はいはい。
ヤンチャしてた頃ね。
ヤンチャしてた頃、17歳の頃に夜遊びをしていたわけですよね。でグループでちょっと喧嘩みたいになって、まあ押したり押されたりする中で当たり所が悪くて相手の人が転んじゃって頭打って死んでしまったということがあったとします。
物騒な話になりましたね。仮にね。
仮にですよ仮に。
この場合ね相手の方がお亡くなりになったってなると
警察の捜査を受けるじゃないですか 大体受けますよね
その先なんか少年院が出てくるのはこういうルートで行くと出てくるぞとか
そういう感じのイメージで話してもらっていいですか
まず少年院に行くか少年刑務所に行くか
最終的なその人が処遇なり教育なりを受ける場所なんで
そこに進むまでの今入り口ですよね
なのでこれはさっき言った14歳より上で
でそういうなんか事件を起こした時にどういうルートをまず進んでいくかってとこから行きますね
お願いします
司法ちゃんがそのいう事件に関わったというかやってしまったという時に
基本的にはまず大人と同じように身柄が押さえられたりした後にですよ
で検察とかに送られてって少年なので絶対行くところがあるんですよ
これが司法ちゃんの場合17歳っていう家庭ですよね今の場合はね
とすると検察からすべて一旦家庭裁判所に送られるんですよ
どんな案件でも一旦家庭裁判所に送ります
これをね全権掃除主義って言いますね
大人だったら警察に捕まって検察に送られて
まあいろんな理由でそれで終わるってことが要は裁判にならずに終わるってことありますよね
基礎猶予とかさ
備罪処分とか
備罪処分とか
人死んでたらそれ厳しいかもしらんけどね
まあそうかお亡くなりになっているとないけど
一般論としてはあるんだが子供さんの場合は基本全部火災に送られるってこと
そうですね
ってことですよね
これ全権ってまあまあすごいことと思うんですけど
基本これまたカッコつきの全権掃除主義なんですよ
本当に全部送ってたらバンクするやろってあり得ますよね
ああやっぱり
ただただし今南口さんが言ったみたいに
大人だともう備罪処分とかもっと手前でダイバートされてたようなものも送られるっていうのはその通りなんですよね
それってどういう趣旨というかなんでできてる制度なんですか
全権掃除主義の理由ですか
これ送ってみた後に大人と全然違うことをするんです家庭裁判所って
少年法の場合に調べないといけないのはあった事実にプラスして要保護性っていうのがあるんですよ
この要保護性を調べるのに家庭裁判所に絶対送らないといけないのが一個の理由ですね
これ第5回で語ったやつですね
そうです
そうでした
なるほどだから刑事裁判でこのことをこの人がしましたかとかっていうことを白黒つけるとかの前に
前というか一緒にこの少年には何が必要かってことを考えるってことですか
その通りまた第5回目今言った通り聞き直してもらうのがいいと思うんですけど
ちょっとだけここでもう一回解説しとくと大人でやってる事件っていうのは
過去に起きたことの事実が判明してそれに見合った罰を責任主義で当てればいいんですよ
ただ少年の場合は将来犯罪被告しないために
健全育成をするっていうのは少年法の目的なんですね
そうすると過去にあった事実ももちろん大事なんだけど
将来この子が犯罪被告しないために教育したり福祉をするっていうのが大事になってくるんですね
となってくると少年法の理念の中に国が親の代わりになって育て直しをするっていうのがあって
そうするとこの子がどんだけ保護が必要な人なんかってことを調べないといけないんですよね
となるとですよその起きた事件が何だったっていうところも大事なんだが
同時に同じぐらい大事なのがこの子はどんだけ保護がいるかってことを見ないといけないんで
例えば少年AとBがいて両方とも例えば一枚のものを盗みましたとするじゃないですか
でこれ大人の事件なら一枚のものを盗ったっていう過去の事実に責任を当てて罰を与えりゃいいんだけど
