ついてるブッククラブの2023年3月の課題図書選定会議
ついてるブッククラブ。ついてるブッククラブです。ついてるブッククラブは橋本大也、石谷まさき、
セイコー、辰夫の4人がお送りする月に1冊本を読んでいこうというポッドキャストです。
3月になりましたので、今月の課題図書を選んでいきます。
今回はですね、セイコーさん、辰夫さん、橋本、私ですね、そして石谷さんの順番で
おすすめ本を3冊ずつ紹介してもらって、全12冊の中から投票でみんなで読む1冊を選ぶといういつものとおりです。
それでは早速、セイコーさんから3冊お願いします。
はい、今回の私が選んだ3冊のうちの1冊目は、まず1冊目は屈辱の数学史という本でございます。
屈辱の数学史って結構大げさなタイトルで、実際は身の回りにある数学のことの小ネタで、
いろんな数学に関する失敗とか認識のずれとかそういうのがいろいろ書かれている本なんですけれども、
著者の方は数学の専門家の方ですけれども、その一方で数学をいろんな広める運動活動されている方で、
YouTubeで配信したり、スタンドアップコメディとかそういうコメディアン的な一面もあるみたいです。
この本の中では人間が数が大きすぎるとあまりうまく認識できないとか、そういう話も書かれてたりとかですね。
実例として、コカ・コーラとかペプシコーラのポイントを貯めるとパーカーがもらえるとか帽子がもらえるとか、
そういうキャンペーンみたいなのがあったときに、冗談で何万ポイント集めたら戦闘機がもらえますみたいにやったらですね、
ある人が計算したところ7000万円で戦闘機がもらえるっていうことに気がついて、訴訟になったそうなんですね。
それはギャグだからそんなの通用しないでしょうみたいに会社側は言うけど、でも実際書いてるしとかって言ってなんかすごい訴訟になって、
最後はどっちか、最後は忘れたんですけど結局もらえなかったですね、戦闘機ね。
そういうこともいろいろあるというので、この著者の方がそういうのをすごい発見するのが好きな人で、
アイスとか牛丼とかのトッピングで何万通りの味が楽しめますみたいのを街角で見つけると、
ちくいち計算してちゃんと正しいかどうか確かめたりして、間違ってるとその会社にそれを送りつけて、
古代広告じゃないかみたいなことをやるようなタイプの人で、結構そういう併出狂的なのもいろいろ面白くてですね。
サイコロとかの確率でも1回2回じゃ平均に回帰じゃないけど、
いっぱいやるとだいたい50%50%に赤とか白とかでやるとなりますよ、コインの表裏だとかってよくある話だと思うんですけど、
この著者実際に自分で本当かどうか1万回試したら、コインが1万回のうち10回ぐらい立つことがあるらしいんですね。
そういうのも実際やらなきゃわからないみたいな話とかですね。
あと細かい、すごい逆に細かい数を切り捨てるとその細かい誤差が積み重なって、橋が崩落したりとかいろんな構造上のミスがあったり、
貯金とか利率が今度めちゃくちゃに最後になったりとか保険の計算とか、そういうのがあるっていうのがいろいろ書かれてますよね。
あと面白いなと思ったのが、円論事件って20年ぐらい前ですかね、会計の不正があったのがあったんですけど、
あの時に不正があったから大量の証拠書類とか押収されたんですけども、その中に大量のExcelのワークシートが押収されたんですね。
その時にExcelの分析をしてる研究者っていうのがいろいろ分析したらいろいろ面白いことがあって、
まず計算式が間違ってるのがわざとじゃなく、不正とか関係なく間違ってるのが見逃されてるのも大量にあったりとか、
あと平均的にワークシートはファイルの中にワークシートいっぱい作れますよね、Excelとかって。
それ平均が5枚らしいんですけど、最大で175枚の一つのファイルにワークシートがあるやつがあったとか、
あと全体の42%には数式がなかったそうなんですね、Excelの中に。
日本だと綺麗に書式揃えるからそういうのあるのかなと思ったら、アメリカでもそういうのがこんなにあるんだって言って驚きでしたね。
あとオーストラリアとか、平均的な男性って言って、日本人の平均的な男性は40歳で体重52キロで、
奥さん一人で子供二人でみたいな平均的な人物像みたいなのをオーストラリアで発表したらそれに合う人が一人も回答者がいなかったとか、
いろいろそういう小ネタが挟まっていて、結構数字が好きな人はとても楽しめる本だと思いました。
これが今回私が紹介する本の一冊目ですね。
二冊目は、カルトはすぐ隣に、これオウム心理教の裁判とかをかけてる方、ジャーナリストの江川翔子さんが中高生向けに書いた本ですね。
岩波ジュニア新書の本です。
1月に阪神淡路大震災があったのを追悼の行事とかニュースでも取り上げられてたんで、
