今週も好きな刑務所TOPⅢの発表の時間が来ました。
それでは皆さん、好きな刑務所TOPⅢを発表してください。
今週もクリス・ペプラフで行くんですね。
クリス・マルちゃんですけど、久しぶりの。
いやいや、まずツッコムとこそこの前に、好きな刑務所って何?
皆さん心に浮かぶ、この刑務所いいなっていうのがあるでしょ?
山口さんありますか?
私、高温圏刑務所用意してきたんですけど。
まだどこやねんって言ってきましたね。
結構あれなんきましたね。
高温圏刑務所ってどこにあるんですか?
タイの上の方にある、私が初めて行った刑務所で。
それは思い出深い。なんでちなみにそこがいいってこと?
初めて行った刑務所と、刑務所らしくない刑務所だったので。
初めて行ったのに刑務所らしくない刑務所ってどういう?
あの、結構皆さん自由に動いてて。
壁画とかが描かれてて、アニメ的な。
タバコとかもオッケーだよっていう。
全然刑務所らしくない刑務所が、私の感じで。
イメージと全然違ったってことね。
一応ね、好きな刑務所言っていい?って。
一応日本の刑務所のことだったです。僕のイメージは。
ですよね。
なので。
斜め上から来た。
いきなりちょっとびっくりしたけど、ちょっと戻してきまして。
じゃあ、南口さんはどこが好きですか?
私、刑務所に好きっていう概念を持ち込んだことがなかったんですけど。
まあね。
ただ、思い返してみれば。
お買い物が一番楽しかったのは、高松刑務所なんですよ。
高松ですか。
はい。
あそこの、ほら刑務所って門の近くとかにキャピック置いてるショップあるじゃないですか。
大体ね、全国の施設ありますね。
そうなんですよ。
あそこの高松刑務所のキャピックショップが、箱立ての丸ごくシリーズがめっちゃ揃ってて。
高松なのに。
高松なのに。
それで、今まで見たこともない丸ごく製品。
布の色が違うやつとか、すごいあったから。
私も大喜びで、どれかをどれかをってなってて。
で、一緒に行ってた人も、南口が今まで大人しく、陰で事務員だから大人しくしてたのに、急に大はしゃぎしだしたから、これなんなん?ってなって、みんなめっちゃ買ってくれたんですよ。
そこでね。
喜ばれたでしょ、現地の人。
そう、なんかね、どこからどういうふうにこの製品を持ってくるかっていうのは、やっぱり腕なんですって。
だから、ここに並んでるものを喜んでくれたのはすごい嬉しいって、刑務官の方が言ってくださって、それはそれは私勝手に一人舞い上がってただけなんですけどってなりました。
確かに全国共生展行っても、やっぱり丸ごくシリーズの周りって常にバーゲン中みたいになってるんですよ。
だから、どこの刑務所のキャピックショップも同じように置けるわけじゃないらしい。
なるほど。あれも決まってますもんね、スペースもね。
だから高松刑務所。
素晴らしい答えで、ちょっと驚きました。2人揃って素晴らしいですね。
ありがとうございます。
じゃあ満を持して丸山さん。
僕も言っていいですか。
これ、さすがに海外のはちゃうやんって言っといて、このままスウェーデンのとかドルウェーデンのとか無しなんですよね。
ごめんごめん。
僕ね、一番ね、うわーって感動したのはね、栗浜少年院ですね。
刑務所ちゃうけどな。
ですね。
これでも横須賀刑務司書の隣にあるんですけど、
ブルースティックワイって横須賀刑務司書行ったんですよ。
けど、そのままちょっと隣の栗浜も参観させてもらったんですけど、
とんでもない綺麗な海と青い空と海。
そうなんですよ。綺麗ですね、あそこは。
あれは綺麗かったな、わーって言っちゃった。
こんなに綺麗なとこがあるとですね、言って。
話変わってるし、そもそも好きな刑務所って振ってきたのは我々さんなんだけれども、
しかも元に戻すけど、クリス・マルちゃんどこ行ったの?
