1. 目からウロコの理科ラジオ #めかラジ
  2. #84 科学の色々な“ゼロ”〜科学..
2025-12-10 34:16

#84 科学の色々な“ゼロ”〜科学系ポッドキャストの日

今回は「科学系ポッドキャストの日」12月の企画に参加します。テーマは「ゼロ」。ホスト役は「技術者かねまるのプラントライフ」さんです。

プレイリストはこちらから

https://open.spotify.com/playlist/0VXcho1KfS79fEPn0frZ5Z

ホスト役「技術者かねまるのプラントライフ」さんはこちらから

https://open.spotify.com/show/4YLUGddgxbE2ipMBHFYIIX


<ハイライト>

0点のある世界

PCRのゼロ点「ブランクの確認」

微生物学の「ゼロ成長」

化学分析の「ゼロ点補正」

風袋処理とは


<参照>

入門者のためのPCR原理(タカラバイオ株式会社)

https://blog.takara-bio.co.jp/PCR/pcr_genri


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科学の話を楽しむ仲間が集まるオンラインコミュニティ『理系とーくラボ』の詳細はこちら

⁠⁠https://community.camp-fire.jp/projects/view/269163⁠⁠

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【HP】 https://carnelian-jellyfish-c1b.notion.site/e23df6041eaa4bc1bca0e8c497374bf4

【note】https://note.com/tokuo_no_oto

【Twitter】 https://twitter.com/tokuo_no_oto

【お便り】https://forms.gle/CaQyJQFwq8GpAr8i9

または各メディアのコメント欄からお送りください。

待ってます〜


#科学系ポッドキャスト

#理系

#めかラジ

#科学系ポッドキャストの日

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<使用BGM>


オープニング「Cassette Tape Dream」

しゃろうさま

http://dova-s.jp/bgm/play13982.html


ジングル「Turn the Switch On」

Keido Hondaさま

https://dova-s.jp/_mobile/bgm/play17955.html


ジングル「Rave the Machine」

Anonyment さま

https://dova-s.jp/_mobile/bgm/play14531.html


エンディング「You and Me」

しゃろうさま

http://dova-s.jp/bgm/play13806.html

サマリー

このエピソードでは、テストでのゼロ点の体験やカンニングについて議論されています。また、PCR検査におけるポジティブコントロールとネガティブコントロールの重要性についても触れられています。ゼロ成長という言葉の意味とその背景が探られ、特に微生物学におけるゼロ成長の概念や、ゼロ点補正が科学実験において果たす重要な役割について議論されています。科学とゼロに関連する様々なトピックについても議論があり、測定方法や補正に関する詳細が共有されています。

