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スピーカー 1
農学ガチ勢TTです。
スピーカー 2
農学ビギナーゆとです。
スピーカー 1
農フードラジオよろしくお願いします。
スピーカー 2
お願いします。
スピーカー 1
この番組は身近な食べ物を科学的に深掘りしたりする番組です。
スピーカー 2
いいね。
スピーカー 1
ということで、今回第2回だけど記念すべき第1回は砂糖の話。
スピーカー 2
砂糖が4,5回続くのかな?
スピーカー 1
5回。
うん、そう。なのでちょっと砂糖関連の話をしたいと思っていて。
前回の最後に次は果糖ぶどう糖液糖の話かなっていう。
スピーカー 2
あー言ってたね。前回がなんか身近な飲み物の砂糖の量みたいな。
スピーカー 1
そうそう。コーラめっちゃ飲みすぎたら太るよとか。
スピーカー 2
熱中症対策にみたいな話だったね。
スピーカー 1
そう、夏だからミネラルも大事だよねみたいな。
スピーカー 2
はいはい。水分とミネラル。水分と塩分。
スピーカー 1
で、果糖ぶどう糖液糖って何物っていうのはもうちょっとね深掘りしていただきたくて。
まああらゆるジュースに入っていると思ってて。
まあただちょっと俺手元のジュースいつもゼロを好んで飲むから入ってないんだけど。
スピーカー 2
ゼロには入ってないんだ。そりゃそっか。
スピーカー 1
だってゼロだもん。
ってことでこのね、果糖ぶどう糖液糖の作り方とかなんか面白ポイントみたいな。
作り方っていうとそんなマニアックな話するけど。
果糖ぶどう糖液糖のなんかそのスペックみたいな前回軽く喋ってるんだけど覚えてますか?
スペック?
まあまずジュースによく入ってますっていう。
うんうん。
普通の砂糖との違いみたいな。
スピーカー 2
なんだっけ。果糖から作ってる。
そう。
スピーカー 1
まあ果糖とぶどう糖の両方が入っている原材料ってことだよね。
スピーカー 2
果糖とぶどう糖。
スピーカー 1
そうそう。
スピーカー 2
液糖?
スピーカー 1
まあ液糖はただの粉じゃなくて液体なんだよって言ったらそれだけなんだけど。
スピーカー 2
そういうことか。果糖たすぶどう糖の液糖ですみたいな。
スピーカー 1
果糖ってどんな糖だったか覚えてる?
スピーカー 2
どんな糖。
一番シンプルに言うとよく果物に入ってる糖分。
で結局分解されてぶどう糖になるよねみたいな。
ちょっと違うね。
スピーカー 1
あれ?
ぶどう糖が果糖に変換するみたいなね。
スピーカー 2
ぶどう糖が果糖に変換する。
スピーカー 1
そうそうそう。ぶどう糖の方が上流だね。
スピーカー 2
あ、なるほど。上流。
スピーカー 1
ぶどう糖の方が親みたいな感じだね。
スピーカー 2
あれは?
ラムネの時に変換しないで直で入るっていうのは他のやつは何からぶどう糖になるんだっけ。
砂糖。
あ、初糖とかか初糖。
スピーカー 1
そう、初糖って砂糖のことなんだけど。
分解で言うと砂糖をぶどうと果糖の順番だね。
スピーカー 2
なるほどね。
そうそう。
その関係性の話したとしたら全く入ってないかも。
スピーカー 1
入ってないかも。
じゃあ超簡単におさらいすると、果糖ぶどう糖液糖は果糖っていう糖とぶどう糖っていう糖が両方混じってますと。
で果糖は今ユトさんが言ってくれた通りフルーツに多く含まれていて、これ砂糖より甘いんだよね。
で冷たい時の方が甘く感じる。
スピーカー 2
それが特徴だって言ってたね。
スピーカー 1
そうそう。だからフルーツ冷やすと甘いよねとか。
あとは冷たいジュースに入りがちだよねっていうやつですね。
やつですね。
ちなみに砂糖の1.7倍甘いらしい。
スピーカー 2
果糖ぶどう糖液糖が?
