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2024-03-03 42:06

第81回「2024年3月の課題図書選定会議」

3月になりましたので、今月の課題図書を選んでいきます。

サマリー

聖幸さんは、コンビニでお金を卸さない人がお金持ちになれない理由について、本と漫画を紹介しています。 第81回「2024年3月の課題図書選定会議」のエピソードでは、1冊目は東村幸子の自伝的な漫画の紹介、2冊目は渡谷梨沙の北京での生活を描いた本の紹介です。そして、3冊目はアレックスとアイリーン・ペパーバーグが研究したヨウムの物語です。 逆説的な視点で癒し系の自己啓発本が紹介されました。さらに、オリジナルアニメを基にした漫画作品や神話を扱った漫画作品も取り上げられました。 第81回「2024年3月の課題図書選定会議」のエピソードでは、各参加者がおすすめの本を紹介しています。

目次

00:03
ツイてるブッククラブ!
じゃ、回しました。
あ、あ、あ、収録開始しました。
はい、開始しました。
よろしくお願いします。
ん?
大也さんです。
あ、私?あ、あ、あ、あ。
わかりました。えっと、ちょっと待ってください。
よいしょ、えっと、はい。
ツイてるブッククラブです。
ツイてるブッククラブは、橋本大也、いしたにまさき、聖幸、たつをがお送りする月に2冊本を読んでいこうというポッドキャストです。
3月に入りました。今月もおすすめ作品を紹介していきます。
はい。
それでは、2冊ずつ、皆さんに本を紹介してもらいたいと思います。
それでは1番の方は、今日は誰でしたっけ?
聖幸さんかな?
聖幸さんですね。
はい、聖幸さんですね。
はい。
聖幸さんの本紹介
じゃあ、僕からの1冊目は、なぜコンビニでお金を卸さない人はお金持ちになれないのか。
キラの香り帳って書いてあるんですね。
著者の方は経営コンサルタントの方で、タイトルのなぜコンビニでお金を卸さない人はお金持ちになれないのかっていうのは、
コンビニにお金を卸せっていう話で、なんかちょっと親って思う。
で、ちょっとなんだろうって手に取ってもらいたいんだと思うんですけど、
この本の中にはいろんなそういう、親っていうようなテレビ番組とかでもよくあると思うんですけど、
駅前とかの通りで、なぜか古びた靴屋が潰れない謎とか、
そういういろんな、どうしてあの店はやっていけるのかみたいなのがいろいろ書かれてるんですけど。
佐和田経営メソッドですよね。
そういう感じですね。
で、ちょっといろいろ項目、面白いのピックアップしてみると、
原油価格が7倍になってもガスリン価格は7倍にならないのはなぜ?とか、
新幹線の駅が片側だけ発展してるのはなぜ?とか、
プロレスラーとプロボクサー、稼げるのはどっち?とかですね。
大谷とナデシコジャパン、なぜ給料が格差があるのか?とか、
つけ麺は大盛り無料でもなぜ儲かるのか?とかですね。
あとちょっとこれ面白いなと思ったのが、
イタリアの銀行はチーズ倉庫を持っているっていうのが項目があって、
これは全然予想外だなと思ったら、
チーズ作ってる名産地の銀行はチーズ倉庫を持っていて、
チーズを担保にお金を貸すんですけど、
面白いのがチーズを預けてると熟成して価値が上がっていくそうなんですね。
だから現金とか不動産とか預かってるより、
チーズを預かってるほうが銀行としては割合がいいっていうので、
これは全然知らなかったなと思って。
あとちょっと細かい話になると、
マヨネーズは450gを買うと一番割合がいいとかですね。
一番売れてる。
最後のほうになるとネタ切れになるのか話が細かくなってくるんですけど、
ふるさと納税の返礼品は1万円が一番売れ筋っていうか、
どこの自治体でも力を入れてるんで目玉商品として、
とにかく1万円をまず基準にやるといいみたいなことが書いてあった。
なるほどなと思ったんですけど、
最初の原油価格が7倍になってもガソリン価格が7倍にならないなと、
ちょっと考えればわかるんですけど、
ガソリン価格って別に原油価格だけで成り立ってるわけじゃなく、
途中の輸送費とか人件費とか利益とかいろいろ税金とかかかってるんで、