ゼロ点の体験
目からウロコの理科ラジオ 。。。
めかラジオです。
こんにちは、目からウロコの理科ラジオ、通称めかラジオをお送りします。
パーソナリティーは、アニメでそういうシーンがあるけど、
テストの点数の0点ってどうすれば取れるんですかね、と思っているカリウムと、
テストでゼロが2つ並んだ点数を取るのって、本当に大変だよなーって思っている日野由比恵と、
試験中のカンニングは許さん細胞です。
よろしくお願いします。
このラジオは、理系の話題が好きな人が集まるオンラインコミュニティ
理系トークラボの3人が身近にある科学、科学の時事ネタ、
歴史上の出来事を科学で読み解体する番組です。
ということで、今回のオープニングトークはゼロの話とか、
テストの点数の話とか、カンニング許さんはそれは当然でしょうというところなんですけど、
でも、たまにテキストを持ち込みでいいからというテストもありますよね。
そうですね、僕の方は許さないんですけど、
最近ほら、パソコンで試験を受けるのが流行ってて、
僕の授業は紙じゃなくて、パソコンを持ってきてテストを受けるんですけど、
パソコンのプログラムで他のアプリとか、
ウィンドウを開けないようにしてテストを受けさせるんですけど、
どうやらやっぱりいるんですよね、そういうハッキングが得意なやつがいて、
そのソフトを使いながらでも別のウィンドウを開けるようにする、
何かを開発するやつがいるんですよ、やっぱり世の中には。
まあ、いるかもね。
でもなんかそれが流行ってるらしくて、アメリカ中で、
世界中でなのかな、流行ってるらしくて、
だからもうちょっとね、せっかくパソコンでできるとやっぱり楽なんですよ、
こっちも採点するのが。
そうですね。
だからせっかく楽になってきたのに、楽になったらネットで弊害があるんだなっていうので、
頑張ってカンニングをしないように頑張ってテスト中に見張っているんです。
大変です。
なんかそのAIに問題を投げ込んで、帰ってきたやつをそのままコピペするやつとかいるとかね、
論文なんかでね、そういう話。論文っていうのが卒論ぐらいのレベルの話だったのかな、
よく分かんないんだけど、テストとかそういうので。
レポートとか。
で、結局そのAIで答えてくるから、本人に直接聞いたら、
シュドロモトルの返事しかできないからこいつやっぱりダメじゃんみたいな話とかね、
ツイッターで見ることありますけど。
そうですよね。
あかんよね。
何しに大学来てんのってコピペするために来てんじゃねーだろ。
ネットで調べれることだったらね、別に大学に来なくていいじゃんって話になっちゃうんで、
なんでね、テスト受けてせっかく大学入ったんでそれかよみたいな感じはちょっとありますけど。
ねー、なかなかね、難しいよね。
はい、悩んでおります。日々。
はい。
いえいさんは、ゼロが2つ並んでるって言ったら100点かなってとこなんですけど、
満点で取るのがやっぱり難しいよねって。
難しいですね。
あと1も当たりもつかない。
うん。
なんでこんなペタの間違いしたんだろうとか。
ありますよね、本当にすごいところはね。
後から考えると、いやこんなところでみたいな感じは。
そうなんですよね。
やっぱちょっとその辺が難しいところではあると思います。
はい。
で、私はですね、なんかそののび太君なりかつお君がね、テストで0点。
かつおは0点はなかったかもしれないけど、のび太は要は0点を持ってきてたような気がするので、
0点ってどうすれば0点になるんだって、何も書かなかったのかと思ったりするんですよね。
何も書かない、何も当てず全部当てずっぽうで適当とかですね。
カンニングの影響
でもそれ僕聞いた時は、カンニングしたら0点にするなって思ってこれを思いついたんですよ。
あーなるほど。
そうそうそうそう。
お前これカンニングだ、東大のやつと同じやんかみたいな。
そうそうそうそう。
そしたらもう書いたとしても0点になるパターンですね。
のび太の伝説の回答あるじゃないですか、丸が2個ぐらいついてるのに0点になってるっていう、見たことありません?
丸がついてるのに0点、どういうことだろう。
なんか多分、あれがもしかしたら誰かが改ざんした映像を見てるのかもしれないですけど、
漫画の一コマであるっぽくて、本当にあるのかファンが改善したのかわかんないですけど、改善したのかわかんないですけど。
あーそうね。
