1. たべものラジオ 〜食を面白く学ぶ〜
  2. #221(s25-3) ミルクと乳糖〜..

牛乳を飲むと何故かお腹が痛くなる。その謎とミルクに含まれる乳糖(ラクトース)について話しました! 乳酸菌、ビフィズス菌とミルクが関係するおはなし。 ▼【たべラジオフ会】 締切2/17 ふぐ食べ比べ会〜知ればきっと美味しくなる〜 https://kacha-muto.com/?page_id=6375 ▼絶賛セール!ふぐの通販はこちら! https://stores.kacha-muto.com


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00:07
たべものラジオ
たべものの世界を探求するたべものラジオの掛茶料理むとう、むとう拓郎です。
むとう太郎です。
このラジオは、少し変わった経歴の料理人兄弟が、食べ物の知られざる世界を、ちょっと変わった視点から学んでいくラジオ番組です。
はい、ということで本編いきますか。
はい。
はい、では前回からの続きです。で、今回は
お腹がゴロゴロ乳糖不耐症
ついに来ましたが、乳糖不耐症
気になるでしょうこれ。
ねえ。
気になるこれは。
人によってはね、すぐにお腹がゴロゴロしちゃって、牛乳飲めませんみたいな人いますよね。
この仕組みについてちょっと今回はご紹介しようかなというふうに思います。
はい。
で、冒頭に先に言っときますけど、表現がいろいろあったんですよ。
いろいろあった。
乳糖不耐症と言ったりね、乳糖不耐性っていう表現だったり、乳糖不耐で止めてたりとかね。
これは乳糖不耐症っていうと、病気とかアレルギーのように取られる可能性があるじゃないですか。
なので、それに配慮して乳糖不耐性と言ったり、乳糖不耐っていうふうに言ったりするそうです。
そうなんだ。
特に病気だとかそういったものではないですからね、もともと。
というのも今回説明していく中でわかるかなというふうに思いますね。
で、乳糖不耐症っていうのは何ですかという話ですが、ミルクに含まれていると乳糖ですね。
横文字にするとラクトースね、成分。
このラクトース。
ラクトースの分解不全、うまく分解ができないことによってお腹が張ってる感じがあったりとか、腹痛を起こしたりとか、下痢になったりとか。
そういう症状が現れることを乳糖不耐症というふうに呼んでいます。
そうなんだ。
ポイントはあくまでもこの症状が現れるというところですね。
うまく分解できないからといって必ずしも症状が現れるとは限らない。
そうなの?
そういうことですね。
ということで、ラクトースの分解の仕組みからまず入っていこうかなというふうに思います。
で、このラクトースの分解のメカニズムって2つパターンがあるんですよ。
2つパターンがある。
1つはラクターゼという分解構想による分解。
ラクターゼっていうのね。
ラクトースを分解するとラクターゼ。
アミロースを分解するとアミラハゼみたいなね。
ラーゼな。
なんとかゼ。
なるんでしょうね。
知らんけど。
例が少なすぎる。
例が少なすぎる。分かんない。
あともう1個は腸内細菌が頑張るやつね。
大腸の中にいろんな腸内細菌層というのがいますよね。
03:01
100兆個ぐらいいるって感じだよね。
いるっていうね。
彼らが頑張るパターンね。
で、このラクトースという乳頭の特徴というか
めんどくさいというか厄介なところは
なかなか分解しづらいらしいんですよ。
分解しづらい。
さっき言ったアミラーゼとかじゃ分解できない。
ラクトースはガラクトースとグルコースが2つくっついた2等類なんですけど
この結合の仕方が結構特殊らしくて
簡単に鎖が外れないと。
その鎖をパンと外すことができるのがラクターゼ。
人間の小腸の入り口あたりにあるそうです。
ここで分泌するんだってこの酵素を。
このラクターゼがうまく働かない。もしくはない。
ないと当然だけどラクトースを分解できないってことになるよね。
このラクターゼが小腸の入り口にあるっていうのがすごく大事で
ラクターゼをガラクトースとグルコースに2つに分けますよね。
ラクトースをね。
そうするとこのガラクトースとグルコースを吸収するんですけど
これは小腸で吸収されるんですよ。
大腸で分解されても吸収できんのですわ。
大腸で分解しても吸収できない。
いいですか。胃袋通りますよね。
小腸通ってその後に大腸行くわけですよ。
小腸で吸収したいのに腸内細菌素ってのは大腸にあるわけですから
そこで分解してもらってもどうやって吸収するんだよ。
逆戻りしてなあかんやん。
っていうことなんですよ。
ラクターゼはもう小腸に入る手前。
胃で酵素を出されても困るんですよ。胃酸があるから。
小腸の直前で分泌されるってのが肝みたいですね。
大腸で分解されたところで何もならないってことですか。
思いっきりある。それはそれで別のループに入っていく感じね。
大腸の場合はラクターゼが腸内細菌の種類で分解されて
そこでグルコースとガラクターゼになる。
それがビルビン酸とかっていうのができてくる。
いろんなのに分解されたり結合したりとか
その大腸の中で起こっていって
炭素脂肪酸、ギ酸とか乳酸とかコハク酸とかサク酸とか
そういうのに変わっていくわけですよ。
小腸の場合はグルコースとかガラクターゼをダイレクトに吸収をして
グルコースっていうのは糖じゃないですか。炭糖類ね。
これが脳の方に行ってエネルギーになったりとかするわけですよ。
糖からもタンパク質製のものが作られたりするんで
それで脳みそが大きくなったりとかさ。そういったことをするわけですね。
だけど大腸で分解された場合はグルコースやガラクターゼが
さらに別の酸に置き換わっていって
サク酸とかラク酸とかプロピオン酸っていうのが
06:02
大腸で違う活躍をしていく。
例えばサク酸だったら肝臓とか末小神経の組織のところで
代謝してエネルギーになったりとかするし
ラク酸だったら大腸の上皮細胞っていうと
皮かな表面のやつね。大腸の表面のエネルギー源になったりとか
プロピオン酸も肝臓で使われたりとかするんですけど
そっちの方で使われていく。だから脳みそとかまでいかない。
これなんで脳みそ脳みそって言ってるかっていうと
人間の母乳と牛乳比べたときに圧倒的に乳糖が多いのは
人間の方だよって話じゃないですか。
これ多分1話でちょっと話したんですけど
体を大きくするか脳の発達を優先させるかって
そういう違いに見えますよねっていうところで
ラクトースから分解されてできるガラクトースとグルコースが
非常に重要だって話なんですね。
乳糖不対称っていうのはこのラクターゼが出なくなっていくのが問題なんですよ。
ラクターゼが出なくなっていくのが問題?
