目からウロコの理科ラジオ #めかラジです。
こんにちは、目からウロコの理科ラジオ、通称めかラジオをお送りします。
パーソナリティは、1ヶ月経っても薬を使うタイミングが変えられないカリウムと、
なぜか薬が若干足りなくなっていて、首をかすげている火の兵と、
今のところ薬には頼っていない細胞です。
よろしくお願いします。
このラジオは、科学の話題が好きな人が集まるオンラインコミュニティ
理系トークラボの、科学の現場に身を置く3人が身近にある科学、
科学の理事ネタ、歴史上の出来事を科学で読み取りたいする番組です。
ということで、オープニングトークは、薬の話をもう一回書いてみたカリウムですが、
これ、収録前回の、前回というか今回82回を収録しているのですが、
82回と81回が同じ日にやっていまして、それより前になると80回、
この時から1ヶ月経っている状態で、今回収録をしております。
その時に、薬を使うタイミングが間違っているという薬局に言われたんだけど、
という話をしたので、今回1ヶ月経ったけど、いまだに薬を使うタイミングを
変更しきれていないなというふうに、ちょっと反省しております。
この後、本題のほうでも、ちょっと科学薬費の話をするから、
ちょうどいいかなというところでございます。
ひえさんは、薬が若干足りないなということですね。
そうですね。きっかり次の全員までもらっていたはずなのに、
1シート分ぐらい足りなくて、1シートにも満たないぐらい若干量足りなくて、
あれ?薬した?いや、でも、ん?みたいな。
どこ行ったんだろう?ってちょっと首をかしげて探しても見当たらないです。
最近ちょっとお供えの旅行とかで、その時に持って行って、
鞄の中に残っちゃってるとか、そういうことではない。
ありそうですけど、でも、ポーチに入れて持って行って、
そのポーチは目の前にあるから、それも考えにくいし、
その前もきっかりしか持って行ってないから、よっぽどないよな。
で、ちょいちょい飲み忘れてるから、逆に余るはずなのに、なんで余ってないんだろうな。
謎?っていう?
そうですね。足りないっていうと、飲みすぎてるか、どっかなくしちゃってるかどっちかでしょうから、
余るはね、忘れて余るっていうのはよくあるなと私も思うんで。
早めに次のお薬を手配しないといけないところかな。
あと1週間なんで、ちょっと足りなくてもいいかな。
あとこの当日思いっきり飲み忘れたんで、それで余裕ができちゃった。
まあね、1、2回飲むのを忘れても、影響が出るものでもないんだったら、
そこはあんまし不深刻に考えることもないかなとは思います。
そうですよね。はい。
細胞さん、とりあえず今のところ薬はありませんと、常用の薬はありませんということですね。
正直言ったことに、今のところは、いつから始まることやらっていう感じではあるんです。
今度ね、私、来週だったかな、人間ドッグあるから何も言われなきゃいけないと思っておるんですけど。
僕も今回、人間ドッグじゃないですけど、ちょっと検査にできたんですけど、
そうですね、コレステロールと血糖値が危ないよって言われただけで、
今のところ別に問題ないから、このまま経過観察ということになったので、
何とか食べ過ぎず、健康的に過ごして、薬に頼らず頑張りたいなと。
来年もこの方向ができるように頑張りたいと思います。
はい、健康なのは良いことです。
ということで、今回のメカラジもぜひ最後までお楽しみください。
その場合は正午ごろとか7時ごろじゃなくてもっと早めに白い煙が出るという、そういう形をとっているそうです。
これを調べてみないとなかなかそこまで分からないなというところでした。
投票の話をしましたけれども、煙の色ですよ。
煙の色、白か黒かと言われますけれども、どうやってその煙の色を変えているんだろうなというところが気になったので今回ちょっとここで取り上げてみました。
煙の色というのは基本的には完全燃焼すると水蒸気と二酸化炭素がメインになるので白くなります。
不完全燃焼だと二酸化炭素にならなかった炭素がススになって黒い粉が出るので。
それ以外にも出るものは煙の中に入っていて、これ色関係ないところで言うと一酸化炭素とかそういう有毒ガスなんかも含まれますね。
これが煙の色の基本なところです。
スーパーセンタイモとかで煙がドーンと後ろで出るやつ、あれは色はちゃんとわざわざつけていますね。
赤いのとか青いのとか緑のとか色んな煙が出たりしますが、あれはわざわざ色をつけているはずです。
他のものを一緒に混ぜればそれぐらいの色が出るというところです。
