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2022-03-06 46:41

第31回「2022年3月の課題図書選定会議」

読書レビューポッドキャスト「ツイてるブッククラブ」新しい月になりましたので今月もレビューする本を選んでいきます。番組の感想は、Twitterアカウント @tsuiteru2020 へどうぞ! #ツイてるブッククラブ #読書会 #ポッドキャスト

00:04
こんにちは、ツイてるブッククラブです。
ツイてるブッククラブは、デジタルハリウッド大学の橋本大也、
新見大門の石谷正樹、八戸経済新聞の成功、
辰夫のチェンジログの辰夫がお送りする、
月に1冊本を読んでいこう、というポッドキャストです。
3月になりました。今月の課題図書を決めていきたいと思います。
1人3冊ずつ候補本を紹介して、最後投票で1冊を選ぶ、
いつものやり方です。
今日は辰夫さんから3冊まず紹介してください。
1番手辰夫です。
1冊目は、
「つんどくこそが完全な読書術である」という本です。
著者は永田臨さん。
つんどくですね、やっぱね、我々の関心事でもあるかと思うんですけど。
これ、僕、実は気になってました。
結構ね、面白い本で、
読書論とか読書術とかに関する様々な本をいろいろ読み込んで、
現代の情報があふれる社会における、
読書論を再構築するみたいな体でいろいろ進んでるんですけれども、
基本的には、つんどくを正当化するために、過去の知見をいろいろと集めて駆使しているというような、
そんな見方もできるような本になっています。
この方のつんどくに対するスタンス的なものをざっくりと、
ちょっと不正確でしょうか、ざっくり言うと、
本を所有してるってことなんだから、
時々眺めたりするだけでも何かしらプラスになるし、
必要な時にいつでもアクセスできる情報源になるなというような安心感もあるし、
本を読むって言っても、実際に何か読んだって言っても頭に残らないんだから、
読むにも読まないにも変わらないんだから、つんどくも関係ないやっていうこともあるし、
そもそもつんどくに何しても、本を手に入れるってときには、
本を選ぶときにいろいろ調べたりとか考えたりとか、
本の周辺の情報とかも考えたりするから、
そういう考えること自体もとても重要味になってるんだ、
いうようなことをいろいろ述べていて、
つんどく自体はそのようなことがあるからとてもポジティブですよってことを言っています。
大事なのは何かっていうと、自分なりのつんどく環境、
ビオトープだとかいろいろ言ってますけれども、
つんどく環境を構築維持運営し続けるってことが大切なのです、
能動的にそういうのをやりましょう。
だから自分のつんどくのところをためる一方だと床が抜けちゃう、
床が抜ける話もいろいろあったんですけど、
床が抜けちゃうから新陳代謝したりするとか、
そういうところも読まなくて新陳代謝で入れ替えるだけでも、
それなりの読んだに近いようなプラスがあるでしょうみたいな話があったりします。
03:01
電子書籍についてはどうかなっていうのが、
僕これ読む一病症だったんですけど、
特に否定的なことは書かれてなかったです。
背拍子を見たり表紙を実物を見たりすることによる効果というのもありそうなものなんですけども、
そこはあまり重視してなくて、
とりあえず自分が本を買って所有しようというような行動を伴って、
実際に所有し続けるというところがつんどくとしてのポイントであるので、
そういうところでは電子書籍も変わらないということなのかなと思っています。
この本はさっき言ったように、
読書論だとか読書術とかの関する本をいろいろ読んでまとめた本という、
読書案内本的な側面もあって、
そういう本のレビューとしても面白くて、
いろいろ読みたくなってしまいます。
前もこのポッツキャストで話題になったと思うんですけど、
バイアールの読んでない本について堂々と語る方法の話とかも、
結構メインに据えられてていろいろ論じられてたりとか、
あとアドラーの本を読む本ですね。
これも有名ですよね。
ショーペンハウは読書についてという本。
古典が大事だよとか書いてあるような本。
そういうのもそこからいろいろと中身の説明をしつつ、
つんどくにポジティブな論を仕立てるみたいな感じで結構面白いです。
あとは山口秀さんの外資系コンサルが教える、
読書を仕事につなぎる技術っていうビジネス書っぽいんだけど、
意外とこれは良い本ですよみたいなのが紹介されてて、
実際その紹介の読むとちょっと読みたくなってくるなっていうのもあったりします。
という感じで、実際につんどくについて、
つんどくは完全な読書術だってことなので、
つんどくだけには限らないんですけれども、
読むこととか蔵書についてとか、
その本に関する全体について考えたりとか、