赤ちゃんは基本的にラクターゼをちゃんと分泌してます。
年齢とともにこの分解酵素であるラクターゼの分泌量がちょっとずつ減っていくわけ。
0歳よりも1歳、1歳より2歳の方が少ない。
6歳頃になってくるとそのラクターゼの生産量が激減しちゃう。
ここから乳糖不対称との戦いが始まってくるって感じね。
そんな早いんだね。
6歳頃か。
ここら辺にどうやら哺乳動物が大人が父を飲まないっていうところの原因になるそうですよ。
基本的に哺乳類全般はこの傾向なんです。ラクターゼがだんだん出なくなるんだって。
じゃあうちの長女のクラス今3歳くらいだけど、3歳くらいのクラスって朝絶対牛乳が出るんだけどさ。
その時は分解できるってことね。
できるってことですね。だんだんとゴロゴロするようになっていくらしいですね。
ただ例外があって先天的にラクターゼの分泌障害を持った人もいるんですよ。
生まれつき乳糖不対称みたいなね。
これは本当に障害というか病気の範疇に入ってくるのでお医者さんに相談をする必要がある。
まあそうだね。赤ちゃんの時からそういう乳糖不対称みたいな症状出ちゃうってかなりつらいよね。
母乳が飲めないんで。当然粉ミルクなんかもね人間の母乳と成分かなり近づけてますから。
なのでその先天的な乳糖不対称の場合はお医者さんに相談をしてあらかじめガラクトースとグルコースに分解された状態で粉ミルクを作るっていうのがあるんですって。
あるんだ。
そちらを処方されるというかね。そういうふうになるそうですね。
09:04
へえ結構大変だね。
で6歳頃から激減するので今父離れってどのぐらいでするんだろうねみんなね。
1歳くらいからみんな頑張るよね。
頑張るよね。あんまり無理しなくていいらしいですね。
ああそうなんだ。
ちょっと読んだところだとそういう健康とかをやってる期間ね。
でいくと2歳くらいまでを推奨するみたいなのが多いですね。書いてるのを見ると。
ああ2歳くらいまで。
2歳くらいまで母乳でどうぞって。むしろその方がいいじゃないですかって。
ああそうなの。へえ。
ということらしいですしちょっと他の本でそれは健康の側面から見たわけじゃないんですけど
人類史の歴史みたいなのとかミルクの歴史みたいなのを見ると古代人か原始人とかね
のを見ると3歳とか4歳くらいまで母乳を飲んでたような形跡があるらしいので。
なんでラクターゼが減少して本当にここから先ちょっとお腹ゴロゴロそうだなっていうところの手前ぐらいは全然いいんじゃないですかっていうことらしいですよ。
へえ。
ちょっとこれは諸説あるというか主張がそれぞれにあるのでわかんないですけどそういう書き方をしてるところは割と見ましたね。
2歳3歳くらいまでいきましょうみたいな。無理して父ばなりさせる必要ありませんっていう。
まあいずれご飯食べるからね。
はい。どうせね。
逆にどうせご飯食べるようになるんで食べるようになったら別にラクターゼの出番ないんです。いらないんです基本的に。
ああそうなんだ。
だって日本人伝統的にミルクの文化圏外ですから関係ないじゃないですか言ったら極端な話。
まあね。
昔の人たちは。そしたら途中からお米食べてるようになるわけですよ。
勝手飯かなんかわかんないけど。食べるようになってそっちからエネルギー取り始めたら別にもうラクターゼ用がないので
わざわざラクターゼを生産するコストを払う必要がないわけですよね。
ああはいはいはい。
エネルギー使うんですよそれはそれで。
確かに。
でやめちゃうっていうことらしいですわ。
でこれがラクターゼがどんどん減少していくとどうなるかっていうともうあと町内細菌頑張ってれって話でしょ。
町内細菌で頑張ってもらうんですけどこれが困ったことにですねこの乳糖分解するときに
さっき言ったグルコースガラクトス行ってペルビン酸行ってっていうこの経路の中でですね水素とかメタンガス出すんですよ。
メタンガス。
台本見ると左下にH2とかCO2とかCH4と書いてますよね。
あれができるんですよ。
ああそうなんだ。
ガスが生成される。そうするとお腹張るんですね。
ガスが出るから当然お腹が出ると。これでお腹が張っちゃうから痛くなるっていうのもあるしその台本上でこれ見えないところで言ってもしょうがないな。
12:00
ギ酸ね。
ギ酸。
アリの酸って書いてギ酸ね。アリが噛むときに出てくるやつ。
ああはいはいはい。
ちっちゃいの言ってみたいのがあるじゃないですか。あれもできるんですよ。
へえそうなんだ。
ギ酸自体もちゃんと栄養素として有機酸として有効なものであるんですけどこいつらが他にもアセチル酸とかあるんだけどこの辺がわりと刺激性のある酸なわけですよ。痛いんだよ普通に。
痛いんだ。へえ。
アリに噛まれて痛いんだから。あれが大腸の中でいっぱい大量にできてごらんよ。
アリに噛まれた物理的な痛さとギ酸による痛さがあるな。
でほぼアリに噛まれた場合は痛みとして大きなギ酸だって言われてるよね。
