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こんにちは、いわみです。 1月28日の火曜日、いかがお過ごしでしょうか。
昨日の夜に何気なくネットを見てたら、 株価が、日本の株価が急激に暴落してて、何があったんだろうと思って調べてみたら、
中国から新しいAIがリリースされて、 ディープシークっていうね、AIがリリースされて、それがね、すごい高性能かつ
低コストだっていうね、噂が持ちきりになってたんですよ。 ツイッターとかいろんなネットサイトで話題になってたから、ご覧になった方もいると思うんですけど、
ちょっと不思議に思ったのは、 なんで中国から高性能のAIが発表されると、日本の株価が落ちるのかってね、
ぱっと見なんかあんまり理屈が通らない気がするじゃないですか。 だから初めにそれについてちょっと考えてみたわけですけど、
まずこれね、時間帯が多分結構影響していて、 これが発表されたのは、日本でいうところの多分夕方か夜ぐらいなんです。
僕は昨日見たのは夜なんですけど、 株価がね、日経とかそういうの先物みたいのがドカッと落ちたのがその夜で、
アメリカはその時間にまだ株式市場が開いてないわけですよね。 それでそもそも中国から高性能AIが出て、一番焦ったのは
アメリカですよね。シリコンバーレーですよね。 なぜ焦るかっていうと、まあいろいろありますけど、
一番大きいのは多分ね、このディープシークっていうAIが 低コストですごいなんか性能がいいっていうね。
昨日はね、僕登録してみようと思ってやったけど、すごい話題になってたから混雑してできなかったんだけど、
今日になったら登録されてたから、ちょっとだけ使ってみたんですよ本当に。 一言二言という。そしたらね、やっぱり本当すごかったですね。
何かで見たけど、オープンAIのその最新の01かな?O1っていうのか。 それと同等の機能って書いてあって、まさかそんなんじゃないだろうなと思ったけど、
でもちょっとした受け答えを見る限り、 割とそれに近づいているんじゃないかなと。
ちなみチャットGPTのその01っていうのは、無料でもちょっと使えるけど、無料だとすぐにその1個前のバージョンに戻されちゃって、制限がかかるやつで、
有料にするとそれがたくさん使えるっていうね、その最新バージョンですけど。 ディープシークだとそれと同等の機能が割と無料で結構使えるっていうね。
まずこれだけですごいですよね。 どこまで同等で何ができるのかっていうのはまだよくわからないけど、
少なくとも簡単な受け答えはですね、全然違和感なく、 昔よくあったそのAIのトンチンカンな答えみたいのは、僕は何回か喋った限りなかったですね。
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それはすごいなと思って。 もう1個その低コストっていうのはちょっとよくわからないんだけど、調べてみた限りではそのディープシークのコストっていうのは、モデルとかそのハードを作り方が
オープンAIとかそのね、チャットGPTとか他のアメリカさんのAIとちょっと違って、結構なんか工夫されているらしいんですよ。
その結果、開発とかGPUって今、半導体戦争みたいに世界中がなってますけど、
そのGPUがそんなに必要ないのかもしくは全然いらないのかよくわからないけど、とにかくそのGPUをね、
従来のAIよりもそんなに必要なくなる可能性があるっていうね、多分これが一番でかいんじゃないかなと思いますよね。
これ何がでかいのかって言うと、多分GPUって一番その肝の部分で、それがないと多分高性能の作れなかったわけですよね、今まで。
だからそのNVIDIAとか半導体企業ね、そのGPUっていう半導体を作れる企業がすごい成長して、
注文が殺到するみたいな状態だったわけだけど、もし本当に言われているように、その中国のディープシークっていう
生成AIがそんなに半導体を必要としない仕組みがね、できていたとしたら、これは本当に大きなあれですよね、ゲームチェンジになりますよね。
もしかしたらそのね、AI競争のガラガラポンというか、勢力図が完全に変わって中国がトップに踊り出る可能性があるっていうね、まだ全然検証中でね、昨日それが話題になったばっかりだから、半日も経ってないわけだけど、
そういうのって株価にすごい、一番よくわかってない状態が多分一番その変動がする時期なので、
それでエンヴィリアの株価がね、時間外で17%か20%くらい下がって、それの煽りを食らって、なぜか日本の株価が一番下がっていることですよね。
で、昨日の夜にそのアメリカの市場という、開いたんだけど、日本ほどは下がってなかったですよね。
NASDAQ、アメリカのITのね、特化した株価の指標ですけど、それはさすがに結構ね、3%くらい落ちてましたけど、他のやつは大して変わってないから、
だからなぜかアメリカがやばいのに、日本の株価が一番下がっているっていうね。
ネットでもなんかちょっとネタにしてる人がいましたけど、なんだかなと思いました。
それで今日話してみたかった、考えた、見たかったことはですね、これもAIの繋がりなんですけど、とある記事を読んだんですよ。
AIを使いすぎると人はバカになるみたいなね、そんな記事だったんですよね。
用に貼っておこうと思いますが、フォーブズジャパンのネット記事、昨日配信された記事でタイトルが、
AIを使いすぎると人は愚かになる。研究でわかった認知的オフロードのリスクと対策っていうね、そういう記事なんですけど。
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簡単に言うと、AIばっか使っていると考える力がね、なくなってバカになりますよっていうことだと思うんですけど、
これはでもね、皆さんどう思いますか?