以上トップ3の発表でした。
無理やり。
ちょっと前治山さん、ちゃんと今日のテーマ言いましょう。
そうですね、というわけで今日エンタメ会なんですけど、
大変好評なエンタメ会なんですが、
今日は刑務所について考えるエンタメのおすすめベスト3を語ります。
マルちゃん教授の罪な話、市民のための犯罪学。
刑事政策・犯罪学を専門とする立証大学教授で一般社団法人刑事司法未来の丸山康博です。
同じく刑事司法未来の山口由紀です。
同じく南口文です。
このトーク番組は刑事司法未来を送るこれまでとは異なった視点から罪と罰を考えるものです。
ニュースでは聞けない犯罪学刑事政策の話についてわかりやすく解説をしていきます。
お堅いテーマですが、なるべく親しみやすい形でお伝えできればと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
それでは早速第3位、ドラマ監獄のお姫様です。
監獄のお姫様は2017年に放送された工藤勘九郎さん脚本、小泉京子さん主演のテレビドラマです。
女子刑務所舞台に罪を犯した女性たちと彼女たちを監視する一人の女性刑務官がある男性への復讐を企てる物語です。
工藤勘なんですね、脚本が。
僕ちょっと詳しくないから、これこんなとこがいいんですよ、こんなお話なんですよっていうのをちょっと教えてください。
こんなお話なんですよっていうのは、ちょっと無視させてもらって。
はいどうぞ。ここがいいよってところに行ってくれるね。
時間かけられてるしね。
見て欲しいポイント2つ。強めに2つ。
リコとちょっと感想を。
一つ目は、前科門くん、ハンセイコちゃんっていうキャラクターが出てくるんですよ。
これは完全に保護ちゃんとサラちゃんみたいなペアなんですね。
それがトートバッグとかになってて。
いるキャラでそういうのがいるってこと?
刑務所のキャラクターみたいなやつでいるんですけど、完全に保護ちゃんとサラちゃんを意識してる感じで。
ただ可愛くないんですよ。そんなに。保護ちゃんたちほど。
それがトートバッグとかになってるんで、中で作ってるんですね。
これはキャピック製品作ってるっていう感じで作るんですけど、可愛くないからめっちゃ在庫が余るんです。
そのトートバッグの作成が打ち切られて、違うものを作るっていうちょっとシュールな。
保護ちゃんにも刺さる場面があるので、そこを見て欲しい。
すごいところから感想が来てくる。南武さんはどう受け止めますか?
あのですね、今の発言が繋がる場面には重要なシーンがあるんですよ。罪の話的には。
罪の話的にはね。
今おっしゃったようにね。
高松刑務所なら売れるとかそういうことですか?
いや、あのね、ちょっと多分高松刑務所でも売れないと思う。売れないと思うんだけど。
売れないんだ。そんなにヤバいやつ。
やっぱり作業のシーンが、その何ちゃんでしたっけ。
前加紋君と半成子ちゃんです。
のトートバッグを作るシーン。で、なんかの非収容者の方たちがそれをミシンで作っていくシーンが出てくるんですよ。
で、これはね、結構リアル。それね、キャラクター以外は結構リアル。
作業指導を願いますとかそういうこと?
そうです。願いますって言ってなんかやるとか。意地悪でちょっとぐちゃってなってたら、意地悪された側の人が懲罰になるシーンとかがあったりとか。
なるほど。
結構キャラクター以外はすごくリアルでした。大切なシーンです。
じゃあ駆動感っぽい感じ。
やっぱりちゃんと調べてされてる感じ。
で、そのままずっと真面目に起こすっていうよりは、そういうところを挟んできながら飽きさせずに最後まで見てもらおうっていう作りになってる。
全然飽きないんです。
罪な話の構成みたいですね。
そうですね。
山口さん1点目やんな今の。
2点目。
職業訓練のシーンがあるんですけど、主演の小泉京子さん、きょんきょんさんが美容師コースを選ぶんですよ。
ただ角刈りしかできないんですよ。
それでめっちゃ角刈りがずらーって並ぶんですけど、その角刈りのマニキンがずらーって並んでるのがシュールで見てほしいポイントです。
外部の人も来れるところってあるやん。
はい。
その対象になってるの?そこの想定というか設定では。
はい。輪が進んでいくと免許取って彼氏が髪切りに来ます。
あ、そこに?
はい。
で、角刈りしていくの?
角刈りしかできませんけどいいですかーって言って。
いいですよーって。
彼氏なんで、角刈りどうのこうのっていうよりは、角刈りしかできませんけどっていう美容室をオープンさせます。
本当の刑務所で素面会っていうか、一般に開かれてるところに知り合いって来るんかな?
