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#86 声門摩擦音 [h] の解説【英語発音】
2026-08-21 10:14

#86 声門摩擦音 [h] の解説【英語発音】

英語をはじめとする言語で採用されている、声門摩擦音 [h] を簡単に解説しています。


【プロフィール】

そっちゃそ(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@trans_souta⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠)。フリーランス産業翻訳者。東京工業大学(現:東京科学大学)大学院修了。2019年よりフリーランス産業翻訳者として開業し、現在に至る。専門は技術、IT全般。副業として語学指導や発音指導も手掛ける。ご意見・ご感想は⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠公式HP⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠のお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。ライオン君との共同ホストPodcast番組、『⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠円卓上のイエティ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠』にもレギュラー出演中。


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サマリー

英語の発音における声門摩擦音[h]について解説しています。一見簡単そうに見える[h]は、日本語話者にとってLやRよりも難しい「トラップ」が多い音だと指摘。肺からの息が声門を通過する際に発生する[h]は、非常に弱く、直前の音に掻き消されやすい性質を持ちます。また、日本語のハ行音(ハヒフエホ)が全て[h]であるという誤解から、特に「ヒ」や「フ」の音が英語の[h]と異なる摩擦音で代用されがちであると説明。正しい[h]の発音を習得するためには、意識的なトレーニングが重要であると強調しています。

