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はい、おはようございます。2024年6月11日、火曜日、ツカサです。
この放送は、ベンチャー企業の管理職、ツカサが、日々の仕事や生活の中での学びや気づきをシェアする番組です。
みなさん、おはようございます。
昨日の放送では、走る理由というのをシェアさせていただいたんですけども、
非常に多くのコメントもそうですし、ご意見、共感の声をいただきまして、本当にありがとうございます。
陽子さん、結城さん、ありがとうございました。
こういったシェアというのは、個人的には暗闇に石を投げるような気持ちで、誰かに届けという思いだけで投げているので、
思わぬ反応が自分を奮い立たせてくれる、本当に実感した放送でした。ありがとうございます。
今日の放送は、僕が今整理している自分ということをお話ししたいと思うんですけども、
テーマとしては、俗人化をどうやって手放すかというような話をしたいと思います。
ちょっと難しい表現だったんですけど、僕の周りでは今こんなことが起こっています。
僕はですね、レンチャー企業の管理職になっちゃってるんですけど、
なっちゃってるという表現は、なぜそういう表現だったかというと、今21年目なんですね。
創業の当初から僕は、今の会社にジョインしてまして、最初は5人でスタートしてまして、
そして今は50人近くの規模になってですね、売上規模も創業の頃の10倍ぐらいになっているのかな、
そんなクラフトビーツの会社に勤めているんですね。
それで、僕の身の回りで起こっていることは、最初の立ち上げ状態とですね、
今の組織化されたクラフトビーツの会社の状態とでは、大きくフェーズが異なっているということを今、つくづく感じているということです。
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最初はですね、がむしゃらに仕事をするんですが、一つのブランドが5人で形成されているという状況なんですね。
そうなると、そもそもブランドの認知力が低いから、弱いから、だから個人の力がブランドをつくるんですよ。
そうなると、5人の個々の能力の足し算でブランドが形成されるというような、そういう01のポジションだったんですね。
分かりますね。
例えば、ベアレンビールっていうビールなんですけど、ベアレンビールなんて誰も知らないから。
だから、このビールだから買うんじゃないんですよね。
お前だから買うんだっていうような、そういう感じです。
だから、僕はすでに必死でした。
僕が何かヘマを失敗したりとか、手を抜いたりとか、サボったり、区切りなことをしたらですね、それはそういった感じですね。
ところがですね、これが企業が成長していって、企業規模が拡大していく。
ブランドの認知力が強まって、認知が広まる。
そうなると、この俗人化っていうのを外していかなきゃいけないんですよね。
どこかでブランドが個人を超えていくんですね。
そうしたときに、いろんなハードルが発生します。
個人の多次覧では超えられないような、ブランドとマーケティングの差が出てきます。
そこでブランディングがスタートして、誰かと誰かと誰かがやっている顔の見えるマーケティングをしていたものが、
徐々にですね、ブランドが一人歩きできるようなブランディングへシフトしていって、
会社名やブランド名の方が個人を上回って伸びていくような、そんなステージに入っていきます。
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例えばですけれども、今の大手企業の中で、朝日ビールやキリンビール、
誰が営業しているとか、誰が社長だとか、支店長とか、そういった名前って誰も知らないと思うんですよね。
ほぼ知らないと思うんです。あんな大企業なのに。
一方で中小企業は、社長の名前の方が先に先行していて、どことこの会社の、というような形になっているんですよね。
そんなイメージです。だから大きな会社に移行していく、そのステージにおいては、
個人の俗人化を変えていかなきゃいけない、外していかなきゃいけないという、そういった作業が発生します。
だから、僕はですね、個人的には営業をずっと最前線でやってきて、徐々に組織を形成して、マネジメントをするような感じになっている。
そして、現場の仕事を徐々に徐々に教えていって、任せていく。
僕はなるべく表に立たないようにしていく、というような形です。
そんな中、今僕が直面している問題というか、状況というのは、ここが本題なんですけれども、
僕自身がどう感じているのか、ということになっていきます。
今までは、ブランドを背負っている、自分がやっている、自分がサボったらブランドが傷がつく、
というような、とてつもない危機感と使命感で突き動かされて、突き動いていくというような感じなんですよね。
情熱を持って突き進む。
言い換えるならば、それしかないというような状況でした。
それが実力が伴っていったりとか、知名度が高まっていったりとかしていくとですね、
先ほど言ったようなフェーズが変わっていく状態になるんですね。
だけど、僕自身はいつまでもその責任感を持って仕事を続けているわけです。
そういったところに違和感を感じるんですよね。
