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#100 英語の鼻音 [m] [n] [ŋ] の解説
2026-09-04 16:26

#100 英語の鼻音 [m] [n] [ŋ] の解説

『そっちゃその語学ラジオ』の記念すべき第100回のエピソードになります。英語をはじめとした言語で採用されている3つの鼻音、両唇鼻音/m/, 歯茎鼻音/n/, 軟口蓋鼻音/ŋ/の特徴を解説しています。


【プロフィール】

そっちゃそ(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@trans_souta⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠)。フリーランス産業翻訳者。東京工業大学(現:東京科学大学)大学院修了。2019年よりフリーランス産業翻訳者として開業し、現在に至る。専門は技術、IT全般。副業として語学指導や発音指導も手掛ける。ご意見・ご感想は⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠公式HP⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠のお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。ライオン君との共同ホストPodcast番組、『⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠円卓上のイエティ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠』にもレギュラー出演中。


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サマリー

このエピソードでは、英語の3つの鼻音、歯茎鼻音[n]、両唇鼻音[m]、軟口蓋鼻音[ŋ](NG)について解説しています。これらの音は口内で閉鎖を作り、息を鼻から出すことで発音され、閉鎖位置の違いによって区別されます。日本語の「ん」が多様な異音を持つため、日本人はこれらの英語の鼻音を区別することに苦戦しがちです。特に、母音挿入や日本語の「ん」での代用、[m]を「ム」と発音してしまうこと、[ŋ]を「ング」と誤解することなどが挙げられます。正確な発音と聞き分けは、リスニング力向上と自然な英会話のために不可欠であり、それぞれの音の調音位置と注意点を理解することが重要だと強調されています。

