親父ギャグの特徴
ダジャレ好きですか?
親父ギャグのシャワー、日々浴びていますか?
それとも浴びせている方ですか?
思考は完成させなくていい。
TheThinkingTrackス気になったテーマを深盛り。
改めまして、今回は、親父ギャグが衰退しない理由をテーマに進めてまいります。
結論から言うと、親父のダジャレとは、衰退しようがない構造をしている。
整理していきましょう。
1つ目。評価経済から切り離されている。
ダジャレというのは、本来受けるためとか、センスを示すための言葉遊びではなく、
親父ギャグというのは、受けなくても成立しちゃうんです。
むしろ寒いと言われて完成する、という評価を必要としない構造を持っています。
つまり、滑ったイコール失敗なのではなく、滑った、滑ること自体、様式美。
評価経済に依存していない文化なので、滅びにくい。
2つ目。世代交代が自動で起きる。
若い頃思いませんでした?寒いなとか、やめてよ、みたいな。
そう言ってた人が、突然、ある年齢を超えると、やり始めている。
これは理由は何でしょう?
結構シンプル。記憶力が落ちる。瞬発的な言語連想が増える。
抑制より発話が勝つ。我慢できないということ。
これは能力低下なのではなく、脳のモードが変化している。
ダジャレというのは、衰えの副産物であり、害が少なく。
そして、だからこそ許容される。その結果、世代交代が途切れない。
ってことなんですね。
世代交代とコミュニケーション
3つ目。場を壊さない安全装置。
政治的なことないので安全。そして倫理的にもほぼ無害。
誰かを直接は傷つけにくい。
つまり、空気を少しだけずらしていく最弱のノイズってこと。
重たい話とか、沈黙や緊張感。
それをどうでもいい一言で薄める機能を持っているわけです。
場の潤滑油として、実はかなり優秀。
4つ目。SNS時代と相性が悪い。
イコール消されない。
SNSっていうのは即時評価されます。数値化もされちゃいます。拡散されちゃいます。
ダジャレは文脈に依存する。
その場限り、1回限り、快性がある。
記録に残らない方がむしろいい。
ということは、可視化されないだけで日常から消えないわけなんです。可視化されないから。
衰退しているように見えるのは、測定できないものが見えなくなっただけだと。そういうことなんです。
まとめます。
親父のダジャレが衰退しない理由、それは受けを目的としていない。
評価されなくても成立する。
年齢とともに自然発生する。
社会的に無害な言語行動である。
言い換えるのであれば、ダジャレは言語の老化現象ではなく、人間関係を壊さないための最後の雑音。
平田球とノイズ。
だから、今日もどこかで寒い一言が静かに放たれ続けている。
ということになります。
何言っているの?
もっと科学的な話をしていきましょうか。
せっかくの生命力の強い親父ギャグですからね。
これはもはや日本の伝統芸能の域に達していると言っても過言ではない。
そういった経緯を踏まえ、もうちょっと科学的な論点で話していこうかななんて思いますが、お付き合いいただけますでしょうか。
なぜこれほどまでに衰退せず、むしろ脈々と受け継がれているのか。
いくつかの視点から、今度はもうちょっとロジカルに紐解いていきます。
一つ目、脳科学的なブレーキの解除。
実は、過励とともに脳の前頭用、感情や行動を抑制する部分、我慢する部分ですね。
その前頭用の機能が少しずつ緩んでくるという説があるんだそうです。
思いついたら即出力。若い頃だったら、これ言ったら寒いかなって振り止まるところをブレーキが引かず、ついついうっかり口に出してしまうということ。
連想ゲームの活性化。脳に蓄積された膨大な語彙、年取ると語彙も増えます。経験が豊富なわけで。
音の響きだけで結びつきやすくなっていく。それで生成スピードが上がっていく。
だから、過励とともにひらめきが良くなるということ。
2つ目。コミュニケーションの防御策。先ほども言いました。
親父ギャグは、実は高度なアイスブレークとしての側面を持っているんです。
あえて滑る勇気。自分が寒いことを言って場の緊張感をあえて緩め。
相手に対して、この人には気を使わなくていいかもって思わせる。
そんな不快もできる。
あとは、沈黙への恐怖心。沈黙怖いじゃないですか。
その沈黙を埋めるためのサービス精神。
サービス精神として、最も手軽な音の遊びに逃げ込める。
防御です。
そして3つ目。日本語。これは日本語ならではの構造的な要因。
日本語は特徴として、動音異義語がとっても多い。
つまりは、ダジャレを作るのに最高の環境であり、言語であるわけです。
母音が5つしかありません。音の種類が限られているので、
適当に言っても何かしらの言葉に引っかかりやすい。
そして歴史的な背景としては、江戸時代、洒落や落語など、
言葉遊びをめでる文化がDNAに刻まれているのかもしれない。
日本語の影響
4つ目。承認欲求と自己満足。
誰かに笑ってほしいっていうよりも、
うまいこと言ったね!という自己完結した達成感。
それ感じません?われながらいいこと言うな!的な。
それが脳にドーパミン、報酬を与えるってこと。
相手がはぁーって言ってても、本人は心の中でよっしゃーとガッツポーズをしている。
なんてこともしばしばあるのではないでしょうか。
結論。親父ギャグは衰退しているのではなく、
世代交代を繰り返しながら、むしろ進化。
進む進化でもあり深く進化する。
その進化しているということなんですね。
いかがでしょうか。
実はあなたを困らせているその親父ギャグに対して、
角を立てずに書くかつ二度と言わせないようなスマートな返し方。
そんなものを欲しい方もいるかもしれません。
でも今回はこの辺りで。
最後にお断り。
この配信では身の回りでセイラー爺が感じたことをもとに、
ネットやAIなどから得た情報も参考に構成しています。
正確性についての保証はいたしかねますので、
くれぐれもご自身で最終判断してください。
疑わしき情報やお気づきの点がございましたら、
お知らせいただけると助かります。
The Thinking Truck
思考は途中にこそ価値がある。
実は前半と後半、両方生成AIの頭脳を借りました。
私は後半の方が好きでした。
後半がジェミニ、前半はチャットGPTの回答でした。
こうやって比較すると、生成AIの頭脳レベル格差が検証できたりします。
皆さんはどちらがお好みでしたでしょうか。
ここだけの話。
こんな風に生成AIを使うと、
大学で研究のテーマで取り上げたら、
一から調べたら、結構相当大変な話を、
いとも簡単に数秒でできてしまいます。
となると、今の学生論文、重要になってくるのは、
きっとインターネット上に情報が全然出回っていなくて、
AIが即時に的確な回答をできそうもない、
テーマ選びが重要になっているのかもしれませんね。