自分の考えを増強するためのヒントとして読んだりするのもいいんじゃないかなと思います。
我々みんな本を読む人なので、
そもそもこういう本を読んでそれぞれの人の読書論みたいなのも、
語り合うのもいいのかなということで選んでみました。
というのが1冊目です。
2冊目はですね、「良い子の君主論」という本です。
これはですね、著者が香上京介さんという方で、
これは僕が去年くらいに紹介した完全教書マニュアルっていう本の著者でもあります。
他に人気なきキリスト教師とか、ダンゲロスシリーズの小説とかを書いたりしている人。
もう1人が達美一世さんという方で、
この方ちょっとあんまり情報がないんですけど、
香上京介さんと同年代の人なので仲良くいろいろ書いてるのかなと思ってます。
06:01
この本はどういう本かというと、
マキャベリー。
ああ、ダンシャグディーノの人なんだ。
ダンシャグディーノっていうサイトが僕は知ってたんですけど、
それやってた人なんですね。
そんな繋がりが。
これはマキャベリーの君主論をメインとした、
それの解説書という位置づけなんですけど、
小学5年生のヒロシ君がマキャベリーの君主論を読み込んで、
それをバイブルにしながら、
それの中身を実践しながら、
クラスの覇権を握るべく頑張るっていうような内容になってます。
5年生の1年間をかけて、
クラス全員の心を掌握して、
クラスを統一するというような中身になっています。
その君主論の構成に章立てとかに載ったストーリーになっていて、
各章ごとに、
クラスで誰々君が裏切ってどうしたとか、
遠足行く時に誰々を泣かせちゃって人望が下がったとか、
そういうような出来事があって、
それでマキャベリーの主張みたいなのを解説するコーナー、
博士と女の子と男の子が出てきて、
この時のヒロシ君はこれは良くないよねみたいなことを解説するみたいな、
そういう組み立てになっています。
国とか君主とか軍隊とか規則とか、
そういうのが小学生の世界に当てはめられているので、
身近になって分かりやすくなって、
理解しやすくなっているという感じです。
本当に君主論の解説書という位置づけが、
本当に糸通りになって、
すごく分かりやすくなっている領域かなと思います。
元のタイトルは完全波動マニュアル 初めてのマキャベリズムという、
2006年に出ています。
この本を今紹介しているのは、
それの文庫化されたもので2009年に出ています。
Kindle化されたのは2012か2013だったと思うんですけど、
元のやつですね、完全波動マニュアルというのの当時の公式サイトがあるので、
よかったら見てもらえると、
キャラクターの絵が載っていたりとか、
各章が終わった時の勢力図みたいのが細かく載っていたりするので、
一緒に見ながらやると面白いかたと思います。
これ、5、6年くらい前にブログで感想文を書いた時は、
小説というか大詩案作成によるレポートみたいな感じかな、
というようなことを書いたんですが、
今思えばこれは完全なジムナイル小説というか、
ラノルベ的な感じで楽しめるし、
かつ、ちゃんと君主論的な要素のエッセンスもわかるという感じになっています。
あと、漫画とかドラマ化されると面白いなって当時ブログに書いてたんですけど、
その時もすでに漫画化されてて2巻で打ち切られてたという、
そんなオチもありました。
ということで、これ結構軽く読めて楽しいし、
ふむふむっていうためにもなったりするので、
おすすめな一冊です。
ということが2冊目ですね。
3冊目は、というか3作品目なんですけど、漫画です。
09:03
最近、僕は3つ目に漫画を紹介するようなパターンになってるんですけど、
シンクロ走るってやつですね。
結城正美さんの書かれている漫画で、今9巻まで出ています。
結城正美さんは皆さんご存知で、
キョウジンRとかパトレイバーとか書かれてる方です。
実は僕、今月これを取り上げるか少し悩みました。
旬ですからね、これ。
いいとこなんですよ、今、紹介するのに。
本当はもう1,2巻進んでからの方が安らげなんだけど、
あんまり待っててもしょうがない。
主人公は伊勢慎九郎で、
北条宗雲という小田原城として後知られることになる人物です。
相模の国をゲットした戦国大名の先駆けです。
戦国時代の幕開けを続ける人物とは何だとか感じに言われてたりします。
北条宗雲というのは、昔はというか、僕が子供の頃に読んだ
歴史雲起物、武勇伝物とかだったら、
大義晩成で、結構年を取ってから世に出て
一国の大名になったみたいな感じで、
何も成し遂げることのできなかった中年たちの希望の星みたいな感じだったりしたりとか、
あとは戦で一回も負けたことがないみたいな、
豆知識みたいなところで北条宗雲はいくつかで一度も負けたことがないのであるとか書いてあったりとか、
本当にそんなことあるのかと思ってたんですけど、