ガソリン価格の中に占める原油価格っていうのは、
実はそんなに想像してるより大きくはないっていう話だったんですね。
駅前の古びた口屋が営業できるっていうのは、
古くからやってるから他に資産があるんじゃないかとか、
2階が住居になってるから住居費が節約できるとか、
あと店舗兼住宅になってると相続税が安いとかなんとかで、
台が変わるまではそのまま待ってるとか、
そういう感じの話でしたね。
いろいろ結構数が多いので、
自分が知ってる話もあれば知らない話もあったりして、
いろいろ面白かったんで取り上げてみました。
コンビニでお金を下ろさない人は金持ちになれないっていうタイトルは、
手数料が安いからって遠くの銀行に行くのは無駄だみたいな話だったんですけど、
それに関しては私はちょっと異論があるんだけども、
趣味だからいいんじゃないかっていうか、
僕手数料のところで一行業を使うのが許せないタイプで、
銀行の貴重をしたときに手数料110円って書いてる。
一行業増えるからね。
そういう小さいところからほころびって出てくると思うんですよね。
一回やったからもういいやとか、
そういう細かいところに気づかないようになるとだんだん堕落してくると思うので、
私はかなり手数料無料、
というかお金そんなに下ろすのかなとか、
お金で下ろすような人は、
そもそも現金がそんなに突然いるような人はお金持ちになれないような人とか。
そんな持ってられることもないけど、
持ってないわけでもないっていうか、
そんなキャッシングでもしてんのかなとか、
そういう感じでいろいろツッコミどころもあるんで、
いろんな話があって面白いなと思いました。
これが1冊目ですね。
2冊目がですね、
世界は経営でできているという講談社現代新書、
岩尾俊平さんと読みするんでしょうか。
大学の準教授の方の本ですね。
慶応大学の準教授の方。
この方、プロフィールがいろいろすごくてですね、
結構名門の、九州の方の名門の家の方なんですけども、
中学校のときに実家の商売がうまくいかなくなって、
親が借金を抱えて、高校も進学できなくて、
高校進学を断念して、
陸上自衛隊の少年高科学校っていうのがあるらしいんですけど、
そこに自衛隊、自衛官に入るんですね、中学校卒業したら。
で、高等学校卒業程度認定試験に合格して、
慶応義塾大学小学部に入学。
大学在学中にお父さんが今度亡くなって、
葬儀に参列していた人から東京大学大学院を勧められて、
そのまま東京大学大学院に入って、
東京大学首長初の経営学の博士号を授与されたっていう方で、
すごいいろいろ腹の板上ながらも、
最終的にはすごいうまくいってるというか、
結構頑張った方なんだなと思ってですね。
これまでの著書も、イノベーションを生む改善、
自動車工場の改善活動と全社の組織設計、
日本式経営の逆襲、13歳からの経営の教科書、
日本企業はなぜ強みを捨てるのかとかですね、
すごいお堅い経営学の本をいろいろ出してる方なんですけど、
この本はいろんな社会の出来事を全部経営者の視点で見てやると、
問題をうまく解決できるんじゃないか、
より高い次元で問題を解決できるんじゃないかっていう本なんですけど、
この本すごい面白くてですね、
そういう立派なプロフィールで、
これまでもそういう固い本を書いてる人なんで、
ちょっと難しめな本かなと思ったらですね、
アニハカランヤ、非常に半分ぐらいがギャグと字逆でできてる本で、
でも予想外にすごい、こんな斜め上のあれなのとか、
例えば家族も経営学の視点で見ましょうとか、
家族の仲悪いのもお互い歩み寄ってより高い次元でやろうとかっていうことなんですけど、
それでも今どき父親が威張ろうものなら女子高生がドロップキックをしてきて、
それぐらいドロップキックをするぐらいなら日本の将来も安泰だとか、
よくわけがわからないことが書いてあって、
ずっとその字逆とギャグがずっと続くんですよ。
始めにと終わりにだけ真面目なことを書いてて、
砕けたことを書いてるんだけど、
どれも新しい価値を想像しよう、
イノベーションとか新しい価値を想像しようっていうことに帰着はするんですけど、
ギャグ全てがギャグと字逆とダジャレみたいなのとか、