子供の場合は一枚のものを盗ったその背景にご家族がちゃんとしっかりして被害弁償をして何か謝罪をして
でも二度とやらないように家族で向き合いますっていう少年Aと
お母さんもお父さんも今どこにいるのか全くわからないですとか
なんなら家にいたら殴る蹴るされるんでいろんな虐待を受けるんでもう1年以上家には帰ってなくて
で怖いお兄さんと一緒に生活しているっていう少年Bが一枚のものを盗ったとするでしょ
で盗った事実は一枚のもの盗ったってAもBも一緒なんだけど
国が親の代わりになって育て直すぞっていうのはB少年の方が要保護性高くなってきますよね
そういう感じがします
そういうのを全権掃除主義で家庭裁判所送った時にその子の社会状況はどうかとか
本人が抱えている問題の資質はどうかとかこういうのを調べないといけないというので全権掃除するんですよ
ここであれですね家庭裁判所調査官が出てきて
ああ憧れの職業ですね
憧れのね丸山さん憧れの家庭裁判所調査官が出てきて調査をするわけですよね
それで保護がいるよってなった時に出てくる一個が少年院
そうです家庭裁判所で出される保護処分そもそも審判をするかどうかもやるし
審判したところも不処分でいいやんかっていうのも圧倒的に多いんですよ
ただこの子に関しては教育的配慮とか福祉的配慮で介入しないといけないねってなった時に
保護処分がいくつかあるんですね保護観察にしましょうかとか
自立児童支援施設に送ろうかとかその選択肢の一個に少年院掃除っていうのがあって
少年法の枠の中で育て直し教育っていう意味で保護処分として少年院に送るっていうのがあります
あくまでも保護処分の一つの種類が少年院ということですね
ざっくり言うと
若い人やねそういうことですね
そうですねざっくり言うな本当に
ざっくり
少年刑務所は
これまた基準というか
決まりでいくと
16歳以上から
26歳未満って標準になってるんですよ
ただ
実際には上限が
もうちょっと先になって30歳になったり
とかもっと言うと
上限なくなって高齢の方が入ってる
っていう少年刑務所もあるんですよね
それでですね
佐賀少年刑務所で
80歳の
方がお亡くなりになったっていう
記事を見て
少年とは
って思ったんですけど
ただですよ平野中の中学校でも
覚えてますか
もちろんです
年齢層高かったでしょ
そもそもね
そういう特別なことをしてるからっていうのもあるんですよ
例えば川越だと
性犯罪のプログラムが有名なとこなんで
そのプログラムを受けるために
来るとか
平野中の中学校に関しても
あれは
松本少年刑務所で
中学校の文校を中でやってて
でいろんな
理由があってその中学校卒業
程度の教育を受けられなかったって人が
全国から集まって入学したり
しててそういうとこにはちょっと
高齢の方も来てたりします
これ実際ですよ
あちこち見に行くと雰囲気も違いますか
少年刑務所ですか
少年刑務所と少年院とか
そこの違いで行くと全然違います
もうそれで僕ね毎年
学生連れて両方行くんですよ
でやっぱり
すごい緊張感走りますね
刑務所行くと
ほら刑務所って入って行くとね
中の参観でぐるぐる回るじゃないですか
でいろんなちょっと
金銭入った
人たちとついて行くとですよ
各校長で
わーって話すじゃないですか
何人がいて
何人が今日は就業中で
何人は休んでてみたいなところを
報告して異常なしみたいなのって
やるでしょあれ刑務所あるけど
少年院はそれないですよね
確かにそうですね
全然違いますね
だから空気感も全然違くって
学生もやっぱり刑務所に入るとビリビリ
ってしてますよね
そこの空気感はやっぱ行って歩いてみて
分かるみたいなとこありますよね
裁判員になる方に
やっぱりこういう少年院
っていうものがどういうもので
少年刑務所刑罰にしたら
少年刑務所ってどういうとこかとか
知ってていただきたいなっていうので
これテーマにしたんですけど
聞いててやっぱ
知ってた方がいいですよね
これそうなんですよね実はちょっと数年前
なんですけどある少年の