そういうのは全否定されている。
大義晩成でも何でもなかったんで、
普通に若い頃から活動しているっていう感じで、
最近はその辺の話が覆されています。
この漫画も新しくなった話で、
大義晩成とかそういう昔の話じゃなくて、
新しい歴史学の知見に基づくかないかわからないんですけど、
新説をベースにした話になっています。
この辺はWikipediaとかで北条宗雲を検索してみてみたらいいのかなと思っています。
話としては、王人の乱のゴタゴタがあったりとか、
あとは今の岡山県にある領地に行って運営したりとかいう感じで話は進んでいって、
最新の休館だと、お姉さんの戸継先の駿河の今川家でお家騒動があったので、
それの朝廷に行って大田道館と交渉して何とかまとまるんだけれども、
ちょっとやっぱその交渉の力不足とかを感じていますようなところですね。
まだ伊豆とかで暴れたりもしないし、小田原までもまだ行かないしっていう。
その先どこまで書くのか。
12:00
一応三浦家滅亡くらいまでを書く。
大名になるところまでは多分やるんじゃないですか。
王道の成長ストーリーみたいな形になっているので、
いろいろと普通にワクワク楽しめる系になっています。
そうですね、スクリーンにプレゼントを絵して状況説明をいきなり始めてしまったりとか、
ウィンウィンだとかプロとか現代的な言葉が出てきたりするとか、
そういう逆っぽい要素も多いんですけれども、
ゆうきまさみワールドな漫画日本の歴史的なやつ。
よくあるじゃないですか、50巻くらいあるという。
ああいうのの、ゆうきまさみバージョンだと思えたらいいかなと思っています。
結構僕にはすごく馴染みが、馴染みというか浸透しやすいようなテイストな漫画だったんで、
今まで応仁の乱もよくわからないし、戦国時代直前の関東のなんちゃら久保だとか、
なんちゃら上杉家、上杉家も大喜屋、山内がどうだいろいろあるんですけど、
そういうごちゃごちゃしすぎて全くわからなかったんですけど、
これ読んでいくと少しずつなんとなく流れが見えてきて、
これとこれが戦っててその後こっちに来たのかというのが結構すっきりわかっているので、
僕はあんまり日本史は高校時とか勉強してはなかったんですけど、
これ読んですごく勉強になって楽しく読めているという。
応仁の乱をきっかけにしてなぜ戦国時代になっていったのかっていうところをちゃんと描いてるんですよね。
だからそこが素晴らしいとこですよね。
そこって結構、歴史の教科書とかだとやっぱり、
信長秀吉とかっていうのが目立つから結構スパッて省略されちゃうとこだったりするんで。
信長秀吉がちゃんと出てきてドトンと東海高校アラフ以前の下地みたいなものがその前の時代にあって、
その辺の話になってるわけですよね。
なかなか面白いので、3作品目として挙げさせてもらいました。
はい、私からは以上です。
ありがとうございました。では石谷さん次どうぞ。
1つ目がですね、PLG、プロダクトレッドクロース。
セーレスがプロダクトを売る時代からプロダクトでプロダクトを売る時代へっていうやつです。
まあ割とガチガチのビジネス書ですね。
で、これ要はねフリーミアムとかね諸々とかっていうのがあるんですけど、
結局そのセーレスコストをかけるようなもう時代じゃないですよねっていう話なんですよ。
で、プロダクト自体がそのセーレスの部分っていうのをもう担っている風にならなきゃダメだっていうので、
15:03
途中までなんですけど、これ要はちょっと手前味噌なんですけど、
これ完全に僕が開くPCバックでやったことなんですよね。
それがちゃんと理論的に説明をされていて、形としてまとまっていて、
まあみんなこういうことをやってたよねっていうところですね。
で、とにかくユーザーに伝えてもらう。ユーザーの口からも伝えてもらう。
それからとにかくユーザーが分かるようにするっていう。
で、セーレスコストかけても意味がないよねっていう話を一つ一つ読み解いて説明をしていくっていうので、
結構普通のマーケティング本としても非常に優れている本ではありますので、
一応サンプルとして出しているプロダクトがZoomです。
だからZoomはそのセーレスコストは全くかけてないよねっていう話ですね。
それはもうZoomがZoomユーザーをどんどん呼んでいってっていう風にZoom自体がなっていたよねっていう。
フリーミアムの話ともかなりかぶるんですけども、もう一歩今の時代に近づいた話っていう意味で、いろんな意味で参考になる本です。
それから次がですね、人類と気候の10万年史、過去に何が起きたのか、これから何が起こるのか。
これ気候学者の方なんですけど、これ何で知ったかというとですね、この方が最近、HHKBというキーボードがあるんですけど、
エヴァンジェリストみたいな制度があるんですけどね。
新しいメンバーになられて、新しい人だと思って、どんな人かなって調べてたらね、この気候学者の方で、