そんなのでずっと埋め尽くされてて、ちょっとびっくりしました。
なんかこんな本あるんだなって感じなんですが、
まだ若い方なんで34歳かな。
おやじギャグじゃないみたいな。
すごい才能ある方なのに、歩み寄ってくれてるのかな、今の人たちにとか。
で、結構いろんな辛辣なことも書いてあって、
最近のテレビ評論家は、
車に構えてメガネかけて変な服着た人しかいないとかね、そんなことも書いてあったりして。
もうこれで、この本でこの人辞めるつもりなのかなとか思うぐらいですけども、
なんかちょっともう少ししたら結構話題になるかもしれない。
今も話題にはなってると思うんですけど、
普通の意味で話題になってるんだなと思って読んだら、
ちょっと違った感じなんでびっくりしました。
これが今回私が紹介する2冊でした。
よろしくお願いします。ありがとうございました。
はい、それでは次は、
はいはい、私ですね。
久谷さんお願いします。
東村明子の漫画『かくかくしかじか』
はい、私はですね、まず1冊目漫画で、
前回大也さんがですね、
女性の作家の絵が難しかったみたいな話があったので、
そのリベンジということで、
これはですね、本当10年に1冊の漫画なので紹介したいんですけども、
かくかくしかじかと言って、
これ東村明子っていうもうベストセラー作家ですね。
ドラマにもなるし何にもなるしっていう方で、
基本はギャグっぽい漫画を描く人なんですけど、
これはですね、絵を描くとはどういうことなのかっていうことを描いた作品で、
形としては基本的には辞伝なんですね。
要するに九州の地元の絵画教室の先生に、
突然勉強ができないっていう理由で、
芸大を志した若き頃の東村明子が、
このままだと芸大浮かんないからって言って地元の絵画教室に行って、
そこから実際に芸大、芸大ではないんですけど、
芸術系の大学行って、
漫画家にもなれてみたいな話の辞伝的に話して、
5冊ぐらいかな、全5巻ぐらいでそんなに長くないんですけども、
常に絵画教室の先生の言葉とともに、
自分の絵描きとしての道を歩んできたっていう内容で、
表紙を見るとわかるんですけど、
割とサラサラと描くタイプの人なんですけど、
表紙が毎回毎巻、表紙がとにかく見事ですね。
絵を描く話だから、ちゃんと表紙も、
漫画というよりは一枚の絵画として描くような感じで描いていて、
お家を言うのも難なんですけど、
5巻の最後は僕たまたま電車の中で読んでしまって、
偉いことになりました。大号泣でしたね。
ということで、自伝で漫画家が行ってみれば、
自分がいかに漫画家になったかっていう話を描いて、
恩師がいて、本当に筆がのっている。
漫画家自伝と北京での生活
東村幸子という人が漫画家として非常に実は、
ベストセラー作家っていうのもあるんですけど、
有名なのはとにかく絵を描くのが早いんですね、この人。
仕事がめちゃくちゃ早いので有名で、
その理由もこれを読むと非常によくわかるっていう内容で、
漫画家自伝者としては間違いなく金字塔の一冊なので、
これをお勧めしたいというのが一冊目ですね。
2冊目がタイトルを先に言うと、
パッキパッキ北京っていうタイトルで、
これは渡谷梨沙さんのわりと最近の本。
2023年12月だから、わりと最近の本ですね。
もともとなんでこれに興味を持ったのかというと、
この間の直樹賞を巻目真信さんが受賞されましたけど、
その受賞式の様子をハテナブログのほうで、
森美先生が当日の様子を、
作家たちが集まって、どうせまた落ちるんですよっていう、
集まりをやってたっていうことをハテナブログのほうに書いてて、
そこに出てきた渡谷梨沙があまりにも面白くて、
この人こんな面白い人だったんだと思って、
たまたまそれで、最近どんなの書いてるのかなと思って、
読んでみた本なんですけど、
アレックスとアイリーン・ペパーバーグの物語
これ本の内容としては、
コロナ禍の北京に突然単身赴任で夫が行ってしまって、
その後にくっついていった奥さん。
それがコロナ禍の北京で過ごした生活のことを描いてるんですけど、
結構長い時期、渡谷梨沙さん自身もかなり中国にいた時期があるそうで、
その時の経験を踏まえて、
しかもこの奥さんというのが元々銀座のクラブにいた人で、