導入と鼻音の概要
こんにちは、そっちゃそです。 この番組、そっちゃその語学ラジオでは、語学学習というテーマを軸に、 その本質やあり方について哲学的に考えていきます。
ここで扱うエピソードは、もともとYouTubeに公開した内容を基に、 音声コンテンツとして再編成したものです。
映像がなくても理解できるように設計していますので、 通勤中や作業中など、長ら時間にぜひお楽しみください。
それでは今回のテーマに入っていきましょう。
こんにちは、今回は英語の鼻音、英語の鼻音って3つあるんですけど、 3つの英語の鼻音について解説したいと思います。
英語の鼻音3つっていうのは、NとMとNG、NGっていうのは表記上で、 軟口蓋鼻音っていって、ンっていう音を、便宜上NGと言いますけど、 N、M、NGの3つがあります。
これは、子音の中の仲間の大きなカテゴリーがいくつかあるんですけど、 その中の鼻音っていうカテゴリーの中に含まれる子音です。
英語には鼻音が3つあるんですけど、裏を返すと3つしかありません。
日本語にはある鼻音が英語にないとか、 逆に日本語にはあまりない鼻音が英語には結構あるっていう、
そういう対応関係らしきものがあるんですよね。
それをうまく把握して、英語の鼻音はこういう特徴があって、 こういうところで出てくることがあるっていうのを把握すると、
リスニングも楽ですし、いざ自分が使い分けるときに、 すごいストレスなく発音することができるようになります。
そこで今回は、英語には鼻音が3つあるよっていうことをまず説明して、 これをそれぞれの特徴とかどういうところで出現するかっていうのを簡単に解説したいと思います。
鼻音のメカニズムと種類
3つの音のN、M、N、Gっていうのは、 鼻から出る音って書いてる鼻音ですから、 鼻音が鼻から出るのは当たり前ですけど、
鼻音っていずれもNもNもNも口のどこかで閉鎖を作って、 ブレスが特に逃げないようにします。
そうすると人間の息の出る場所っていうのは、 口かまたは鼻の穴ですから、 口の経路を閉ざしたら必然的に鼻からしかブレスの逃げる道はありません。
なのでブレスが必然的に鼻から漏れるわけです。 これが鼻音です。
それぞれの鼻音の違いは、どこでどの調音位置で閉鎖を作るかっていうのの違いでしかありません。
Mの場合は唇で閉鎖を作るので両唇鼻音。 両方の唇の鼻音って書いて両唇鼻音っていう風に言われます。
Nは歯茎で、歯の後ろに歯茎がありますけど、 歯茎の裏にベロを接触させて閉鎖を作るので歯茎鼻音とか歯茎鼻音って言います。
最後のNGのやつは軟口蓋鼻音って言って、 歯茎の裏にある口の蓋って書いて口蓋って読むんですけど、口蓋の後ろ側にある柔らかい方。
ここにベロを接触させて閉鎖を作り、鼻音を出します。 これが違いです。
必然的に閉鎖の位置が違うので音色が微妙に変わっていきます。 それが音色の違いを意味の違いです。
英語の場合は音色の違いを心音の区別に使うので、 全部似たような音なんですけど区別はされます。
日本人学習者の課題
これがポイントの一つで、日本語の場合ってNもMもNGも単体で出すと、 日本語の和音のウンに聞こえるんですよ。
それ、ゴモットもで、ウンウンウンって言っても多分全部ウンに聞こえると思います。
実際、和音のウンって異音が6種類あるんですけど、この中の6種類のうちの3つってこれなんですよね。
NとMとNGが全部異音に入っています。
なので、ここは日本人は苦戦するポイントの一つで、全部ウンになっちゃうんですよ。
全部和音のウンに聞こえちゃうんですよね。
それを回避するために、まずポイントは区別があるよってことを強く認識してください。
NもMもNGもこの音で、全部和音のウンで一色たりすると区別を失われちゃうんで、これは日本語並みの要因の一つになります。
意味上の対立が、鼻音の違いで意味上の対立が露骨に発生するってことは正直あまりないんですけど、それでもやっぱり聞き分け使い分けっていうのは必要です。
意味上の対立が発生する露骨に発生する言語もありまして、
中国語とかタイ語ってNGとMとNの区別がすごくセンシティブで、これそのもので意味を区別するってことは結構あります。
歯茎鼻音 [n] の特徴と注意点
次に、それぞれの子音の特徴について簡単に解説したいと思います。
まずはNなんですけど、Nは日本語にもナ行のナですよね。
ナ行のナ、ナ、ナ、ナ、これと全く同じです。
ナ行のナって、ベロを歯茎に接触させて保持すると、そこで閉鎖ができます。
狭めんじゃなくて閉鎖ですね。完全にストップ、シャットアウトするやつ。
閉鎖を作って、そうすると鼻から逃げるんで、ん、ん、んって音を出せます。
これ自体はすごく簡単だと思います。
つづりを見るとNって書いてあるんですよね。発音記号がNって書いてあるんですけど、
