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2025-01-09 23:40

【オトラジ#262】石田衣良が第172回直木賞を大予想!ハズレなしの候補作5選。今年の勝者は○○と○○?

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第172回直木賞予想

注目は
最年少30歳の荻堂顕さんと
最年長64歳の朝倉かすみさんのふたり

ベテランが多く読み応えはここ数年で一番
ハズレなしの回でした

全5冊で1万円超えとインフレも大変だけど
みんなで読んで本の世界を盛り上げようね

石田衣良の予想は
○○と○○の同時受賞です......衣良

▼番組で紹介した本(第172回 直木賞候補作)
『よむよむかたる』(朝倉かすみ/文藝春秋) https://amzn.to/3OWFKOP
『藍を継ぐ海』(伊与原新/新潮社)https://amzn.to/49DC5yV
『飽くなき地景』(荻堂顕/KADOKAWA)https://amzn.to/4gxGoyx
『秘色の契り 阿波宝暦明和の変顛末譚』(木下昌輝/徳間書店)https://amzn.to/3P3zvbK
『虚の伽藍』(月村了衛/新潮社)https://amzn.to/3VE5BPh

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▶石田衣良の書籍情報
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▶早川洋平から石田衣良へのインタビューシリーズ
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▼小説家・石田衣良を育てた50冊
https://hb.homesha.co.jp/m/m0c07621c3320

★お知らせ
タメになる健康エンタメ『すぽきゃすTV』のゲストに石田衣良が出演しました!(第13回~第16回)
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同番組はオトラジでおなじみ早川洋平のプロデュース、
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サマリー

第172回直木賞の候補作を予想する特別版エピソードで、石田衣良氏が5冊の特徴と魅力を語ります。特に、現在の出版事情や本の価格に触れながら、各作品に対する期待を高めています。このエピソードでは、直木賞の候補作を多角的に分析し、特に石田衣良や月村良枝の作品に焦点を当て、各作の魅力や背景に迫ります。また、受賞の予想や出版業界の現状についても議論が繰り広げられます。石田衣良氏は直木賞の候補作について予想し、今年の受賞者に期待が寄せられています。5つの注目作が選ばれ、それぞれの魅力が語られています。