その次の3月にオウムの地下鉄サリン事件があったことを思い出してちょっと読んでみたんですけども、
私当時大学生ぐらいだったと思うんですけども、1月に阪神淡路大震災があって、3月に地下鉄サリン事件があって、
当時リアルタイムでニュースとかいろいろ見たり、その後も裁判とかあったんですけども、
この本読んでみて、なんか当時思ってたことと今だいぶ捉え方が違うな。
捉え方が違って、オウムが悪いことしたとか犯罪したとかは変わらないんですけども、
有名な大学終わった頭がいい人とか、あとお医者さんとかそういう立派な職員が弁護士さんとか入っている人がいるっていうのは、
当時でもそんなこと本当かなとか、そういう人に限って入るのかなと思ったんですけども、
今読むとまして信じられないなっていうか、なんか本当不思議だなって気持ちが湧いたりもしました。
あと30年経った、20年かな、だいぶ時間が経ったからこそ今書かれていることもいろいろあったりですね、
あと坂本弁護士事件のときにお子さんもちょっと巻き込まれてしまったんですけども、
その子どもが生きていれば今誰々さんと同い年ですよ、大リーグの田中さんとか楽天のか、
そういういろんな、今だとそうじゃわからなかったけど今だとわかるみたいな話がいろいろあったりですね。
あと当時追っかけられなかった、追っかけられなかったんですけど、なんかオウムから3億円持ち逃げした信者がいたみたいで、
連れ返されたんですけど、そしたら今度それをネタに脅迫するとか言って、
カルトブックと健康本
今度それをネタに脅迫したんですね、さらにオウムのことを。
警察に誰々さんを殺して遺体はここに埋めてある犯人はオウムだって、
実際警察にやったんですけど、そしたら警察があまり真剣に捜査してくれなくて、
警察の完全な失態だみたいなのが書かれてて、そんなことがあったんだと思って、
あまりやっぱり警察の失態的なものっていうのはオウムの事件のあれの中ではあまり出てきにくくて、
今も警察の方も現役辞めたりすればだんだん出てきたりしてるとかそういうのもあるのかなと思いました。
最後にこれ、カルトに引っかからない方法みたいなのが中高生向けの本なので書いてたんですけど、
一応それもちょっと3つご紹介したいと思います。
お金の話が出たら要注意ですね、話の中にまず。
普通はそんなに出てこないのかなと。
あと秘密を守らせようとしたら、私とあなただけの秘密ですよとかここだけの話ですよみたいのは結構要注意っていうこととか、
途中から話が違ってきたり嘘をついてたりするっていうのも要注意で、
マルチ情報の勧誘なんかでも最初は久しぶりに会いたいと思ったから声かけたんだとか、
懐かしいからちょっと2,3人で会わないみたいに言って実は違うみたいのよくあると思うんですけど、
確かにそういう条件に当てはまるのって変だよねってお金の話をして秘密の話をして嘘をついてるって3つ揃ったら完全にアウトだろうなって思うんで、
この3つ覚えてればカルトに引っかかりにくくはなるのかなと思いました。
定期的にやっぱり安心、淡路、大震災とかそういうオウムのあれとかそういう大きい事件のあれは定期的に読み返したり振り返っていきたいなと思いました。これが2冊目ですね。
3冊目が教養悪口本、インテリ悪口本ですね。
以前成功本100冊の本をこの著者の方の紹介したことがあるんですけども、
作里本さんって読むのかなこれは。
ゆる言語ラジオの人ですね。
ゆる言語そうですね。ちょっと面白そうだなと思って読んだんですけど、
インテリな悪口を言うとちょっと皮肉っぽくやって面白いというか悪口を言えるというのは面白そうだなと思ったらですね、
本当に教養悪人しかよくわからない悪口が並んでて、
例えばですね、パルテノン神殿を作ったペリクレスっていう方がいるんですけども、
とにかく守りを固めて何もしない人っていうか、
そういうのに、それってペリクレス戦略だよねとかって言うといいって言うんだけど、
全然多分わかる人少ない。自分も言ってもわかんないし、相手もよくわかんない。
そういうのがすごいいっぱいついてて、特定の上司のおかげで生き残っている人に対して、
それってコーカサスバイソンだよねとかですね。コーカサスバイソンって何なんだって。
イメージはわかるけど、実際言われてもよくわからないという。
あとめちゃくちゃに後先考えずに突っ込むような人、ネルソン提督のようですねって。
ネルソン提督あたりになると、名前は知ってる人は多いと思うけど、
その戦略とか知ってる人ってなかなか少ないんじゃないかなと。
バレンヌ逃亡事件とかレディ・マクベス効果とかなんかすごいいろいろ出てくるんですけど、
なんかだんだん読んでるうちにわかんないのが面白いというか、
意外にでも説明は面白いんですよね。なんか興味深い話がいろいろ出て。
ただ一回読んだときによくわからないっていうのもあってですね。