そういうシーンがあるらしくて、もしかしたらのび太はカンニングするようなやつじゃないかと思います。
カンニングしたら丸がついてるのに0点になるのかなと。
でも実際見たことありますよ。
確か?
え、ほんとに?
0点?
0点。
ほんとになんか、工場高校時代なんで、本当に勉強ができない下の方の人たち、
なんか鼻から諦めてるんで、もう書かなかったりするんですよ、適当にしたりとか。
語群とかつけてたりするんですけど、それを本当に適当で1つも当たらなくてとか、
当たってもいくつかだから10点以下みたいな。
一桁の世界。
あるね。標準偏差値の左側の世界は?
左側の世界ね。
うーん。
そうか。確かにそこの世界、私よく知らんな。
工業高校もね、やる気があれば大学への道もあるっていう話は聞いたことあるんだけど。
あります。後線もあります。
後線は特にあるかなと思うんだけど。
工業高校、私、大学、大学じゃない、今の職場の同期に入った人が私よりもうちょっと年上の方なんですけど、
その人は上位9位以内だと一流企業への就職の推薦がもらえるって。
で、あと上位9位以内だとその大学、国立系の工業高校じゃなくて工業大学、工業研大学への推薦枠がもらえるっていう話があってねっていうのを聞いたことがあるんで。
だから、目指せばいけるんだけど、もう大学なんてとんでもない、高校だってギリギリ出れりゃいいみたいなっていう人もいるでしょうから。
そうですね。私のいた学科なんかは学校の中で一番頭悪かったので、入学式一クラス40人だったのに、一学科40人なんですけど、卒業式25?6?くらいまで減ってて、
他のクラスほぼ減ってないんで、席の一番後ろが綺麗に並んでる中、一気にガクッて奥の方になるっていう、なんか面白い光景が見れました。
えっと、それは進級できないじゃなくて、もう辞めちゃった?
進級できなくて、辞めちゃいました。20人くらい。
ああ、そういうことなんですね。進級できないならもういいやみたいなことになっちゃって辞めたのか。
あそこ不良もいた気がするんですけど。
あの、窓ガラス叩いて割ったやつですか?
うーん、だいたい今時タバコですね。
タバコね。タバコはね、それは法律違反ですから。
学校でスイガラ見つかってとか、そういう。
どうして学校の管理の範囲内でやるのかなって気はしますけどね。学校の外ならばれないだろうにまだ。
っていうふうに思いますけども、そうか。ゼロ点のある世界があったか?
あります。
あったか。
あります。
はい、まあそういうことで今回の目から尋問、ぜひ最後までお楽しみください。
今回は科学系ポッドキャストの日、12月の企画に参加します。
テーマは数字のゼロ。ホスト役はプラントライフさんです。
なんでゼロの話を今回ちょっとしました。
スポッティファイにてこの科学系ポッドキャストの日企画に参加される番組のプレイリストが作成されています。
番組の概要欄にリンクをつけておきますので、他のポッド番組も聞いてみてください。
面白かったらぜひTwitter、今のXなどでハッシュタグ、科学系ポッドキャストの日をつけてご感想投稿してください。
皆さんのコメントで科学系ポッドキャストを盛り上げていきましょう。
テーマは数字のゼロということで、ホスト役の方から例えば絶対温度のゼロ度とかゼログラビティとかゼロサイズとか
カウントダウンゼロのこととか、そういうのが例として挙げていました。
私らメカラジの方ではこれはと思うゼロの話を3人で持ち上げることにしました。
私が紹介するのはPCRのポジコンネガコン密の確認のことかなと思いました。
仕事でPCRをやったりするので。PCRについてはコロナの時にいろいろ話題にもなって有名になったと思うんですけれども、
ある特定の遺伝子が入っているか否かを判定する検査方法ということで基本的なところでいいかなと思うんですけれども、
今年PCRの検査をしていてちょっとつまずいたことがありまして、
とある遺伝子開閉の鶏でも既に陽性と陰性の判定が出ているものについて、
数ヶ月たった後に再検査するようにという先生から指示があって、
新しく採決をしてPCRをかけようとしたんですけれども、
プライマーという薬品を使用するんですが、
業者から業者にこういう方のプライマーを作ってくださいって注文すると納品されるんですけど、
それ濃度が高いんでそのまま使えないもので、
使用する濃度に希釈した状態のプライマーっていうのを手元に持ってたんですが、