ああそうなの。だからあんな痛いの。
らしいですよ。
ちっちゃくても。
その辺僕は生物救わしかないんであれですけど。そう聞いたことがあります。
が腸の中でできてしまう。
それは痛いよねみたいな。
それは痛いね。
っていうのがまず腹痛と傍慢感の主な原因なんですってね。
あとラクターゼじゃなくてラクトースか。台本間違ってるな。ラクトースね。乳糖。乳糖がね浸透圧の影響ですごいザクッというね水分を吸着するような性質があるんですよ。
水分を吸着する。
浸透圧効果でね。あるらしいんですね。そうすると大腸の中に水を呼び込んでくる。
大腸の中に水を呼び込む。
小腸の間にだんだんいろんな栄養が吸収されていって、大腸に行った時にだんだん水分が減っていくわけですよね。だから便に変わるわけじゃないですか。
この小腸の間の水を吸収する前にラクトースがギュッと水をね大腸側に引っ張って行っちゃうんですよ。浸透圧効果で。緩くなりますよね。
確かに。
だから下痢になる。
ああそういうこと?
そういうことらしいです。
ああそうなんだ。物理的に下痢って水分が多いから下痢。
そうか。
単純に水分が多いだけ。
がもう成分のもともと持っている性質で水分をとどめやすい。だから下痢になる。
下痢になる。カチカチもいかんですけどね。ゆるゆるも困るわけですよ。人間って絶妙な生き物だね。
確かに。どっちがいいんだろうね。どっちかって言ったら。
どっちかって。どっちも良くねえけど。
詰まる方が体に良くないイメージだけどね。
なんですけどねあんまり水分が多くてダバダバいくとですね腸内細菌も出てっちゃうんでね。
ああはいはいはい。
そういうデメリットもありますよね。
なんか洗浄しすぎちゃうみたいな。
そうなんですよ。腸内細菌はいてくれないとですね。人類は腸内細菌のおかげで生きていられる部分ありますからね。
確かに。分解できないのいっぱいあるからね。
15:00
だからね腸内細菌に頑張ってもらわないといけないのでラクトスさんにはなんとかうまいことを分解されてほしいわけですよ。
でですねこれなんでラクターゼ減少するのよってちょっと思ったわけですね。
なぜ減少する。
さっき言ったように効率が悪いっていうのもあると思うんですけど一方でラクターゼがあるおかげでゴロゴロしない人たちもいるわけですよね。
あのね一つ説としてあって面白いなと思ったのはもちろんさっき言った自力で食料を摂れるようになるからいらなくなるよね。
余分なエネルギー咲かない方がいいよねってのもあるんですけどもう一つは大人と子供が競合しないようにするっていうのもあるんじゃないかっていう説があったんですよね。
競合しないようにする。
要はミルクっていうのはある種完全栄養食なわけじゃないですか。
でもガンガン脳が発達するし人間だったらね脂質もあるしターパク質もあるしめちゃくちゃいいわけですよ。
これ生まれてきた赤ん坊と15歳ぐらいの成人近い子供ですよねが食料の取り合いでミルクの取り合いし始めたら大変じゃないですか。
人間だとちょっと想像しづらいですけど例えば牛とか馬とかそんなんでもいいですね。
生体の方が力が強いので生まれたばかりの子牛を押しのけってなったら母牛からしたらたまったもんじゃないよね。
確かに。
そうか。
やめどきが逆にわかんなくなっちゃうんだ。
なるべく取れるようになったんだったらそっちに行ってねちょっと効率落ちるけど頑張ってねっていう風にしてくれないとね。
同じ種の中で取り合いを始めて戦争が起きますから嫌だよねミルク戦争とかね。
ミルクの取り合いね。
人間に置き換えるとゾッとするよ。
まあ人間はね特にそうだけどさ知識というか家族とかあるからね。
高校生と赤ちゃんが母牛の取り合いしてるとかって恐ろしい世界になるじゃん。
そうだね設定がちょっともう危ないけど。
ように思えるのは僕らがそういう社会で生きてるからだと思うんですよね。
確かに。
これがホモサピエンス登場30万年前ですみたいな時だったらまた話変わってくると思うんですよね。
もうちょっと動物的な感覚で生きてるとね。
文化はもちろんあったと思うんですけど食料の獲得がすごく難しいわけでしょ現代に比べると。
初期のコロナが完全に飼料採取なわけですからね。
その環境下で超高栄養食品であるミルクの取り合いが起きないようにラクターゼの現象っていうのを体の中にプログラムしたんじゃないかっていう説ね。
これはね鶏卵で後から見たらそう見えるだけなのかもしれないですけどそういう解釈も確かにできんことないなっていう感じがしましたね。
確かにね。
でねこのラクターゼのことをずっと考えてたわけですよ。なんだこの酵素って。
18:02
でそれを考えてると乳頭のことも考えなきゃいけないのでずっと頭の中をぐるぐるぐるぐるね乳頭のことばっかり考えたんですよ。
お風呂入ってる時も一人で乳頭乳頭って。そういえば乳頭って何から作られるんだろうなんて。
作られる元?