コンクラブの煙を白と黒どうやって作っていたかというと、
過去は投票した後の投票用紙も使い終わったやつですね。
それに乾燥した藁か濡れた藁かを使い分けることによって白と黒を作っていたそうですよ。
濡れている藁の方が燃えにくいから黒っぽくなるのかなというところなんですけれども、
燃やす材料は同じだからね、ちょっとそこは分かりにくいかなという感じがしますね。
濡れた藁か乾燥した藁かだけで区別つけるとなると、ちょっと分かりにくい。
なのであれは何色なんだというふうに物議を出したことが何回か過去にあったそうです。
なので白と黒の判別をつけやすいように2005年ぐらいから化学薬品を一緒に混ぜて、
それで色を明確に分けるようにしたそうです。
これを分けるための何を混ぜているかというのを最初自力でネットで調べてみたんですけれども、
逆を書いている人がいたもので、AとBを使っていますというのを、
Aを使うと白でBを使うと黒というのを逆に書いているとかに対して結局正義、
実際のところよく分からなくなってしまったので、うちの大学の図書館の人に聞いてみました。
そしたら一応公式が出しているところと、
あと日本大百科全書ニッポニカというところにもその説明が載っているからというので印刷してもらって判別しました。
白い煙に使っているものはエンソサンカリウムとニュートーとマツヤニもしくはロジンと書いているところもあります。
黒い煙に使っているのはカエンソサンカリウムとアントラセンとイオだそうです。
正確なところの文章をお知りになりたい方は概要欄につけておきますので、そちらをご覧になってください。
バチカン通信、英語で言うとバチカンというものかな、発音。
バチカンインフォーメーションサービスというところにサイトに載っていました。
こうやって化学物質がいろいろ書いてあったので、化学物質それぞれがどんな風な物質でどういう風な使い方をするものかというのをちょっといろいろ調べてみたらこれでそれなりのネタいないかなと思ったので。
カエンソサンカリウムとエンソサンカリウム、それぞれ白い煙と黒い煙で使っているようなんですけれども、それぞれいわゆる酸化剤ですね。
カエンソ酸の方がより強力な酸化剤で、カエンソサンカリウムって花火とかの酸化剤としても使われています。
一般家庭用に売られている手持ちの花火ってあれ火つけて火花がバチバチ出ている状態で、水の入ったバケツにそのまま突っ込んでも消えないんですよね。
それって酸化剤が入っているおかげで、酸素がそのところからどんどん供給されるから火が消えないという理屈なんで、酸化剤ってそういう仕組みのものです。
それから松柳。松柳はいわゆる松の樹脂ですね。
松の表側の皮のところを傷つけると液体がちょっと染み出てきた状態になって、放っておくと乾きます。
液体とか乾いた個体とかを集めて作ります。
出し方っていうと漆とかゴムとかも大体同じような手法だと思うんですけど、木の表面を傷つけるっていうところがね。
露針っていうのは今回ちょっと調べてて初めて出てきた言葉だったんで、もうちょっと調べてみると露針っていうのは松柳からホコリとかチリとか精油油成分もあったりするので、
あと水とか抜いて固めた黄色から褐色のガラス状の固形物です。
この油成分っていうのはテレピン油っていうのはどっちで読むのかな。
主にアルファピネンっていう物質でできてます。ピネンっていうのは松の香りの成分だそうです。
ピネンっていう名前自体は松の英語がパインですか。
まずパインから来ている名前でアルファピネンっていう物質ですね。
露針の固体成分であるこの露針、主成分はアビエチン酸っていう物質、あとそれの異生体でできているものです。
構造式が書いてあるんですけども、六角のものと上向きだとか、上向きのあれがついてたりとか、HとOHがぐりぐりぐりぐりくっついたりとか説明しづらいので、
これも参考資料のリンク付けときますので見てください。
松柳自体は何に使われているかというと、私がイメージしやすいのはヴァイオリンの弓の毛に塗ってます。
これによって摩擦が上がることでヴァイオリンの音が長く響きやすくなる。
あと、前に中性子の作り方の話を、紙の材料とか作り方とかって話をしたときに、サイズ材っていう言葉を出したんですけども、この精子を紙を作るときに作るサイズ材に松柳が使われてたり、
あとは陰気の材料とかにも使われているようです。
あとロジンっていう言葉でちょっとピンときた人いたかもしれないですが、野球の投手がロジンバッグっていうのを使っているのをご存知でしょうか。