使い切ってしまいまして、プライマーの原液を管理しているのが学生さんなんで、
その学生さんにその原液を出してもらうと思ったんですけど、
就職活動中でしたね、その頃。なかなか学生さんが捕まらないから、
確かこうやって教えてもらったあの名前のやつだよなと思って、
自分で指定された場所のボックスの中探して見つかって、
それを使ったんですけど、全然違う結果が出てしまいましてね。
でもその時、プライマーが合っていると思っているので、
プライマーは問題ないだろう、他のところがまずいんじゃないかなって。
なんかポジコンちゃんと出ないしなとか、
あともう一回今度やってみたら全部陽性になっちゃったりとかして、
もう何のこっちゃこれはとか。
PCRを測定するときって必ずその遺伝子が入っているサンプルを
ポジティブコントロールって呼んで、それを必ず入れることになっています。
その遺伝子を持っていない方の、特定の遺伝子が入っていない方の遺伝子のセットですね。
それを入れるのはネガティブコントロールっていってない方の比較対象として入れて、
あとサンプルの遺伝子、わしらでいうと血液を使うんですけどね。
血液から出してきた遺伝子なんですけども、
血液のものを使わないで水を代わりに入れて、
そうすると検査薬そのものがコンタミがないことが証明できるので水を入れるという、
その3個を必ず検査のときに入れるんですけど、
それでそういうおかしな結果が出るまでどこかで何かが混じってしまったとコンタミって言うんですけど、
何でコンタミしたのかなっていろいろ条件を変えてやってみたら、
結論はプライマーの原液が違いましたという、もうどうしようもない結果だったという。
PCRとコントロール
その水がミリキュウっていう純水、
もともと栄養効果水をさらに6日かけたのがミリキュウっていう水なんですけど、
それがちゃんとできてないかもしれないとか、
ピペットを使うんだけどそのピペットのチップは使い捨てなんで、
ピペットをチップって使う前にオートクレーブかけるんで、
オートクレーブがちゃんとなってないか、もしくはチップ入れるボックスがきれいじゃないような気がするなとか、
ピペット本体にもしかしたらちょっと何かしらの液が入ってそれで汚れがあるんじゃないかとか、
実験机があんまり、よりもクリーンベンチとかいいのかなとかっていろいろ試してみて、
うまくいかないもんで、学生さんに原液これじゃなかったっけって言ったら、
え、それじゃないですよなんて言われちゃって、
それかい、プライマーの問題かいって、
私の1ヶ月何だったんだみたいな感じで、
結局そんな正しいプライマー渡されてやったら、結果ちゃんと出ましたよ最初と同じ、
一番最初に検査した時と同じ結果が出て、プライマーだったよって。
まあそんなことがちょっとあったりしたんですけど、
結局その何もない正しい混沌が何もない状態っていうのを確認するのが、
あの一番大事だよなっていうところをいろいろ条件変えてどんどん尽くしてみたんだけど、
ちっとも出なかったという、そこじゃなかったって、
そこは問題なかったっていうのがまあ結論でいいのかなと思うんですけど。
笑えない。怖すぎる。
ブランクってね、あの化学の分析なんかでブランク測定を必ず入れて、
まずブランクで何もないことを確認するっていうのがPCRだと、
ポジティブ、ネガティブのコントロールと水を確認するっていう、
まあそうこの話ですよねという、いうような話でございました。
なんか参照になったらいいんですけど、わかった今のでって。
プライマーはあれですよね、PCRの工程中で一回DNAを分離した後に、
その分離した型側に合う設計図のことで知った?
うん。
合ってた。よかった。
詳しいところは細胞さんの方が多分知ってる。PCRのいろいろは。
私は作業方法でいろいろ習ったもんなんで、
ちゃんと自分で本読んだりっていうのは、もちろんその後やりましたけどね。
でやったんだけど、結局その遺伝子のそのTCDAだっけの型、
あれが特定の遺伝子には特定のちゃんと決まった並びがあるんで、
それがあるかないかっていうのを型がプライマーっていうことで、
必要な部分だけをそのプライマーの中に用意しているんで、
その型があるものはサンプルの中のその遺伝子の部分だけどんどん増えていくっていう、
そういうのでどんどん特定の遺伝子だけ増やしていくから、