直木賞予想スペシャル
こんばんは、石田衣良です。
こんばんは、吉水沼です。
こんばんは、ハヤカンフェです。
さあ、大人の放課後ラジオ、この番組はYouTube、ポッドキャスト、他各プラットフォームでお届けしています。
チャンネル登録、番組のフォローよろしくお願いします。
さあ、ということで、オトラジといえばというね。
来ましたね。
半金一度、バーゲンセールじゃないですが、どれを買ってもハズレが今回はありませんでした。
そうなんです。
第172回直木賞予想スペシャルということで、今回は5冊ね。
今回、ここに並んでいる本を見てもらって、パッては分からないと思うんですけど、実は今回がここの何回かで一番高い。
レベルが高い。
レベルも高いんだけど、本の値段が高い。
本の値段が高い。
これ5冊で全部足して消費税抜きだと9250円なんですよ。
消費税10%入ると1175円。
プラス。
つまり、1万円超え。
つまり、アベレージ2000円超えてるってことです。
それはやっぱり今までなかったから、2000円超えてるって言うと、この月村さんの本みたいに全部こういう硬い表紙のあるハードカバーかと思うでしょ。
ところが、ここの残り4冊に関しては全部、このカバーを外すとペラペラのソフトカバーなの。
ソフトカバーってね、僕の体感で言うと200円から300円安いんだよね。
原価が。
それぐらいの値段、原価はではないんだけど。
価格がね。
価格が。
4,6版だから実用書っぽいですよね。
そう、4,6版のソフトカバーで全部ビジネス書とか実用書っぽい簡易層で1万円を超えてくる。
これ逆に言うとね、いかに今出版事情が大変かっていうのがね、ものすごく出てる。
要するにここにいる5人はさ、今本屋さんも出版社も一番売りたいと思ってる5人じゃない?
その人の本が全部ソフトカバーになってしまって、
しかも小喜堂さん、いおはるさんのとかは、これもそうだけど3冊はほぼ2000円だからねソフトカバーで。
だから元が取れないんだよ。
なので僕がお願いしたいのはですね、別に僕の本じゃなくていいんだけど、
余裕があって本が好きな人は単行本買ってあげてください。
今もものすごい大変だと思う。
厳しくなったよな。
ただし、この5冊全部トータルで読むと、ここ何回かで一番面白い回だった。
候補作の魅力
だからおすすめです。全部おすすめ。外れないですよ今回。
ほんと面白かったですね。
うん、面白かった。
前回とかさ、その前とかはもう今回なしでいいんじゃね?みたいなこと言ってたけどね。
やっぱね、正直おとなしくても最初は直木賞で始まって、
最初の時に結構盛り上がって、最初の4,5回はかなり盛り上がったイメージありますけど、
その後はなかなかっていうところがね、いやほんと面白かった。
だからさ、直木賞もさ、だんだん全部読んでると、何回かに1回当たりがある賞なんだぐらいの感じでわかるでしょ?
特にそうですね。なんか最近は正直に言えば、
芥川賞の方が僕はですけど、
いわゆるそっちが好きだもんね。
私なんかちょっと境目がないって思われますけど、なんか引っ張られてたんですけど、今回は。
そうだね。だから今回さ、例えば小木戸さんのなんかは芥川にもあったらおかしくないし、
芥川で直木にもあったらおかしくない。
そうそうそうそう。
もうなんか境目がずるずるになってきた。
まあそれも結局出版の力が弱まったっていうのもあると思うんだけどね。
さあ、ということで今回のラインナップの簡単な説明です。
僕が読んだ順なので愛用順じゃありません。
愛を継ぐ海、岩原慎さん。で、本は新調写。
で、直木賞の後半2回目で岩原さん意外と言ってて52だったんだね。
これちょっと驚いた。
若いイメージありますね。
岩原さんの本はいつものパターンで、科学的なちょっとみんながお、なるほどねって思う知識と
壊れた家族とか辛い状況にいる個人とかがあって、それが科学的な知識と混ざって
なんとなくいい話でストップ落ちるという、岩原さんしか日本では書いていないタイプの短編です。
イオハロワールドですね。
イオハロワールドです。短編で何本入ってるんだっけな、1、2、3、4、5本。
そうなんだ。
でも岩原さん自身の経歴が面白くて、この人大学院出てんだよね。
東大の。
東大の大学院で地球物理みたいなのやってんの。
理学博士だよ。
そう、だから惑星とか天体のことに関して詳しいんで、その辺の話が多いんだけど
今回はもうでも割とオールマイティーにいろんな話が入ってるって感じかな。
なので岩原さんはもう固定ファンがいるんじゃないかな。
あとこれは今期のドラマで一番面白いって言われている空渡る教室っていうのをNHKでやってるのよ。
久保田正隆だっけ。彼がやってて。
夜間学校の話なんだけど、大阪の。