これ大抵の場合、つづり上でもNって書いてあるところと対応します。
Nって書いてあったら、じゅっちゅう吐くNの歯茎の鼻音で出すっていうのが考えてもいいと思うんですけど、
ポイントは次に説明する、ING系のINGのNはこのNじゃないっていうのを意識する必要があります。
それは後でまた説明します。
で、これは別の動画でも言ってるんですけど、Nナマリ、N関連のナマリっていうのは2つあって、
母音挿入とマツビのNをちょっと和音音で代用しちゃうっていうのがあります。
母音挿入が日本人の英語書で顕著に発生するのは結構よくあるんですけど、
なぜかっていうと日本語の場合って和音音以外で死音でフィニッシュする、マツビが死音でフィニッシュするパターンがないので、
どうしてもマツビの死音の次に何か母音が入っちゃうんですよね。意識せずとも無意識的に。
それはNの場合もそうで、Nを出す時にNUですよね。
NU、NU、NU。
でもやっぱNUって言っちゃうんですよ。
NUじゃなくてNU、NU、NU。
もしくはさっきのNUじゃなくて和音のNで代用しちゃうっていうのもあります。
和音のNUっていうのは口蓋垂鼻音って言って、これも鼻音なんですけど、英語にはなくて日本語にある鼻音です。
だからNU、NU、NU、NUってさっき言った軟口蓋よりももっと奥の位置の調音位置で作る鼻音なんですけど、
これは英語にはありません。
なので和音のNUの一つである口蓋垂鼻音で代用しちゃうっていうのが結構あります。
だからNUをNUで言っちゃうのが結構あります。
これも鉛の一つです。
両唇鼻音 [m] の特徴と注意点
次にMも正直Nとほとんど同じです。
Mの解釈もしたいと思うんですけど、
Mって何が違うかっていうと、ベロを歯茎に接触させて作る鼻音がNでしたけど、
Mの場合って唇をベッドに閉じて作る鼻音です。
唇をベッドに閉じると、さっき言ったように口からのブレスの経路がシャットアウトされますから必然的に腹からしか音ができません。
これがMです。
NとMの違いはそれだけの違いで、
日本人和歌が特に注意すべき点っていうのも多分そんなに変わらないと思います。
何かっていうと、さっき言った二つで、
マツビに来るMを母音ソニーにかませないっていうのと、
もう一つはMをさっき言ったように和音のNUで代用しないっていうのがあります。
特にMの場合って日本人の場合、
マミムメモのムとムを連想しちゃうっていうのが結構あります。
カム、カム、来ることをカムって言いますけど、カムって言っちゃいますよね、どうしても。
そのカタカナイメージがこびりついていると、どうしてもMを見た瞬間ムって言いたくなっちゃうんですよ。
それを回避するためにMはムじゃなくて、
唇をベッドに閉じて開かないNNNだぞっていうのをすごく強烈に意識する必要があります。
そのこびりついたイメージを除去するためにこれはトレーニングをして回避にできます。
例えばカムのムはカムじゃなくて、
カム、カム、でNNNっていうのをちょっとアピールして、
絶対ポイントは口を開かない。
口を開くと、Mって有声音じゃないですか、
口を開くと母音が混じるんで、それを回避するために口を開かない。
カム、カム、カム。
もし何かその次に母音が来る場合、
例えばカムっていうところの隣に何か別の単語があって、
その単語の一番目がたまたま母音だった場合って、
いわゆるリンキングしますよね。
その時にさっき言ったように、唇を開かないで鼻音をNNNって出すと、
そのNNNが次の母音に綺麗に乗っかるじゃないですか、乗っかっちゃうんですよね。
これがいわゆるリンキングで、
これをNNNっていう鼻音をちゃんと持続させることで、
リンキングしちゃうっていう体験を得られます。
例えば、カムアゲインっていう時に、
カムアゲイン、もう一回来ますっていう時にカムアゲインって言いますよね。
カムですよね。
アゲインってアってありますよね、最初母音。
これカム、ストップ、アゲインってやっちゃうと、
強烈な閉塞が入っちゃうので、ちょっと不自然になっちゃうんですけど、
それをカムゲン、カム、マ、マ、マ、カムゲン、カムゲン、カムゲンってやると、
ストップなしで滑らかに自分でも出しやすいっていうのができます。
ポイントはそんな感じですね。
Mの場合は特にムっていうのが、マミミムのムがこびりついていることが多いので、
それを除去するのは結構大変だと思います。
軟口蓋鼻音 [ŋ] の特徴と注意点
最後にNGなんですけど、これ軟口蓋鼻音って言って、
MとNと同じ仲間の人だと思ってください。
ただ日本人の場合ってやっぱNGっていう音を見るとングって言っちゃうんですよね。
ングじゃないっていうのはまず強烈に意識する必要があります。
ING系はイングじゃなくて、エン、エン、ン、ン、これがまずポイントの一つです。
NGってNとGって書いてあるんで、