ただこれ使い続けてれば、もしかして数の中にはこれがわかってくれる人もいるのかなとか思ったりして、
逆にこの相手の強要を確かめるために使うのもいいかもしれないなと思いました。
ちょっといろいろ印象深い本だったので今回紹介させていただきました。
これが今回の私の3冊です。
なるほど。はい、ありがとうございました。
それじゃあ辰夫さん、次3冊お願いします。
はい、辰夫です。紹介する前にその強要悪口本も僕も読んだんですけど、
結構ね確かに使いづらくて、単に面白雑学本っていう感じです。
なかなか使えないですよね、あれはね。
はい、じゃあ3冊紹介していきます。
1冊目は、ブルーバックスの大米人とこんなに違った日本人の体質、
科学的事実が教える正しいがん生活予防習慣っていう本です。
岡田明子さんっていう内科医の方が書いています。2016年に出てますね。
私の大好きなブルーバックスのポピュラーサイエンスの本なんですけど、
これ健康本なんですけれども、
そうですね、
なんか欧米とかで流行った健康法とか健康知識って、
日本でもよく朝の情報番組だったりとか、
ネットのニュースだったりとかで広がったりしてるんですけれども、
そもそも日本人と欧米人ってなんかその遺伝的な、
遺伝子的な要素とか生活習慣とかなんか食べるものとか飲むものとかいろいろ違うんで、
直輸入したところであんまり効果ないし、むしろ逆効果だったりとかいうのがあるっていうのは、
それは当たり前だなって皆さん多分思ってると思います。
そういうやつ、そういうのを日本人に対するその疫学調査とかのね、
そういうなんか科学的根拠に基づいて、
科学的根拠に基づいていろいろ解説しているっていうのがこの本です。
なるほどなぁと感じること多数で面白いんですけれども、
いくつかちょっと挙げていくと、これなんかオビに書いてあるやつなんですけど、
日本人は炭水化物を控えてはいけないとかね。
日本人がオリーブオイルを摂りすぎると生活習慣病になります。
オリーブオイルと日本人はそれほど相性よくないみたいなやつとか、
筋トレをしてもなんか日本人は痩せたいしにはなりませんとかね。
生活習慣が同じだったら日本人は欧米人よりも大腸がになりやすいような体ですよとか、
あと血圧のために塩を減らす、減塩すればいいというとは限らないとかなんかそんな話で、
でもちょっと一つ挙げるとなんか、
まあ血圧と減塩の話っていうのは結構出てくるんですけれども、
今日本での1日あたりの塩ですね、どれだけ取るかというと大体10gなんだそうです。
1962年とかの日本だと1日あたり15gくらい取ってたので、
ここ50年くらいで摂取量がだいぶ減っていると。
健康に関する本の紹介
10g、平均10gなんだけれども血圧は世界の平均よりも低くなっていると。
昔の50年前の15gの時は結構それでも高かったんですけど、
10gでも世界の平均より低くなっていると。
ただWHOとかの勧告だと1日5gに塩は抑えなさいと言われてるし、
日本の健康の学会、高血圧学会だと1日6g未満に抑えなさいとかいうようなのがあったりするんですね。
ただだからそうは言っても10gの平均でも世界平均より低かったりするので、
塩を減らせば血圧が下がるだけじゃなくてもうちょっと効果はあるんだけどある程度減らしたらそこから先はもうちょっと酒止まりじゃないかみたいなことが言われていると。
世界とかいろんな地域とかで見ると塩分摂取量と血圧って量が多い時はともかく、そうじゃない場合はあんまり強い相関ないみたいなんですよね。
塩分ほとんど摂ってないヤノマミ族、アマゾンのヤノマミ族っていうのは血圧は低いんだけど、
同じく塩分ほぼ摂ってないニューギニアコーチジンは日本と同じくらいの血圧だとかあったりするとか。
結局塩分だけじゃなくてタンパク質とかも関係する。
タンパク質とかあと血圧の上昇に関する遺伝子があるとか、もちろん運動などの生活習慣もあるし、一番大きいのがストレス。
避難所生活すると血圧が上がるとかあるんだけど、そういうちょっといくつかの要素もあったりして、ちょっと塩分一変等で血圧下げるみたいなちょっと違いますよねとかいうような話が出てたりとか。
そんな感じでいろんなオリーブオイルにしろ炭水化物にしろそういう要素要素に対して、
日本人の体質っていうかそういうのに合わせるとこうですよってことをきっちり説明してくれてるっていう本です。
これはどういう人にお勧めかというと健康診断の結果で注意ポイントが出てきて、さてどうやって改善していこうかなって時に、まず全体論として通読しておけば、
そういうポピュラーな感じの健康法とかに惑わされないでいいんじゃないかなと思いました。
やっぱり全体的に科学的エビデンスが出てきて、これはこうなんですみたいな話が面白いので良いんじゃないかなと思って取り上げてみました。