要はいい会社に勤めている旦那を捕まえて、
言ってみればちょっとバブリーな感じの奥さんみたいな感じで、
その人の目線から北京を描いていくという形になっていて、
上海は僕行ったことあるのと、
アジアは何度か行ってるからわかるんですけど、
意外と北京って違うと思っていて、
とにかく寒いですから北京は。
その辺も含めて、
北京ってこんな感じなんだっていうことを非常に、
女の人の目線からではあるんだけど、
読むことができて非常に楽しかった。
読語体験として非常に楽しかったので、
これを今回は取り上げました。
はい、以上です。
はい、ありがとうございました。
それでは次は辰夫さんですね。
一冊目は、
アレックスと私っていう早川の文獄で今出ている本で、
著者はアイリーン・ペパーバーグさんという方の本です。
これは元々、原著英語のやつが2008年くらいに出てるそうで、
日本語訳で出たのが2010年という、
ちょっと前の本なんですけれども、
そうですね、出た時は、
元当社で出たのかな、
早川の方で文庫化しているというような本です。
これどういう本かというと、
本の公式の説明だと、
人と動物は音声を用いて会話できるのかと、
遥かな目標を掲げた研究者と一羽の天才羊羽、
オウムっぽいやつですね、
羊羽が過ごした長くて短い30年の物語、
というような説明になっています。
つまり、羊羽というオウムみたいな、
ちゃんと喋れる賢い鳥なんですが、
羊羽と音声でのコミュニケーションを追求してきた研究者、
アイリーンペパーバーグさんの次伝でもあるんですけれども、
30年一緒にいた研究対象である、
アレックスという羊羽の死ぬまでの、
1歳で引き取ってから30年後に死ぬまでの、
一代記という伝記でもあるんですね。
著者のアイリーンさん、
科学的な実験とか観察をマットするために、
あんまりアレックスが生きていない間、
感情移入しすぎないようにしてきたんですけど、
実際いつも心で気にかけて、
というようなこの本でいろいろと、
ヨウムの研究と物語
アレックスとの思い出を語るシーンとかで、
結構そういうので愛情を感じるみたいな、
そういう感じで、
研究所ではないんですけれども、
一人の研究者と研究対象の、
コミュニケーションの物語みたいな話です。
基本的にはこの羊羽は、
アレックスという羊羽は結構アメリカで、
すごい有名らしくて、
テレビとかでもよく登場して、
いろいろその能力を見せつけたりとかして、
メジャーな動物タレントみたいな感じには、
なっちゃってるんですけれども、
またその羊羽の能力の発見と、
それを取り巻く人々のストーリーではあるんですけれども、
70年代とかからスタートする、
女性研究者の生きづらさだったりとか、
過去の事例と大幅に異なる研究、
鳥が知能を持って人間とコミュニケーションを取れる、
みたいなことは、
当時の学会的なものでは、
本流から離れて、
そんなことあり得ないっていうような形で、
結構アカデミック的にはつらい立場になって、
ポジションがないとか予算が取れないとか、
いろいろ大変だったそうです。
だから彼女らの時代になってから、
ゴリラを赤ちゃんから育てて、
一緒に知能がの話だとか、
カラスの研究とか、
そういうのもそれ以降に出てきた話だったので、
まだまだ当時は全然本流ではなかった時代だった、
というような話です。
その鳥が知能を持つ話っていうのは、
今言ってるように、
研究されてきたから、
いろんなとこ聞く話なんですけれども、
その大元の一つは、
彼女のヨウムの研究なんですよね。
それまでは、
動物自体は知性のないロボットみたいなもので、
ロボットみたいなものとみなして実験していく、
みたいな行動主義が主流だった。
オペラント条件作りとか聞いたことあるかもしれないけど、
ネズミを飼育して、
レバーを押すと餌が出てくる、
みたいな感じで教育ってやると、
その通りに動く。
それはもう本当に知性とかじゃなくて、
機械として行動するっていうのを研究する、
みたいな。
そういう時代の中で、
ちゃんと一人の、
一人のというか、
一個体として、
自我を持ってコミュニケーションを取れる対象だ、
っていうふうに見るっていうところが、
当時、
