1. 徳力のミライカフェ
  2. 新しい学校のリーダーズ、圧巻..
新しい学校のリーダーズ、圧巻の「コーチェラ」出演に学ぶ、言語を超える音楽の力(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/c46574306a37a207fcfdb2b80a56c3039764d5e3
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/63d3437e70af05f9d1fa0caa

サマリー

新しい学校のリーダーズは、コーチェラでの圧巻のパフォーマンスを通じて、日本のアーティストが日本語楽曲でグローバルに通用することを証明しています。

新しい学校のリーダーズのコーチェラ出演
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、コーチェラが終わってしまってちょっと寂しいなっていうので、ちょっとコーチェラの思い出記事をもう一個Yahoo!に寄稿してみました。
タイトルは、新しい学校のリーダーズ、圧巻のコーチェラ出演に学ぶ言語を超える音楽の力、というタイトルにしてみたんですけど、
これね、見ていただいた方には絶対賛同いただけると思うんですけど、
見ましたっていうのも変ですけど、あれだとね、その、夜遊びのパフォーマンスとか土曜日のお昼とかだったんで比較的見やすかったと思うんですけど、
新しい学校のリーダーズは向こうの日曜の夜だったんで、日本時間月曜のお昼とかだったんですよね。
僕は仕事しながら見てましたけれども、仕事しながら見てたって言いつつ、
パフォーマンスがすごかったんで、やっぱりところどころ釘付けになっちゃって、仕事完全に手につかない状態なんですけど、
残念ながらコーチェラはオフィシャルのアーカイブがないんですよね。有料のコースはライブなんだから無料でYouTubeで見られるだけでもありがたいって話はあるんですけど、
実際に見に行った方の動画がいくつかYouTubeに上がったりするんですけど、やっぱりオフィシャルのやつが一番伝わると思うので、オフィシャルの方が上がってほしいんですけど、
一応アーティストの方の楽曲の動画が、夜遊びとか初音ミクとかは上がっていて、
ウセラフェムとかね、2曲上がってるんで、そろそろ新しい学校のリーダーズも上がってくると思って、それ上がってから公開しようと思ってたんで、
待ちきれず書いてしまいました。 今回は本当にそのNo.1にしても、ABCさんにしても、夜遊びにしても、初音ミクにしても、日本アーティストが本当にたくさんコーチェラに出てたんで、
本当に楽しいコーチェラでしたけどね、やっぱり どれか一組
一番印象に残ったグループを選べと言われたら、たぶん新しい学校のリーダーズが選ばれるんじゃないかなと思ってます。
なんといっても、オビというステージ、こちらって6つくらいのステージなんですけど、 一つのステージの大取りなんですよね。ラストを飾るっていう。
コーチェラ自体は初出演なんですけど、 新しい学校のリーダーズってもう2021年から、88ライジングの下でアメリカのフェスとか何度も出てますから、
多分3,4回出てるんじゃないかな。 本当にアメリカにおける多分知名度だと一段上なんだと思うんですよね。
だからこそ、ヘッドインザークラウドでもラストステージとかやってるんで、 今回のコーチェラでも、初出演なのに鳥を飾るの抜擢されたって話なんですけど、
まあね、すごいです。動画一応、一部の抜粋が新しい学校のリーダーズのXとかに、ショート動画とかで上がってるんで、
見ていただくとなんとなく雰囲気を掴めると思いますけど、まあ勘ですね。
ただ今回思ったのは、やっぱり日本人の方って新しい学校のリーダーズの位置づけを ちょっと誤解してる方多いんじゃないかなと思って。
僕も全然知らなかったので、あんまり偉そうに言う話じゃないですけど、 結構去年いきなりブレイクしたグループと思ってる人日本人多いと思うんですよね。
去年なんつっても大人ブルーが大ヒットして、 日本でもウイフリーダンスを軸に流行語大賞を取ってますからね。
そういう意味では、去年日本でブレイクしたアーティストだって思ってる人、 日本だと少なくないと思うんですけど、
実際は私がこのリーダーズって、デビューが2015年。
2020年にその88Risingからオファーがあって、88Risingと契約し、
本格的なブレイクは2021年に新しい学校っていうアルファベット名義で、 グローバルでの活動を始めてからなんですよね。
これは本当に88Risingのサポートが良かったっていう話だと思うんですけども、
2021年のHead in the Cloudsからアメリカのフェスに出ている。
これ、2022年も2023年も出てますから、 アメリカでのステージの経験数でいうと、
結構日本でもダントツのグループになりつつあるんですよね。
実は逆輸入で日本でヒットしたのは近いんですけど、去年。
やっぱりあんまり日本だとそういう文脈が紹介されないんで、
どちらかというと新しいグループのイメージを持っている人が多い気がしますね。
新しい学校のリーダーズの国際的な活動
結構コアな人はもう2020年頃から、2015年デビューしてますからね、目つけてる方が多くて。
僕もアーゲリングスショーの里直さんに去年記事を書いたら、
里直さんから俺は3年前から応援してたみたいにバンキングされましたけれども、
やっぱり一般的には多分去年話題になったっていう印象が強いと思うんですけど、
実はもうアメリカでは数年前から話題になっているグループなんですよね。
遊びシステム、新しい学校のリーダーズが所属してるのは遊びシステムで、2015年からですね。
キャリーパンク担当の事務所ですけど、
そのグローバルデビューは88ライジングが支えていて、
レベルは多分今88ライジング経由で楽曲も出したりしてると思うんですけど、