というのが1冊目です。
自閉症と人類の発展に関する本の紹介
2冊目がThe Pattern Seeker 自閉症がいかに人類の発明を促したかという本です。
調査はサイモンバロン・コーエンさんで、この人はウィキペディアで調べたケンブリッジ大学発達精神病理学教授です。
発達心理学者ですね。自閉症の研究とかをやっていて、自閉症というのは極端に発達した男性脳だみたいなことを主張したり。
この前の男性脳というのはイコール男性という意味ではないんですけどみたいな話はあるんですけれども、そんな話をしている人です。
この本はですね、人類が歴史上にいろいろ発明をして発展してきたわけなんですけれども、
それと自閉症というものが関係しているってことを証明とか説明していく本です。
さっき言ったようにこの人は35年間自閉症について研究している人なので、そういう見地からいろいろこの辺を述べています。
ざっくり説明すると、人間の脳には人との共感を司るような機能もあるんだけれども、
それとは別に人間の脳にシステム化をしたいというようなそういうメカニズム、システム化能力みたいなのがあるんですね。
パターンを見つけ出したいとか、整理して分類したいとか、正確さや細部にこだわっていきたいとか、
全ての可能性を試みて何ができてできないかを調べたいとかね、そういう探求したいみたいな能力というかメガニズムとか要求とかそういうのがあると。
これ、前回AI2041、皆さんで読んだ本の3章の韓国の話で、キムザク、ウンザク、双子、兄弟、それの弟ですね。
物語だと葉っぱを分類、細かくいろいろな分類をするみたいなシーンがあったりするんですけれども、ああいう感じ、システム化能力。
そういうシステム化能力というのは、自閉症の人たちに多いと。
ドアエアともかく関連性があるという話ですね。
もちろん、とことん粘着していろいろ分類したいみたいな話、整理したい、パターン見つけたいという話は発明につながる能力で、要するにギフテッドな能力なわけです。
エディソンとかビルゲイジも自閉症の症状がありながらも偉大な、こういう能力を持った偉大な発明家であると。
ポイントとしてはですね、実は最近の科学によればシステム化能力っていうのは全部じゃない、一部遺伝性を持っていると。遺伝子と関連していると。
つまりこれはどういうことかというと、人類の進化において、そういう自閉症的なシステム化能力っていうものは淘汰されずに残っていると。
意味があるんだと。
人類において自閉症っていうのは人類の発展、発明によって発展を促すものとして、とても意味があるものだよっていうような話に進んでいきます。
サブタイトルで自閉症がいかに人類の発明を促したかというと、自閉症っていうのは発明に関わって人類が進化するので、
自然に淘汰を受けて遺伝子として残っていますよっていうような論説になって、いろいろ事例あって面白い形の本になります。
自分の中のシステム化能力というかシステム化マインドみたいなのを調べるテストとかも載っていたりして、ちょっとやってみたんですけど、普通でした。
低くもなくて高くもなくて普通で。最近はちょっと粘着力が個人的に不足してるなと思ってからちょっと低めになるかもしれないけど、そんな感じでチェックすることもできますが、
そういう感じで多様性的なところにも関連するんだけれども、結局は今そういう状況があるっていうのは遺伝子としてあるってことは、
もう意味があるから残っているんだってことがわかる本であります。というのが2冊目です。
ルービックキューブの発明家の本の紹介
3冊目が四角六面キューブと私という本で、これは著者がエルノ・ルービック、要するにルービックキューブのルービックさんの本です。
ルービックさんはハンガリーの人ですよね。発明家なんですけれども、もちろんルービックキューブの発明で世界的に知られているという方です。
で、なんでこの本を紹介するかというと、突然うちの子にルービックキューブブームがやってきてですね。
100円ショップで買ったルービックがなかなか回らなくてイライラするから、ちゃんとしたやつを買おうって言って、ちゃんとしたやつ買うとすごく滑らかに回ってすごい楽しいんですけれども、
それが円でちょっと買って読んでいます。まだ僕これ3割くらいしか読んでないんですけど、これそもそも何かしらの結論があるような本ではなくてですね、
なんだろう、ルービックキューブを中心とした話題のエッセイ集みたいな感じです。
で、そのルービックさんの生い立ちの話だとか、あとなんかいろいろパズル好きなので、いろんなパズルを作って、なんか蛇みたいなスネークのカチャカチャってやるようなパズルもあったり、いろんなパズル作って売ってたりするんです。
パズルの話とか、そういうのを使った数学教育とまでは言わないんだけど、そういうのの教育、空間認識とかそういうのに絡んだ教育の話だとか、