だからそっちの方が目としてはあるのかなみたいな気がしたんだけど、
今回は文春の委員たちが選んできたのはこの愛を継ぐ海だったんだよね。
新聴者の本です。
そして秘食の千切り。
これね、サブタイトルがあるんだけど、書けないのよ。長くて。
あは法力名話の編、天末章。
副題いらなくね?っていう。
きのしたまさきさん。
きのしたさんは実は4回目と、今回では一番最多候補に上がっていて、
特番社店の本なんだけど、きのしたさんも意外と50歳。
今回ベテランが多いんだよね。
デビュー作で直書類になってるんですね。浮田の捨て嫁。
浮田の捨て嫁、それは面白かった。覚えてる。浮田の捨て嫁ね。
浮田の捨て嫁、山誌にも入ってなかったかな。僕その時読んだ気がするんだよ。
今回は四国の徳島の八塚藩。
25万石なんだけど、柚木問題が発生してしまって、
自分のところではいない。
柚木から連れてくるのね、殿様を。
そこで連れてきた殿様、茂吉っていうのが、言ってみれば発達障害で、
理屈がものすごく立つし、知識もあるんだけど、人の心は全く読めない、
ちょっと不思議ちゃん系の大名なの。
そこに若い武士たち、改革派の若い武士たちがついて、
いかにして幕政を立て直していくかも、財政赤字がひどいわけ。
今の日本と一緒で。
その影に、八塚藩では藍染の藍があるよね。
その藍が名産だったので、藍の市場を大阪にいる商人たちから奪って、
自分たち自身でやり直すっていうような改革派があったりして、
そこの陰でお家騒動で、誰が裏切り、誰が寝返りみたいなことをやっていくという。
警戒に読める昔の時代衝突の感じがすごい出てる。
例えば、柴田錬三郎とか、
あの辺のお家騒動ものの典型、日本映画が面白かった頃の
日本映画でよくあったような話だなっていう感じかな。
オーソドックスに楽しめる感じ。
だから今回ね、木下さんね、何億円取ろうと思って書いてないのよ。
で、徳間田っていうこともあって、痛快時代劇。
二次元痛快時代劇みたいなので、面白く書くぞって言ったら、
それがすごく面白くなっちゃって。
見えてくる出版の現状
力入ってなかったのが良かったんじゃない?
そういう意味では。
それはあるね。
だから木下さんっていつも、木下の人生もちょっとダークな重いトーンなんだけど、
これは明るい桃太郎侍みたいな世界です。
言ってみれば。
ちょっと読んでみた。
はい、そして3本目が門川で、期待の新人です。
SF畑からデビューして、30歳で初候補。
悪な基地系。悪な基地系はタイトル悪いな。
もうちょっとなんかあるだろうっていう。
確かにちょっと。
で、これ岩部くん読むんだよね。
読みました。
で、これはですね、要は東京オリンピックを境にわーっと変わっていく東京の中で、
不動産屋土研屋さんがいて、建築会社なんだけど、
そこのおじいちゃんからこういう刀剣とか美術とかの訓練を受けた孫がいて、
で父親はやり手でどんどん会社を大きくしていくんだけど、
孫はその父親と反りが合わなくて、
で、その後どうなっていくのかみたいな話なんだね。
そうですね。
なんだろうね、僕が読んで一番思ったのはね、
三島院教官が強い。
あ、そうですか。
美術者っていうのと、あと観念的なおしゃべりがずっと続くんだよね。
確かに。
私はこう思うが。
なんか独特の空気感ありますよね。
独特の空気感があるんだけど、それがちょっと若いかなっていう。
僕三島院教の小説があんまり好きじゃないので、
観念的なおしゃべりが長いし、前半ちょっと足りないなみたいなことは思ったけど、
ただ実力を見せるという点では、この初候補作はすごく良かったと思う。
これ一冊読んでみんな小木戸さんの名前を先行員は覚えたと思うね。
小木戸さんって書ける人だねっていう。
僕結局つんどくで読めてないんですけど、
デビュー作か2作目の赤いループコード。
SFなんだよね。
そのイメージが強かったんで、同じ小木戸さんっていう感じで。
小木戸さんは小説のあらゆるジャンルを書きたいって思う人なんだよね。
そのチャレンジは素晴らしいですよね。
素晴らしいね。
ただこれもさ、このソフトカバーで門川でしょ?
それでこれで一冊2000円になっちゃ1950円なんだけど、
やっぱ今物価が上がってるのもあって、出版も大変だなっていうね。
単純に今の状況もそうですし、過去と比較してもしょうがないですけど、
伊賀さんデビューした時のハードカバーっていくらぐらいでした?
ハードカバー1500円。
ハードカバーって1500円だから、ソフトカバーだったら1300円。
それが今2000円になってるから、
500円以上上がってる。
5割ぐらい上がってるって感じかな。5割弱ぐらい。
なので本もね、すごい大変なんだけど、ほんと頑張ってほしいな。
そうですね。
はい、でもこれ僕面白かったですよ、なかなか。
そして、読み読む語る。