彼女らの研究とかと一緒に勃興してきた。
そういう学会の潮流の変化みたいなのも、
一緒にこういうふうに見ることもできると思います。
彼女はヨウムっていう鳥が、
猿とかゴリラとかシンバンジーとか、
あとはイルカレベルの知能を持つっていうことを、
しっかりアカデミックに示したっていうような功績があって、
その半端ですよね。
変形の中、
そこまで成し遂げてっていうような痛快感はあります。
もちろん、
ヨウムのアレックスの話もいろいろ面白くて、
もちろん、
これはペンだとか、
これはブドウとかいうの、
いちいちそのものを見せれば、
それの名前を言ったりすることができるんだけど、
それだけだったらラベルを認識してるだけだと。
そうじゃなくて、
ちゃんと概念が認識されてるかっていうのを、
しっかりと科学作法にのっとって、
実験とか調べてる。
その実験が単調すぎて、
アレックスも飽きてきて暴れたりとか大変だったらしいんですけど、
アレックスはもう色とかが分かると、
赤とか緑とかも、
レッドとかグリーンとかでも分かるし、
数の概念も分かると。
足し算、
コップに2個の石と3個の石をコップにそれぞれ被せて、
ちょっとくっつけたら何個でしょうみたいなやると、
ちゃんと5とか言うと。
ちゃんと足し算も分かってるんだけど、
ただ片っぽが空で片っぽが5個だと6って言っちゃう。
ゼロの概念がちょっとなかったんだけれども、
しばらく色々と考えたりとか訓練をすると、
ちゃんとゼロの概念みたいのが現れ出したっていうところがあって、
時間を取ると、
ちゃんと空っぽと5個が入ってると、
ちゃんと6じゃなくて5っていうようになるとか、
いうようなのも話が結構興味深かったです。
概念をどういうふうに確認するかみたいな実験も、
例えば青い石が4個、
赤い石が3個、
黒の石が2個とかいったときに、
3つあるのは何色みたいなことを用文に聞くと、
レッドだとかいうふうに、
ちゃんと3個ある石の色を答えるみたいな、
そんな感じで実験をしていって、
ちゃんと数とか色とか概念分かってるかなっていうところを調べていくそうです。
最後のほうは作詞の実験、
同じ棒なんだけれども周辺にいろいろと模様がついてると、
同じ長さなのに片方は短く見えて、
片方は長く見えるって目の錯覚があるじゃないですか。
それが鳥とかにもあって、
同じように認知するのかどうかっていうのを研究を進めようと思ってたときに、
ちょっとなくなっちゃった、
用文のほうがなくなっちゃったそうです。
不正脈でなくなっちゃったと言ってましたね。
後のほうの話だと、
用文のアレックスっていうのは別に特別な用文だったわけではないと、
彼女は語っていて、
幼少の頃から長い間研究の対象にしてたから、
持っている力が人間にわかるようになってきたってだけで、
他の用文、そうだし他の鳥も同じような能力を発揮できるかもっていうようなことを言っています。
という感じで、なかなか科学的な話としても面白いし、
人間ストーリーとしても面白いし、
ある種のバディものと言えるかなっていう気がします。
ということで、ちょっとここ最近、
古いほうなんだけどここ最近読んだんですけど、
ちょっと面白くて感動してためになるみたいな感じで、
おすすめなそういう科学読み物として紹介させていただきました。
というのが一冊目です。
二冊目は、反応しない練習、あらゆる悩みが消えていくブッダの超合理的な考え方という本で、
これは門川から2015年に出ている本です。
著者は草薙隆心さんという僧侶、お坊さんですね。
この方、いろいろバックパッカーなのかな、
あちこち放浪生活をした後に大研受けて東大法学部を出て、
政策シンクタンクなどで働きながら、
自分探しみたいな探求を続けて、道のコーナーとかね、
癒し系の自己啓発本
ミャンマーの仏教大学とかタイの総医に留学してとか、
インドに行ったりとかそういう感じで、
自分探し人間の頂点みたいな感じで、
僧侶といっても、仏教自体がちょっとメタな宗教でもあったりとか、
フリーな哲学者みたいな立ち位置かなっていう感じがします。
そういう方の書いた自己啓発本なんですけど、
癒し系な感じですね。
中身としてはですね、これ系の話とか、