白い粉の入った白い袋みたいな形で、投手の足元とかにポイって置いてたりすることが多いんですけど、
あのロジンとは実はちょっと関係がない。
ロジンバッグの主成分は炭酸マグネシウムだそうです。
若干のロジンは入っているみたいですけども、ロジンを直接指なりにやったりすると、皮膚に対してはあんまり良い影響がないらしいので、
だからロジンがいっぱい入っているからロジンバッグっていうわけではないようですね。
松柳はよくピッチャーを指に塗って、指へのかかりを良くして、変化球が曲がりやすかったりストレートが伸びるようになったりっていう、
違反アイテムとして松柳って多分出てくると思うので、それがロジンと呼ばれているのは結構皮肉で面白いなってちょっと思いました。
たぶん元々はそうだったかもしれないですけど、今は主成分炭酸マグネシウムだそうですよ、ロジンバッグについては。
ルール違反の指につけるロジンの方が信頼すぎる。松柳かもしれない。
摩擦を作るっていう意味では良いと思うんですけども、あんまり皮膚に直接塗るものではないよっていう話はその中で出てきましたね、調べている間の中には。
他に使われている薬品でちょっと気になったのはアントラセンなんですけども、
アントラセンは化学ちょっとやった人だったらもしかしたらご存知かと思うんですけど、
ベンゼン化が3つ、横並びに粛合した化学物質です。
アセン系、タカン、フォーコー属、タン化水素っていう物質の中の1つでベンゼン化が3つ。
石炭を乾流することで得られるコールタールから分離生成される物質です。
ちなみに乾流っていうのも今回ちゃんと調べてみたら、空気を遮断した状態で分解温度以上に熱したことによって揮発した部分を冷却して回収するっていうことによってコールタール。
空気を遮断して熱することっていうのが乾流だな。
そこから出てきた液体、揮発した部分を回収するとコールタールが得られます。
コールタールを分離生成してアントラセンができますということのようですね。
化学式で言うとCが14とHが10。
酸素が入ってません、この物質には。
無色の固体ですが紫外線に当てると青色に発光します。
常温で消化することがあります。
だから放っておいたらだんだん減ってきますね。
私はアントラセンを昔仕事で氷量って言って測り取るっていう作業をしてたんですけども、
測りに乗せてる間にどんどん量が減っていって少なくなっちゃうっていう嫌な物質でしたね。
1000ミリグラムぐらい取れって言われてるのにだんだん減るんですよ。
だから測り取った後に包まなきゃいけないんです。
包んでもう一回乗せるとなんとなく数が減ってるっていう嫌な物質でしたね。
燃やすことはできますが酸素が入ってないので不完全燃焼しやすい物質です。
強い酸化剤と反応します。
なんで燃やす時にカイソ酸カリウムっていうのを使うのは至極当然なんだろうなという感じがしました。
それから乳糖も燃やす物質の中に入ってます。
白い煙の方に乳糖を入れるって書いてますね。
乳糖っていうのは牛乳の乳に砂糖の糖で乳糖です。
ラクトースって言い方もしますね。
二糖類の甘味料、甘さが控えめな甘味料で
所糖、いわゆる普通の砂糖の主成分である所糖に比べて甘さが0.15から0.4倍ぐらいしかないという極めて甘みの薄いやつですね。
で、ガラクトースとグルコース、ブドウ糖ですね、グルコースが。
で、その二つが結合したものです。
化学式で言うとCが12でHが22でOが11。
酸素の含有量が多いから燃えやすいかなっていうのはあなたは想像できます。
牛乳の関係で言うと、その乳糖分解する酵素がラクターゼって言いますけれども、
これ乳児に多くて大人では減っちゃう。
なんで大人では乳糖分解する能力が減って、牛乳を飲むとお腹ゆるいっていう人が出ちゃうのはその影響もあるのかなというところですね。
そのガラクトースっていうのが脳などの神経系の組織を構成する上でとても必要な栄養素なんで、
子どもにはとても大事なものですが、
大人は体内でグルコースからガラクトースが生成できるんですが、乳児にはそれができない。
だからそのラクターゼをたくさん体に得ることによってガラクトースを作り、ガラクトースを体の発達に使うということを乳児ではやるそうです。
乳糖不耐性っていう言葉はしてたんだけども、なぜ乳児では乳糖不耐性がないのかっていうところが具体的にはよくわからなかったから調べてみたら、
ああそういう理由だったのかっていうのがすごく新しく知って面白かったところです。
ということで燃やす燃料、燃料というか材料のほうをちょっと色々科学的なものを調べてみたんですが、