言うのか、それともそうじゃないんだよなーっていう表情をしたり何かを言うのか。全然違いますもんね。
そうですね。
そこをちゃんと察知能力。ピピーンとあれですよ。北朗のあれですよ。髪の毛がアンテナに反応するからですよね。
そうですね。
変化あったっていう。
そうですね。相手が持っている服装とかも、靴とかを見なさいみたいな話もよく言うじゃないですか。
たまに見ますね、ビジネスモンで。
そうそう。その靴を見るのっていうのは何であるのかっていうのもきっといろいろあると思うんですけど、人によって違うと思うんですけど、相手の仕事柄だったりとか。
例えばその靴がすごく後ろの方がすり減っている人だったら相当悪い点ですねみたいな話だろうと思うし。
はい。
ピカピカにしてるんだったら、ピカピカにしてるってことは誰かに見られる仕事をしてるんですねっていうことだったりとか。
なんかその相手が何なのかをプロファイリングするんじゃないんだけど、考えるヒントっていうのはそこにきっとあるんだよね、靴の中にもね。
ええ。
っていうので、靴を見なさいって言ってる人が多いんだろうなと思うし。
観察ですね、まさに。
はい。
でもそういう持ち物、表情、喋り、そうですね、その方の思考とか思いがあるはずですもんね。
そう、私は営業の方ってやっぱりそう、話上手にもあるけど、聞き上手ですよね。聞くスペシャリストだと思います。
だからインタビューとかお上手な方多いんだろうなと思うよ、ファシリテーター、営業経験ある方って。
聞き上手と会話の魅力
そうですね、ファシリテーターは聞き上手ですね、基本的に。
そうですね。自分じゃないですもんね、喋るのがね。
藤井聖人さんも聞き上手なんですよ、多分。
あ、おそらくそうですね。
聞き上手な話をしてるんですよね、これね。
多分芸人さんとかが言ったことに間挟むって言うんじゃなくて、今まさに小野谷さんが喋ろうとしてるので、私今あえて被せちゃいましたけど、
多分藤井さんだったら被せずにうんうんって頷いて聞いてるだけだと思いますよ。
でもアナウンサーとか芸人って今みたいな間が嫌なので、喋りたくなっちゃう。
だから芸人さんとかアナウンサーあるあるで、どうしても2人でわって喋っちゃうから、
被っちゃったってなるともう一回撮り直しますって言って撮り直すんですよ。
でもこの撮り直しがない人って芸人さんでもアナウンサーでもやっぱり喋りが上手っていうね。
そうですよね、ディレクターも喜びますしね。
編集楽なんですよね。
編集楽になるっつって。
私撮り直しちゃうタイプですけど、でもあえて被せがいいっていう人もいるんですよ、ディレクターさんによっては。
なるほどね。
それがやっぱりディレクターさんとかプロデューサーのセンスなんですよ。
はいはいはい。
被るぐらい2人とも、そうそうそれそれって盛り上がるっていう意味では、そうそう。
毎回被ってたら聞いてる人も、また被ったよ、また被った、もうやだってなっちゃって、聞かなくなっちゃうけど。
そうですね。
でもほんと嬉しいな、今回なんか東北の教室という本をきっかけに、
なんかこう喋りとか語りに関して、自分1人じゃなく会話しながら考えたり、こうなんじゃないか、なんじゃないかとか感想を言えるのはすっごく嬉しいです。
楽しかったですけど、私は楽しかったんですが、どうですか、小野寛さんどうですか。
はい、あのプロのアナウンサーとしての視点もあるし、話し方を教えるっていう講師としての視点もあるし、もうあ、そうなんだ、あの茶道の話もそうなんですけど。
やっぱりもう自分に持ってないものを返ってくるのはすごい楽しいんですね、会話が。
そこが会話のね、魅力ですよね。
そう、そういったところをね、この本を通して、なんか早坂さんからも学んだ感じがしますね。