執着しないとか、無駄な判断をしないとか、
悩みをなくそうとせずに理解する頃から始めようとかね、
あなたのことなど誰も気にしてないからどうでもいいことは放置しとけとかね、
粋力を鍛えようとかマインドフルネスだとか、
そんなような話があるんですけれども、
ポイントとしてはですね、
そういうのは仏教的的な観点からの物事の捉え方とか、
分かりやすく説明してあるっていうのは、こういう本のあれなんですけれども、
同じようなコンセプトの本って昔からたくさん出てるじゃないですか、
僕多分そういうのに最初に巡り合ったのは90年代かなんかね、
ブタの漫画でブッタと知ったかブッタとかいう漫画みたいなのが、
何巻も出てましたよね、
ああいうのとかもあって、
昔からその仏教のベースとなる教えみたいなのを、
分かりやすく説明するぜって本があるんですけれども、
この本はですね、語りが上手であまり癖がなくて、
説法臭くなくて読みやすくてスッと入ると、
今までで一番そんな感じでした。
これ多分本人のこの草薙隆一さんという方が、
何だろう、仏教の独立派で、どっかの宗派に属してるっていうわけではないので、
結構しがらみがないので、結構自由に書けちゃってるのかなっていうような感じはしました。
中身もすごく整っているっていうか、何だろう、よくできてるっていうのかな、
これは売れる本だなっていうふうに思いました。
自己啓発中の安心感を得るための癒し系部門だったら、
間違いないおすすめ、現在でのおすすめ本だと思っています。
売れるには理由があるってことで、
これ読んでみた理由が単純に大ベストセラーとか大ロングセラーだからってことで、
これAmazonのレビューが1万1000以上あると。
日本のKindle本でのレビュー数の多い順は、
ちょっと手元にデータがあるのでちょっと出してみたんですけど、
レビュー数の多い順でランキングを出すと、
全体では53位なんですけど、漫画以外にすると5位に、
歴代5位のKindle本レビュー数になります。
どんな本が1位かというと、
嫌われる勇気っていうのが1番で、1位で、
本当の自由を手に入れるお金の大学っていうの、
梁学長の本が2位で、3位が夢を叶える像で、
4位がディスカバー21の運転車とんで、
5位が反応しない練習っていうのがレビュー数ですね。
ちなみに6位はファクトフルネスなんですけど。
という感じで超メジャーで超読まれてる本ってことなので、
ただ結構セールとかで出てくるんだけど、
読んだことはなかった。
よく出てくるけど見かける割に読んだことがなかったので、
ちょっと今回読んでみようと読んでみたら、
これは確かに良い本だ、売れる本だ、
おすすめできる本だというふうに思ったので紹介させていただきました。
我々が読んだことで何か得るものがあるかどうかっていうのはわかんないんですけれども、
我々はもう択感してるかもしれないからね。
わかんないけれども、非常に良い本ってことなので、
ちょっとこの場でせっかくだから紹介したいなということで、
今回取り上げさせていただきました。
はい、ということで以上2冊です。
太陽の牙ダグラム
はい、それでは最後は橋本です。
2冊漫画になりました。
珍しい。
1冊目は太陽の牙、ダグラム。
ビッグコミックススペシャル。
これが良い。
良いんですよ、これ。
なんかこれ昔いしたにさんが推した?
ここで。
1巻が出た時に僕が推しました。
2、3年くらい前に。
その時には私は全然読まなかったから反応しなかったんですけど、
ダグラムって一応アニメ見たことあって、
ガンダムとか終わった後にガンダムを期待してみたら、
なんか小難しく、あまり地味なドラマだっていう。
まあね、そういう作品ですからね。
ですね、だから最初数話見てやめちゃって、
それ以外ダグラムってそんなに私にとっては大きな存在ではなかったんですが、
今回この漫画を読んだら、
これはオリジナルとはちょっと違うわけですね。
もともとのアニメとは話はだいぶ変わってます。
むしろ設定を借りてきて、新しい物語を作ってるぐらいの感じです。
かなり大人向けに描かれたかなという感じになっていて、
非常にガンダムの時から、ガンダムもすでにそうでしたけど、
単なる完全懲悪者じゃない?
