ビールテイスティングの大切さ
はい、皆さんこんばんは。
2025年12月5日、金曜日、ツカサです。
この放送は、ベンチャー金曜の管理職、ツカサが、日々の仕事や生活の中での学びや気づき、
そして、ビールを通じて豊かな人生をお届けする番組です。
皆さん、こんにちは。
週末、やってまいりましたね。
まずは、お知らせから入ります。
いよいよもって、明日なんですが、
岩手県花巻市で行われます、ベアレンのマルカン大食堂、
ベアレンビールを楽しむ会ですが、
こちらチケットが完売となりまして、
残念ながら今から買いたいという方は、
いけないような、いけないって言ったらなんだけど、
そういう状況です。
完売してましたので、よろしくお願いします。
で、一方でですね、
明日、岩手県森岡市在木町のベアレンのお店ですね。
ベアレンビール在木町店。
こちらの方では、12時から18時までの営業時間で、
ベアレンビールが飲めるようになっております。
こちらはですね、私がビールサーブしますので、
もしお時間ある方、久々に飲みたいなと、
在木町で飲みたいなという方は、
こちらの方にお越しいただければ嬉しいです。
私がビールを注ぎます。
はい、ということで、
今日の放送ですけれども、
今日の放送はですね、
ビールも人も言語化が大事っていうね、
そんなシェアをしたいんですね。
昨日、ベアレンビールで勉強会がありました。
これね、定期的にやっているテイスティング会というのがありまして、
これは、ビールをね、
3点シーンとかしながらですね、
3点シーンというのは、
分かりますかね?
分からないか。
あんまり知らないですよね。
3つの商品、同じビールのアイテムが3つあって、
そのうち1つだけが何か違うようになっている。
例えば、高温で1週間放置したとかね、
もしくは1種類だけ生ビールで、
他の2種類は加熱済みのビールとかね、
1種類だけ無労化とかね、
1種類だけ賞味期限を超えているとか、
そんな感じで、
3つのうちどれか1つが違うっていうような、
ブラインドテイスティングっていうんですけども、
テイスティングをして、
そこの何が違うのか、
どう違うのか、みたいなことを、
あれやこれや、
自分の味覚と表現力で意見を出し合って、
実際はこうでしたという答え合わせと、
自分の感覚の擦り合わせというような、
勉強会をしています。
これは3点シーンだけではなくて、
それ以外にもいろんなビールですね、
テイスティング会ということでやっております。
こういう勉強会を毎月やっているんですね。
その中で、
昨日もあったんですけども、
その中で、
このビールなんか好きとか、
言語化をする上でですね、
ビールに対して、
表現力の重要性
このビールは○○なので、
私の好みではないとか、
そういう表現をする部下も中にはいます。
これ自体は悪いことではないんですけども、
やっぱりビールを扱っているメーカーの人間としては、
正確に伝えなければいけないんですよね。
味の中身をですね。
そして、その中からいいところをピックアップして、
商品の魅力としてお伝えするということを
仕事としてするわけですね。
自分の好みか好みじゃないのかっていうのは、
その人の解釈だから、
それはね、私は一旦弾いてます。
覗いて、それで現実だけを伝えるということをしてるんですよね。
というのも、そもそもね、
私の舌とあなたの舌は違うよねっていうところが、
このビールのテイスティングの世界にはあってですね。
そして、ワインもそうだよね。
そうだと思うんですね。
そして、飲んだ時の語彙、表現も人それぞれなんですけども、
温度とか、あとは苦味の表現とか香りの表現とか、
微妙に主観が入ってくるんですよね。
それをいかに客観的に表現していくのかっていうことが、
味を正確に伝える上ではすごく大事になってきます。
例えば、このビールはすごく苦いみたいな表現をするとするじゃない。
すごくってどのくらい苦いの?と。
それを抽象的ではなくて、具体的に苦く表現するっていうようなことが、
スキルとして求められるんですよね。
それは事実だから、大事なんですね。
最初に感じる苦味が、
例えば柑橘系の香りがするが、苦味はそれほど強くはない。
ビールのスタイルとしてはそれほど強くはないが、
飲んだ後の舌の上には若干の苦味とアロマが何とかとかね。
飲んだ後の余韻は○○みたいな。
そういうことを言っていくわけですよね。
若干とか強めにとか、そういう表現をするときに、
そこの程度問題は人それぞれなので、