ここまでね、意外と物語を時代に使いながら割と振り幅が大きい話が多いんだけど、
読み読む語るはすごい柔らかいですって読んだんだよね。
読めました。
どうだった?
面白かったです。やっぱりデビューしてもすごい立っていらっしゃいますよね。
ベテランの方ですよね。
ベテランなの。
直木賞候補作の分析
だからやっぱりいい小説を読ませてもらったなっていう感覚がすごくあったなっていう感じがしました。
なんかさ、フランスとかさ、日本でもそうだけど、お年寄りがいっぱい出てくる映画って最近あるじゃないか。
ああいう感じ。で、年寄りがみんなコミカルなやりとりをして、
演技派のおじいさんおばあさんが集まってさ、
あの本読んだの?みたいなことを喋り合うギャグを言いながら。
フランスのなんかちょっと高尚なサロンみたいなのまでは行かない。
行かないです。だってこれ北海道モタルのさ、コミンカカフェだから。
で、そこに要するに東京で1作目を書いたんだけど、2作目が書けなくなっちゃった男の子が、
親戚がやってるカフェに店長で来てくれない。
で、ついては、うちのところで下が70、上が80いくつの、もう老人ばかりの読者がやってるんで、
その読者会はちょっと丁寧に接してあげてねって言われてやってくるわけよ。
なるほど。
で、ドラマらしいドラマは何も起きない、ほのぼのしたいい話っていう、
もう本屋大賞一直線。
なるほど、そういう雰囲気だった。
ただし、朝倉さんは上手いので、朝倉一美さんは読めるんだよね、本当に。
何も起きないのをひたすら読ませるし。
やっぱその力がある。
そうそう、で、文章が柔らかくて、薬とくるようなくすぐりがあるんだよね。
面白いギャグとかはないんだけど薬がいっぱいある。
なので、いい話だなっていうので、来てます。
で、出版社はここ、大きいよね。
元ですね。
はい、半元。カジノのオーナーが借りた本です。
なので、カジノのハウス側にいるちょっと読み読み語る。
で、朝倉さん、かすみさん2回目で64歳。
でも、朝倉さんね、来年波が来ると思うんだ。
なるほど。
平場の恋、月。平場の月か。
平場の月っていう恋愛小説でちょっと面白いのがあって、
それは山下さんが撮ったのかな。
それが日本映画で公開されるので。
そうなんですね。
だから朝倉さん、
平場の月だ。
そう、朝倉さんは来年映画。
岩原さんは今ドラマをやってるっていう感じなので、
なかなかタイムリーなセレクトかなっていうね。
でも僕、歳知らなかったのでびっくりした。
もう64歳なんだね。
ベテランなんだな。
そして、5冊目が虚のがらん。
嘘のがらんね。
月村良枝さん、新庁舎。
月村さんは2回目なんだけど、
意外が意外歳言ってて、
朝倉さんの次の61歳だったという。
このがらんはですね、
唯一のハードカバーということもあって、
これがね、またね、超びっくり。
ね。
要するに、これは東京のバブルを描いたのがあくなき地形。
これはね、京都のバブルを描いてるの。
イメージ育もね。
そう、で京都にさ、
京都の裏で擬音とかの世界を少しかじったことのある人は、
みんな知ってるんだけど、
京都ってさ、坊さんってヤクザの街なの。
ドロドロすごいっすね。
なるほど。
ヤクザすごい強いし、
で、坊さんもすごい飲み屋さんとか行くと、
坊さんがもう、金の毛先で若い女の子いじり回してるみたいな
とこあるのよ。
なにそれ。
いやだから、本当に坊さんってヤクザの街なの。
で、そのことってみんな知ってるけどさ、
描かないわけよ。
タブー気味だね。
タブーだから。
そこにね、真っ正面から切り込んで、
ヤクザ、坊さん、暴力団、
その三つ共いで、
ある巨大宗教団体、
イメージとしては、
うーん、なんだろうな。
まあでもそれこそ、
あれだよね、
総合学会的な、
まあ、お山のトップを目指すっていう話。
面白い。
だから今回、
まあ後で本編で僕も儚したいんですけど、
テスカトリポカ以来の衝撃で、
で、やっぱりなんか今の話聞いてると、
月村良枝の作品紹介
なんかもう、京都のブレイキングバットみたいな感じでしたね。
そうそうそうそう。
それすごい良いキャッチフレーズね。
京都の中でメキシコがあるの。
めっちゃ面白そう。
そう、そんな感じなんだよ。
もうピカレスクの極地でね。
で、月村さんって、
僕さ、今回アルコール調べてみたら、
なんとなんと、
ノアさんも見てるようなアニメのさ、
脚本いっぱい書いてるのよ。
ミスターアジッコを書いていた。
僕の大好きな。
ガンダムも書いてるでしょ。
ガンダムね、
アジッコから虚の柄なんですよね。
だから、
アニメの世界では脚本をバリバリ書いていたのに、
ある日突然小説家になるって言って、
小説家になっちゃったんだよね。
なので、
そのガンダム的な匂いがするよね。
キリュウ警察っていう、
