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2025-07-11 14:30

次々に世界で日本のアーティストによる「日本人初」の快挙が続く背景。 #997

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なぜ日本の音楽が世界に広く届きはじめているのか。次々に世界で「日本人初」の快挙が続く背景。(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/d8dc54fec950fec1e0aae3f0429a4dc4931d729e
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サマリー

最近、日本人アーティストが世界中で次々と新記録を打ち立てており、特に海外でのライブやアニメ関連楽曲、TikTokの影響が大きいとされています。このことによって、日本の音楽が世界中で広まり、注目されています。また、日本のアーティストが世界で「日本人初」の快挙を達成しており、その背景には音楽業界全体の意識の変化が顕著に表れています。具体的には、グラミー賞への挑戦やアメリカでの契約増加など、グローバルな活動に向けた動きが強まっています。

日本人アーティストの成功の背景
はい、こんにちは、徳力です。 今日はですね、海外で日本人アーティストのツアーで新記録が
日本人初みたいな表記のリリースがバンバン出ている この頃なんですけれども、ちょっと一部のニュースのコメントの反応を見ていると、なんかこう
一時的なものじゃないかとか、ちょっとバズってるだけでしょうみたいに思っている人がなんか意外に多そうだったので、
そんなことないんですよっていうのは、ちょっとヤフーニュースに記事としてまとめてみましたので、ご紹介したいと思います。
記事のタイトルは、なぜ日本の音楽が世界に広く届き始めているのか。次々に世界で日本人初の快挙が続く背景というタイトルにしてみました。
この記事を書くきっかけになったのが、アドさんが今、世界33都市を回っているワールドツアー中なんですけど、
日本人初となるパリ公演の2万人、パリ公演をソールドアウトっていうニュースが、ヤフーニュースでも結構話題になっていて、コメント欄も盛り上がってたんですよね。
実は5月、6月はこれ以外にも、ベビーメタルがロンドンで日本人初の単独公演2万人、ソールドアウトとか、
夜遊びがロンドンのエムリーで2日間で1.8万人とか、スペインの音楽フェスで日本人初となるメインステージのパフォーマンスみたいなのがあるんですけれども、
これやっぱり、完全に今ね、流れが来てると思うんですよね。
本当あの、僕もやっぱり、昔はやっぱり日本人って海外では通用しないんじゃないの?とか、
ヒットしてるって言ってもアニメの主題歌がヒットしてるだけでしょ?みたいなのを、僕も真に受けたったんですけど、
やっぱね、明らかにちょっと違う流れ来てると思うんですよね。
当然、ベビーメタルみたいにこの10年やってますみたいなパターンもあるんですけど、明らかに日本のアーティスト、日本人のアーティスト、日本語の歌への注目っていうのは世界的に高まってきてるのは間違いなくてですね。
しかもそのヒットのルートが1つじゃないっていうのが、結構J-POPの面白いところだと思うんですよね。
なのでちょっとそれを、ポイントを3つまとめてみました。
今年は個人的にはなんといっても、XGが日本人初、サハラで大取りみたいなのもニュースになりましたけど、
こういう日本人初ってね、今までそういうのがあんまりなかったから日本人初なんだけど、これからね、たぶん珍しくなくなってる気がするんですよね。
なんでかっていうと3つのルートから日本人アーティストの成功が増えてきてるからですね。
ちょっと3つ、それぞれ事例を挙げてまとめてみました。
海外でのライブとアニメの影響
海外でのライブ、アニメ関連楽曲、TikTokのパズルですね。
まず1つ目が海外でのライブを通じてファンを増やす。
これはもう本当当たり前でしょって言われたら当たり前なんですけど、
やっぱり海外のファンを増やしたかったら海外に行って、海外のファンの前でパフォーマンスをして、ファンによりファンになってもらう。
もしくはそこからその口コミでファンが増えていく。
これ基本だと思いますね。
BABYMETALはもうこの10年、それをずっと続けてやってきたからこそ、今年2万人を集めるのに成功しているわけで。
だからもうBABYMETALも10年、毎年のようにワールドツアーをしながら動員数を着々と増やしてきてますからね。
去年はフェスも合わせて100万人動員してますし、一昨年も23万人とかだったかな。
それをずっと続ければここに来れるんですってBABYMETALが証明してるんですけど、
これじゃあそれを真似する日本人アーティストが出てきてたかっていうと、あんまり出てきてなかったって話だと思うんですよね。
今年になってばそのXGがこちらに出て話題になるんですけど、XGもある意味BABYMETAL方式で、