今年やたら大雪が降ってたりとかですね。その気候にやっぱり人はすごく影響されるわけですよね。
その辺を10万年っていうタイムスパンで、過去の話とこれからどうなっていくのかっていう話ってなかなかあんまり他で見ない話なので、
こういったちょうど、実はこのコロナ禍なのでイベントとかが、HHKBのイベントとかもあればいいんだけど、あれば会えたんでしょうけど、
オンラインイベントなので会えないんですけど、そういうご縁もあるので、これは読んでみようかなということで入れました。
実は結構Amazonレビューももう300個ぐらいついてるのかな。結構実はもうすでに私が知らなかっただけで、発売自体は2017年の本なので、
結構もう気候関係では知られている本なんじゃないかなというふうに思います。
18:03
3つ目が逃げ上手の若気味っていう本で、これが実はさっき達夫さんが話してたシンクロを走るとどっちを紹介するか悩んで、
僕は今月こっちを撮ったっていう本なんですけど、これ書いてるのは暗殺教室で非常にヒット作を撮った松井さんですね。
松井雄生先生の5年ぶりかなぐらいの連載で、主人公は鎌倉の執権でいう法条家ですね。
それの最後の統領下の話で、鎌倉が終わるイコールもちろん室町が始まる。
達夫さんが選んだシンクロは室町が終わるっていう時代の話で、僕が選んだのは室町が始まるっていう時代の話で、
やっぱその時代の転換点のところっていうのって、お話の舞台にするのに非常にいいんだなって。
暗殺教室の書いてた人なので、漫画日本の歴史的では全然なくて、頭のおかしな人たちがいっぱい出てくるっていうふうにはなってはいるんですけど、
ちなみにC2には一応一通りのっとってやっていて、これわかりやすく言うと敵が高内です。
要は高内は鎌倉に攻め込んでくる側の人間なので、敵が高内っていう視点での物語っていうのはあまり読んだことがないので、
そういう意味ではすごく新鮮で面白いっていうのと、あの暗殺教室をやった人が次に選んだのが歴史物っていうのも面白いなっていうところです。
今4巻ぐらいかなになってきて、一旦逃げたところからですね、じゃあここから次に自分たちがチームを作っていこうみたいなターンなので、
4巻ぐらいのところで一回読むにはちょうどいいかなっていうところで選びました。以上です。
はい、どうもありがとうございました。それでは次はセイコーさん3冊お願いします。
はい、私の1冊目はピエンという病、SNS世代の消費と承認という本ですね。
ピエンっていう言葉、SNSやってるとよく聞いたり、雑誌なんかでも書いてあったりするんですけど、
なんとなく聞いたことあるけど意味はよく分かってなかったので、ちょっと面白そうだなと思って読んでいました。
著者はですね、なんと21歳の現役女子大生の方で、結構名門大学行ってる方だと思うんですけど、15歳の頃から歌舞伎町に入り浸ってですね、
大学行ってその歌舞伎町などをフィールドワークにして社会学を研究してる方ですよね。
21:04
ピエンっていう意味は多様な意味を持ってて、一時期流行した漫字みたいに使ってる間にいろんな意味を持ってきて、
悲しい時にピエンって言ったり、嬉しい時にピエンって言ったり、なんかいろんな意味があるみたいなんですけど、
その話はピエンから始まって、東横キッズの話題とかですね。
東横キッズの話題とか出てるときに、ちょっと自分、歌舞伎町ってイメージが30年ぐらい前で止まっててですね、
中国人マフィアと日本の暴力団が抗争してて入っちゃいけないみたいな場所みたいなイメージがすごいあったんですけども、
でもこの東横キッズって15歳ぐらいとか子供みたいな人たちがすごい深夜までいるっていうんで、
なんか良くないことのような気もするけど、なんか僕がイメージした当時からすると、逆に子供も入れて安全なのかなとか思ったりですね。
なんかちょっと実際、最近行ってないんで、実際のイメージはわからないんですけど、
その東横キッズのその場所の周辺、なんでそこに人が集まるのかとか、若い人が集まってるのかとか、
どういう人が集まってるのかとか、どういうことしてるのかということが前半書かれてて、
中盤以降はですね、現在の歌舞伎町のホスト事情に話が移って、
今コロナだからホストクラブってあんま流行ってないんじゃないかなとかって思うんですけど、
そうではなくて、逆に今ものすごい成長産業でトップクラスだと、トップクラスの方の人は過去最高の売り上げ、
ホストやコンセプトカフェ、コンカフェっていうらしいんですけど、
コンカフェの人はSNS活用してものすごいお金を引っ張ってきたり、払う人がいるからトップになれるんです。
払う人も払うことで自己充足感というか自己充実感、
払うことでお金を払うことで自己実現したりとかですね、なんかすごい世界だなと思ってですね。
最後払う側というかプッシュする側というかの、一般の女の人もそうですけど、