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もうちょっとわかりやすく言うとですね、僕はベアレンビールという会社に勤めているんですけれども、
僕イコールベアレンビールぐらいの気持ちでいたんですけれども、今はベアレンビールに属している僕というような状態です。
それが僕自身の中から見た場合ですね。
この状態を望んでいたはずなのに、
じゃあこの仕事のね、この21年間やってきたもの以外の僕の部分というものは一体どこにあるんだろうということを少し考えたりします。
個人とブランドが複雑に絡み合ってしまって、その糸が解けなくなっている。そんな感じでしょうか。
だからこの状態を今、そうですね、だいたいもう100日以上、半年以上ですね、この状態に縛られているような感じですね。
少しずつ糸をほぐしているような、そんな感覚に囚われているというようなことです。
とってもね、なんか単純なことなのかもしれないんですけど、まだ僕にはそれが見えないんですよね。
もしかすると、社長と私がですね、今会社の中で唯一、創業の頃からずっといるメンバーで、企業から残っているのは社長一人だけということになるんですね。
で、ここ数年で社長として、みたいな形で活動している社長と、一方で僕はですね、いつまでも何かを背負わなければいけないっていうような、そんな気持ちでずっと仕事をしています。
もちろん背負ってはいるとは思うんですけど、だからこの独人感を外したとき、僕はですね、ようやくオンとオフとか、仕事以外の自分みたいなところを少しクリアにできるのかなというふうに思うんですよね。
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だけどどうなんですかね、少しそんなことを考えていくとですね、世の中通常は逆なんじゃないのかなって思うんです。
普通は確立されたブランドとか企業に入って、企業の中ではその中の自分として存在して、それ以外のプライベートを個人として楽しむみたいな、そんな分け方をされている人が多いんじゃないのかなって思うんです。
そして経営者の方はその逆でずっと経営というものに携わって、自分が会社の看板を背負って生きているという感覚だから、最初からそのイメージなのかなと思うんですね。
僕のようにですね、最初はブランドを背負うというか、社長でもなんでもないですよ、何者でもない自分がですね、とてつもない使命感とですね、情熱だけで突き動かされていた自分がですね、何かを手放さなきゃいけないんじゃないのかなっていうように感じるというか。
そういったものをね、考えたりします。
どこかでですね、皆さんも引退っていうものを考えるんじゃないのかなって思うんですよね。
俗人化っていうことは仕事においては、やはりあってはならないというか、ない方がいいんじゃないのかなって思うんですよね。
個人事業でない限り、組織を目指すのならば、俗人化は避けたほうがいい。なぜならば、継続できないからです。組織で対応したほうがいい。
そして、ブランドっていうものも一人が背負ってはいけないと思うんですよね。なぜならば、その人がブランドになってしまって、その人が辞めたらブランドが崩壊しちゃうからです。
だから、チームで一つのブランドを形成するっていうイメージで作り上げていくっていうことが大事なんだと思うんですよね。
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今日は何の話をしてたんだっけな。長くなっちゃったんだけど。
だから俗人化を外す。辞める。ということは、僕は非常に大きな勇気を持って取り組まなければならないのかなっていう。
もし仮に、このままこの会社にずっとい続けるのならば、僕の残りの時間は約10年、11年。そんな感じですね。
10年後の僕が後悔しないように、今の生活をきちんとしていきたいなっていうふうに思っています。
まあ、かなり苦しい話になりましたけど、こんな感じにしましょう。
個人的な話とか、組織の話とか、残したい話や伝えたい話もありますけれども、それはね、今日の放送の後、またお伝えしたいなというふうに思っています。
今日は火曜日です。仕事は先にもたくさん、今週1週間のうちの先にね、火、水、木、金と。
あ、4日も残ってんのかって思う人もいると思うけど、僕はね、実はそうじゃないです。
4日もあるじゃん、みたいな。4日もあるんだ、今週。じゃあ何々しようと、みたいな。そんなポジティブな気持ちで火曜日はいつも迎えています。
皆さんはどうでしょうかね。この放送を聞くのは、もしかしたら昼かもしれない、夜かもしれませんけれども、
ぜひね、今日の放送、何かどこかで皆さんの振り返りに役に立てばいいかなというふうに思っています。
あなたの仕事や生活や、そういったところで俗人化、僕じゃなきゃいけない仕事になっているんじゃないのか。
もしくは僕じゃなきゃいけない仕事なのに、みたいな。そういったことがあるんじゃないのかなというふうに思います。
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そういったものを改めて見直す。この先も続くのか、続かないのか。続けなきゃいけないのか、続ける必要がないのか。
そういったものもね、仕事をしていく上で大きなヒントになるんじゃないのかなというふうに思っています。
ということで、今日の放送は以上です。それではまた皆さん、さよなら、バイバイ。