1. 高橋ツカサ/中間管理職の為のラジオ
  2. 10年ぶりの先輩に感じた事
2025-02-03 16:46

10年ぶりの先輩に感じた事


---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/6180a65c3db982af522db745
00:06
皆さん、おはようございます。
2025年2月3日、月曜日、ツカサです。
この放送は、ベンチャー企業の管理職、ツカサが日々の仕事や生活の中での学びや気づき、
そしてビールの話を交えながら、皆さんの生活を豊かにする番組です。
皆さん、おはようございます。
今日の放送は、ちょっと二部構成でいきたいなと思うんですね。
前日の放送で、ビールのうんちくがとろすぎるというお褒めの言葉をいただいたので、
少し皆さんにシェアしていくことで、
せっかく私、ビールという嗜好品を扱う会社におりまして、
それに20年以上も人生を捧げてきているわけですから、
その部分もシェアしていけたらいいかなというふうに思っています。
さて、今日の放送の一つ目、中間管理職としてのシェアですけれども、
今日は人の聞き方、話の聞き方の積み重ねが、自分を作っているというような話をしたいと思います。
僕ね、この間、先週の金曜日にですね、
岩手県の森岡の材木町よい市という、毎週土曜日開催される路上マーケットがあるんですね。
4月から11月までの間なんですけど、ものすごい盛り上がる森岡の風物詩的な感じでして、
そこの実行委員というか、実行委員をやっているんですね。
その新年会がありまして、参加してきました。
その時、10年ぶりぐらいにコーヒーショップのオーナーとお会いすることになったんですね。
森岡で老舗のコーヒーショップ。
その方とはね、10年以上前まではよく可愛がってもらって、
それはね、今の社長のつながりでね、可愛がってもらってお酒を飲ませてもらったりとか、
一緒の時間を過ごさせてもらって、ああだこうだ言わせてもらえる、
あまり利害関係が大きくない関係性だったんじゃないかなって思うんですね。
それから10年以上間が空いてるんだけど、
なんでそんなことになったかというと、今の社長とその人があるきっかけで疎遠になっちゃったからっていう話なんだけど、
03:05
それはまあ人の話だからどうでもいいんだけど。
僕は関係ないんで、久しぶりにお会いして、少し話をしてね。
その後、ゆっくりと話をさせてもらう機会があったんで、そこに同席させてもらったんですよね。
その時感じた話をしやしたいんですね。
10年前にその方とお会いした時には、
お酒に対してもコーヒーに対しても感触があってね、
それに対する考え方とか思いみたいなものがね、
ものづくりの思いみたいなものがあって、
それはね、とても尊敬に値するなって思っていたんです。
ものづくりの職人としては、すごく尊敬できる人だったなと思っていまして、
それから10年経ってね、久しぶりにお話しするんですけど、
あれ、こんなんだったかなっていう印象なんですね。
私の第一印象っていうのは。
久しぶりに会った時の第一印象っていうのはね。
一番話をしてて感じたのはね、
人の話を聞く姿勢っていうのが、
やっぱりね、少し昔と変わってないっていうところがありまして、
こんなに人の話聞かなかったっけかなってぐらい、
僕が話している途中で口を挟まれるっていうようなことがよくありました。
昔からそうだったかもしれないですけどね。
年を重ねてきてね、人はだんだんと丸くなっていくんじゃないのかなって思うんですけど、
その丸みって何なのかっていうと、
人の話を聞く力が変わるんじゃないのかなっていうふうに僕は感じています。
もしかすると、年を重ねて伸ばせる能力の一つは、
その聞く力なんじゃないのかなって思うわけですね。
その方と久しぶりにお会いした印象では、
あまり聞く姿勢って変わってないなっていうところもあって、
もしかすると僕自身が話を聞くとか、
相手の話の内容をどこまで理解できるのかとか、
そういった方に普段の生活が意識しているから、
06:01
そういうふうに感じているのかなって思ったんだけど、
やっぱりこういうコミュニケーションって一言で言っちゃうと、
この能力っていうのは意識して積み重ねていかないと変えられないような気がするんですね。
幸いにも僕の周りにはいろんな人たちがいらっしゃって、
話を聞かせてもらう機会が多かったから、
それが自分の中の思考に考え方にずいぶん働いてきてるんじゃないかなって思うんです。
こういったことっていうのは、
今の職能というか職種に非常に影響されているのかなって思うんですね。
人は、人はというかね、多分ですけど、
働いている環境によって求められる能力が変わるから、
その求められる能力に変化していくものだと思うんですよね。
だからそうじゃない部分の能力は自分で意識しないと積み上げられないんじゃないかなって思うんです。
最終的には僕は人は総合力を試されている生き物かなとは思うんだけど、
自分の武器が何なのかとか、人からどう思われているのかとか、
そういったところを意識して見ていくことっていうのが大事なんじゃないかなって思います。
あとは、状況状況によって変えられる人が器用に生きていけるのかなっていうね、そんな気はします。
その人のことを僕は否定しているわけでもないし、
とてもニュートラルに見ているし、人間的に嫌いかっていったらそういうわけでもないんですけど、
ただ、やはり職人気質のまま20年、30年か働いていらっしゃったその方と、