スピーカー 1
果糖がね。
スピーカー 2
あ、果糖がね。
果糖ね。
1.7倍か。
スピーカー 1
でもう一つ入ってるぶどう糖は甘さは0.7倍。砂糖のね。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
であの我々の身近なところで行くとあのラムネとかでなんか集中脳みそになんかエネルギー行くみたいな。
そういう製品にぶどう糖が入ってたりして。
スピーカー 2
ぶどう糖90何パーみたいなね。
スピーカー 1
そうそうそう。なので砂糖ぶどう糖果糖で最後カロリーになるからいわゆる。
スピーカー 2
砂糖ぶどう糖果糖カロリー。
スピーカー 1
でその先にカロリーカロリーというかエネルギーとして使われるところがあるんだよね体の中に入った後。
スピーカー 2
であれそれまた脱線かもしれないんだけどさ。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
ぶどう糖で集中って言ってるけどぶどう糖からまた果糖側に行っていくから果糖の方がよりダイレクトっちゃダイレクトなの?
スピーカー 1
まあそうだね。
スピーカー 2
そうなんだ。
その印象は全然ないねそのラムネの印象がやっぱ強いから。
スピーカー 1
あーだからラムネも果糖でもいいのかもしれないけど。
うん。
まあ例えば高いとか。
スピーカー 2
あー。
スピーカー 1
価格がね。
とか同じ量入れると甘すぎて美味しくないとか。
スピーカー 2
あー他のねいろんな理由が。
スピーカー 1
そうそうだからぶどう糖がちょうどいいんじゃねっていうねことですね。
おさらいでした。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
で果糖ぶどう糖液と何なのっていうので。
うん。
なぜできたのみたいな何のために作られたのみたいなことを考えていくとちょっと面白いかなと思ってるんだよね。
スピーカー 2
あー由来というか。
そう。
老いたち。
スピーカー 1
そう。
だってなんかもっと歴史あればさ。
スピーカー 2
歴史ないの?
スピーカー 1
固有名詞ついてそうじゃん。
スピーカー 2
たしざんみたいな名前だから。
そうそうそう。
スピーカー 1
ねえなんかもう砂糖とかもさなんか俗称みたいな本当は諸糖って名前ですよとかさ。
スピーカー 2
あーはいはい。
価格用語だと諸糖なのか。
そう。
スピーカー 1
でも一応砂糖っていうなんか馴染みのある呼び方がついてたりするじゃん。
うん。
スピーカー 2
砂糖でしかもはや知らない。
スピーカー 1
そう。果糖ぶどう糖液と全然馴染みないじゃん。
スピーカー 2
全然もうめっちゃ入ってるけどね。
会話ではしたことないよね。
スピーカー 1
そうそうそうなんかフレンドリーじゃないよね言葉が。
スピーカー 2
なんか隠されてる感じ。
スピーカー 1
そうってことは割と歴史的には新しい。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
なのでちょっとそこを深掘っていきたいんだけど。
うん。
果糖ぶどう糖液とってある製品の改良版なんだよね。
スピーカー 2
製品の改良版。
スピーカー 1
そうある製品が改良されて果糖ぶどう糖液となってんすよ。
スピーカー 2
全然想像つかないというか。
スピーカー 1
先輩がいるの先輩が。
スピーカー 2
あーそういうこと?
前はそれが使われてたけど代替されたというか。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
果糖ぶどう糖液とになってったんだ。
スピーカー 1
そうなんすよ。
でその先輩の名前が。
スピーカー 2
うん身近。
ぶどう糖液と。
なるほどね。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
ぶどう糖だけなんだ。
スピーカー 1
ぶどう糖液とっていうのがあったんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
でぶどう糖液と先輩が何のためにいたかっていうと。
スピーカー 2
うんそもそも。
スピーカー 1
酒作りのためにいたんだよね。
スピーカー 2
お酒。
スピーカー 1
うんまあもちろんいろんな使い道あったと思うんだけど。
うん。
結構ぶどう糖液と先輩がバズったのがお酒絡みで。
うんバズったんだ。
であの昔米昭和の初期とかに米が不足してる時があったらしくて。
米不足。
米不足になるとさ日本酒とか作れないじゃん。
スピーカー 2
うん原料米だもんね。
スピーカー 1
そうだから米なしで酒を作ろうっていうムーブメントがあったらしいんだよね。
スピーカー 2
米の代わり。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
ぶどう糖液と。
スピーカー 1
でそこでぶどう糖液となんだけど。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ぶどう糖を使う?作る?なんだろうな。
ぶどう糖を酒作りに使うってこと自体は実はそんな真新しいことではなくて。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
日本酒作りで言うと米麹ってあるじゃん。
スピーカー 2
はい名前だけ。
スピーカー 1
そうあれも微生物だけど。
スピーカー 2
米麹。
スピーカー 1
そう米麹っていうのはお米の澱粉をぶどう糖に変換するっていう役割があるのね。
スピーカー 2
それを促進させていくというかガンガンと。
スピーカー 1
わざわざ米使わなくても結局ぶどう糖を作るなら。
スピーカー 2
うんゆき酒のやつをね。
スピーカー 1
どっか別のところからぶどう糖を仕入れればいいじゃんみたいなことになったんだよね。
なるほど。
だからぶどう糖あれば酒作れるよねっていう歴史があったんだよね。
だから実際にそういうお酒ぶどう糖から作られたお酒っていうのがあったんだけど。
まあただお酒には使えるんだけど砂糖の代わりとしてはちょっと物足りなかったんだよね。
スピーカー 2
甘くないみたいな?まずい?