裁判員裁判があって
その裁判員された方が
インタビューに答えられてて
ちょっと結果が
重大な事案だったんで
事件は少年が起こしてたけども
大人のように
判断して考えました
っていうコメントが出てた
記事があったんですね
それはやっぱりちょっとやっぱ少年
問題と通常の
裁判ってやっぱちょっと分けて考えないと
いけないっていうともちろんそれを一般の
方を入れてやってるってところが
その個人が悪いんじゃなくて
裁判員を担われた方が
悪いんじゃなくてやっぱりその少年
の向き合い方と
その少年が受ける罰をどうするか
それは教育なんか
福祉なんか刑罰なんか
ってところでやっぱりやった
事案の重さで罰の方がやっぱ
刑務所の方が長いんでやっぱ収容期間って
でこれぐらいの
事件を起こしたんだから
すぐ出てくるのはおかしくて長いところ
って判断基準にはやっぱ一般の人は
なると思うんですよ
そうなるとやっぱ刑務所が選択される
と思うんですよね少年刑務所が
だけどやっぱりさっきも言った通り
少年院って一人一人が向き合って
毎日を過ごさないといけないんですよ
そうですよね
刑務所って言い方を
持ったら難しいんだけど
ただ作業をしてご飯食べて寝て
その期間は長いかもしれんけど
むしろ自発的に何かを
するっていうのを過ごさなくても過ごせる
ところなんだけど刑務所っていうのは
だから少年院はでも
法務教官がついて
自分を見つめ直すってところなので
どっちが少年にとって
自分に向き合わないといけないかとか
期間の問題じゃなくて
どんだけ自分に向き合った生活を
するかってところが大事になってくるんで
それやっぱりこの事案に関しては
この子にはやった
罰の重さとか期間の長さ
じゃないところでも判断できるようになって
もらえると嬉しいなって考えてます
ほんとそうですね
さてここで犯罪学をもっと身近に
感じてもらうために犯罪学の
観点から円溜めを見ていきたいと思います
今日は名作
明日のジョーをご紹介します
明日のジョーは
1968年から73年に
週刊少年マガジンで
連載された原作梶原一喜さん
作画千葉哲也さんの
ボクシング漫画です
土屋街に現れた矢吹ジョーという
少年がボクシングの世界
チャンピオンを目指していく物語です
南口さんこれどれぐらい好きですか
南口 あの本当に正直に
言いますけど読んだことないんですよね
そうでしょ
明日のジョーですよアニメは
最後のシーンは知ってますよ
燃え尽きるやつね
燃え尽きてるやつ
あと知ってることもう一個言いましょうか
刊別書と少年院に行く
すごく詳しいですね
断片的な情報ですよ
あのね先事件で
捕まってで
収容されたので刊別書で
ここで西に出会うんですよ
ここでいろんないじめのようなものを受けて
実際は実在しないけど
漫画の中では
登校特等少年院
ってところに行くんですね
そこが当時でいうと
一番高いレベルのところなんだろう
っていうイメージなんですけど
なんで今日明日の情報を伝えてるかというと
少年院が身柄が
確保されて
刊別書で過ごしてその後
家庭裁判所で少年院掃除を受けるとか
保護署も受けてるんですよね
っていうのが描かれてるんですよね
中で力士と俺に出会うんですよ
ああそうですか
だからこういう風に話をしてて
例えば学生たちとね少年院とか行くじゃないですか
で何か家畜みたいな
動物も飼ってますとか言って
豚は飼ってないんですかって聞いてね
だって
矢吹女王がそれで脱走しようとして
困りますもんねとか言ってみんなシーンってなるんですよね
びっくりしましたよ私今
それをまさに聞こうと思ってたんです
今時の皆さん
明日の情報を全員知ってんのかな
と思って
知らんわけにはいかないでしょ
だけど真山さん73年に連載終わってるんですよ
生まれてないやん
えちょ待ってそうするとですよあなたは
紫四季部の本とか
知らないってことですか
1000年以上前にね
連載も終わって
っていうわけですので
これどうですかみなさまにぜひ