僕のようにベンチャー企業で求められる立場が変わってきて、
人と接することが増えてきたりとか、
後輩と話を聞く機会が増えてくると、やっぱりその能力を補完しようと思って意識していきますから、
お互いの視座が変わったんだなって思った、そんな話でした。
やっぱりね、食べ物で体が作られるように人と話したり、本を読んだり、
09:05
考え方を素直に聞いたり、そういったことで自分の人格とか考え方みたいなものは経済されていくと思うんですよね。
だから、あまり粗悪な情報はあまり頭の中に入れないで、
栄養のあるものをきちんと食べるっていうのは、心も体も頭もね、とても大事なんじゃないのかなと思っておりました。
それでは、こんなところで、今日のビールのお話を終わります。
それでは、こんなところで、今日のビールのお話を少しだけさせていただきたいなと思います。
ビールって、今日は歴史の話をね、ちょびっとします。歴史の面白話。
ビールってみんな、おいしいものもまずいものっていろいろあると思うんですけど、自分が思うものね。
で、それは昔もずっとあって、特に中世ですね。
11世紀、12世紀、13世紀、だからその産業革命よりも前の前の前の前ぐらいぐらいかな、ずっと言ってないのかな。
その頃から、もちろんビールって作られてたんですね。
ただ、当時は、例えば糖度計とか温度計とか蒸気機関とか、そういったものは一切なかったので、品質検査っていうものをどうやってやるべきかっていうのは分からなかったんですよね。
ましてや、おいしさって人それぞれだから、俺はこれおいしいと思うけど、あいつはまずいと言ってるとか、そういう感じになっちゃうんで、品質検査はどこでするのかっていう問題があったんですね。
でも明らかに粗悪なものを作ってるなっていうのは噂で流れてきちゃうわけですよね。
じゃあどうしたのかっていうと、これ驚きなんですけど、ビールがちゃんと原料使ってるかどうかとか、発酵がちゃんとしてるかどうかっていうのを、ビールの成分の度合いで見るっていうことをしてたんです。
じゃあどうやってって話なんだけど、びっくりですよ、椅子にビールをジャバッとかけて、革のズボンを履いた検査官はね、検査官って職業があるんだけど、3人ぐらいでせーのって座って、革のズボンを履いて、せーのってベチャベチャのビールで浸された椅子に座って、3時間くらい座ってたんですよ。
12:15
それで乾いてきたかなーってときに、よいしょって3人で立ち上がるわけよ。
椅子が持ち上がったら、革のパンツにくっついて革のズボンにくっついて、椅子が持ち上がったら品質OKみたいな。
椅子がペラッと革のパンツというか革のズボンにくっついたときのペロッとバリバリバリって外れて、パタッと落ちちゃったら、はいこのビールダメーみたいな感じで罰金とか課せられてたっていう話なんですよね。
これは驚きですよね。文豪のシェイクスピアさんのね、お父さん、ジェームスシェイクスピアだったかな、その時からビールの品質管理官だったかな、の職員をやられてたってことでね、
実際その文献も残ってますし、絵なんかも残ってるんだけど、なかなか滑稽でですね、いやこんな風にビールの品質保ってたんだなとか思うとね、泣けてきますね。
それなりに粗悪なものを作ろうと思えば作れるんじゃないかなって思うんだけどね、品質検査をクリアするためだけに何かしようとするならばね、そんなことをね、思っておりましたけどね。
ということで、今日のビール小話、歴史編でございますけども、いかがでしたでしょうか。
このビールの品質検査についてはですね、1800年代半ばぐらいまで、1800年代まで続いてたって言われてて、1800年に入ってからだいぶ産業革命の時代に入るんですけど、いろんなものが科学的に証明されてきていくんだけど、それによって随分変わったんですよね。
その審議官もいなくなったんだけどね。
一番はね、何が大きかったかっていうと、糖度なんですよ、糖度。
今はレーザーで野菜とかの糖度をピッてやってね、15度とか14度とかね、フルーツとか測れるんですけど、レーザーとか針さすとかね、あるんですけど、
もっと正確に測ろうとすると、比重計っていうのがあって、中学校か高校の理科で習ったと思うんですけどね、
15:00
すごい砂糖の濃い水、砂糖水に比重計ジャボンってやると、水が比重1だとすると、そういうところはいっぱい成分が入っているから比重が重いわけ。
砂糖水の方が普通の水より重いじゃない?
例えば、100gの水に50gの砂糖を入れたら150gじゃない?
同じ見た目なのにね、見た目同じにしてもね。
だから、そうなった時にね、つまりそれがどのくらいなのかみたいなのは、見た目じゃ分からなかったんだけど、
なめて甘いなとかそういうレベルだったんだけど、比重計ってのがあってきてから、どのくらいの甘さなのかっていうのが分かってきたんだよね。
それで、一定の品質でビールが作れるようになって、品質検査官も不要になったっていう話なんだけどね。
1850年くらいの話だから、それまではちょっとね、大変な時代ですよね。
牧歌的と言えば牧歌的ですけども、ビールがね、その頃から産業的になっちゃったっていう話はありますけどもね。
牧歌的では歴史に支えられてここまで来ているビールだったから、
だから、いいんじゃないでしょうかね。庶民的で。そんな歴史も私は好きですけどね。
ということで、今日の放送は以上です。それではまた皆さん、さようなら。バイバイ。
16:46

コメント

スクロール