最終的にそのサンプルには特定の遺伝子がある、ないっていうのが判別できるっていうやつなのに、
型が間違ってたら増えようがないよねという。
悲しかった。
怖い話だ。
なんで学生さんが特定の遺伝子のプライマーについて管理しているっていうのは、
先生が管理してくれたら、先生はなんだかんだ捕まえられるからいいんだけど、
学生さんはそうやっていないこととか結構あったりするから、
私ら技術職員にはちょっと不安定だなと思うところであります。
ちなみにその正しいプライマーの原液はもう私の手元にあるので、今後は問題ありません。
それラベルちゃんと書いてなかったんですか?
ラベル書いてあるんですけど、違う名前で教えられてたからしょうがない。
違う名前で教えられてたからその名前で探して見つけた原液は違うやつでしたって結局。
こっちの名前のやつなんですよって後から言われてる。
大丈夫かな?心配になる環境だな。
ね、ということがありました。
では細胞さんお願いします。
私は今日ゼロ成長という言葉を取り上げます。
ゼロ成長というと結構ゼロ成長スペース意味って調べるとネットでも経済学の方の言葉が出てくるんですよね。
主に生産、消費、輸出入、人口などの規模が前年度と変わらないか、または減少、縮小傾向にあることを経済学のゼロ成長という言葉はこれを意味するそうですし、
一般の人も景気が止まるとか人口が増えないなんて社会の話を思い浮かべるのではないでしょうか。
微生物学でゼロ成長と言いますと細菌が増えるか増えないかを示す言葉に使われることがあります。
どういう意味になるのかというと細菌の増殖が止まって増殖率がゼロになった、もしくはゼロに近い状態のことですね。
これが何で異常なのかというと細菌は普通栄養があれば増え続けます。
しかし薬を加えたり環境を変えたりするとまるで成長のスイッチが切れたように動きが止まることがあります。
これがゼロ成長ですね。
僕の研究でもある薬剤を使うと細菌が死ぬわけではないのに増えなくなる現象が見られます。
ゼロ点補正の重要性
専門用語で言うとこの状態を細菌の増殖を静かに抑えつける静菌作用、静かな細菌の菌で静菌作用と呼びます。
薬剤によって細菌が死滅して減るのか、それともただ細菌の増殖が止まっているのかで治療の考え方が変わるので、薬の効き方を評価するときにとても重要です。
まあ使ったことないんですけど。
え?
ゼロ成長って言葉は別に使ったことはないんですが。
あーそっちを見つける人?
なんかないかなーと思ってちょっと調べてみたら、ゼロ成長ってこういう意味で使われたりするんだなっていうのを僕も勉強になりました。
僕はこの言葉を使ったことは別にありません。微生物学で。
なんかその栄養があれば増え続けるっていう話ですけど、増えなくてもそのまましておけばそのうち細菌って死にそうなんですけど、増えるのと死ぬのと同じ時も数は増えないような感じがするんだけど。
それは別ですね。その状態は増殖定常期って言って、あの栄養をもうほぼ使い切った時に見られる状態ですね。
で、まあ僕がここで言ってる増え方が止まって増殖がゼロに近いっていうのは、薬剤を使って細菌の増殖を抑えている状態。増えないし死にもしないみたいな。
多分一定量死んではいるんでしょうけど。増えもしないけど死にもしないみたいな状態のことをゼロ成長って呼んでますね。
並行状態というのとはまた別よということですね。
並行状態はさっきの定常期のカリウムさんがおっしゃってた死ぬやつがいて増えるやつがいて死ぬやつがいて増えるやつがいてっていう並行状態の、そっちの方が並行状態に近いのかなと思います。
増殖率はゼロに近い。
精菌、静かな菌なんだね、これって。
なんかあの、制限の性の方でもいけるのかなと思ったけど、静かな方の感じですかね。
静かな菌です。
で、まあどう治療の考え方が変わるかというと、精菌作用って細菌が死んでないので薬を取らないと普通に細菌がまた増殖し始めちゃうんですよね。
そんなので、比較的精菌作用の、精菌作用を持つ薬を使うと投与期間が長くなるのか、これはわかんないな。
僕、医者じゃないから、長くなるんじゃないのかなと思います。
なんか、細菌が増殖を抑えるという、あれワクチンの話だったかな。
思い出せないな。インフルエンザのワクチンかな。
薬か、薬の方だな多分。インフルエンザの薬を飲むことでインフルエンザウイルスが急激に増えるのを抑える。