デビュー直後から海外のフェスを中心に活動して、ワールドツアーをすぐにやるっていう。
最初から海外を見据えて、サイモンさんが活動してるからこそのアプローチだと思いますけど、
やっぱりこれほんと相当先行投資も必要でし、肝っ玉座ってないとできないみたいな現実はあると思うんですよね。
やっぱり国内にファンが増えたら国内でライブやった方が儲かるのに、わざわざコストも高いし集まらない海外ライブをやるのかっていう議論は、
やっぱり各日本のレーベルとか芸能事務所で行われてるそうです。
とはいえ、新しい学校のリーダースもアメリカにシフト成功してましたし、
トラビスジャパンとかビーバーストとかナンバーイとか海外のワールドツアーとかフェスを通じてファンを増やすアプローチをするアーティストは着実に増えてはいると思いますね。
ただ、これはこれでやっぱり、これ一つだとやっぱりなかなか大変だなっていう印象は個人的にもあります。
で、やっぱり2つ目、日本ならではのルートとして非常に大きいのがアニメ関連楽曲、アニメの主題歌としてのヒットですね。
これは何と言っても夜遊びのアイドルが大成功事例だと思います。
ビルボードの国際チャート、アメリカを除く国際チャートですけども、1位を取るっていう大興を成し遂げたらやっぱりその星の子の主題歌であるっていうアニメの主題歌としての立ち位置もあったからっていうのはあると思いますね。
当然これ楽曲の力がめちゃめちゃ強かったのはあるんですけども。
こういうヒットはやっぱり数が増えてきてる感じはあるんですよね。
アイドルのMV6.1億再生とか言ってますけど、アドさんが今回50万人規模のワールドツアーをできているのも、これチケットの販売を実はクランチロールってアニメ配信サービス会社がやったんですよね。
だから多分アニメファンへの告知をうまくすることによって、アドさんは何と言っても海外にはワンピースフィルムレッドの歌で認知度が上がった経緯があるようですので、
そこをうまく使って海外でのワールドツアーの動員を成功させてるんだと思います。
他にもアニメはブリンクバンバンボーン、クリーピーナッツのマッシュルの主題歌をクリーピーナッツのブリンクバンバンボーンが歌ってたり、
ヨネスさんはジェン・ソーマンのキックバック主題歌でウォールドディスク撮ってますからね、今度の次のが今日の注目ですけど、
やっぱりアニメを通じて世界のファンを増やすというのが日本のアーティストにとっても非常に重要なルートになっているのは間違いないと思いますね。
TikTokの役割
それにもまたこの一つ目のライブと組み合わせることによって、相乗効果でファンを増やしていくみたいなのが今、
イオワソビにしてもアドさんにしても挑戦しているところかなと思います。
3つ目ですね、ここが結構増えたのが大きいのかなと個人的に思っていて、TikTokのバズですね。
なんといっても日本人の楽曲で一番海外で、ここの数年の大きなヒットになったのが藤井川さんの死ぬのが言い訳だと思うんですけど、
この楽曲はアルバムに含まれていた楽曲がリリースされたが、2年経ってタイのTikTokの動画を使ったのがきっかけで世界中にヒットして、
去年おととしと2年連続で海外で聞かれた日本人の楽曲のトップ3と入ってますからね、1位、2位とかだったと思いますけど、
ほんとそのTikTokのバズによって楽曲が世界に見つかるという現象もめちゃめちゃ日本の楽曲だけじゃなくて増えてるんですよね。
イオワソビのアイドルとかクリピナッツのブリングマンバンボーもTikTokでめちゃめちゃダンスチャレンジとか話題になってたのもアニメの主題歌との相乗効果でありましたし、
結構面白いルートなのは千葉由悠季さんがチーム友達がこれがTikTokで話題になってミガジースタリオさんとコラボするきっかけになったらしいんですよね。
そのまたコラボした楽曲のマムシもこれまたTikTokでめちゃめちゃバズって世界中でヒットする日本語曲になりましたけれども、
これも千葉由悠季さんの名前を海外に知らしめる結果になったと思いますね。
さらに最近教えてもらった面白かったのはサイキックフィーバーもJust Like Thatっていう曲がタイで活動しているときにタイを中心にバズった結果、世界中で話題になったと思えばタイとか東南アジアのコミュニティをヨーロッパにも繋がりやすいらしいですよね。
だから欧米にファンが増え、実はアメリカツアーも成功している。ヨーロッパもね、ジャパンフェスかなんかでパフォーマンスしてめちゃめちゃファン来てたらしいですけども、
やっぱTikTokが組み合わさることによって、今までだったらまずライブをしに行かないとなかなかファンが増えないとか、アニメの主題歌じゃないと知られないみたいなのが、
日本アーティストの成功の流れ
TikTokがうまくはまれば、それでファンが増えて、サイキックフィーバーのようにアメリカツアー成功できたりとか、千葉役さんみたいに巨大なコラボが成功したりとか、藤川さんもそこをきっかけに今ワールドツアーに展開してますけど、