スピーカー 1
そうさっき言ったか言わないか分からないけど甘みで言うと砂糖の0.7倍なのよね。
スピーカー 2
ぶどう糖が。
スピーカー 1
ぶどう糖が、ぶどう糖先輩が。
そうだね。
っていう課題感がまあちょっとあったと。
そんなに砂糖必要なの?みたいな説はあるんだけど。
スピーカー 2
うん砂糖必要なのって?
スピーカー 1
そんな世の中的に砂糖必要なんだっけ?っていうところはちょっと疑問なんだけど。
さっき酒はね、米が実際に不足したからぶどう糖が欲しいっていうね、世の中のニーズがあったんだけど。
まあただ別に砂糖として使いたいわけじゃないけどもし使うならちょっと物足りないよねっていうぶどう糖先輩のステータスがあったと思われる。
物足りな砂糖。
で、その頃に進化するんですね。
ぶどう糖エキトウ先輩が。
スピーカー 2
加藤ぶどう糖エキトウさんに。
スピーカー 1
そう。
ちなみに加藤ぶどう糖エキトウを開発したのはどこの誰だと思う?
スピーカー 2
え?あ、日本なんすか。
スピーカー 1
なるほど。
鍵穴へのフィット感変わるんだよね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
そう。
だからめちゃくちゃ似てるんだけど、おそらく5角形の方がその甘みセンサーにフィットすると。
だから花糖の方がぶどう糖よりも甘く感じるという。
それを開発したのがね、酸素研でした。
あれだよね、なんか。人間で言うとさ、イメチェンみたいなもんだよね。
スピーカー 2
イメチェンだからこそ難しそうな気がするよね。
壊したりせずに本当に形だけ変えるってめっちゃ繊細な気がする。
スピーカー 1
確かに。
これ微生物だと難しいと思ってて。
スピーカー 2
なんで?
スピーカー 1
酵素は微生物のパーツの一つなんだよね。
酵素は俺の感覚だと生き物じゃなくて微生物は生き物。
微生物でやろうとすると多分ぶどう糖をエネルギーにして活動しだすから。
どんどんどんどん。
スピーカー 2
花糖もね。
スピーカー 1
全部エネルギーに。
スピーカー 2
そう。普通に生命活動に使われてしまうという。
スピーカー 1
なるほど。
だから多分酵素だけをピュアな酵素、その必要な酵素だけを取り出してきて、
ぶどう糖が花糖に変わったところでもうお役御免みたいな。
風にしてんだと思うが。
スピーカー 2
なるほどね、お役御免。
それ以上はね、止めないと。
スピーカー 1
人間も微生物も基本的にはそのぶどう糖とか花糖をエネルギーにして生きていくから、
だからぶどう糖を花糖に変える酵素が微生物にあっても全然不思議ではないんだよね。
っていうものです。
余談だけど、そしたらさ、花糖ぶどう糖液糖じゃなくてさ、
スピーカー 2
名称?
スピーカー 1
花糖液糖があっても良さそうじゃない?
スピーカー 2
あ、ぶどう糖さんはもう無視してというか、使わない。
スピーカー 1
そう、もうぶどう糖入ってないんですよみたいな。
あっても良さそうなんだけど、あるらしいんだけど。
スピーカー 2
あるはあるんだ。
スピーカー 1
結局花糖ぶどう糖液糖は両方含まれてるんだよね。
ぶどう糖100があったものを、100あったものを、
ぶどう糖が50になりました。
花糖が50になりましたみたいな。
足し算。
50、50とか、花糖の方がちょっと多いんだろうけど。
だからその酵素の限界もあるんだろうね。
スピーカー 2
限界?
スピーカー 1
そう、全部やってくれないっていう。
スピーカー 2
やれはやれるけど、そこまでやるとめっちゃ高くなるとか、
とかなのかな?