そう乳腺のところでね作られるわけですよ。
大体乳頭が普段からお母さんの体の中を巡ってるわけじゃないんでね。よくよく見たらガラクトースとグルコースをくっつけてるんですよ。
わざわざ一回?
一回くっつけてラクトースにして渡してるんですよ。
なんか暗号化したみたいな感じだね。
その暗号解読をラクターゼというキーで子供の方が分解してるわけですよ。何この二度手間。
確かにね。まんま渡した方が効率的な気がするけどね。
ねえダイレクトに渡したらいいじゃんね。同性症状で吸収するんだからさ。
そうだね。
で、ちょっと調べてみたんですよ。面白いことが分かった。
まず大前提としてガラクトースもグルコースも脳の発達には大量に必要で大事なものですと。これ分かりますよね。
特に人間の場合は脳の発達が生存確率を上げるに直結しますから。
そうだね。
とにかく発達してほしいと。そのために糖を大量に送らなきゃいけないんですよね。
ただ糖を大量に摂取すると人間どうなります?
糖尿病になる?
その通りですね。糖尿病とか抗血糖とかになりますよね。
なるね。
赤ちゃんの生まれたてのおぎゃーと思われた赤子がですよ。抗血糖糖尿になったら耐えられますかって話。
それはちょっと厳しいね。
なので一旦ラクトースという形で渡すと。こうするとラクターゼで分解しなきゃいけないからタイムラグが出ますよね。
ここで緩やかに血糖値を上げていくっていうかね。脳に糖を流し込むのに大量には受け取ってるんだけど
血液に流すときに少しずつにうまく分解させるタイムラグを作るみたいな仕組みらしいですね。
吸収しすぎちゃうからね。順番に吸収してもらうようにしてる。
脳もそんなに一遍に送られて困るわけですから。
確かにね。母乳の時点で吸収効率相当高いもんでね。液体だから。
なのでワンクッション入れるっていうのがあるらしいですね。
そういう意味ね。
ガラクトスもグルコースも他の部分でね。脳以外のところでももちろんエネルギーに使われたりはするんですけど
とにかくガラクトスなんか特にそうですけどね。脳みその形成をするときにタンパク質が欲しいわけじゃないですか。
当たり前ですけど肉だから。けどタンパク質は脳にたどり着けない。
タンパク質は脳にたどり着けない。
21:00
ダイレクトにはいけない。脂質もいけない。そこには血液の肝紋っていうのがあって
そこは有害物質が来ないように肝紋になってるんですって。糖以外は受け付けませんみたいな。
血液の中にタンパク質が入ってきてもお前ら食うな。ダメだ。待て待て待て待て。脂肪なんか絶対ダメだ。ブロックする。
というので固実があるおかげで脳髄内のタンパク質量を低い値で保つことができるらしいんですよ。
このガラクトスとかグルコースは当然通るんですけどこれが脳肝紋を通り抜けた後に血合とかがあって糖からタンパク質を生成するみたいなね。
糖から脂質を生成するみたいなことをやって細胞膜が作られていくってそんなメカニズムなんですって。
糖からタンパク質を生成するの?タンパク質さっきブロックしちゃってるからってこと?
そう。
タンパク質がいったらどうなるの?直接。
大変なことになるんじゃない?
そういうことなの?
わかんないけど。あんまりタンパク質いっぱい脳髄の中にあっちゃいけないらしいですよ。
えーそうなんだ。
さすがにこれ以上の深掘りは委ねますっていう気持ちになりました。ここから先行ったら本当に時間かかっちゃうわけだと思って。
確かにね。ミルクの話からだいぶ遠くなっちゃった。
なのでそれは限定でやろうかと思ったけど、その以前に僕勉強諦めたのね途中でね。
これは面白いけどしんどいなと思って。
まだだいぶ冒頭の方だからね。
まだ歴史入ってないからね。
確かに。
そういうメカニズムが備わってるんだそうですね。
そうなんだね。
これが哺乳類のデフォルト。
これ哺乳類がみんなそうな。
そうらしいですよ。
別に人間だけの話じゃなくて、日本人は乳頭不対称多いよねみたいな話よく聞くと思うんですけど、哺乳類ってそうなんですよ。別に猿でも。
あーそうなんだ。
理由考えるとそうですよね。
確かに。
このラクターゼを減少させない奴が出てくるんですよ。
減少させない奴?
そう。ラクターゼを分泌し続ける種が出てくるんですよ。
なんか意味が変わってくるね。
これはホモサピエンスの一部がそうなんですよね。
そうなの?
これは進化と言っていいのかな。ラクターゼ持続性を獲得した人たちがいるんですね。
今台本にはちょっと小さいですけど、表があったのでペタッと貼ってあるんですね。
乳頭不対称の多い少ないではなくて、ラクターゼの分泌を継続できるかどうかなんです。
ラクターゼの分泌を継続できないのが我々アジア人とかじゃないですか。
24:01
95%から100%に近い人たちが途中で6歳以降になったらラクターゼあまり出さないよってなっていくんですね。
これが北ヨーロッパ、北欧。北欧だと一気に逆転するね。
そうなの?
ラクターゼを分泌しなくなるよっていうのが2%から15%。
じゃあ8割ぐらいの人は持ってる?