なんかエンタメとして楽しみつつもちゃんと細かいところでは被収容者の生活とか作業の場面とかも出てくるから。
そういう刑務所の中ってこんな運用されてるんだっていうのも見つつドラマとしても楽しい。
なるほど。
そしてねいつもほら丸山さんとこういう話をした時に色々知ってすぎててそんなわけあるかいってなったりとかする問題っていうのがあるじゃないですか。
これさすが工藤寛久郎さんこの舞台となった刑務所は自立と再生の女子刑務所という新しいチャレンジをしている刑務所なんですよ設定が。
だから私たちが知っている丸山さんが知っている女子刑務所でこんなことあるわけないやんってあってもそれは自立と公正の女子刑務所として新たなチャレンジをしている刑務所だから。
なるほど。
その矛盾なく成立するわけ。
なるほど。
2017年に放送ってことは工勤刑の構想もまだ発表されてない時期とかですもんね。
だからその頃に例えばですけど子育て収容者の方が子どもさんを産んだ時にどう対応するかとかっていうのは現状とは違うわけですよ。
でもその辺も多分取材されてどういう海外ではどうとか調べ張ったのかわからないですけど。
なるほど。
でもそんなわけあるかじゃなくてそういうチャレンジをする刑務所なんだっていう設定でやれるから。
矛盾がない。
なるほどな。いいじゃないですか。
いいですよ。面白い。
これ後でも後でもというか今からでも見れるチャンスはあるんですか。
あります。私も最近見たので。
結構今期間限定かもしれないですけど色んな。
サブスクで見れる。
サブスクでやってます。結構何社もやってるので。
そうなんですね。見てみたいな。
ぜひお勧めです。
続いて第2位。
とらわれし者たちの国です。
とらわれし者たちの国はアメリカの大学で英語や文化研究をしている教授によるレポルタージュです。
受験者への高等教育を推進するプログラムを作るなど社会復帰支援活動に携わる著者はアメリカの刑務所制度に疑問を抱き、
世界9カ国の刑務所を見て回ることにしました。
2021年1月キノクニア書店から出版されています。
小説とかじゃなくてルポなんですね。
そうなんです。
じゃあちょっとまだ読んだこともない人に。
このリスナーの方にやっぱり南口さんが紹介する本を買いましたって結構聞くんですよ。
ありがたい。
なので今日もお勧めポイントめっちゃ楽しみに待たれてる方いらっしゃると思うんですけど。
どうせまた3つ言うパターンですか?
お勧めポイントはねよく聞いてください。
1つです。
何?
いつもいつも3つと思ったら大間違いですよ。
1つ。この本のお勧めポイントは1つでね。
嘘?
本当。
なんとですねこの本1冊で9つの国のいろんな刑務所。
その施設としての刑務所建物とかっていうだけじゃなくて。
要は自由刑の執行方法も含めて9つの国のそれぞれいろいろ知れるんですよ。
はい。
それはもうもはや9個お勧めポイントがあるということでは。
来るんじゃないかっていう恐怖心があったよね今。
だからお勧めポイント1個ですよ。
9個知れるぞっていう。
もうちょっと聞いてみましょうか。
もうちょっと聞いてよ。
でねしかも単に見学に行きましたっていうんじゃなくて。
この著者の方が通って教育プログラムやったりとか
なんかあの手紙書くプログラムやったりとか。
やっぱ受験者の方と交流した上で書いてあったり。
素晴らしいね。
そうなんですよ。
だから実際中で自分がこう過ごしたことを元に書いてるし。
で文化研究の方なのでその国の文化のこととかも書いてくれてるんですよ。
単に刑務所行ったらこうやったぞじゃなくて。
どういう文化的な背景、歴史的背景があって。
刑務所の形がこうなって。
ここではこんな風な形で今なってるぞっていうことが書いてあるから。
すごくね興味深く。
その国の置かれてる状況とか含めてこの一冊で9つの国のことが知れるんですよ。
素晴らしいじゃないですか。
しかもね。
まだしかもなんですね。
そう。
ありがとうございましたって言おうと思ったんやけど。
まだですよ。
そうなんですね。
日本で暮らしてるとアクセスが割と難しそうな国が並んでるんです。
例えばほらアメリカのことだったら丸山さんに聞けばいいじゃない私。
例えばですよ。
タイのことはほら山口さんに聞こうかなとかさ。
今日のね感じだとね。
なるけどこれね第一章ルワンダ。
第二章南アフリカ。
続きましてウガンダ。
ルワンダの間に南アフリカ挟んでウガンダ。
でジャマイカ。
ちなみにタイもある。
タイもあるけどブラジル。
でオーストラリアシンガポールノルウェーはまあねあるかなと思うんですけどちょっとアクセス難しい。