どちらも理由があって戦ってるみたいな世界観が、
ダグラムも独立戦争なんですよね。
地球側の明天に生まれたクリンっていう主人公が、
独立する国側についちゃうっていう、
で戦うっていう、そういう物語ですよね。
その独立戦争っていう考え方が当時も新しかったし、
今でも非常にリアルさを感じる設定になっていて。
しかもこれ経済問題なんですよね。
そこがまた素晴らしいですよね。
あと全ページカラーっていうことで、
非常に絵も素晴らしいなと思いました。
絵にもかなり惹かれて読んでいて、
だからこれはかなり、でもなんか観光がゆっくりしてるのかな?
いや単純に手間がかかってんだと思いますよ。
これは早いペースで描けないですよ。
丁寧だからね。
丁寧なのに描いてるね。
2021年12月に1巻が出てるんですけど、
今3巻かな?
3巻ですね。3巻がいつ出たっけな。
割と最近だった気がします。
23年の12月ですね。
割と出たばっかりです。
3巻が太陽の牙ダグラム、プラモデル付き特装版っていうのが出ていて、
これでみんなが選んでくれたらこれ買おうと思ってるんですけど、
プラモデル作って読もうみたいな。
高いんですけどね、4800円とかなってんの。
ダグラムいいですよ。
今更発展して、これはいいと思ったっていうので、
ここで進めればというのが1冊目。
2冊目がしつこいんですが、
村方教授世界編第2巻です。
比較的最近第1巻も押したわけですが、
皆さんに選んでいただけなかったので、
第2巻が出たんでまた持ってきたよっていうものですね。
第1巻はそれまでのシリーズの非常に重要人物が死ぬっていう衝撃的な始まり方をしていて、
その話がメインだったんですが、
第2巻、やっと通常ペースに戻ってきたというか、
これが世界編だっていう感じが出てきた気がします。
今回は半人半獣のクランプスとか、
あと七夕伝説とか、ソドムとゴムラとか、
これ世界編なんで基本的には世界の神話とかを舞台に
村方教授がいろいろ活躍していくというものなんですけど、
みんな読んだことあるかなと思うんですが、
非常に読みやすいものでもあって、
1話完結か2,3話で完結するっていうスタイルなので、
比較的読みやすいかなと。
ベースが読みやすいかって言うと文字が結構多いところもあって、
そうでもないんですけど。
読みやすくはないですよ。
読みやすくはないのだが、
でも1話完結とか2,3話完結するので、
いいんじゃないですかねみたいなことで、
私はこの星野幸信の村方教授伝記講と、
あと諸星大二郎の妖怪ハンターシリーズって、
ちょっとテーマ似てるんですけど、
どちらも日本の神話とか古代の伝説とかを取り上げていて、
この2人が漫画家として私にとっての頂点の2人なんですけど、
村方教授のほうがより理知的というか、
理論的な歴史の仮説みたいなものを展開していく、
理屈っぽいやつなんですけどね。
第2巻になって調子出てきたというか、
こういうペースでいくっていうのを示した感じがあってですね、
この辺で皆さんそろそろ読んでみたらどうでしょうっていう提案で、
これ持ってきました。
以上ですね。
それでは皆さんで投票活動を行っていきたいのですが、
1位と2位は決まったかなということで、
それでは先ほどの順番でいきましょう。
最初は、
せいこさん。
僕の1位は、
反応しない練習、あらゆる悩みが消えていく仏陀の超合理的な考え方ですね。
これ僕読んだような気もするけど、
しょっちゅう見るから読んだような気になってるだけです。
しょっちゅう見るんだ。
結構何か出てくるんですよね。
あとブックオフとか行ったときとかもすごい見るような気もします。
ちょっともう一回読んでみたいな。
もう一回読んでみたいなってちょっとよくわかんないですけど、
読んでるか読んでないか。
何か似たような悟りの開き方とか、
何かいろいろ似たような本ってあると思うんですけど、
これちょっと読んでみたいなと思いました。
2冊目がですね、
パッキパキ北京ですか?