売り込みビジネスの話とかで、あと大会の話とか、そんなのがエッセイとしていろいろ書いてあります。
そうですね、ルービックキューブを思いついた時の話とかもあったりして、もともとは2×2×2か、8個のブロックで、
あれで自由にカチャカチャ動かせたら楽しいなと思って試行錯誤してたんですけど、結構難しかった。なんか輪ゴムかなんかの真ん中止めたりしたら何回かやると切れちゃったとか言ってた。
3×3×3、今のルービックキューブですよね。あれだったらうまくできそうだって言ってやったら、できたからそっちでいってみようみたいな感じでやったらしい。
だから今2×2×2のキューブも売ってるんですけども、そっちの方がだから本来は元祖、彼の中では多分元祖的な話だそうです。
そんな感じでちょっとルービックキューブ的な豆知識も得られるし、ルービック話を皆さんとできてもいいのかなと思って3冊目として取り上げさせていただきました。
はい、私からは以上です。
はい、ありがとうございました。それでは次、私橋本でいきます。
ラフカディオ・ハーンの階段と超直訳的な翻訳について
1冊目はですね、階段。これは有名なラフカディオ・ハーン、小泉役もが書いた階段の新役、最近出たばっかりです。
これ役者が、翻訳者というか作家の園長東さんなんですね。
SFとか中心に有名な作家なわけですが。
この翻訳というのは基本的にラフカディオ・ハーンの階段に忠実な役なんですけれどもね。
この階段、他のこれまでたくさんの人が訳してきた階段とは全く一線を隔した斬新な翻訳になっていまして。
日本語がですね、例えばまずそうだな、固有名詞というか地名、例えば断の裏とかありますよね。
断の裏って当然漢字で書くはずが、この本では断の裏って全部カタカナで、
あと断中黒の中黒裏なんですよ。っていう風に書いてあって、
そしてヘイシシとかジェンジっていうのも全部カタカナだし、
日本文化に固有な言葉っていうのは全部ユニバーサルな表記に置き換えられるんですね。
例えばロクロック日の話からちょっと一節抜いてくると、スライド式のスクリーンを開け、
そして彼は見たのだったがランタンの光に照らし出された5人の姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉姉、
日本語はマルで海外の超直訳で読んでいるかの様に体験できるというものなんですね。
なんでこんな妙な超直訳的なものを 作ったのかなんですけれども
これが深くてですね
実はラフパリオファンってそんなに 日本語は得意ではなかったそうなんですね
研究者によってどれぐらいできたかは 明らかではないんですがまだ
おそらく書いたものは読めなかった 漢字がわからないから
で日本人の奥さんがいて
基本的には日本人の奥さんが
古くから伝わっている怪談の本を読んでですね
それを夫の藩に聞かせたらしいんですよ
ラフカリオ藩はそれを聞き取って
英語で海外の読者向けに書いたわけですね
アメリカで出版したわけですよ
だからこれもそもそも日本人向けの話ではないわけなんですよね
でそれを逆輸入して日本語に訳してきたわけですが
これまでの数々のすごい役者さんたちはみんな
流暢な日本語に訳すことを競ってきたわけですね
いかにも日本人が書いたかのような怪談
昔の物語をきれいに訳してきたんですけども
園長等はそれは違うって言うんですね
ラフカリオ藩はあくまで海外で聞いてきた
エキゾチックな話を伝えようとしているのであって
段の裏が漢字で書いてあるような受け取り方というよりは
カタカナで段の裏っていう
裏って言うともうすでになんか我々は海とか
そういうのをイメージしちゃいますけど
そういうイメージできないわけですよね音だけだから
平氏も源氏もカタカナなわけですよ
だからそういうふうにして
当時西洋の読者がですね
藩の英語によって受け取ったであろう雰囲気
異国情緒のあるエキゾチックな物語ということですね
それを日本語であえて再現しているっていうもので
すごい独特で
あとこれ日本語を勉強しているアメリカ人に教えたら
読んでくれてですねすごい読みやすいですね
当然ですね漢字が何もないから
しかもとても面白かった
リズムがいいってリズムを強調していて
そういう非常に斬新な翻訳なので
これちょっと一見取得の価値ありというのが1作目でした
2作目がですね
鹿狩りの季節の推理小説
鹿狩りの季節これはすごいです
2021年度の江戸川賞を受賞しているので
推理小説系の賞を取っている
面白いことは保証されている作品ですが
面白かったですこれ
1985年の鹿狩りのシーズンの話なんですけど
ネブラスカの田舎町
ちっちゃいガンスラムっていう町なんですけども
そこで最初17歳の少女が行方不明になるんですね
容疑者として浮上したのが