SNSっていうものがすごい発達してて、それに束縛されて完全なる余暇活動っていうものがないんじゃないか、
もう全然心の休息がないんじゃないかって休まる暇がないんじゃないかみたいなことも言ってた。
なるほどなと思ってですね。なんかSNSって僕のイメージからすると、余暇活動というか暇つぶしみたいなイメージがあるんですよね。
暇つぶしじゃなくて、もう全人生をかけてるというか、リアルなあれよりもそっちのほうがずっとずっと大事な世界の人たちっているんだなと思ってですね。
いろいろ読んでて、なんか知らないことばっかりで、すごいいろんな発見がある本でした。
あんまり自分とは全然関係ないし、今後の人生に何の役に立つこともなさそうな気はするんですけど、
24:05
同じ日本に住んでてですね、こういう世界もあるんだなっていうのがすごい勉強になりました。
なんか不思議な独語感の本でしたね。
なんかすごい悲惨に思えるんですけど、いろいろ見ついだり見つがれたりとかっていうのも、
なんか横から口出すとめちゃくちゃ怒られるらしいんで、好きでやってるんだから、
おじさんほっといてよとかってキレられるらしいんで、あんまり横から口出さないようにしておきます。
これが1冊目ですね。
2冊目はですね、現代病、集中できない落ち力に変える。
読む力、最新スキル対戦。脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す。
すごい長いタイトルですけども、著者は割とご存知の方も多いというか、
佐々木敏直さんで、僕直接知らなくてですね、なんかIT系に強い人で、
著書もいっぱい出してるっていうぐらいの認識しかなくて、
元新聞記者でいろいろメルマガもやってんだろうなとかぐらいのイメージしかなかったんですけど、
最近本も買ってなかったんで、久々に読んで、過去のどういう本出してるのかなと思ったら、
意外に料理とか好きな方で料理の本も出してたりですね。
あと、登山が趣味だっていうのも意外な、そういう方だったんだって思いました。
料理はすごいですね、敏直さん。
で、情報収集術とか情報整理術なんで、
佐々木さんが使ってるツールとかそういうのも紹介されてるんですけど、
カラーページでですね、使ってるiPhoneとかのアプリ、スクリーンショットが何枚もあったり、
すごい、人のスマホの画面って案外見る機会ってないじゃないですか。
4枚目まで、トップ画面ぐらいだったら見る機会あるかもしれないけど、
4枚目まで見る機会もないので、こういう意外に整理整頓してないんだなと思って、
人前に出すときでもとか思ったりですね。
タイトルの集中できないを知力に変えるっていうところに僕すごい興味あったですね。
スマホをやってすごい集中力がなくて、ネットニュースを見てると次々ネットニュースを見たり、
メールチェックしようと思って、メール返信しようと思っても気になるとすぐウィキペディアで調べて、
知らない間に最初何やってたかなと思うんですけど、
佐々木さんはですね、そこで結論として諦めるっていう、
もう今そういう時代なんだから、そういうもんだって諦めるっていうことを言ってですね、
逆に自分には注意が散漫するの、散漫力があるっていうふうにですね、
いろんなことに興味を持つんだってポジティブに捉えたほうがいいっていうふうに言ってですね。
そうは言っても集中しなきゃダメなんですけど、3分だけ集中しようとか、
この30分だけはこれしようって決めると案外なんとかなるもんだからっていうふうに言ってて、
27:03
ポジティブに考えて、3分だけとかやるのがいいのかという、
そういうふうにやったらいいよって書いてですね、いろんな考え方あるもんだなと思うんですけど、
他に書斎に関する話題とか、この別荘、長野に別荘があって住んでるんですかね、佐々木さん。
そっちの別荘の書斎なんかも紹介してて、2000冊は物理的に置いとくけど、
それ以上の本はもうすぐブックオフに送って、ある程度以上は絶対増やさないって書いてまして、
ほとんど買える本はKindleで買って、そっちは増やしていく一方で、
いろいろKindleでコピペする裏技とか細かいことまでいろいろ書いてますんで、
情報整備やる方にはおすすめで、いろんな参考になる部分はありますね。
佐々木さんはMacで、私Windowsメインで使ってるんで、ツールは使えるものと使えないものがあったんですけど、
考え方はいろいろ参考になりました。これが2冊目ですね。
3冊目がですね、サイコロジーオブマネー、一生お金に困らない富野マインドセットっていう本ですね。
よくあるというか資産運用の本、資産をどうやって増やしていくかっていう本なんですけども、
海外でかなり売れてるということだし、日本の書店でもよく見かけるのでちょっと買ってみました。