8割から9割近い人たちはもうラクターゼを分泌し続けるんですよ。
中央だから真ん中あたりのヨーロッパね。中央ヨーロッパが9%か23%やっぱり多いですよね。
当然このヨーロッパからの移民で形成されたアメリカ系の白人ですね。アメリカが中国の白人さんとかね。
6%から22%なのでやっぱりミルクに強いんですね。
インドもヨーロッパほどではないけど比較的強めだよね。
ただ南の方はラクターゼが消失する率が6割から7割。
だいぶ変わってくるね。
で同じヨーロッパの中でもヒスパニック系だからスペインとかイベリアン半島ポルトガルとか
あっちの方は5割から8割の人がラクターゼ出さなくなっていく。
何の違いかっていうと平たくミルクの文化があったかどうか。
特に生のミルクを飲む文化が根付いて長い地域ほどラクターゼをなくさないようになっていく。
だから元々ラクターゼっていうのはなくなるべきスタイルだったんですよね。ホモサピエンス的には。
ところが数千年前から生のミルクを飲み始めましたと。
5世代10世代15世代とかって言ってくちにたまたまラクターゼがなくならないやつが出てきた。
これダーウィンの進化論そのものですけどそのように進化したというよりは
結果としてラクターゼを残してミルクからたくさん栄養を取れる人たちが元気に残る傾向にあったわけですね。
結果論として。
という種の残り方をしたのがヨーロッパを中心にある。
そういうことね。
左側の世界地図を見ると白く色が抜けているところが
ラクターゼを継続して分泌し続ける人たちが住んでいるところなんですけど
もうまさにヨーロッパあたりと西アフリカね。
西アフリカ。
これもヨーロッパからの影響を受けているところですよね。
これゴマのシリーズとかで出てきたところかな。
あとはアラビアハンとラクダとかね。
ラクダは主に生のミルクを利用しますから。
真ん中の方、インドの左上あたりが白くなってるのは
27:00
ラクダのミルクをよく飲むから。
後に牛乳も入ってきますけど
生乳分化の利用が多いところがラクターゼを継続する傾向にあるそうですね。
ニュートフ対象の方安心してください。僕らの方が普通です。
彼らがすごいだけです。
多分ラクターゼ持続性獲得した人たちの初期の人たちは
みんなゴロゴロしてたはずなんで。
そこから頑張ったよっていう話ね。
変わってくというかそういう人はやっぱ強かったんだね。
まあね1万年間ありますからね。
そのスパンで見るとそうなんだね。
数千年くらいでだんだん変わってくるじゃないですか。
数千年って軽く言ったけどすげー長いからね。
まあ食料危機とかはね絶対あったからね。
北の方はもともと食材もそんなにないからね。
それでもあるよねきっとね。
まさにおっしゃる通りでこれは今回のシリーズの核になる話ですね。
それほどまでにミルクに依存した文化、食文化圏っていうのが形成された証でもあるんですね。
ミルクを取っちゃうとこの今ねラクター勢持続性の多いエリアっていうのは
もうそもそも人が生きていけないぐらい厳しい環境だったってことですね。
ああそういうことだね。
なのですごく重要な話になります。
じゃあアジア圏は食に関してはやっぱり昔から平和だった。
そうとても豊かだったのでこれ極端な話これは楽儲さんに怒られるかもしれないですけど
言葉を選ばずに言うとミルクに頼らなくても食が保たれる文化圏ってことなんです。
だから東南アジアとか中国とか日本とか韓国とかあの辺ですよね。
この辺はあまりミルク文化圏が育たなかった。
ちょっと中国は特殊なんだけど違う事情があるんだけどさ。
モンゴルがあるからさ。
ああモンゴルね。
モンゴル系の人たちは羊とかヤギとかミルク使いますから。
その辺がね混ざって行ったり来たり押されたり戻したりがあるんだけどね。
すげえ雑に言うとモンゴルね、元の時代中国のやつだ。
元の人が滅びるじゃないですか。
滅びるというか押し戻されて北の方に戻ってきますよね。
官民族が頑張るじゃないですか。
官民族の国家を新しく作りますよね。
そしたらその時にモンゴル文化嫌だってなるんで。
嫌なんですよ。
やっぱ侵略された時があるからね。
そうですそうです。
なので文化的にミルクを嫌うっていう。
おいしいおいしくないとかじゃなくて、
モンゴルっぽい食文化をちょっと嫌だなっていう気持ちが芽生えてくるらしいですよ。
そういうね。
面白いですよね。
気持ちの部分でね。
気持ちの部分で。
でより官民族化する文化をね。
そうするっていうのがあるんで。
ちょっと中国だけは特殊なんですけど。
30:01
純粋に東南アジアから東アジア日本とかね。
元々ミルク文化が定着しなかったのは逆にミルクに対する依存性が低かったというふうにも言い換えられると。
いうことかなと思いますね。
そうなんだね。
ちょっと面白いなと思います。
確かにね。
そうなると日本は牛乳をなぜこんなに飲むようになったのかとは思うよね。
単純にグルメっていうのもあるけどね。
それだけ平たく他の食材と同じように扱ってきたんだね。
日本人が今のように牛乳を摂取するようになったのは量的な意味でもね。
バリエーション的な意味でも。
これは明治維新の時に一回入ってはくるんですけどそこじゃないんですよタイミングは。
違うんだよ。
違うんです。戦後なんですね。
戦後。