近所に住む28歳の青年の春っていう男性なんですけども
彼には知的障害があって
彼から話を聞いても何が起きたのかが
よくわからないんですね
少女が行方不明になった夜に
春はトラックで出かけていて
帰ってきた時には
閉鎖的な田舎のサスペンス小説
トラックの荷台が血まみれだったことが
目撃されているんですね
この知的障害のある青年春には
保護者代わりの夫婦がいまして
アルマとクライルっていう夫妻なんですけども
二人には子供がいなかったんで
春は子供のように面倒を見ていたんですね
そういう状況で
その行方不明の事件誰が犯人なんだろうっていう
推理小説なんですけど
これすごい田舎の街だから閉鎖的で
みんなが繋がってるんですね
だけどこの主人公アルマなんですけども
アルマは外から来た人なんで
よそ者扱いされていて
どうも村の中で何がどこどこ繋がっていて
何が起きているのかがいまいちわからんと
しかも面倒を見ている春が
トラックが血まみれで
本人から聞いた少年がよくわからないってなると
もう疑心眼鏡っていうか
じわりじわりとですね
話がそっちへ行ってほしくないっていう方向に
どんどん近づいていくっていう
いやらしい小説で
要するに青年春
知的障害を持つ春が
何かしたのかなって
それは読んでいただければ
すごく面白いことになるんですけれども
そういうサスペンスの状態に読者を長く置く
意地悪さがたまらんっていう
あと結構文学的な魅力もあって
厚みのある話でですね
大変おすすめな
読みやすい
絶対ハマる推理小説でした
パウリとユングのシンクロニシティに関する本
3冊目いきますが
シンクロニシティ
科学と非科学の間にっていう
本です
これも衝撃を受けてですね
私すごくこのテーマ好きだったんですね
シンクロニシティって言うんですね
ちょっとこの本を説明していくと
2人の学者の話ですね主に
1人がオーストリア人の物理学者で
ウルフ・ガング・パウリ
ノーベル賞を取った物理学者ですね
量子論とか作った人ですね
もう1人が有名な精神科医の
カール・グスタフ・ユングです
天才ノーベル賞科学者のパウリはですね
父親の不倫とか母親の自殺未遂とか
自分の離婚とか
トリプルパンチで精神衰弱に陥ってですね
ユングのカウンセリングを受けてたんですね
なんと25年間も受けていて
数千回にわたって夢を
見た夢をすべてユングに報告していたと
ユングはその夢をデータ分析して
集合無意識論原型アーキタイプ論とか
精神分析の当時のすごい理論を
作り出したわけなんですね
この2人とても繋がってるんですよ
やってることが
この2人は偉くなってからですね
2人でシンクロニシティっていう本を
書いているんですね
これがまたおかしなもので
ユングとパウリが
ユングのセッションを
カウンセリングを受けていた時にですね
パウリが
カウンセリングを行っていると
患者さんが夢に小金虫が出てきたっていう話をするわけなんですね
そうすると診察室の窓に
小金虫が飛び込んでくるんですね
これ普通に考えたら偶然なわけですよ
患者さんが昨日夢に小金虫が出てきましてって話してるところに
小金虫が飛び込んできたと
どう考えても偶然じゃないですか
でもユングはこれは偶然ではないって言うんですね
しかもパウリもそれは偶然ではないのだと
量子論で説明できるのだっていう話をし始めて
その因果律を超えた繋がりっていうものを
シンクロニシティと呼ぶんですけれども
2つの粒子が光の速度を超えて同期するっていう
量子理学の理論でパウリはこれを説明しようとする
ユングも精神と量子的な繋がりについて力説するんですね
20世紀を代表するような物理学者と心理学者が
2人でそんな本を書いてしまったんですよ
だからしばらくの間このシンクロニシティっていうのは
結構大ブームになって
私も大学生の頃デビッド・フィートっていう人が書いた
シンクロニシティっていう本を読みました
あの時のところそれ私も本当かなと思っていて
そんなすごい学者がいるのだから
思っていたんですけども
当時なぜその本が書かれたのかということを今から
21世紀からですね冷静に見返して
決してこれはそういう超科学的なことを肯定する本ではないんですね
ただなんでそんな偉大な科学者2人が
精神学者がそんな本を書くに至ったのかと本気で
そういうレポートでですね
非常に面白い本になっていました
日本の海運業の統合に関するエピソード
科学読み物として
以上ですね
最後が石谷さんですねどうぞ
今日はみんな話が結構重たいから
もうすでに結構時間が経ってるんですけど
しょうこりもなく僕はコンテナの話をします
またコンテナの話かって思う人もいるかもしれないですけど
しょうがないですこれ僕が大好きな話なんで
この話は絶対するんですけど
ワンというオーシャンネットワークエクスプレスという