いろいろ他の本にも書いてるようなことはたくさん書いてるんですけど、
当然当たり前のことは基本は全部書いてるんですが、
使わなきゃたまりますみたいな、浪費すると、無駄遣いしてるとお金あるうちはいいけど一気に貧乏になりますよみたいな、
偶和的な話が書いてて、派手なIT企業の社長が3年後にはもう一文なしになって、
地味なクリーニング屋の中国人の移民の人が死ぬときにすごい金持ちだったみたいな話があって、
ああそういう、まあそうですよねみたいなことも書いてるんですけど、
結構最初のほうに強調して書いてるので面白いなと思った。
樽を知るっていう、欲張っちゃダメみたいなのを書いてですね、
欲張るって分布そうなことをやるとですね、それが命取りになるので、
例えば、ペンチャー企業の社長さんなんかが、
すごい欲張ってもっと金持ちになりたいというかいうと、
インサイダー取引したりとかですね、不正経緯に手を染めたりとかですね、
いろいろやったり、あと普通のサラリーマンの人が資産運用で頑張って株取引してるのに、
サラリーマンの適正なポジションサイズを超えて、
すごい信用取引してめちゃくちゃ失敗してとかですね。
で、樽を知ってると別に、
ほどほどのポジションでほどほどに儲ける方法っていうのはいっぱいあるわけで、
そうすればいいのに欲を欠いてしまってすごく失敗するという話が書いてあって、
30:01
身につまされて、私も儲けたいと思うばっかりに
すごい失敗してしまったことって何度もあるんで、
すごいいいな、いい教えだなと思いました。
あと数字のマジックの裏側みたいなのも書いてあってですね、
よくこういうのに書いてあったの、宝くじは同元が儲けるだけだから意味がないとかですね、
結局期待値が低いみたいに言って、下り顔で言う人いるけど、
宝くじ買う人って貧乏から抜け出すのはそれしか方法がないから、
それが合理的なんだと書いてあってですね。
それもそうだよなと思って、
確かに一方的にそういう人を笑ったりけだしたりするだけじゃ意味ないよなっていうか、
買う人には買う人の事情があるわけで、しょうがないんだろうなって温かい気持ちになりますね。
あと大事なのが時間を味方につけるっていうのが、
東進の本でよく書いてますけど、
福利が人類最大の発明だとか福利運用を知ればいいですよっていうので、
福利でコツコツ貯めるっていうのが意外にすごいんだけど、
全然話題にならないというか、
10年で1.5倍になりましたとか言っても全然別に誰も驚かないっていうか、
何のあれもないけど、実はそれがすごい武器だっていうことをやってですね。
で、淡々とドルコスト平均法をやればいいって書いてるんですけど、
それがさらに実はですね、
ドルコスト平均法淡々とやってる間に、
ほとんどの時期がマイナスになることが多くて、
それに耐えられない人が多いらしいんですよっていうのは、
一番高いところから比べると必ず下がるんですよね、
デコボコがあるから。
その高い値段を覚えてると下がっちゃうから、
もう俺は損してこれ全部ダメになるんじゃないかとか思ってもうやめてしまったり、
で、あとまた増えてると今度逆に、
俺才能あるんじゃないかとか思ってまた個別株のほうに手を出したりしてしまって、
淡々とただただ同じ金額積み立てていくのが人間が難しいみたいなことを書いてますね。
今までの投資本からさらに一歩進んだ考え方とかテクニックっていうのが分かって、
面白いなって思いました。
ちょっと最近の本の中で、
すごい難しいことっていうのはそんなに書いてないので、
意外に資産運用とか全然やったことない人にもお勧めな本であります。
海外の方が書いた本なんで、
日本とちょっと事情が違う部分もあるんで、
そこはちょっと考慮して読まなきゃいけないんですけど。
結局今年の、今年ってまだ2ヶ月しか経ってないけど、
今年の資産運用の本でお勧めの1冊です。
これで私の紹介する3冊です。
はい、ありがとうございました。
じゃあ最後、私橋本3冊ですけれども、
33:02
1冊目は、日本懐かしいテレビ大全っていう。
これは1970年代と80年代のテレビの人気番組、
ほぼ全部を網羅した紹介する本なんですよね。
我々年代だいたい同じようなものなので、
子供の頃見てたのはこれだろうみたいなのがあるわけですね。
例えば、1976年から81年にかけて、
TBS土曜夜っていうのは、
7時から漫画日本部昔話で、
7時半からクイズダービーで、
8時から8時だよ全員集合やって、
夜9時からG面75であったとかね。
驚異的な視聴率持ってたから、
その世代は何割かそれ見てたわけですよね。
私もテレビっ子だったんで、
70年代80年代の頃の番組、
すべてを振り返れるのがたまらない内容で、
それをみんなと語り合えないかなと思って、
これを持ってきました。
他にも、私好きだったのは川口博探隊とか、
あなたの知らない世界とか、
ザ・我慢とかって知ってます?
