オレンジレンジの快挙
はい、こんにちは、徳力基彦です。今日はですね、オレンジレンジのイケナイ太陽が、今大ブレイクしているということで、ちょっともう僕らの世代の人からすると、ちょっと昔のニュースかなっていう感じを受ける話だと思うんですけど、ちょっとびっくりしたので、
Yahooニュースにまとめてみましたので、ご紹介したいと思います。記事のタイトルは、平成のヒット曲が18年の時を超えてMV1位に、オレンジレンジイケナイ太陽の快挙というタイトルにしてみました。
これね、たまたま、僕は記事のネタに何かないかなって言って、ブリックスパトロール、ネットリックスとかのランキングサイトとか、YouTubeチャートとか、音楽ランキングとか、ちょっとたまに見て回る癖があるんですけど、癖というか習慣があるんですけど、
目を疑ったんですよね。僕実は、ルセラフィムが可愛い、マイメロとクロミのネットリックスの番組の主題歌としてリリースされた曲が1位になっているだろうなと思って実は見たんですけど、2位だったんですよね。
どめこだと思ったら、1位にオレンジレンジイケナイ太陽が入ってて、はぁと思って、ランクインした日数がその時点ですでに8日経ってるにもかかわらず、2位から1位に上がる形で、ルセラフィムの1位獲得を阻止したっていう状態になってたんですよ。
オレンジレンジが最近その活動、シングルリリースした活動を再開したらしいみたいな未来カフェでも教えていただいたんですけど、それで調べてみたら、このイケナイ太陽はですね、YouTubeのMVランキングもそうですし、オリコンの週刊ストリーミング急上昇ランキングでも1位、上昇率242%ですからね。
ビルボードジャパンのホットショットソングスでも3位に入ってるって記事を見て、慌ててMVを見たっていう話ですね。何しろね、2007年7月リリースですからね。ちょっとドラマのタイトル忘れましたけど、ドラマの主題歌ですけど、平成ですからね、もう2007年ですよ。
いや、これMV見たらね、なんで流行ってるか一目瞭然なんですけど、いわゆる平成あるあるのネタを7月2日だからなんですかね、72連発埋め込んでます。
このオレンジレンジのメンバーが歩いてくるのは、もともとのMVのベースにしてるんですけども、最初ね、この4対3の価格で始まって、この歌い始めたらちゃんとYouTubeの9対16の価格にするみたいな構想になったんですけど、平成はね、テレビ、2007年だとHDになるぐらいタイミングなのかな。
このMVがね、めちゃめちゃ面白いんですよね。もうその平成のこの看板の掲げるやつとか、そのギャルの携帯とか、その携帯がメールを受信する、受信中になるとか、もうね、我々世代、もうちょっと下の世代がメインターゲットだと思いますけど、そうそうこんな時代あったとか、それこそコマーシャルのポッキーのやつとか、その極善のドラマのやつとか、
もうね、あの、多分我々の世代が見ればもうね、もう見た瞬間には、あれこれじゃんってわかるやつですね。若い世代が完全に意味不明だと思うんですけど、そうそうこういうの昔流行ってたよねっていう、まあ僕みたいなね、50代とかになってくると、もうその昔、まあこれですら最近に感じちゃうやつとかもあるんですけど、学校の上でね、叫ぶやつとかね、ありましたよねっていう、その、これはね、なるほどなっていう。
オレンジレンジは12年くらいリリースを出してなかったんですよね。だから、マジで世界変えちゃう5秒前っていう新曲が12年ぶりのリリースで4月に出されたそうですけれども、やっぱりその12年間新しいシングルを出してなかったんで、どうしてもちょっとその昔のグループっていうイメージはあったと思うんですよね。
やっぱりこのリリースを出した時にもそういう反応は見受けられたんですけれども、それを逆にオレンジレンジのメンバーは逆手にとって、その平成のグループ、平成の代表するグループではあると思うんです。そういう扱いになるんだったらもう逆に自分たちでネタにしてしまえということで、オレンジレンジだからこの数年ちょっとYouTubeに再び力を入れてた感じなんですかね。
なんかね、YouTubeの動画めちゃめちゃ古いやつも上がってるんですけど、アカウントは2023年開始の日付になってるんですよね。なんか移行するとはなるのかな?動画古いのもあるのに、解説日付が2年前とかになってるんですけど、でも2年前ぐらいから平成の時のヒット曲のMVをどんどん上げるっていうのをやってたみたいで。
イケメン太陽も再生数は現時点、この記事書いた時点で1100万を超えてました。ただ、これだから2年前とかにアップしたんですよね。2023年8月にアップした動画が1100万再生なんですけど、今回のこのパロディー版、令和版、まぁ令和版なのか平成あるある版なのかちょっと悩ましい表現が難しいですけど、
これこの記事書いた段階でもう800万再生間近とかでしたからね。もう今多分もっといってると思うんですけど、だから2年前に出したMVが1100万再生なのに、10日で800万とかなんですよ。すさまじいインパクトがあったっていうのがよくわかりますよね。だからほんとその平成あるあるがめちゃめちゃ盛り込まれてるんで、やっぱね、72連発全部は見つけられないですから、何面も見れるんですよね。