渡谷理沙さんの本。
渡谷理沙さんの本もこれ、
他の小説含め著名なやつ読んだような気もするけど、
実は読んでないみたいな感じがあったので。
北京は中国のことっていうのは、
ニュースではね、よく中国ではなんとかかんとかって、
経済が減速してるとか何とか出ますけど、
実際そこで生活してる人の話ってなかなか聞くことがないので、
ちょっとこれは読んでみたいなと思いました。
僕は以上です。
ありがとうございました。
ではいしたにさんですね。
1冊目はもうちょっとしょうがないですね。
ゲットトゥルース太陽の牙ダグラム。
僕が過去にお勧めしてますし、
実際ですね、今3巻まで出てるんですけど、
どんどん面白くなってきてる。
これは何でかっていうと、
アニメ版のやつは結局戦いを描いちゃうからどうしても、
そもそも独立戦争とは何かみたいなところは、
あんまり踏み込んでないんですよ。
それをちゃんと解説をしてるから、
なんで今この戦いここで起きてるの?
参加者のおすすめの本
その裏側にある経済戦争、経済摩擦はどこから来てるの?
っていうところまで踏み込んでちゃんと書いてくれてるんで、
実際僕今何個あるかわかんないけど、
継続して買ってる漫画の中でも、
新刊を非常に楽しみにしているもののベスト5に入っているので、
これを選ばないという手はございません。
しょうがないです。これはしょうがない。
これめっちゃくちゃ面白いから。
で、もう一冊が悩んだんですが、
本当にそんなの?っていうのをちょっと確認したいっていう意味で、
世界は経営でできている?
本当にギャグばっかですよ。
本当そんな本なの?みたいなところをちょっと見てみたいなっていうところもあって、
2冊目はこれにしました。
はい、ありがとうございました。では次、辰夫さんどうぞ。
はい、辰夫ですが、
1冊目はですね、世界は経営でできている?ですね。
これちょっと辰夫さんのプレゼンで、
ちょっとこれは目を通さなければとちょっと思いました。
どんな寒いギャグとかが出てくるのか。
本当そうです。
で、2冊目はですね、太陽の木が、ダグラですね。
ちょっとここまで押されると気になるなっていうところもあるし、
ぜひ大也さんにプラモデルを作ってもらいたいなっていうところもあるので、
一緒に3冊だから、1位と2位が逆なだけで、
選んだ方が同じになるんですけど。
はい、以上です。
はい、ありがとうございました。
各参加者の本の紹介
それでは最後が私ですね。
1位、難しいんですけどね。
なんか私にリベンジっていう話、少女漫画。
なんか名指しで言われて選んでくれたんだとすると、
それはもう1回付き合うかということで、
1位はカクカクシカジカですかね。
絵描きの話でデジハリに通じるものもあるのかと思ったりもして、
私はあんまりデジハリにいるんだけれども、
絵描きの気持ちが分かってなくて、
画像AIとかいいよねとか言っちゃうみたいな。
よくないですよみたいな。
敵ですよっていう反応をよく引き出していてですね、
ムカつかれているっていうところがよくあります。
もう1冊は反応しない練習ですかね。
これ見たところ25万分突破?
なんじゃそりゃっていう。
反応的ですよ。
スルーするというか、先日のマウントと逆だなっていうので、
次はこれを読んでみたいというのがあって、この本です。
はい、以上。
3秒入ってるんでね、ダグラムですね。
ダグラムか、なるほど、そうなるのか。
じゃあダグラムということでいきましょうか。
大也さんはプラモデル買ってください。
そうですね、プラモデル買います。
ダグラムね、かなりいいと思う。
いやこれはね、これはいいですよ。
僕多分投資ですでに3回くらい読んでます。
ダグラム。
違いました?
お、天の声が。
あー、そっかそっかそっか。
あれ、天の声がすごいことを言っている。
あれ、1、そっか、1が2冊違う。
1が2ポイントで、2が1ポイントだとすると、たぶんその3つが並んでるのか。
やば、どうやって決めたらいいんだろうこれ。
でもいしたにさんが過去にも選んでたっていうことだから、ダグラムいいんじゃないですかね。
あー、なるほど。
なるほどね、前回押してるということでね。
あー、確かに確かに。
そうですね、確かに。
真面目に聞いてる読者がいると、突っ込んでくるかもしれないんで。
どういう計算だみたいな。
はい、そうですね、前回押してるということでダグラムに行きまーす。
はい、そんな感じで、次回皆さん頑張りましょう。
はい。
それではどうもお疲れ様でした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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