ロボットが配備されている、
近未来の警察の話だから。
それはなかなかね、
文学賞では苦戦するんだけど、
やっぱりガンダムじゃん、SFじゃんっていうことで。
ただ今回のはすごいパワーがあった。
本当ですよ。
立ち上がれなくなったよ。
大げさに言えば。
最近そういうの読んでなかったんで。
だいたいさ、
悪好きだもんね。
悪活の最高でしょ。
来週ですね、
悪役特集をやるので、
ちょっとお楽しみにしていてください。
でもこれはもう、
悪役しか出てこないです。
全員悪人。
全員悪人。
だから京都のストレーキングバッドもあるけど、
京都のあれでもある。
ほら、たけし映画の。
アウトレイジ。
京都のアウトレイジ。
いいですね。
めっちゃ面白そう。
ほんとみんな悪人もんだから。
でね、今回、
どれも面白いって言ったじゃないですか。
どれもいけるんだよ。
そういう時ってさ、
逆にさ、
もう細かいこと考えないで、
ここだけ見て予想するっていう。
競馬とか競輪の手もあるんだよね。
そうするとどこに行きそうな感じする?
ノアさんが言ったのは、
読み読むと、
秘職。
どっち?
このボードだけ見たらこっちな気がします。
秘職のチギが。
こっちを押したい。
4回目。
4回目だし。
4回目だからこれが丸。
こっちじゃないんだ。
こっちでも2回目で、
でも分春ですもんね。
そうなのよ。
そっか。
そしてここ。
年齢?
年齢。
これ年齢はね、結構でかいんだよ。
そうなんですか?
そろそろね。
だって64歳でさ、
あと何回もチャンスがある感じする?
しないです。
でしょ?
じゃあこっちかな。
読むと語れば。
いやいや、別にノアさん言っちゃおう。
ようやくは?
僕は巨のガランです。
そういう意味でもね。
出版業界の現状
なるほどね。
ほんとはこの時期は大喜堂さんもって思ったんですけど、
逆に今後にって。
でも今後があるから。
そうするとやっぱり、
月村さんかなって思ったんですよ。
そうね。
30歳に飛んだくてもいいもんね。
なんかしろって、
後々のお楽しみでいいからね。
あと4年ぐらいはまだいけるかな。
そういうことか。
じゃあやっぱり朝倉さんかな。
わかんないけどね。
僕がどれを選ぶかというのは本編の方でなんだけど、
ただ今回やっぱり一番感じたのはここのところかな。
ソフトカバーで5冊で1万円を超えてくる。
すごい本の世界もインフレがあるし、
出版小説とか売れてなくては大変なんだなっていうのが
一番大きかったかな。
今回のショーどうこうっていうよりは。
じゃあこの後詳しくは入っていきますが、
ここでお便りご質問ノアさんお願いします。
じゃあまずお便りからいきます。
タマコさん50代女性の方からいただいています。
オトラジは本の話題が多くて大好きです。
私の本との出会いは子供の頃近所の寺に来ていた
移動図書館でした。
歩いて寺まで行ってマイクロバスに乗り込むと
その中には小さな図書館。
棚にさまざまな本が並んでいることにワクワクし、
読みたい本を手にマイクロの運転手のおっちゃんに
差し出して貸し出し手続きをしてもらいました。
2週間後に読み終えた本を持って寺まで行き、
また借りたい本を探しました。
小さな子供にとって世界を教えてくれた移動図書館。
今は私の住む自治体ではもうなくなった移動図書館。
私はいい大人なので車に乗って書店に行ったり
図書館に行けますが、小さい子供が自力で
本に出会える移動図書館また復活してくれたら
いいのにと思います。
いい話だね。
というより移動図書館というのがほんわりしていいよね。
僕たちは当然知らないんだけど、都会路と図書館って
いっぱいあるからね。
次質問。
トシさん、50代男性からいただいています。
こんにちは。いつも楽しく拝見しています。
私は特に本の紹介コーナーが好きで、
イラさんの紹介を聞いているととても読みたくなり、
今まで何冊も購入しています。
素晴らしい。ありがとう。
ただ最近は家の中に置き場所がなくなりつつあるため、
電子書籍での購入が主流ですが、電子書籍は
記憶の定着が少し良くない気がして悩んでいます。
本当そうなんだよね。
年齢のせいもあるかもしれませんが、電子書籍との付き合い方や
紙の本との使い分けでご意見あればお聞かせいただけますでしょうか。
またイラさんも膨大な蔵書がおありかと思いますが、
本の整理や管理で何かコツありますか。
電子書籍とこういう紙の本に関して言うと、
小説とかは紙の本の方がいいね。
断然ね。
それと記憶の定着がっていう風におっしゃってたけど、
なぜか知れないけど電子書籍でこうやって読むと
記憶の定着がめちゃ悪いの。
こういう紙の本って不思議なんだけど、こうやって持ってて、
3分の1ぐらいのときに面白いシーンあったよなって言って