AIばっか使っていると人はね、考える力が衰えるっていうね、つまりバカになっていくんじゃないかっていうのは、
いろんな意見があると思いますけど、定義はできない。ある意味その通りだなとは思いますよね。
なぜかというと、何かを考える前に検索するというか、検索の代わりにそのAIに質問して答えを出すっていう、
めんどくさい考え事みたいのを全部AIに代替してもらうことによって、
頭に不可能かかるね、脳みそに不可能かかる考え事を人間がしなくなるっていう傾向はね、もう間違いなくありますから、
それによって人間のその思考力みたいのが衰えるっていうのね。
まあでも考えてみると、これに似た現象っていうのは多分ですね、人類の進化でずっと起きてきたことでもありますよね。
例えば計算機ができると、人間の計算能力は落ちてますよね。
昔はソロバンとか暗算とかをね、子供の時に習っていたんでしょうけど、
たぶんソロバンをね、もっと今よりやっていた時期は、暗算能力みたいのは今より優れていたんじゃないかなと思いますよね。
あとそのインド人の人はね、二桁の掛け算とかも、一桁だけじゃなくて二桁の掛け算もできるっていう、
これは別に計算機あってもね、それをやっているわけだから、この辺も一個ヒントになるかなと思うんですけど、
あとは昔は電話番号の暗記をね、していて、スマホが登場して電話帳に登録するようになってから電話番号を覚えなくなったみたいな、
単純な記憶力みたいのもスマホとかね、コンピューターが発達したことによって衰えているっていうのはあるから、
それと同じ理屈でAIに質問すれば何でも返ってくるようになると、それを人間が考える能力は衰えるっていうね、その傾向はありますよね。
それだけ考えると結構ネガティブな要素に聞こえるけど、僕はそんなにネガティブに考えなくてもいいんじゃないかなと思うんですよ。
そのフォーブズの記事のヤフーニュースの天才で見たんですけど、下にコメントがあるじゃないですか。
そのコメントの上の方をね、ちらちら見ていたら、中にこういう意見を言う人がいて、
私もそのAIを使うとバカになることがわかったから、思考力が落ちることになったから、最近はAIを使わないようにしているみたいなね、人が何人かちらほら見えたんですよ。
僕はね、その選択はあんまりなんて良くないというか、意味がないんじゃないかなと思っているんですよ。
なぜ意味がないのかというと、結局ね、多分ですけど、結局それはもうみんな使うことになるからってことですね。
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AIを使うと考える力が減るから使わないっていうのは、昔でいうところの車が登場してきて、車に乗ると足腰が弱るから乗らないとか言っているのとそんなに変わらないことに聞こえたんですよ。
そうは言ってもね、確かに足腰は弱るかもしれないけど、でもその便利さをね、それで放棄してしまうと、そこで失うものの方がなんか大きい気がするじゃないですか。
自転車とか徒歩だけで行くの、電車とか使っていればもう同じなわけですけど、AIを使いこなす人と、使えない人と、あと使えるけど使わない人みたいなね。
そういうふうに分かれて、どっちかというとそのAIを使う人と使わない人の二極化したときに、やっぱり仕事が早くなるのは絶対にそのAIを使っている方だし、有利になることは大きいですよね。
それで一方のデメリットとして考える力が弱くなる。論理的思考力とか批判的な思考力とか想像力とかね、いうことが書いてありましたけど、でもそれはね、なんて言うんだろう、補いようはいくらでもあるよなと思うんですよね。
車を使うようになって人間の足腰が弱ってきたら、その代わりにジョギングしたりとか散歩をね、増やしたりしてそれを補っているように、便利なものを享受しつつ、テクノロジーをちゃんと使いつつ、それで弱っていくものを別の方法で保管する。
それが賢いやり方なんじゃないかな。確かにAIを使うことをね、かたくなに拒んで、全部その自分の頭で考えて、ノートとか取ってね、勉強してとかね、本を読んでって、そういうことをやっていると確かに思考力はつきますけど、でも代わりにね、やっぱりそれで計算機を使うみたいな、AIを使ってね、素早く大量のアウトプットを出すっていうことを使えなくなると、やっぱり不利な面もありますよね。
そのどっちを取るかっていうのは個人にもよるわけだけど、多分多くの人はAIはAIで使いつつ、考力を補う別の方法を試してみるみたいなことになると思いますけど、でもこれ多分ここに格差みたいなのが生まれるような気がしていて、
AIは使って思考力は下がってきているんだけど、それを自覚的に補強する行動をする人と、まあいいやと思って別に何もせずにダラダラ過ごす人といたら、やっぱりそこはね、思考力がダダ下がりになる人と、それをちゃんと食い止めている人に分かれますよね。