日本の本格的なミルクの利用の歴史っていうのは1945年以降の話なんです。
割と近年ですね。そこまでいかないと出てこない。
めちゃくちゃ最近。
昔々あった平安時代の蘇とか八大将軍吉宗がとかああいう時代確かに牛乳っぽいの出てくるんですけど定着しない。
そうなんだね。
全然文化が違うんですね。
なぜ我々日本人がこんなにミルクを飲むようになったのかというのは今回のシリーズのテーマの一つでもあるのでみんなでゆっくりじっくり考えていきましょうという話ですね。
ラクター勢とかラクトース、入党不対称の話を考えるだけでもなんとなく背景としてミルクの文化がどのように広がってきたのかっていうのがもう見えてしまう。
この辺が少し面白いなと思いました。
面白いね。
入党不対称のことばっかり言っていってもじゃあ僕らダメなのかみたいなことになるじゃないですか。
そうだ今の流れだとそうなるよね。
僕らみんなダメですかみたいな残念な感じしますよね。なので入党不対称対策ね。
対策。対策するんじゃない。
対策があるんですよ。これ研究されてる方々がちゃんといらっしゃってですね、そこの論文から一部抜粋でご紹介をするんですが、
まず酒と同じような感じで入党どのくらいまでだったら大丈夫ですかっていうのはね調査されたんですって。
その調査の結果わかった数値がですね体重1キロあたりラクトス0.75グラムまではそんな症状出ないよっていうね。
0.75グラム。
っていうことらしいんですよ。これザクッと計算をするとですね体重50キロの人だと牛乳700ミリリットル分くらい。
結構飲める。
33:01
ここら辺まではどうやらいけそうだということがわかったそうですね。
700って結構あるよね。
結構いける。なんか倍にしたらさすがにダメだったとかね。なんかそういう実験データもあったんですけど普通に考えてですよ。
1回で1.2リットルとか飲まないじゃないですか。
まあ高校生の兄ちゃんぐらいだね。
あれでも俺1リットルが限界だからね。めちゃ飲んだけど。
飲んでたでしょめちゃ。
めちゃくちゃ飲んでたけどマックス1リットルだよ。1回だからね。
1回ね。
あんなね昼飯の時に1リットル開けるのまあまあ目一杯ですよ。それ以上わざわざね200ccも余分に買わないわけですよ。2本までは行かないから。
まあ2本までは確かに行かないね。
学校で飲むから近所のスーパーで売ってる牛乳は1本1リットルじゃん。
うん1本1リットル。
2本は買わないよ。
まあ重たいしね物理的に。
で飲みきらなきゃいけないから学校だから。
冷蔵庫ないからね。
そうだから1リットルが限界っていう感じでしたね。
そうね。何の話かな。
イメージがさ帰ってきたら飲むっていうイメージがついてます。で母さんはいつもあの子飲むから牛乳いつもないっていう。
めっちゃ牛乳飲んでたね。
飲んでた記憶はあるかもしれない。幼稚園の頃ね。
よく飲んでましたよ。
それぐらいイメージはある。牛乳に対しては。
カルシウムがよく摂取にね都合がいいですから。
カルシウム自体は日本人の腸内細菌層とか考えると別にちゃんと小魚とか野菜とかあとは海藻類ですね。
ところからしっかりとれるのでそれをたくさんとっているバランスよくとっていれば減らないはずなんですけど現代の食生活だと相当意識しないとカルシウム不足になりがち。
そうなんだね。
割とねその肉食文化だったりとかね乳製品でもバターとかそういうのはよく使うけどミルクとかヨログルトは少ないみたいなのもあったりするから油断するとカルシウム不足になってしまうのはこれは現代人の特徴ですね。
そうなんだね。カルシウムね。
カルシウム摂取で特に現代人はミルクが手軽であることは事実です。ただ日本人の食文化的にはミルクが苦手な人はカルシウムだけを見たら別にちゃんと魚とか野菜とか海藻とかあと穀物類でもあるんで
これはあくまでもカルシウムだけに特化した場合の話。なんでこの話をしてるかというとこれはJミルクの調査なんでちょっと偏ってるかもしれないですけどね。アンケート調査によると僕は私はミルク牛乳苦手なんですよねどうしてもゴロゴロしちゃうんだよねって自覚してる人ほどカルシウムが不足傾向にあるっていうことらしいんですよ。
傾向ね。 他から取っていいんだけど他からも取らないから意識しないとダメなんだったら牛乳頑張って飲んだらでも牛乳頑張って飲もうとするとお腹ゴロゴロするよねっていうこの悪循環ね。
36:00
そういうね。牛乳はあまり飲まない。でもなんかすごい偏見だけどさ、牛乳がゴロゴロするから飲まないっていう人がいろんな他の食材を食べてるかっていう疑問も出てくるね。
そこだと思いますね。 いろんなものから発酵品からさ、発酵の食品とか普通の小魚とか魚肉とか野菜をまんべんなく食べてる人かっていうと、なんか俺の過去の経験上ね、小学校の時の友達とかを考えるとすごい偏食だったから。
だから腸内細菌が少なかったのではないかなと思ったりもしますね。 そうね。腸内細菌大事にしたほうがいいですよ本当マジで。 絶対昔の日本人の腸内細菌量すごい量あると思うから。
データでどっかで読んだんですけど確かに多いんですよ。っていうのもまず乳酸菌とかビフィズス菌が有意に多いというのは日本人の特徴なんですね。これヨーロッパ人から比べてもビフィズス菌の量は日本人は圧倒的に多いんですよね。これ食生活とか食文化圏の問題らしいんですよ。