はじめに:番組紹介と今回のテーマ
こんにちは、そっちゃそです。 この番組そっちゃその語学ラジオでは、語学学習というテーマを軸に、 その本質やあり方について哲学的に考えていきます。
ここで扱うエピソードは、もともと YouTube に公開した内容をもとに、 音声コンテンツとして再編成したものです。
映像がなくても理解できるように設計していますので、 通勤中や作業中など、長ら時間にぜひお楽しみください。
それでは今回のテーマに入っていきましょう。
声門摩擦音 [h] の難しさ
こんにちは、今回は声紋摩擦音 H の解説をしたいと思います。
声紋摩擦音 H っていうのは、 息をブワーッて吐き出すときのハーッという音で、
これすごく一見簡単そうなシーンなんですけど、 すごく難しいんですよ、実は。
日本語を母語にする日本人の英語話者にとって、難しい英語の発音って L と R とかそういうのをまず思いつくと思うんですけど、
個人的には L と R よりも H の方が難しいと思っています。
難しいというか、トラップが多いというふうに感じています。
今回は H の発音とは何かという H の詳細と、 H を発音するときに陥りがちな日本語の余りについていくつか説明したいと思います。
[h] の発音メカニズム
冒頭でも説明したんですけど、 H っていうのは、肺臓気流っていって、肺で息を作りますよね、ブレスを作りますよね。
肺から空気が気道に持っていかれて、口の中を通って口元からプヒャーって出てきますよね。
そのときに、どこかで吸える、要するに流体ですよね。
液体とか気体って、管状の何かに押し込むと、そこを通過して排出されますよね、液体とか気体の流体って。
流体って流れているところで、最も狭い部分で遭害されるんですよ。
要するにここで立足されるんですよね。
そこで音の場合はここで遭害されて音が発生します。
これが、流体のパスが肺臓気流を原点、原点というか起点として口から出てくるという、そういうものだと思ってください。
人間の気道の中で最も狭い場所って正門なんですよね、正体。正門イコール正体かな、正門なんですよね。
正門って開いたり閉いたりするんですけど、開いているときも結構狭いんですよ、相対的にですよ。
なので、特に何もしないで、特に変な力を加えないで息をハーッてすると、それはHなんですよ。
これがHです。
英語のHはもちろんこの音を使います。
こんにちはのことをハローって言いますよね。
ハローももちろんHです。
[h] の特徴:か弱さと消失
このHってすごくか弱いと思いませんか。
その通りで、実はこのHって結構直前に来るシーンとかで、強いシーンでかき消されやすい性質を持っています。
例えば、like herってありますよね。
彼女のようにって言ったときにlike herって言いますよね。
たまにかけ足で言うとlikerに聞こえることがあるんですよ。
likerに聞こえるのは5もっとも、これさっき言ったようにかき消されやすい性質を持っているんですよね。
もともとか弱いので、直前にlikeのKみたいにブレスを強烈に持っている音が来ると、その強烈なブレスとか音で消えちゃうんですよ。
これが消えてもいいです。
消えたほうが自然です。
ここまでがHという声音摩擦音のHっていう音自体の特徴について説明しましたが、
日本語の「ハ行」と [h] の誤解
次にH関連の日本語鉛を解説したいと思います。
Hってさっき言ったようにハーって音なんですけど、
これって日本人話者からするとHイコールハヒフエホのハ行のシーンですよって思ってませんか。
実はこれはちょっとミスリーディングで、ハヒフエホの全部のシーンがHなわけではありません。
なんでかっていうと、ハヘホはHなんですよ。
ハヘホはHですよって言ってもいいと思いますけど、
ヒとフだけは違うんですよ。
「ヒ」と「フ」の音の違い
これちょっと罠の一つで、
ヒってハヒフエホをすごくゆっくり言うとわからないと思うんですけど、
ヒの時にベロが上あごに接近する感覚を感じませんか。
ハヘホの時とヒが違うなって思いません。
これ違うシーンを使っているからなんですよ。
ムセイコウコウガイ摩擦音といって、
コウコウガイという上あごの固い箇所にベロを接近させて作る摩擦音なんですけど、
これハではありません。
さっき言ったようにハは軌道の最も狭い場所である正門にするんですけど、
ヒはコウコウガイというところで狭め持ちを作って、
ここでスレさせます。
スレる場所が違うので音が変わります。
フも同じで、ハヒフエホのフはフフフというブレスのスレの場所が口元になります。
フフフ。
これは無精量心摩擦音といって、
ロウソクをフフする時に使う音です。
フフフ、フフフ。
もちろんフの音も使いますし、ファとかも使いますよね。
戦うことをファイトと言いますよね、ファイト。
カタカナで書くとファイトファイトファイト。
ファイトファイトファイトという日本語の和歌はいないと思うんですけど、
カタカナで言うときはファイトファイトファイトと言いますよね。
これファイトファイトが量心摩擦音です。
何が偉大かというと、
[h] の代用と発音の罠
英語のヒっぽい音と英語のフっぽい音をさっき言ったように
高校外摩擦音と量心摩擦音で代用してしまうというのがあります。
この代用の役によって、本人が代用していることすら気づかないというのが結構あるんですよ。
Hを出しているつもりでも、実は別の摩擦音になってましたというのが結構あります。
例えば、彼はヒって言いますよね。
ヒってHって声紋摩擦音なんですけど、
これもさっき言ったようにヒーって言っちゃうことがあるんですよ。
ヒーじゃなくてヘーって使います。
フーもそうですよね。
フーじゃなくてホウホウですよね。
ホウホウヘイヘイホウヘイっていうのを使います。
ハっていうのを練習して、
ヒっぽい音とフっぽい音にHをかぶせるのって結構難しいなって思うと思うんですけど、
実際そうで、Hを上手く乗せるのって結構難しいんですよ。
何でかっていうと、Hの正門より下流側のどこかで変な力が入っちゃうと、
そこでブレスが阻害されちゃうんですよね。
何が言いたいかっていうと、そこでブレスが阻害されるということは何か別の摩擦音に変化しちゃうんですよ。
すごいわずかな力の入れ具合でHじゃない何かになってしまいがちなので、
そこが難しいんですよ。
ハっていうのは。
「シャンハイ」の具体例
例えばシャンハイってありますよね。
中国にある都市をシャンハイって言います。
シャンハイってこれも軟膏外摩擦音に変わることがよくあります。
何でかっていうと、シャンハイのンって音を使うんですけど、
これが軟膏外B音といって、軟膏外摩擦音と同じ調音域です。
なので、シャンハイのンに接続しやすい摩擦音であるフっていうのが出てくることがあります。
ありますというか出てきがちです。
ただこれケンブリッジの辞書で調べてみると、ちゃんとHって書いてあるんですよ。
シャンハイのハイは。
なのでシャンハイのハイは、軟膏外B音から正門摩擦音にシフトしなきゃいけないんですよ。
シャンハイですよね。
だから、シャンハイみたいな感じですよね。
まとめと学習の推奨
最後にまとめなんですけど、Hはやっぱり厄介な点は、
自分ができてると思ってたけどできてなかったっていう方がたくさんあるんですよ。
英語に出てくるHのうち、やっぱり自分でやりやすいHと代用されがちなHがあるので、
そこを意識して全部HのところはHで出されるようにっていうトレーニングをするとおすすめです。
エンディング
今回の動画は以上になります。
ご視聴ありがとうございました。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
noteやkindleでもこのラジオで扱っている内容をより体系的に整理したコンテンツを発信しています。
さらに深く学びたい方は概要欄からぜひチェックしてみてください。
また、英語発音講座の無料体験を常時受け付けていますので、こちらもお見逃しなく。
詳細はエピソード説明欄、まつりのリンクからご確認ください。
オンライン完結ですので、ご自身のペースで取り組むことができます。
それではまた次回お会いしましょう。
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