私も読んでみようと思います
これはね読んだほうがいいよ
わかりました
明日の情報を読んでみたいと
明日のためにその1よ
わかりましたがんばろう
まるやまさんに解説してほしいエンタメ作品がありましたら
番組詳細欄にあるリンクよりご投稿ください
さてこの番組では
感想や質問リクエストなどをお待ちしております
番組詳細欄にあるリンクよりお気軽にご投稿ください
Xではカタカナで
ハッシュタグ
罪な話をつけてポストしてください
ここでメッセージをご紹介します
すなわち
はい
すなわち
さんからいただきました 民生委員ならできるかもしれない
と思っていたら道端でスカウト していただいたのでお受けする
ことにしました 自分も当事者の方 も損ねないよう罪の話を聞きながら
頑張ってみます これからもよろしくお願いします
うわあすごい
ということでありがとうございます
いやなんかこの立ち位置 が素晴らしいですね自分も当事者
の方も損ねないようにしかも罪の 話聞きながらって言ってくださって
すごい嬉しいんですけど でもね 道端でスカウトってえこれ
何原宿みたいにそんなことある っていうことか
いや地元の昔から住んでいる 町を歩いていたらご近所さんから
声かけられたとかじゃない ってことだよね
原宿とかじゃないと 渋谷とかそういうことじゃない
青山歩いてたらとかそういうこと じゃない
民生委員って地元の人がやる もんでしょ
ですよね
だからきっと地元で昔から よく知ってる方とかにだから表現
の幅の広さですよね 道端でスカウト っていう素敵な表現でお手紙を
いただきました
だからポイントとしては これならできるかもと思ったピンポイント
でそれの話が来たよってことですね 素晴らしいんですね
そういうことだと思います ありがたいですね
毎月第2火曜日はポッドキャスト 配信第4火曜日の夜9時半からYouTube
ライブを行っています YouTubeライブ ではポッドキャストで話しきれ
なかった内容や参加してくださった 皆さんの質問にお答えしています
こちらのご参加もお待ちしています 配信やイベント等の情報はXの
公式アカウントでお知らせしています ので ぜひフォローをお願いします
それからYouTubeライブは後日アーカイブ のアップもしてますのでYouTube
のチャンネル登録もお願いします さらにノートもやっているんです
こちらはさまざまな情報を集約 するSNSとなっておりますので 併
せてぜひフォローしていただける と嬉しいです
これね 罪な話のイベント コーナーやってますとかっていう
のね そんなもっと早く知りたかった っていう人いるんですよ ここで
公式アカウントをフォローしてね 言うてるんやから これフォロー
してくれたら分かるのにねって 思いますよね
さあみんながSNSやってるわけ じゃないから
そっか
そうなんですよ
そっか
なんですけど ちょっと我々 もやっぱちょっとXその他SNSでの
お知らせになるので ぜひ
フォローね お願いしたい ところですね
よろしくお願いします そして 今回あれですよね 前回に引き続き
大きなイベントがお知らせしなければ なりませんよね
その通りなんですよ
なんとね 初めて公開収録 というものをできるかな
これ計画中なんで なんなら 現場にもたくさん来てもらって
皆さんのそのライブ感を味わいつつ 一発撮りですよね
ミルクボーイはしませんよ しませんからね さっき言っとく
会場に来た人には 起き上がり丸ちゃんとか
ないと思うけど その辺 含めて いやでも公開収録はしたい
何らかの形で ただこれもご案内 はX等の
とかホームページとかね
はい SNSになるので やっぱりフォローしてもらう
のが一番いいですね
そうですね また私たち が所属する一般社団法人刑事司法未来
でも犯罪学や刑事政策について 発信しています刑事司法未来で
検索してみてください
ではまたお会いしましょう お相手 は丸山康博と
南口文でした