あたかもさっき言ったハグキービヨンのNを出してから破裂音のGを出して、
2音が隣り合った音のように見えますよね。
INGってIとNとGを、IとNとGをそれぞれ1回ずつ言えばいいんだなって思ってませんかね。
それは違くて、これはエン、エン、エンなんで2音なんですよ。
INGのIを言ってからNGの対応する部分を言うとエン、エン、エン。
ING系の他には例えば、INGのNGに似た形で終わる普通の単語ってありますよね。
例えば歌うことはセン、セン。揺らすことはスウェンって言いますよね。スウェン、スウェン。
で、シンギングも、シンギング歌うことはシンギングって言いますけど、これもンが2回来るんでセンエン。
シンギングじゃなくて、シンギングじゃなくてセンエン。センエン、センエン。
スウェングも、スウィングもスウェンエン。スウェンエンですよね。
で、繰り返したんですけど、ポイントはNGをNとGで分けて言わないっていうのがまず1つです。
で、鼻音であるのでGは破裂音ですよね。Gは破裂音なんですけどNGに相当する歌詞は鼻音です。
なのでポイントの必然的に、破裂は1回破裂したら終わりますけどNGっていうのは鼻音なんで息が続く限り永遠に出すことができます。
なので、うーんっていうのをさっきのみたいに永遠に出し続けることができます。
で、必然的に後続に来る母音ともリンキングしちゃうんですよね。
だからNGの後って、例えばNGの後に母音が来る時ってありますよね。
What's going onってありますよね。What's going onって一体何が起きてるのっていうのがWhat's going onって言いますけど、
これもGoingのんとonの母音のをでリンキングしますよね。
What's going on? What's going on? What's going on?
このんのんっていうのも結構日本人は苦手なんですよ。
何でかっていうと、例えば音楽っていう言葉ありますよね。日本語に音楽。音楽のんって何て言ってるかわかりますかね。
音楽のんって実はこれ軟口蓋鼻音なんですよ。NG系のNGと同じ音です。
これは音楽ですよね。音楽。
日本人って母音の後に来るNG系の出す経験はあるんですけど、母音の前に来るNGを出す経験っていうのがあんまないんですよ。
自分の心の中で。何が痛いかっていうと、NGの音素はあるんですけど、NGの音素を後ろに置くことは慣れてるんですけど、前に置くことはあんま慣れてないんですよ。
それがちょっとネックになっていって、さっき言ったようにWhat's going onはGoingonのonの前にNG来ますよね。
これが言いにくいっていう心理的障壁があるんですよ。それを多分気をつけるのも一つのポイントだと思います。
What's going good onでなくてGoing on.
NGを前に置く。これがまた一つのポイントです。
NGのポイントは他のmとnのポイントよりもちょっと違くて、
英語の特徴上mとnは前に来る場合も後に来る場合もあるんですけど、NGって出現位置が母音の直後っていうのはすごく多いので、
そこがまたちょっと特徴をユニークにするところの一つだと思います。
まとめと発音学習の推奨
最後になんですけど、最初に言ったようにイメージの対立がダイレクトに響くっていうのはあまりないんです。
mとnとNGでイメージの対立が露骨に響くってことはないんですけど、
やっぱり聞き分けることができることに越したことはありませんし、
自分で意識的に使い分けられるようにすることには大きなメリットがありますので、
ぜひ英語の発音をやるべき、やりたいという人はぜひおサイトを置くべきポイントだと思います。
僕も英語の発音講座をやっていますので、もし英語の発音に手を出してみたい、頑張っていきたいという人がいたら、
概要欄から、概要欄のリンクからご連絡ください。よろしくお願いします。
最初の無料体験レッスンではお金が発生しませんので、ぜひゼロから無料でお試しください。よろしくお願いします。
エンディング
今回の動画は以上になります。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
noteやKindleでもこのラジオで扱っている内容をより体系的に整理したコンテンツを発信しています。
さらに深く学びたい方は概要欄からぜひチェックしてみてください。
また、英語発音講座の無料体験を常時受け付けていますので、こちらもお見逃しなく。
詳細はエピソード説明欄、まつりのリンクからご確認ください。
オンライン完結ですので、ご自身のペースで取り組むことができます。
それではまた次回お会いしましょう。
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