スピーカー 1
あーそうね、実際には花糖の純度を高めようと思うと、
なんか生成したり、生成って、AIの生成じゃなくて、
ぶどう糖を取り除けば。
スピーカー 2
はいはい、あーそういうことね。
綺麗にする感じだ。
スピーカー 1
できるらしいんだけど、その酵素自体にぶどう糖を全部食わせる。
全部食わせて花糖にするのは難しいらしい。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
そこは何でかはよく知らんけど、
俺の感覚だと、酵素反応って確か一方通行じゃないんだよね。
AからBも作るし、BからAも作るみたいな。
スピーカー 2
あーなるほど、同時に起きてんだ。
スピーカー 1
特に今回はイメチェンだからさ、
噛み切ったみたいなプラマイが発生するものじゃなくてさ、
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
男で言うとセンター分けだったのを七酸にしたみたいな。
スピーカー 2
ちょっと七酸とセンター分けの間ぐらいのやつもいるみたいな。
スピーカー 1
それはいないんだけど、やっぱセンター分けの方がいいかみたいな、
多分反応も起こってんじゃないかなと思って。
スピーカー 2
センター分けに戻しちゃったりね。
なるほどね。
スピーカー 1
これが異性化という。
異性化ね。
スピーカー 2
異性化ね。
スピーカー 1
じゃあちなみに一個Tips話していいですか?
スピーカー 1
Tips?
スピーカー 2
うん。
得意のTips。
スピーカー 1
Tipsね。
ブドウ糖って実は後輩もう一人いるんですよね、ブドウ糖液糖って。
スピーカー 2
加藤ブドウ糖液糖さんは現役の後輩だけど、
うん。
現役か分かんないけどもう一種類というか、別にもいるんだ。
あーそう。
スピーカー 1
おむしろ加藤ブドウ糖液糖先輩より大物かもしれない。
スピーカー 2
あ、大物?
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
知りたい。
スピーカー 2
大物?
加藤ブドウ糖液糖めっちゃ見るけどね。
スピーカー 1
加藤ブドウ糖液糖より大物だと思う、これは。
特に今大物になっている。
今の時代。
スピーカー 2
そう。
へー。
スピーカー 1
何かというと、
スピーカー 2
なんすか?
スピーカー 1
バイオエタノール。
スピーカー 2
バイオエタノール。
スピーカー 1
そう。バイオエタノールは知ってるよね。
スピーカー 2
バイオエタノールはほぼ知らないよ。
あ、ほぼ知らない?
うん。バイオ燃料みたいな。
スピーカー 1
そう、燃料。石油が足りないよねみたいな話あるじゃん。
SDGs的に。
スピーカー 2
はい、聞いたことありますね。
スピーカー 1
そう、限られている資源を使うことになるし、
なんか燃やして環境にも悪いし、みたいな。
じゃなくてバイオエタノールは、いや、この燃料はトウモロコシからできてるんで、
スピーカー 2
あ、トウモロコシか。
スピーカー 1
大丈夫っす、みたいな。
あの、トウモロコシが吸収したCO2を使って作られているので、
普通に燃やしてもプラマイゼロだし、温室効果があるときには。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
私、人間が種まいて作っているわけだから、
そんな限られた有限な資源でもないです、みたいな。
スピーカー 2
なるほど。
そう。
スピーカー 1
生み出して。
そうなのよ。これブドウ糖液糖先輩の後輩なんだけど。
スピーカー 2
さらに後輩?
スピーカー 1
そう、何が違うかっていうと、
一緒なのは原料が澱粉であるってことだよね。
スピーカー 2
原料が澱粉?