ここの組み合わせなんだと思いますね。ルートが一つじゃないというのはめちゃめちゃ重要だと思っていて、それによってこのそれぞれのアーティストがいろんな組み合わせで成功した結果、またそれを他のアーティストもまた参考にしてみたいなので、本当にこの日本人アーティストのこの流れっていうのはうねりになってきているのかなという感じがあります。
その象徴として、アメリカ大手レコード会社と日本人アーティストの契約っていうのが最近特に増えた印象があるんですよね。これまでもトラベルジャパンが契約したりとか、アドさんもゲビンレコードと契約したりみたいなのがありましたけれども、今年、直近は藤井和さんが去年リパブリックレコードと契約して今年9月に英語詩のアルバムをリリースしますし、
さっそくね、八甲が話題になってますけど、ベビーメタルは今年の4月にキャピタルレコードとパートナー契約を締結して、8月に4枚目のアルバムのリリースが控えています。しかも千葉雄貴さんは、ワーナーミュージックと包括で契約を締結したことを今月発表されてですね、LAに移住らしいですかね。
しかもグラミーを取るためにと明確に宣言されてるらしくて、なぜならその自分が楽曲を一緒に作った人たちがみんなグラミー取ってるから、俺の友達みんな取ってるんだから俺は取れるだろうぐらいの言い方ですからね。でも実際本当そこのポジションにもういると思うんですけど、このままもしもめちゃめちゃヒットしましたからね。
すごいですよね。もうグラミーを取るためにLAに移住する日本人アーティストが出てきたっていう。実際藤井和さんもある意味LAでアルバムを作ってたっていう意味では同じかもしれないですし、アトさんもね一回LAに行って楽曲収録したりとかしてますから、やっぱり確実に日本のアーティストが海外を意識した活動をするようになってきた結果、やっぱりこういう流れが生まれ始めてるのかなっていう気がします。
振り返ってみると実は今年の頭にですね、グラミー賞のウェブサイトが2025年の音楽トレンド予測を発表したときに、一番最初に今年はJ-POPの世界的なブームが来るっていう予測をしてくれてたんですよね。だから予測通りになってますねっていうことなのかなと思いますね。
僕も去年はそういう日本語の歌が世界に広がり始めた年として振り返られるんじゃないかみたいな記事を書いたんですけども、去年からこの流れ見えてましたからね。実際その日本人アーティストの10万人規模、20万人規模のワールドツアーが決まってましたし、そこには藤井和さんが50万人規模みたいなのも出てきていて、XGも40万人規模でしたけども、やっぱりそれぐらいの日本人アーティストが海外での規模のツアーをできるようになっている。
これは本当にいい流れだと思いますね。しかもそこに来て、ちゃんと音楽業界も今までCD編長だった反省から音楽業界自体が5つの団体が一緒になってセーパーを設立してミュージックアワーズジャパンを今年始めたということで。
これはね、やっぱりその日本人初っていうのがやっぱりポンポンポンと出ると、やっぱり今まで日本人アーティストが世界に通用しなかったっていうのはやっぱり目の当たりにしてきた我々世代からすると、今回たまたまなんじゃないのっていうふうに思っちゃう方も出て、
日本ニュースのコメント欄とかそういうコメントが出てくるのはわかるんですけれども、今回は違うと思いますね。明らかに大きな流れになっている気がします。
当然、一昔前にはキャリーパンパンさんとかパフュームとかもうまくいってたじゃんとか、トデマオックとか頑張ってるところあるよねってなるんですけど、
だんだんね、やっぱり端末じゃなくて、日本音楽業界全体の意識が明らかに変わってきたと思うんですよね。これは本当、今までCD編長すぎたのがようやくその最新が普及してきて、
やっぱり視線がみんな世界を見るようになってきた。特にCDの売上げの減った分を埋めようと思ったら海外は水やるわけないっていうところも大きいんだと思いますけれども、
相当ね、本当に変わってくると思いますね。今はやっぱり日本人初のニュースっていうのはたくさん出続けると思いますけど、
音楽業界の変革
たぶんね、日本人初の規模がまだ大きいのは待ってますからね。それこそグラミーを取るって明言してるというか、千葉由紀さんとかXGとかいますけど、
それこそこちらみたいなフェスのステージに出るだけじゃなくて、それこそヘッドライナーとかビルボードチャートの上位とかっていうのが見えてくるといいなーっていう話なんですけど、
たぶんね、3年前にそれ言ってたら誰も信じてくれなかったと思うんですけど、かなり具体的に見えるレベルまで来てるんじゃないかなと思ったので、ちょっと記事としてまとめてみました。
はい、ということでこちらのチャンネルは、年ための明るい未来を応援するべく、年ためのSNS活用や推し活の進化を感じるニュースを紹介していきたいなと思っております。
他にもこんな話してますよって方がおられましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
今日もありがとうございます。
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