いやいやいや、私小野寛さんからいただきましたよ。楽しさ、魅力、そして、あーやっぱり2人で喋るっていいなー、2人番組なんかいつかやってみたいなーって思いました。
それは小野寛さん、お忙しい方だからお願いできないと思いますけども、誰かいないかな、ズバズバ言っても怒んない人誰かいないかなーって。
そうね、兄弟ね。
私たち、我々ね、一人喋りポッドキャスターなんで。
そうなんですよ。
そうと思いますよね、一人語りの。
特に早坂さんは、話す相手がいた方が話しやすいだろうなと思うんですよね。
僕はもう自分の好きなこと一人で黙々と喋ってるだけだから。
そうですね、いた方がいいんだろうなー。そう、坤さんにもなんか言われたような気がする。
あとそう、私女性一人喋りよりもやっぱり男性入れた方がいいよみたいなことは何人かに言われたし、自分でも思うんですよね。
あーこれ男性の声あった方が聞いてる方としては楽だなーと思って。
だから私、今43歳で一応この職に就いて20年経ちましたけど、
世の中のテレビとかラジオが男女をバランスよく起用される意味がようやくわかりました。
わかります。僕もポッドキャスターより聞いてて、やっぱ男女の声が一番聞きやすい。
ですよね、そうなんですよ。やっぱり変化があるから、男女の声の変化が。
だからイニエシーからキャスティングしてるには理由があるんだなーと思って。
全て理由があるんだなっていうのをこの藤井さんの本でも学びましたし、ポッドキャストでも学んでます。
いやいやいや、まだ我々も100回程度ですから。まだ入り口に立ったばっかりですから。
藤井さんは? 97回ですね。
でももうすぐですよね、100回。 もう少し。早作さん先に100回行ってらっしゃる。
そうですね、つい最近行きまして2周年を迎えました。
まだ入り口ですよ。
そうですね、これからですね。まだまだトライ&エラー段階ですね。
はい。
はい、ということでありがとうございました。
ポッドキャストの成長
今回はポッドキャスト聞く餃子小野寺力さんにお越しいただきました。
最後に何か宣伝でも告知でも何か感想でもいいんですけど、一言お願いできますでしょうか。
そうですね、聞く餃子っていうポッドキャスト番組を私もやらせていただいておりまして、耳辺に聞くで漢字で餃子で検索していただくと出ると思うんですけど、ひたすら餃子の話をやらせていただいておりますということで、ぜひ餃子好きだっていう方は一度聞いていただいて、興味なかったらそれで聞いていただいて大丈夫です。
興味ないといないです。餃子聞かないとあんまりないですから。ほぼみんな好きですから。概要欄に貼っておきますので、ぜひぜひ皆さんもう特に知ってるよって方も多いと思いますが、聞いてみてください。あとフォローもね、星の評価お願いしますね、皆さん。
星の評価は低くていいんです。星の評価を押してくれるだけで嬉しいです。
あ、なるほど。アクションがないよりはあった方がいいっていう考えですね。
そう、無関心よりは嫌いでもいい。嫌いって1って押してくれた方がまだ嬉しい。
あ、でもそうですよね。無関心が一番寂しいですもんね、我々ね。反応がないって。
はい、小野寺さんの番組に感想を送っていただいたり、早坂のしゃべりの相談室にちょっと感想やらコメントやらいただけたら嬉しいなーなんて思います。すみません。お願いばっかりで。
早坂さんの番組のコメントでまたあの男の人が出てきてほしいって言ったらもう喜んで出てきますから。
じゃあお願いします。でも忙しいですけどね。でも本当にそんなご多忙の中ありがとうございました。
こちらこそありがとうございます。
はい、またいつかぜひよろしくお願いいたします。小野寺さん本当にありがとうございました。
はい、ありがとうございます。
01:18:46

コメント

スクロール