スピーカー 1
そう、トウモロコシの澱粉。
スピーカー 2
あ、そうか、トウモロコシも澱粉の塊みたいなもんと。
スピーカー 1
そう。で、そこからブドウ糖になるまでのプロセスは一緒なんだよね。
うんうん。
アミラーゼで、澱粉がブドウ糖になりますという。
はい。
で、そこで、下糖に行くのが、下糖ブドウ糖液糖。
スピーカー 2
ああ、そこから、さっきの異性化酵素で。
そう、俺も覚えてる、異性化酵素で。
さっきだからね。
スピーカー 1
ここから発酵に行くのがバイオエタノールですね。
スピーカー 2
なるほどね、そこで分かる道が。
発酵。
スピーカー 1
そう、さっき酒の話したけど、酒作るためにブドウ糖液糖が需要が膨らんだみたいな話したけどさ、
酒もアルコールを含んでいてさ、アルコール度数の高い酒は燃えたりすんじゃん。
スピーカー 2
はい、燃えやすい。
スピーカー 1
なので、そのアルコールを、ブドウ糖を発酵させてできたアルコールを集めてきたのがバイオエタノール。
スピーカー 2
めちゃめちゃ現代注目の。
スピーカー 1
すごい伸びてるっていう、その話もまた今度しようかな。
スピーカー 2
いいね。
スピーカー 1
っていうのでね、Tipsとして、ブドウ糖液糖先輩には2人の後輩がいて、
スピーカー 2
どっちもめっちゃ出世だね。
スピーカー 1
下糖ブドウ糖液糖とバイオエタノールっていう。
すごいよね、めっちゃ先輩として誇らしい。
俺が作った、あいつら俺が育てたみたいな。
自分はもう今大したことないというか隠れちゃってるけど。
だから自分それであげてんだろうね。
もう一個だけじゃあ超簡単に雑談していい?
雑談っていうかもう一個Tips出していい?
スピーカー 2
うん、Tips。
スピーカー 1
これね、ブドウ糖液糖、下糖ブドウ糖液糖なんだけど、今何の澱粉を使ってるかというと、
スピーカー 2
あ、トウモロコシじゃないんだ、さっき出た。
スピーカー 1
あーそう、あのね、多分輸入物はトウモロコシだと思うんだけど、
国産の下糖ブドウ糖液糖、これはね、国産のさつまいもが使われてます。
スピーカー 2
あ、さつまいも。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
へー、さつまいもか。
スピーカー 1
さつまいもなんかね、いろいろあって、
昔、第二次世界大戦後、食料なんで、
ほんで、米ばっか作ってたら、
米が強作だった時に、
スピーカー 2
取れなかった時?
スピーカー 1
みんな基金になっちゃうから。
スピーカー 2
うん、米ばっかに頼ってるとね。
スピーカー 1
そのリスク分散みたいな感じで、さつまいも栽培を推進したんだって。
まあでも、その米の栽培技術が上がったりとかして、
だんだんさつまいもが余るようになった。
スピーカー 2
そんないらねーよと。
スピーカー 1
そう。
っていうので、じゃあさつまいもからブドウ糖液糖作るかみたいな。
スピーカー 2
あー、なるほどね。
スピーカー 1
流れ。
スピーカー 2
使い道を。
スピーカー 1
そう、今も使われてるらしい。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
だからそういう意味で言うと、
加糖ブドウ糖液糖、
ポカリとかコーラとか、
これはさつまいもからできてると言っても過言ではないです。
スピーカー 2
なるほどね。
そう。
イメージ変わるな。
ちなみに、俺の加糖ブドウ糖液糖のイメージはグミなんだよね。
スピーカー 1
あー、グミね。はいはいはい。
スピーカー 2
食べ物で。
スピーカー 1
そう、あー、そうね。
もう一個だけ言うと、
液糖なんだよね、加糖ブドウ糖液糖は。
あれ、液体だから使いやすいっていうのもあるらしくて。
スピーカー 2
あー、使いやすい。
スピーカー 1
俺はあんまりわかんないんだけど、
溶けやすいんだと思うんだよね、たぶん。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
ジュースにするときとか、
溶け残りとかがあんまり起きないんだと思う。
スピーカー 2
粉状で残っちゃったらね、変な感じだし。
スピーカー 1
グミもたぶん一回液体を作ってさ、
ゼラチンかなんか入れて固めてんじゃんね。
スピーカー 2
うん、確かに。
スピーカー 1
グミももしかしたら冷たいと甘いっていう世界じゃないけど、
そっちの方が安いとか、
あとは製造に適してるとか。
あとは同じ甘さでもちょっと爽やかな甘さらしいんだよね、
スピーカー 2
この加糖ブドウ糖液糖で。
グミに合いそう。
スピーカー 1
そう、確かに爽やかっぽいドリンクに入ってるイメージだもんね。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
コーラとかポカリとか、
あの紅茶とかに入ってるの見たことないんだよね。
スピーカー 2
なるほどね、そっちはもう普通の砂糖というか。
スピーカー 1
そうそう、午後の紅茶とか。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だからグミも味的なのか製造的な理由なのか分かんないけど、
それで入ってんじゃねって思った。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
ってことで、結論。
結論むずいな。
結論。
加糖ブドウ糖液糖には偉大なブドウ糖液糖先輩がいるってことで。
そっち。
よろしいですか。
はい。