ピラピラってやるとそこにパッて行けるのよ。
ところが電子書籍はね、行けないのよね。
戻れないですよね。
フィジカルが営みにちゃんとつながってる感じがありますよね。
電子書籍でももちろんドグイヤーみたいにページを折ったり、
付箋を作ったりできるんだけど、読んでるときまずやんないからね。
だから僕はちゃんと表現、作品として読むには紙の本が良くて、
資料的な本ってあるじゃないですか、新書だったり、
社会学だったり経済の本だったりは電子書籍でもいいかなって思ってる。
本の整理に関しては、僕何年かに1回大廃棄処分をやります。
ダンボール何箱もブックオフに送るとか、そういう感じでやっちゃうかな。
あとはもう本当に売り物にならないなっていう汚れた本は捨てちゃう。
でもイラさん電子書籍正直買うことあるんですか?
あんまないね。
あんまってことはゼロじゃない?
ゼロじゃない。
当然筋トレ持ってるし。
そのイメージない?
ない。あんまり紙で読まない。
紙ってさ、紙の本に比べたらさ、まだまだじゃんこんなもん。
レベル低いっていうかね。
のあさんどうですか?使い分けとか。
私はもう断然やっぱ紙派ですね。
本当この方の、としさんのおっしゃる通りで、
なんかこう言葉が滑っていっちゃうっていうか、
なんかこんなこと書いてあった希望する気が出ない。
特にさ、派手な筋がないさ、こういう雰囲気と言葉の力だけで読ませる、
ちょっとした優しい小説とかさ、電子書籍本当に滑るね。
本当そうですね。
書いてこないような感じさ。
仕方なく電子書籍を買う。
状況でね。
例えば送られてくるタイミングが間に合わないとか、
もうすぐに手に入れたいときは仕方なく電子書籍買いますけど、
やっぱそれ以外は絶対紙で。
それとさ、電子書籍って紙の本みたいに自分のものにならないからね。
そう、あれ書いてるだけだからね。
そうなんですか。
だってあんまり終わったらもうないじゃん。
あ、そうか。
半元が潰れちゃったみたいなことでさ、電子書籍の元が止まってしまうと、
お金を払っても自分のものになってない。
そうなんだ。
でも新聞で出たら決定的に違うんだよね。
ショック。
でも漫画は私も断然電子派ですね。
漫画はね、関数が多いからね。
もうちょっとスペースの関係もあるし。
早川さん結構でも電子書籍使われてますよね。
そのイメージ強いかもしれないけど全く同じじゃない。
もう完全に紙だけど、今回ね、電子書籍。
もう他の取材とかもあったんで、残念ながら直樹氏を全部電子で読んだんで。
うわー大変。
そういう意味で今回ね、紙にしなければよかったなと思ったのが、
稲田さんがおっしゃった、今回これソフトカバーなんだよとか言う時に、
当たり前に全然ないじゃん。
ああ、そっか。
それは本編と関係ないんだけど、そういうフィジカルなものがないから、
やっぱりとにかく定着しないっていうのがあるんですよね。
ただ、おっしゃった通りで、電子は情報。
やっぱり紙は味わうっていうさ、
そこが一番オッケー。
ただ、やっぱりそういう時は、僕は電子はちょっと面白いなと思うのは、
いつもお話ししてますけど、読み上げで聞く時があるんで。
ホラーは結構無機質で怖かったり。
なるほどね。
あと、やっぱり僕は虚のガラン。
虚のガランは電子で読み上げだったけど力があるから、全然面白かった。
早川さんよく読み上げで本読んでるじゃないですか。
無理。
普通は無理。
普通は無理です。さっき言ってた。
でも、走ってる時だけ聞いてるんでしょ?
多分入ります。
入るけど、走りながらリズムに乗ってから、
それと一緒にフィットする小説じゃないと入んない。
読み上げスピードは上下できるの?
できます。今、アップデートされて、かなり細かくできるようになってます。
だって、抑揚とかないですよね。
あるある。昔よりかなりある。
そうなんですか。
たまに読み方間違ってるの、いっぱいあるけど。
それは洋談ですけど。
でも、普通にゆっくり紙で読みたいです。
小説はね。
小説は趣味のものだからね。
でも、僕、今回一番しょうゆ入れたのは、
5冊買ってレジ向かって、
1万175円ですって言われて、カード出しながら、
そっか、何億冊で1万円超えるのかっていうのが、
一番しみじみしたな。
そういう意味だ。
気軽にって感じじゃないですよね。
はい、ありがとうございます。
では、この後、本編入っていきたいと思いますが、
続きは4通りご視聴方法がございます。
YouTubeメンバーシップ、ニコニコ動画、
Apple Podcast、Audiobook.jp、
いずれかの方でご視聴ください。
詳しくは概要欄からどうぞ。
ということで、本編で。
23:40

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