知ってます。
今の放送コードでは絶対に放送できなさそうな、
無理ですね。
人がすごい我慢する、
それも極端なものです。
そういう番組とかあって、
今じゃちょっと無茶な番組もいっぱい紹介されてて、
面白かったなと思ってですね。
昔の番組をみんなで振り返ろうじゃないかっていう趣旨で、
持ってきたのが1冊目のこの、
日本懐かしいテレビ大作。
いや、だって昔のテレビって、
今とやっぱり予算が違うから、
すごかったですよ、やっぱり本当に。
影響力もピタチないですよね。
なんだっけな、2,3年前に、
全員集合のセットを毎週作ってた人の展覧会みたいのがあって、
それを見に行ったことがあるんですけど、
まあまあとんでもなかったですよ、本当に。
よくこんなものを毎週作ってるなって。
毎週ですよ。
毎週作ってるセットで、
自動車が飛び込んできたりするんですよ。
あれはね、恐ろしかったですね。
で、その図面が全部残ってて、
作った人もなくなってるんですけど、
その図面を公開してくれてて、
いやーすごかったですよ、図面。
そうですね、まさにテレビの黄金時代っていうのがそこなんですかね。
の話があるんでですね、
ぜひこれみんなで読みましょうよというのが、
1冊目でした。
2冊目なんですが、
英語は3語で話せ!
できる人ほどシンプルに短く伝える!
という本でですね、
なんでも英語を3語で話すと、
36:04
英語のその3語の単語、
例えばThank you for everything you have done for meとか、
長いからThanks for everythingとか、
言ってみましょうとか、
I'm with youとか、I'm against itとか、
そういう3語の単語が500例披露されていてですね、
ほとんどゲイですね。
人間にとっては、
ゲイですね。
一つの言葉の。
3語だとSVOOとかSVOCっていうややこしい古文は使えないので、
シンプルになるんですよね。
でも結構、
3語でどこまで会話できるかの例とか出されていて、
結構長くいけるので、
チャットとかでね、3語縛りとかね、
そういう3語しか喋っちゃダメみたいな、
そういうのでやったら、
結構上達するかなみたいなことを思ったりして、
これ前Facebookで紹介したら、
大切り状態になって、
最初は真面目に3語でみんな英語喋ってたけど、
そのうちYou are shockとかいうのが入ってて、
You are shockはそれは違わないかっていう、
盛り上がり方ができてですね。
3語縛りの英会話は面白いですよということです。
最後はですね、
SF作品なんですけれども、
プロジェクトヘイルメアリーっていう作品で、
これは私、
昨年英語で出たときに読みまして、
昨年最高のSF小説として紹介してました。
それがもう早速翻訳されて、
結構これは翻訳とても早かったですね。
書いたのがアンディ・ウィアーって言って、
日本だとオデッセイっていう映画、
火星に置き去りにされた男の話だったんですけども、
そのままアンディ・ウィアーの最新作が、
プロジェクトヘイルメアリーで、
またもや男が一人で宇宙で、
一人ぼっちになる話なんですよ。
そればっかなのかとか思ったけれども、
今回は、この前の人は火星に置き去りにされたんですけれども、
今回はある地球に危機が訪れてですね、
太陽系レベルで危機が訪れて、
地球を救うために、
ある近くの惑星に探査船が向かっていくんですね。
でも乗り組みにたった一人になってしまって、
そのたった一人の主人公が、
地球を救うヒントになる惑星があるんですけれども、
そこに到着するんですね。
39:00
そしたらもう一個宇宙船があるんですよ。
見たこともない宇宙船が。
それは人類じゃなくて、
エイリアンの宇宙船なんですけれども。
そのエイリアンと一人の男がコンタクトをするっていう、
ファーストコンタクトものなんですね。
これがね、もうすごい、
これはちょっとSFCに残るレベルの傑作なのではないかと思っていまして、
最近で言うとなんだろうな、
未知との遭遇とかメッセージとか、
そういうレベルのすごい良い作品でですね、
ネタバレしたくないのであんまりしゃべりたくないんですけど、
要は宇宙人が見たこともないようなやつなんですよ。
形が、形っていうか存在がね。
そういう全く違う生き物と人間がどうやって
コミュニケーションをするのかっていうところ、
どこまで深くつながれるのかっていう、
そこを描くファーストコンタクトものの、
最高峰と言っていいと思うんですよね。
今、映画化ももちろん進行していて、
なので映画でも多分大ヒットするのじゃないかなと思っています。
で、出た後、結構世界中で大絶賛で、
すごい評価高いSF作品ですね。
だから異例の速さで訳したのはそういうことなのかもしれないですけど、
翻訳の方ちょっと私は読めてないんですけれども、
内容の良さはずば抜けて良いので、
確かビル・ゲイツも大絶賛してなかったかな。
ビル・ゲイツも去年の5冊ぐらいの中にこれを確か入れてました。
なので、すごい深いというか、
まあ面白さを築いたくないんで喋れないんですけど、
すごい凄さがある小説なんでですね。
翻訳家の大森さんも3体の次はこれっつって。
本当に?それぐらいやっぱり推してるんですね。
私も英語版で読んだ時に衝撃を受けて、
Facebookでサテン出たんですけどね。
やっとこれが翻訳でたんで、紹介みんな読んでもらえるようになったと思ってですね。
楽しみにしています。
ちなみに映画化の監督はララランドのライアン・ゴズリンなので、
たぶん凄いことになると思います。
以上が私の3冊なのでありました。
それでは12冊紹介が終わったので、
皆さん1位と2位に投票を行います。
皆さん心に決めることはできたでしょうか?