それが何を引き起こすのかっていうのは、ネガティブに考えると結構悲惨な未来にもつながりそうな気はするけれど、まあでもこの流れは避けられないよなぁとも思うわけですよね。
自分にできることがあるとしたら、さっき言ったみたいに、AIはAIで使いつつ、まあ思考力をね、いろんな他の方法でも補うことができるから、仕事とかね、その必要なことにはAIをちゃんと使ってね、使いこなせる。
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あとそのAIをちゃんと使いこなすためにも、別の思考力というか質問力みたいなのはね、結構必要になるから、そこはね多分伸ばせますよね。
自分がその何をね、どんなアウトプットを出したいのかっていうのを質問として出せるようになると、AIの使い方がうまくなると思うんですけど、これ結構今ねやってる人たくさんいるし、プロンプトとかの考え方を、プロンプトの例みたいのをいろんな出している人がいますけど、
これは何をしているのかというと基本的にあれですよね、どんなアウトプットを出したいのかっていう、メタな視点で考える力っていう、その地べたの足元の論理的に考えたりとかその答えを出すための地道な思考みたいのをしなくなるっていう、
多くの人はどんどんそのね、表層的な思考の能力は上がっていくけど、地べたの方が下がっていく。他のいろんな車とかね、計算機とか電話帳とかで起きている現象がそういうところでも起きるんじゃないかっていうことですよね。
それね、僕はそのいろんなAIに同じ質問をね、してみたんですよ。チャットGPTと、あとさっき言ったディープシークと、あとパワープレキシティか、この3つにね、同じ質問をしてみました。
AIを使いすぎると人はバカになりますかっていうね、単純な質問をしたんですけど、これね、順位を自分の中でつけてみると、やっぱりね、一番的いた答えをしているのはチャットGPTで、それと結構同列ぐらいにね、中国のディープシークがね、答えましたね。
何か真似してるんじゃないかって思うぐらい、チャットGPTと同じような答えを出したんですけど、でもね、多分同じデータセットみたいなのがもう出来上がっているっていうことだから。
もう1個のパワープレキシティの方は、検索の上位互換みたいなね、そういう使い方をするためのAI特徴があるから、雑談みたいな話にはあんまり向かないのかなと思うけど、確かにパワープレキシティの答えはイマイチでした。
結局はね、そのAIを使うと人の思考力が減るかどうか、下がるかどうかっていうのは、その人次第だっていうね、最終的な結論はそこでしたね。
おっしゃる通りっていう感じですけど、そういう研究もあるらしいんですよね。
大学生とかにAIを多用している人とそうじゃない人の自分で考えるプロセスをね、どれだけ取っているかみたいな研究みたいなのをしたときに、
AIに頼ってばっかりいる学生の思考力みたいなのは、プロセスみたいなのはあんまり良くなかったみたいな結果が出たらしいんですけど、
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でもこれは何て言うんでしょうね、よく考えてみたら当たり前というか、それAI多分関係ないよねっていうことも思ったんですよね。
優秀な学生というか、勉強のできる人は勉強のできない人よりも勉強ができるっていう、そういう話ですよね。
だからそこでAIがあろうがなかろうが、多分ですけどそのAIがあることによってその差がね、もっと大きくなるっていうのは、これは間違いなく起こりますよね。
走るんだったら今までね、100mを15秒で走っていた人と10秒で走れる人がいたとしたら、その開きは多分大きくなるんじゃないかなという気はしますよね。
でももしかしたら起こることとして、AIがそんなに普及していない段階だと思考力のあった人も同じね、例えば同じぐらいの思考力があった人が2人いたとして、
片方は結構AIに頼って意図的な努力みたいなのをしなくなっちゃって、もう1人の方は思考力が下がらないようにちゃんと意識的に訓練みたいなのをしていく2人がいたと考えると、
やっぱりそれは時間を追うごとにですね、その差みたいなのが生まれてくるなって思いますよね。
だからここもやっぱり人によってで、単純にそのね、生成AIを使いすぎると人がバカになるっていうよりも、
AIをどう使うのか、これはだから計算機をどう使うのかとか、車をどう使うのかみたいなのと同じ構造の話なのかなというね、
結論なのか結論じゃないのかよくわからないような結論になりましたが、そんなことを考えました。
今日のお話はこれで終わりです。ありがとうございました。良い1日をお過ごしください。さようなら。