特に日本人は乳酸菌ビフィズス菌が優勢と言われていてこれいわゆる善玉菌ですよね。正確には善玉菌とか悪玉菌っていう概念自体本当は存在しないんですけど。 善も悪もないからね。 ないからね。概念としてそうだ善悪にしときますねとりあえずね。
まあバランスがね崩れやすいってだけでしょ。 この話するとイーゴモロナウと。まあちょっとそういうことにしといてくださいざくっとね。でこの長大細菌っていうのは餌が食物繊維なんですよね。
腐葉性水溶性の食物繊維が非常に大事です。特に水溶性の食物繊維が彼らの栄養部になります。それは食物繊維っていうのは分解すると糖に変わるからですね。糖は小腸で吸収されてしまうのでなかなか大腸にたどり着かない。
ただ食物繊維の状態だったら小腸で吸収されないので大腸にたどり着くことができる。結果として腸内細菌の餌になることができる。これは実はラクターズも同じなんですけどね。 さっきあったね。大腸で分解される。
大腸で分解されるということはすなわち腸内細菌の餌になるということでもあるからね。 じゃあ逆に不耐性が出てる人、出てる人というかラクターズを持ってない人は牛乳飲んだら腸内細菌の餌になる。 その通りです。
帰っていい。日本人にとって 帰っていい。で問題は不快症状が起きるからじゃないですか。不快症状が起きずに餌になってくれれば最高ですよね。そこなんですよ。次なるポイントは。まさにプレバイオティクスの考え方ですね。
プレバイオティクス。 腸内細菌層を少しずつ慣らして鍛えていきましょうみたいな感じですよ。雑に言うと。だからちょっとずつ飲んで牛乳をね。だんだん慣らしていく。 毒を飲んで少しずつ慣らしていく。
39:13
最近あの薬屋のアニメ見てると毒体制を身につけるみたいな。 なんかいろんな漫画とかね歴史の人も出てきますけど。まあいいでしょう。
そういうことだね。慣れる方だと。 でちゃんと食物繊維も送ってあげる。わかめとか海苔とか大事ですよ。他の食物繊維もたくさん取りましょう。
日本人は優位に明らかに炭水化物偏調型の食生活をしてきました。その炭水化物の中でも世界中の食文化圏を比べても圧倒的に食物繊維の摂取量が高いことがわかっています。だから食物繊維をたくさん送り込んでその状態でラクトスを送り込んだら乳酸菌とビフィズス菌がめっちゃ喜ぶんですよ。
この乳酸菌ビフィズス菌のいいところは不快症状を引き起こすような代謝物が少ないんですね。だから分解するんだよ。分解するんだけどそんなガス出さないしギ酸とか出さない。傾向にあるらしい。
朗報じゃない? 朗報だね。乳酸菌とビフィズス菌ってそんな上手いこと分解してくれるのね。 ぽいですよ。ということなのでちょっと細かく調べてないんで本当に生物学やってる方からするとツッコミあるかもしれないですけどザクっていうとその傾向があるので腸内細菌を元気にしましょうねっていうのが結論ね。
食物繊維いっぱい取ってちょっとずつ牛乳飲んで鍛えるといいですよっていう話。 じゃあなんかビフィズス菌がめっちゃ入ってるみたいなやつよりも持ってる人は育てる方向に集中した方が、注力した方がより健康になる可能性がある。
逆にラクターゼン足りないタイプでよかったねかもしれないよ。これのおかげで意識し始めるからね。そしてこの回を聞いてそう思った皆さんいるでしょきっと今。今聞いてる人。あ、俺だ私だって思ってる人いるでしょ。感謝してほしい。
牛乳苦手からこれ牛乳意外と持ってない方が得するっていうね今のところね。 ぐるっと一周回ってね可能性はあるかなと思います。ただそのビフィズス菌を飲むってあるじゃないですかヨーグルトビフィズス菌こんなに入ってますみたいなね。あれ物によってですけど必ずしも大腸まで届くわけじゃないですからね。
何パーセントかしか届かないんで。中にはそのビフィズス菌を一個一個カプセルに包んで大腸まで必ず届けますっていう加工が施された乳酸系食品ってのがあるんですけど。そうじゃなければだいたい胃酸でやられますから。
胃酸移行説ね。 なんでごく一部だけが届くんでどんどん供給し続ける必要があるし同時にバラクタラクトースも含まれるんでしょうけど食物繊維多糖類を送り込んであげて彼らの栄養をちゃんとあげるっていうのが大事かなというところですね。
42:16
あんまり肉食べると今度悪玉菌の方が頑張っちゃうんで。あれのバランスですね。 俺なんでこんなに肉食べるのに腸の調子いいんだろうね昔から。野菜食べてるけど肉の量に比べれば多分少ないはずなんだよ。
肉は肉で別に悪いわけじゃないので油のバランスとかもありますしね。 肉だったら逆になんでも食べるからね。 あと異様なほどに米食うじゃないですか。あれねお米も清白米だと色々と話変わってくるんですけど冷飯を食べるとかするとね。
夜の残りとか朝冷飯を食べて足りないから普通に炊いた飯を食べる。じゃないと足りないからさ冷飯を食べない。
細かい話ちょっと省きますけど冷めたご飯アルファ化した後にまた戻ったご飯ね。あれは軟焼化性澱粉になるんですよ。 軟焼化性澱粉。 焼化しにくい澱粉に血合がちょっと固くなるんですよね。だから消化が悪くなる。
消化が悪くなるとそれはイコール大腸まで届きやすくなるってことなんですよね。そうすると食物繊維ではないのに食物繊維っぽい働きをしてしまう。 そういうね俺たち炊きたてのご飯食べる方が多分少ない場合によっては。