うーん、どうしようかな。
結構今回は迷ったな。
結構みんなバラバラですよね。
42:01
色々あるからすごい迷っちゃいますね。
決まらなかったりして。
全部バラバラですよね。
全部バラバラですよね。
全部バラバラですよね。
決まらなかったりして。
全部バラバラになるという過去にない。
今まで運よく決まってるんですけどね、この方式で。
それでは投票を開始しましょうか。
プレゼン順で辰夫さんからお願いします。
私はですね、プロジェクト・ヘイルメアリーが1位にしてもらって、
サイコロジー・オブマネーが2番目です。
なるほど。ありがとうございます。
じゃあ石谷さんですね。
はい。
どっちがどっちかな。
はい。
僕は1位が、つんどこそが完全な読書術である。
これは自分の言い訳を強化したいっていうので、
絵を見たいなって。
悩んだんですけど、ピエンという病です。
なるほど。ありがとうございました。
じゃあ、セイコウさんですね。
僕は1番が、人類と機構の十万年史ですね。
普遍的なんでしょう。
十万年史だから、長く使える知識は読んだほうがいいなと思うんで。
それは1位がそれですね。
2番目がプロジェクト・ヘイルメアリーですね。
全然知らなかったけど、そんなにすごいというなら、
映画化される前に読んでおきたいなと。
映画見るかわかんないけど、とりあえず。
SFCに残るというなら、これもまた知識が長く使えそうなので、
読んでみたいと思います。
なるほど。ありがとうございました。
じゃあ最後私なんですけども、なんか散らばっちゃうんですよね。
1位が佐々木敏夫さんの、
現代病、集中できないよう、知力に変える読む力で。
佐々木さん、ちょっとお会いしたことがあって、
すごい情報処理するのが上手い方なので、
画面キャプチャーとかいろいろ載ってるので、
すごい気になったので、これが1番です。
もう1個も佐々木さんなんですが、
佐々木千葉さんの、ピエンという病。
SNS、東横キッズとか、そういう今時の話をとても気になっているので、
これを機に読んでみたいなというふうに思いました。
ということで投票が終わったんですが、どうなるんでしょう。
ピエンが2票、プロジェクトヘイルメアリーが2票。
45:03
プロジェクトは1位のやつがある。
多藤さん1位だから、ピエンどっちも2位です。
2位ですね。
じゃあプロジェクトヘイルメアリーでいいんでしょうか。
間違いなく面白いとは思いますが、
翻訳は読んでないけど、でも多分間違いないでしょう。
見たばれせずにみんなで感想が言い合えるかどうかっていうところが。
確かに。
でもこれ読んだらね、絶対ね、ネタバレした段階で話したくなるんだよな。
ネタバレあり放送にする。
ネタバレありでいきましょうよ。
読んだ人向けって言って放送する。
ここから先は。
危険だから聞かないでっていう。そうしましょう。
英語で言うっていうのは言えないけど。
3単語で言うみたいな。
小島秀夫監督も進めてますね。
これから読んだ人増えてどんどん絶賛さらに。
2章分までの話題で言うとかね。
1章分で言うとか。
最後まで語りたいじゃなくて。
じゃあそんな感じで、次回はプロジェクトヘイルメアリーということにしたいなと思います。
それでは皆さんどうもお疲れ様でした。また。
お疲れ様でした。
次回。
46:41

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