解釈とは違うんですけども、その程度をすり合わせるって感じなんですよね。
すごく苦いはどう苦いのかっていうね。
一方で、だから美味しいということにはならないわけですね。
分かりますかね。
この骨格を説明するからといって、
それが美味しいか美味しくないかは人それぞれだから、
そこに自分の主観を入れてはいけないっていうことなんですよね。
そっちは解釈の問題なんですね。
この部分をしっかりと分けて考えると、
ビールとかワインとかのテイスティングってすごく分かりやすくなってきて、
だけど自分は好きじゃないっていうのはグッと抑えた上ですけどもね。
だけどこれは好きだとか、これは好きじゃないとかっていうことは、
それは一旦脇に置いて、味の骨格をきちんと表現するっていうことが、
事実を伝えるっていうことにつながるんですよね。
好みは好みとして、そっちは表現豊かにお伝えすると。
骨格を説明した上で、華やかな草原を走った時の香りのようにとかさ、
自分の経験とともにそこは伝えるっていうところになるんで、
これは解釈の話なんですね。
そしてその上で、ビールを売ってる僕らからするとですね、
じゃあこの液体を飲んでるのかっていうと、そうではなくて、
実際に人に伝わるのは、飲み物に飾りも何もないただの液体を目をつぶって飲むっていうことで、
これは美味しいよって伝えたところでね、相手にはその魅力は全く感じないんですよね。
だから誰が美味しいと言ったのか、誰が作っててどんな歴史があるのか、
どんな背景なのか、みたいなところがその液体の魅力や味わいとなって相手に伝わるのが、
これビールの世界、お酒の世界なんですね。
自分の解釈を整理する
だからもちろんパッケージとかも大事なんだけども、歴史とか文化とかそういったものがすごく重要だっていう話なんです。
で、ちょっとね、前置き超長くなっちゃったんですけど、ここからが本題で、
これは人に対しても同じことが言えるなっていうふうに僕は思っていて、
あいつがどんなことを言ったとか、怒っているとか、笑っているとか、バカにしているとか、そういったものも全部ひっくるめて、
何が事実で何が解釈かっていうことを改めて分けて考えるというか、分けて捉える必要が私は大事だと思うんですね。
それは、事実は目の前の現実の何がどうしたということでしかないんですよね。
そこに誰かが笑ったとか怒ったとか、怒られたとか、なじられたとか、失敗して悔しかったみたいな悔しかったとか、失敗だとか、それも解釈なんだけど、
それら全部自分の中で作り上げている世界だから、詰まるところ、目の前の現実は現実でしかなくて、
基本的にいろんなものを良いとか悪いとか、判断しているのは自分の解釈で、自分の中の世界だっていうことだということなんですよね。
そんな自分の中の世界をきちんと整理できれば、感情に左右されずに安定的な仕事やマネージメントができますよっていうことが今日の私の視野です。
ちょっとね、これあんまりビールを例えに出しちゃったから抽象的すぎちゃって、いまいち伝わらなかったかもしれないですけども、
この間、私の好きなランニングインフルエンサーのナオキさん、コーヒーをすすっていらっしゃる方ですね。
コーヒーもめちゃくちゃ販売してますけれども、その方が言ってましたが、電車が遅延してなんでこんな大事な日に遅延しちゃったんだっていうふうに捉えるのか、
それともこの遅延を自分がリカバリーするための何かと捉えるのか。
だったらこうして対処しようかなとか、試されてるなとかね。こんなトラブルをどう対処しようかみたいな。
これがあったからいろんなこと考えることができるなみたいな捉えるのか。
いずれにせよ、遅延という事実は変わらないけれども、それをアンラッキーというふうにだけ捉えるのか、
それとも自分の中の新たな挑戦として捉えるのか、ポジティブに捉えるのか、それは自分次第だよと。
つまり解釈の世界は自分の中にあって、外の世界で左右されちゃいけないというかね、左右されないことで豊かになるよっていうことをお伝えしてたんですよね。
全くそうだなと思いましたけれども、それがまさしくテイスティングもそうだし、先ほど言いました人との繋がりもそうなのかなと思いましたので、このラジオでシェアさせていただきました。
はい、ということで今日の放送は以上です。この放送が皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
ということで、それではまた皆さん明日お会いしましょう。さよなら、バイバーイ。