実はグローバルの方がたくさん楽曲知られてるんだと思うんですよね。
長谷さんの言葉を借りると、
実は本人たちのモチベーションや姿勢はデビューした8年前とか変わってないっていうインタビューが去年あります。
もう実際には9年前ですね。
ずっと実は日本語楽曲で世界でやってるんですよね。
これがなんかやっぱり文字では見てたんですけど、僕も。
当然そのヘッドインザグラウズは日本語楽曲でパフォーマンスしてますし、
新しいがこのリズの楽曲って基本的に日本語なんで、
これでアメリカで人気出るんだっていうのはなんとなく、
長谷さんにも話を聞きつつ、
なんとなく僕の中でも腹落ちしてなかったんでしょうね。
ちょっと変わり種グループっぽい受け止め方は僕もしてしまってたんだと思うんですけど、
やっぱり制服で目立つから海外でも人気出るのかなみたいに思ってたんですけど、
今回の本当動画を見ていただきたいんですけど、
もうすごかったです。
残念ながらちょっと一番印象的だったシーンの動画は多分あんまり上がってないんで、
Xにステージ鈴木さんがもう客席に降りてきたファンとハグしたりしてるシーンがあるんですけど、
コール&レスポンスのシーンとかも素晴らしいんですよね。
ありがとうの言い方をバリエーション変えてやるっていう、
これクイーンがやってた映画で見たやつだって、
本当に観客とコール&レスポンスで一体になるとか、
本当に客席に降りて観客を煽るとかも素晴らしいんですよ。
素晴らしいんですよ。客々の盛り上げ方が。
本当その、
逆に日本人が少ないぐらいの観客の構造だったらしいですね。
参加した人の感想投稿とかを見ると。
もうね、この東京コーリングの楽曲で、
コーチェラでのパフォーマンス
その重苦しい和太鼓のところから始まって後半、
ブラスバンドの演奏で明るくなっていくくだりがあるんですけど、
ちょっとね、めちゃめちゃなんか泣きそうになっちゃって。
すげえなっていう、明るい未来に向かって更新していく感じが。
これね、ちょっと本当、
あそこのアーカイブだけでいいからコーチェラ側には出してほしいんですけどね。
どうしても僕、世代的なものだと思うんですけど、
やっぱり日本のアーティストっていうのは、日本語楽曲を出さないとグローバルでは通用しないんだっていう話を散々聞いて育った世代なので、
そうだと思ってましたし、やっぱりアムロさん、
ナムラダミエさんとか宇田ヒカルさんが挑戦してもなかなか難しかったっていうのを見て、
あのクラスでも無理なのかとかっていう風に打ちひしがれちゃった側なので、
やっぱりその日本のアーティストをグローバルに挑戦するにはもっと違うやり方をしなくちゃいけないんじゃないかなみたいな議論がありましたけど、
いやいや、もうね、新しい学校のリーダーズ、普通にもうスターですからね。
僕らがその往年のいわゆるポップスターとかロックスター、海外のマイケルジャクソンとかグリーンとかそういう人たちに、
日本人が英語わからないまでもその熱狂していたのと同じことが逆にこう、
日本語をちゃんとは理解していないであろう人たちが新しい学校のリーダーズの日本語楽曲に対しても涙流して聴いているという、
まあ夜遊びもね、インドネシアでも同じような絵がありましたけれども、
やっぱりもう言語、音楽って本当にその言語も根拠関係ないんだなっていうのはちょっとね、ようやく分かってきましたって感じですね。
ルミネートっていう会社が去年の音楽の言語の市場シフトのレポートを出していて、
日本語楽曲のグローバル通用
日本語楽曲が1.3%から2.1%に、当然全体で見ると全然少ないんですけど、1.3%から2.1%って結構な跳ね上がり方ですからね。
日本語楽曲聴いてますみたいなデータもありましたけど、夜遊びも同じく、夜遊びも英語楽曲あるんで、
てっきり英語のパフォーマンスするのかなと思ったら完全に日本語楽曲で勝負してましたけど、
やっぱり新しい学校のリーダーとかこういう成功があるからこそ日本語でいけるっていうのを数々のアーティストも手応えをやり始めてるってことだと思うんですよね。
実際ニュージーンズは韓国語楽曲でアルバム出して全米1位取ってますし、
ヨネズさんもキックバックが史上初の全編日本語トラックとしてアメリカでゴールド認定されるほど売れたそうですから、
実は日本語楽曲でもちゃんと売れるっていう証明はされてるんですけど、
数字だけだとやっぱり僕自身も腹落ちしてなかったなっていう。
観客の熱狂を目の当たりにしてやっぱり本当に現象としての音楽は国境を越えるとか言語の壁はないっていうのを、
ようやくちょっと腹落ちしたなっていう感じですね。
僕みたいな素人ですらそう感じたんだから、やっぱり日本の音楽関係者の方々、アーティストの方々もこれを見て感じないわけないですよね。
絶対これをきっかけに、今回もナンバーアイがAV1さんが初挑戦されてますけれども、
AV1さんとかそのままLAでもライブやってたみたいですし、
これはね、やっぱり挑戦してみないとわからないことっていっぱいあるんだなっていう。
新しい学校のリーダーズなんかは日本である意味ブレイクする前に、コロナから前らしいですかね。
エイティートライジングからオカがあったのを、ちょうどコロナ禍で海外に行けるかどうかわからないタイミングで何とか無理矢理行ってサインした結果ブレイクしたっていう。
チャンスをつかみに見出したからこそ、この世界を見れているっていう意味では、
まあ、刺激を受けている日本のアーティストと音楽関係者は少なくないと思うので、
今後は楽しみだなと思って、ちょっとまとめの記事を書いてみた次第です。
はい、よければ記事の方もご覧になっていただければ幸いです。
こちらのチャンネルでは、こんな感じで密かに日本のエンタメを応援したいなと思っておりますので、
他にもこんな話知ってますよって方がおられましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
では、終わりたいと思います。
12:47

コメント

スクロール