音楽のリバイバル現象
ここにこれがあったみたいなのが見るたびに発見できるから、多分最初は同じ人たちが何面も見たことによって多分注目動画に入ってランキングをかけ上げてたんだと思うんですけど、面白いのがこのMVが流行った結果、MVがないサービスでも再生数が増えてるんですよ。
Spotifyもこの記事書いた段階で51位に入ってました。だからSpotifyにはMVはこのあるあるMVでは上がってないんですけど、でもSpotifyでも聞いてるんですよね。
だからやっぱり懐かしいなぁと思って聞く人とか、これを聞いていいなと思った人がSpotifyのプレイリストに入れて聞くみたいなことが多分起こってるんですよね。その結果普通の音楽チャートでも上がってくるっていう、こういう懐かしい路線で曲をヒットさせるっていうのは面白いなと思いましたね。
今年はランダムGカックスでTMネットワークのBeyond the Timeが大きな話題になって、Appleですかね、ダウンロードソングチャートの首位取るみたいなのもありましたし、去年はニュージーズのハニーさんが青いサンゴショー、東京ドームで僕も見てましたけど、カバーした結果、もうね、日本の音楽番組で歌いまくってましたからね、青いサンゴショー。
韓国のチャートでも青いサンゴショーが上がってきてるらしいですから、やっぱり古い曲でもその世代を越えて良いというのが認識されれば聞かれるっていうのは、もう普通に起こる現象になってるんだと思うんですよね。
個人的に今回の聞けない対応がどうなるかわかんないですけど、注目してるのは、海外だと実は古い曲も新しい曲として受け止められるって話なんですよね。
今回、ミュージックアワーズジャパンでトップグローバルヒットフロムジャパンって、日本以外でヒットしている日本の曲を評価する部門が収録部門の1部門に入ってて、そこに真夜中のドアが入ってますね、Stay With Me、松原美樹さん。
1980年の楽曲ですからね。やっぱり事情を知らない人からすると、なんでこんな古い歌評価するのみたいな話、一部批判もあったと思いますけど、でもこれは結局、本当に今ヒットしてるんですよね。海外で今聴かれてるからっていう。
なんならこのミュージックアワーズジャパン効果もあって、この真夜中のドア、5月のこの週に初のグローバルジャパンソング週位を取ったんですよね。今一番聴かれたって、海外で一番今年聴かれた曲になりかねないって。
1980年の曲でも海外からすると実は聴いたことなかったから、新しい曲として聴かれるっていうことが起こり始めてるんですよね。これはもう藤川さんとしての方が言えばそうでしたし、今だともうTikTokでね、結構昭和ポップスとかがリバイバルヒットしまくってるらしいですけども、現象としてやっぱり起こるんですよね。
今回のオレンジレンジの素晴らしいのは、やっぱり自分たちでリバイバル仕掛けたんですよね。そのいけない対応にMVの仕掛けをすることによって、MVランキングで1位取っちゃってるわけですからね。これね、自分たちで狙ってやったのは多分、今回初めてなんじゃないかな。どうなんだろう。ちょっと他にもすいません、僕は知らない例であるかもしれないですけど。
2は多分自然発生的なんですよね。藤川さんとしての方が言えば、対応TikTokの楽曲を起点に広がっていったみたいに、何かしらのハプニング的に楽曲がTikTokとかでバズった結果が広がるみたいな。広瀬孝美さんもありましたけれども、本人が逆に驚くケースが多いんですけど、今回のオレンジレンジは狙ってやれるっていうことを証明してるんで、これはね、すごいと思います。
しかも間髪入れずにオシャレ番長のMVをYouTubeに公開するっていうね、これ大きいフォーアシャルソングですからね。
いやこれはね、しかけてる人たちは結構ちゃんとこの短髪じゃなくて、これかなりの中長期のプロジェクトでやってる可能性。まあ中長期ってちょっと大げさですけど、結構ね、ちゃんとストーリーとして描く流れでやってる可能性がある。この一発で終わらない可能性全然あると思うんですよね。
ちゃんとね、いけない対応にそのMVネタを入れて、そのMV絡みでこの楽曲のリリースもするみたいな形で組み合わせて作ってるんで、これはね、ちょっとね、面白い流れになってきたらっていう。
こういうことを狙ってやれるって、これがちょっと海外まで広がるかどうか別ですけど、海外とかも含めると、配信に対応していなかった日本の昔の楽曲をちゃんと日本のアーティストなり音楽レベルがちゃんと訴求し直すっていうのは、当然こうやって今の世代に刺さるパターンもあるし、
これね、海外でまた見つかるとかっていうパターンもあると思うので、ちょっとね、このオレンジレンジのアプローチは、いろんなアーティスト音楽レベルに真似してほしいなと思ったのでご紹介です。
はい、ということでこちらのチャンネルでは、日本の円溜めの明るい未来を応援すべく円溜めのSNS活用やオシカツの進化を感じるニュースを紹介していきたいなと思っております。
他にもこんな話してますよって方がおられましたら、コメントやDMで教えていただけると幸いです。
では、終わりでーす。