で、あとは体の免疫の方が活性化して死滅させていくっていうのは、そういうような話とかなかったかな。
インフルエンザに対するドラッグは、タミフルなんで、タミフルはまさしく、精菌作用じゃないんですよね。
正しくはウイルスなんで、ウイルスと細菌が違っているので、
抗ウイルス薬としてタミフルの作用基準っていうのは、ウイルスが細胞から離れるのを阻害するんで、
細胞の中に留まったままになるんですよウイルスが。出てこないんです。
出てきて次の細胞に感染するっていう感染サイクルの一部を完全に止めちゃうんですね。
細菌の中にスタックして。
そういう風なやつなんですね。
ウイルスが広がれないので、広がれなくなっているうちに免疫細胞が、ウイルスに感染した細胞を除去する免疫細胞が来て、除去していくよっていう感じのメカニズムになっているはずです。
そういうことなんだね。増殖を抑えるって話っていうのはそういう風な話なんですね。
ウイルスだったり細菌の増殖を抑えている間に免疫が除去してくれるのを期待するという感じになるのかなと思います。
なるほど。
ゼロ成長。成長っていうと増えていくっていうイメージがあって、そこにゼロを入れると増えていくのがゼロになりますよっていうね、ちょっと不思議な言葉なのかなっていうふうに思っております。
面白かったです。ありがとうございました。
あと、ひえさんお願いします。
私はゼロ点補正について取り上げたいと思います。
ゼロ点補正、これよく使うのはキッチンスケールですね。
何か小麦粉とかを測るときに器を乗せた状態でその小麦粉を乗せると計算が大変なので、このゼロ点のところをポチッと押してゼロにしてから、お小麦粉なり何なり入れるとそれの測りたいものだけ測れるっていう、大変便利なお菓子作りで本当に便利な機能なんですけど。
あれ、テアーってやつですっけ?
テアー?
ボタンにテアー、テアーとオンとオフってボタンがあった気がする。
メーカーによって違います。
多分合ってるんじゃないかな。
多分Tだと思います。
テアーって何て言うんだろう、総称だったはず、ゼロ合わせするっていうことの英語だったと思います。
メーカーによってボタンに書いてあるかどうかは。
でも意味としては、テアーでゼロ合わせって意味になるはず。
なぜなら、うちの微量天秤とかにも書いてあるんで。
テアーが。
そうなんだ。
違うのかな。ちょっと待ってよ。調べてみますね。すみません。
正直、ゼロ点合わせするんですけど、表記は全く気にしたことなくて、ここ押せばいいってだけなんで。
ちょっと後で見てみるとして。
この機能、科学の世界、もっと重要な意味で使われていたりします。
例えば、さっき今、佐藤さんが自分のラボにある微量天秤ってあるって話をしてましたが、
こういう微量天秤、精密天秤はなんと0.1ミリグラムまで分かれるんですよね。
0.1ミリグラムは、1グラムの表記の下に0.00000が5個並んでます。とんでもないですね。
そんなとんでもないものなので、薬方針の重量もちゃんと測れますし、
天秤の上で息を吹きかけると思いっきり数字が変わります。
近くの机に体重をかけるだけで重さが変わります。
それぐらい精密なので、上に空気をさまたげるものがあるんですけど、
それを囲った後の重量をゼロ点として測定をします。
そうじゃないとその測定結果、ちゃんと正しいかどうかわからないので、
っていう感じで使われていたりします。
他にも、小学校だったり中学校の実験でよく使うのかな、出てくるPHK。
あれも実際に測定する直前に専用の標準容域を使って構成をします。
ちゃんとPHを測れますよっていう状態にすることを、これもゼロ点補正と言います。
こういう感じに科学の世界では測定機器を使用する前に、
基準となる値をきちんと正してから測定をします。
この動作をしないと、その測定値にどれくらい誤差が含まれているかというのがわからなくなります。
一応機器ごとにどれくらい誤差があるっていうのは表記されているんですが、
誤差になってしまう恐れがあるので、この動作はすごい大事な操作です。
測定の精度とその影響
ちょっとずれた例えなんですけど、分かりやすく言うと、
友達とか家族の間で、最近体重増えちゃって今何キロなんだよね、みたいな話をしているとき、
その体重の測ったタイミングだったり、測ったときの着てる服の枚数、種類だったり、
タイミングの話ですが、直前にどれくらい水分を摂ったか、食事をしたか、