法人としてはシンガポールですね
シンガポールの会社コンテナ会社がありまして
ロゴもですね
ONEという感じで完全に外国の会社にしか見えないんですけど
実はこの会社全部
元々日本の海運の古くからある会社
日本郵船商船三井川崎船という古くからある
日本の海運業のコンテナ部門だけを
グッと集めてきてガッチャンコして
一つの会社に無理やりして
シンガポールに持ってってっていう会社なんですね
なんかいろんなジャンルで聞いたことあるじゃないですか
古い企業のメモリーとかありましたよね
何とかLPだとかね
そのようは単独の会社としては赤字部門になってしまうから
でも産業としてはもちろん大事な産業だから
古い会社のやつを三つ集めてきた新しい会社を作りました
これ今までほぼ一回も
ろくに成功したことがないパターンなんですよね
もともと日本の海運業の中では
日本海運プロジェクト
世界はコンテナ輸送ですごい量が流れているのに
日本の海運はコンテナ実は全然成功してなかったんですよ
どっちかというとバルクセンとかがやってて
こんなもの成功するのかなみたいな状態ではあったものの
要は日本海運業の存亡をかけた実はプロジェクトだったんですね
これでもうこの古い会社三つの全部のコンテナ部門を集めて成功してなかったら
もう日本ではコンテナ業はエコーでしない
成功させるために今のコンテナ船のトレンドっていうのは
とにかく巨大コンテナ船を作るっていうやつで
それ実はクレで作られていて
僕はそれを作ってるところを見に行ってるんですけど
ヤマトの1.5倍ぐらいあるんですよね
戦艦ヤマトのが作られたドックにも入りきらないっていうサイズで
それを6隻作ったのかな
要はそのぐらいに巨大な投資もちゃんとしてやった
さあどうなったってなったらですね
まあもちろんコロナ禍もあって
一応今コンテナ業っていうのは拡張しているんですが
2年連続で利益が2兆円出ている
そして世界第2位のコンテナ会社に踊り出たっていう
プロジェクトの話なんですね
これが実はすごく面白いのがスタートアップ的な成功なんです
これ実は
古い日本企業のダメ部分をかき集めてきて
要は経営のやり方を変えたわけですね
経営のやり方を変えたことによって大成功したっていう
スタートアップ的な成功部分で
それがよくわかるのが
僕は一度は見てるんですけど
このONEのSNSのアカウントとかツイッターとかあるんですけど
非常に職場もすごく楽しそうなんですよね
シンガポールのオフィスとかも
会議室はそのままコンテナがぶち込んであったりとかして
そこでみんな会議してたりとかするんですけど
なぜここまでの成功をしたのかっていうのを
ドキュメンタリーとしてまとめたっていうやつですね
出たばっかりなんですけども
本当に大逆転
まさかの赤字部門が世界第2位
日本の海運業少なくともコンテナ部門で
それだけの規模になったこと
歴史上一度もないので
本当に歴史的な大成功を収めているというのが現状であり
それをどう至ったのかということを進めるという本ですね
なので実は前に紹介されたコンテナ物語と
同じ版元である日経BPさんから出ていまして
ちょっと僕がその日経BPさんから送っていただいたんですけども
これはもう個人的には僕は読む前から
今年1位
私のために作られた本ぐらいの勢いではあるんですけども
これは非常に
まだ最初の方しか読んでないですけど
届いたばっかりなんで
本当に
多分全然知らないことばかりが書かれている
本だろうなというふうに思っています
これが1冊目
2冊目がですね
思い込んでて
紹介していなかったという本なんですけど
今は所属としては東大の本になるのかな
れきもと先生
れきもと十一先生
要はスマホのマルチタッチシステムを開発したということでも
よく知られているれきもと先生の
どうやって新しいものを生み出すのかというのを
妄想する頭思考する手
頭だけじゃダメだよ
ということの話ですね
実はれきもと先生
僕は時々お会いして
お話もしているんですけども
3冊の書籍紹介
なかなかこういう突っ込んだ
非常にベーシックなアイディアを
どうやって生み出すのか
というところの話なんて
当然聞いたことはないので
どうすればアイディアが出るんだろう
みたいなことを考えたい人にとっては
非常にいい本だと思いますので
おすすめです
というか本当に紹介したと思い込んでいたので
今さらではあるんですけども
紹介させてください
3冊目がですね
漫画なんですけど
これね
いいんですよね
平和の国の島崎へ
というタイトルの本なんですけど
まだ1巻しか出ていなくて
いいとこでまた終わるんで
つらいんですけど
なんだろう
妙なリアリティがある本
この人口は
幼少期に国際テロ組織に
誘拐されて
テロリストとして30年
育てられた男
その中の日本人だけじゃ
なかったはずなんですけど
その中の何人かが
テロ組織から
逃げ出したんですね
逃げ出して
日本に帰ってきて生活をしている
ところが30年テロリストとして
暮らしているから
染み付いているんですよね体に
そういう中で
なぜかヤクザの構想に
巻き込まれていくという話なんですけど
暴力はお得意中の
お得意なんですね
バイト先が
ヤクザに巻き込まれているんだけど
裏でこいつがささっと
解決をしたりするんですよね
でもそれが実は
大事にどんどん変化を
していって
知らない我々の
日常生活で分からない
ところの裏側で何かこういう
暴力事が起きているしかも
それに我々の
知らない組織で育った
人間が関わっているっていうのは
なんだか妙なリアリティが
ある
それが非常に面白いので
これ今実は一番
続きが出るのを楽しみにしている
本です
以上です
はいありがとうございました
それでは投票
モードです
今日はなんか重たい
今回は重たい本が結構多いから
プレゼンした順番で
投票をお願いしたいんですが
よろしいでしょうか
2冊ですね
難しいな
それでは
セイコーさんからお願いします
はい
今回もいろいろ多彩な本が
ジャンルもいろいろでかなり迷うん
ですけども
ついてるポッドキャストということで
シンクロニシティがやっぱり
書籍選定会議の始まり
好きに関しては
私も興味があるのでちょっと
読んでみたいなと思っていました
あともう1冊が
The Pattern Seeker
地平線がいかに
人類の
発明を促したかなんですけども
ちょっと興味
ありますねなんかいろんな
将棋とか強い人
とかいろいろこうそういう
突出した人って何かあるんじゃないかな
とかって思ったり
自分もこういろいろ
どっちかに触れてればいいのになと思って
多分僕も普通なんでしょうけど
そういうのちょっと確かめてみたいな
と思いました
はいありがとうございました
以上です
それでは辰夫さんどうでしょう
僕はですね
1冊目が
妄想する頭思考する
手ですねこれなぜかというと
読もうと思って買って
これから読む
タイミング的に
これかな
2冊目はシンクロニシティですね
こっちも面白そう
なんだけどちょっと
電子書籍版がないからどうかなと思ったけど
でもやっぱ読みたいなということで
選びました
なるほど
じゃあ次橋本ですけれども
1位がパターンシーカー
自閉症がいかに
人類の発明を促したか
ですねやっぱなんか天才の
秘密ってそこら辺にありそうな
気がしていて
なのでそれが
1位で
2位が
ルービックキューブ
ルービックキューブじゃない
えっと
四角六面キューブと私
ですかね
昔テトリスの電気読んで
面白かったんで
これも面白いんじゃないかなと
期待です
じゃあ最後が石谷さんですね
はい
僕はちょっと悩んでるんですが
僕はちょっと言語ものは
非常に弱いので
1冊目は怪談ですね
本来
書かれた
ラフカディオハーンが
こういう感じで
書いたんだよっていうのは
ちょっと味わってみたいな
で実は僕
ラフカディオハーンの家の
今回の選定書籍の紹介
今記念館になっているとこも
行ったことがあったりするので
すげえいい場所です
建物も素晴らしいけど
本当にいい場所なんですけど
これが
1冊目で
2冊目がですね
猛烈に悩んだんですが
ほぼほぼでもな
プレゼンにやられた感もあるんですけど
2冊目はシンクロニシティ
ですね
僕も若干
電子ないのかって
思いましたけど
推薦も
選定書籍の理由、感想
福岡新一先生ですしね
この辺の
ユングとこの辺の
話って
断片的には
知ってたんですよ
ユングの分析は
そこから始まってるみたいな話とか
断片的に知ってたし
僕もさっきダイさんが話してくれた
シンクロニシティの本を
読んでたりはしたので
それを
今改めて
なぜわざわざそんなものが書かれたのか
っていうのを
読んでみるっていうのは
意味があるよなとは
思ってしまった
ということですね
ありがとうございます
じゃあシンクロニシティが
選ばれたということで
これを読んでいきたいかなと
思います
実はこの本私2020年に英語で読みまして
ワイヤードの年間
10冊に
入れた本なんですね
ワイヤードジャパンに記事を
載せたので書評を載せたので
ツイッターにつぶやいたら
どうやって私の日本語を
読んでるのか分かりませんが
本人から連絡がありました
ありがとうっていう
ツイッターで連絡をいただいて
待ってたらつい最近
翻訳が出てて
これは紹介しなきゃと思って
かなり
特に昔興味を持った人だったら
とてもさらに面白い
本だと思うので
ぜひ読んでみてください
ということで
すごく白熱して長い回でした
多分ほぼほぼ
1時間ですからね今回
ということで次回
シンクロニシティでよろしくお願いします
おつかれさまでした
おつかれさまでーす