どれくらい時間経ったかで全然体重の値が変わってくるので、
それが全然正確じゃないよねっていう感じですね。
なんだかな、風呂入る前と風呂入っただけでも、体重というよりは体脂肪系の方が割と変わるって話を聞いたことがある。
体重も変わります。
変わると思います。それは水分を摂ったっていうのがあるなしでも変わると思うんだけど、
体脂肪系の方が結局電気の通り具合を見てるから、濡れたことによってどっちになるんだ、通りやすいかどうにかですかね。
なんで結構体脂肪の率が変わるっていう話を聞いたことがあるねっていうところだと思います。
PHメーターの話をさっきされてたけど、標準液、正確にやりたかった標準液を2種類使う。
さっさとやりたいときは1個使うみたいな話を、なんか昔やったような気がするんで。
だいたい4点いくつの7点いくつのPHのやつを2回か3回往復して、交互に測定して、ちゃんと合ってるかっていうのはやりますね。
それでね、温度でも変わったりするから、実際のところはその標準液で測ったときに温度がちょっと高いときとちょっと低いときではPHの値、
実際のところPHの値っていうのはPHそのものっていうよりは電気の通り具合で見てるんで、あれも。
変わるからそこも交流した上で構成をかけて実際サンプルを測るみたいなことをやったんだよね。
その場の環境にも交流して合わせて測定するためにって感じですね。環境条件大事。
さっき、テアの話はね、あれ、風体処理って言われてるね、日本語では。
風体処理。
風体というのは風の袋って書いて風体処理って言い方は確かしたと思います。
だからゼロ点補正っていうのとまたちょっと違うんだよね、多分あれは。
テアの作業自体は。ゼロ点って言うと本当ゼロが電気で言うと何アンペアだとかっていうのを調べてて、
風体処理って言うと実際に使う、例えば薬法紙もそうだし、さっきキッチンスケールで言ったらボールですね。
その重さを、それを乗せてまだ実際に測りたい液体なり粉を入れる前の状態をゼロにした上でっていう時に使うのが風体処理のテアボタンですね。
そうするとだからボールに入っている粉の量だけを測るっていう時はその方が計算。
わざわざそのボールが空の時とボールに粉を入れた時っていう2つの値を調べる必要がないから、1回で調べられるからね、その方が。
っていうのがティーのボタンですね。
テアも風体も両方とも初めて聞いたんで。
一応そういう言葉が。
一応分析のお仕事やってたんで、ちょっとだけその辺が余計に口を出しました。
私も分析系の学校を経てるはずなんだけども。あれ?
まあその辺はね、いろいろ。私の方が情報としては古いと思うけど、20年くらいやってます。
最近の2年とはちょっと情報があれかもしれません。
ということでゼロのお話でございました。お二人ありがとうございました。
理系トークラボの紹介
はい、ここで理系トークラボのCMです。
科学の話ができる話し相手が欲しいけど家族は付き合ってくれないし、職場で話し合うような人もなかなかいないなぁなんて思ったことはありませんか?
他に、大学院に進学したはいいけれど、ドクターまで上がったりするともう同期ほとんどいませんわって。
先生はいるけどね、そんないろいろ気軽に喋れるような私でもないし、ちょっと孤独感がある。
なんていう方、オンラインコミュニティの理系トークラボいかがでしょうか。
クラウドファンディングのキャンプファイヤーから加入することができます。詳しくは概要欄のリンクをご覧ください。
この番組では、あなたのお便りを募集しています。
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番組アカウントはすべて小文字で、
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番組の感想や日常についてのお便り、これどう思いますか?などの普通のお便りもお待ちしております。
お気軽に投稿してください。
ということで、今回のメカラジオはここまでです。
お聞きくださりありがとうございました。
お相手は、理系トークラボラジオ部、メカラジオ部のひのえひえと、
さいぼうと、
かりゅうむでした。
さようなら。
さようなら。
次回もお楽しみに。
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