昔思ったんですよ握り寿司ね。あれだけ食べてたってさ動物性タンパク質魚ね。あと米じゃないですか。栄養バランス大丈夫なの食物繊維足りないんじゃないのって思って調べたんですよ。そしたらレジスタントスターチすなわち軟焼化性澱粉ね。こいつが食物繊維の代わりの働きをするってのを見つけてびっくりした。
寿司もあれ健康にいいんだ。 ちょっとミネラルの話は別になると思うんですけど。 ミネラルとかビタミンもあるけどさ。 いいらしいっすよ。ちょっとこれ町内再起の話になるとそれだけでシリーズできちゃうんだけどさ。
あったかいご飯に納豆かけて食べるよりも納豆巻きの方が体にいい。 だけど納豆食べてるし割とすごいけどね。 そうだけどそこに冷飯じゃん。あったかいご飯に熱々よりも冷飯で使う寿司はさ。納豆巻きは冷えてるじゃん。に納豆が入ってるからこれ意外と最強なのでは。
しかも海苔巻いてるからね。 海苔がまたすごいからね。 すごいな。 納豆巻きって意外と健康にいいんだなと思って。 ほんとだね。 冷やすことによってしかできないから。 じゃあ納豆巻きと味噌汁飲みましょう。おいちょっと牛乳の話どこ行ったんだ。
45:09
このまま納豆巻きめっちゃ食べるからさ。あれっていいんだな納豆好きだからさ。 台本のあと3行残してずっとその前の話してるけど大丈夫かね。 そうだね。割とここで尺食いちゃったね。
でも乳糖が少ないやつを選びましょう。 少ないやつ。 低脂肪ってあるじゃないですか。牛乳で。あれの中に数は少ないけど種類は少ないけど一応低乳糖系があるんですよ。そっちを選ぶかヨーグルト行こう。
ヨーグルト。 ヨーグルト。ヨーグルトってヨーグルトっていうのじゃなくて正確には酸乳っていうんですけどね。ヨーグルトっていうのはトルコ語なので。いろんな国のヨーグルトっぽいやつは酸っぱい乳って書いて酸乳っていうやつね。
酸乳系は発酵の過程で乳糖が減るんですよ。乳酸菌が乳糖を分解してるのですでに。 そうか。体に入る前にね。 体に入る前に腸内細菌みたいなことを先にやってくれてるので。
腸内細菌も乳酸菌だもんね。 そう。その前にやった状態で入れてるからそもそも乳糖が少ないよっていうのでヨーグルトなんかはいいと思いますよ。 じゃあ牛乳よりはヨーグルトのほうが吸収もいいし体に負担は少ないというかそのラクトスとかはないから症状出にくい。
これが実は重要なんですよ。なぜ人類がこれほどまでにミルクの文化を受け入れてきたのか特に西半分がそうですけどそれはよくよく見ていくとミルクを飲む文化よりもミルクを食す文化圏の方が圧倒的多数。
食べる方が多いんだ。 飲む文化は少数派。歴史的に見たらね。現代でもそう。ただ一部の国ですよ。さっき出てきたラクター勢持続性を獲得したエリアとその影響を受けたところがミルクを生で飲むようになってたっていうだけの話ね。
そうなんだね。 インドだって別に生のミルクを利用してきたわけじゃないんですよ。現代ではしてますよたくさん。チャイとかありますけどそれ以前はそうじゃないっていう話ね。
そうなんだね。 なのでおそらくですが次回以降の話で徐々に明らかになっていくのが人類はこの乳頭二人との戦いの歴史でもある。
48:03
一側面ね。そういうミルクの文化史というのがあるなというのが今回の話からもちょっと見えてきたところですね。
いかがでしたか乳頭二人称。 そうだったね。今までのやつが全部フリーみたいな感じになっちゃったけど。 ここまでがミルクの食文化史、歴史ですね。それを見ていくための背景というか事前情報事前知識ここまでです。
ここまでがそうなんだ。でこの次からちゃんとちゃんとって言ったんだけど。 ここまでもちゃんとミルクの話しとんのよ。 してるけどここからなんかちょっともう一歩踏み込んでいくみたいなね。
人間がどのようにミルクを摂取するようになってそれをどのように活用するように進化してきたのか進化進歩してきたのかという話になっていきますので次回は家畜の始まりからですね。
家畜ね。確かに事前情報だったら家畜の話でいきなり始まったら結構フワッと人だね。コメント来てますね。ごめんなさい。歯が生えてくると乳首が痛くなる。乳首がややこしい感じになると逆にね。歯が生えてくると乳首が痛くなるのと虫歯になるのを嫌がって乳歯ならえさせる印象があります。
なるほどね。 なんか歯が痛くなるのはこの間お乳の説明で聞いたな。加え方が浅いと乳頭の方はもちろん歯が生えてくる物理的に痛いって言われてあるけど奥までちゃんと入れてないっていうのは結構ありがちらしい。
そうなんだ。 結構グイって奥まで入れるんだって。正しい加えさせ方っていうので。それ全然知らなかった。ちゃんと加えさせないと母乳を作ろうっていう信号が送られないっていうのをちゃんと聞いた。
なるほどね。 そういうのあるんだ。
パンプキンヘッドさん、飲みすぎたらゴロゴロするのはそれでか。 はい、でした。
じゃあリッタークラス飲んでるのかな。 個人差あるからね。ラクトス0.75gっていうのはね。
あれはあくまで平均的な目安ね。 フルールさんは寝酒より毎晩ミルクティーがお気に入りかも。確かに夜ホットミルク飲む人多いよね。
そうね。 海外のイメージだったけどどうなんだろうね。日本も多いのかなやっぱ。
どうなんでしょうね。 そしてホットミルクの、なんだろうね夜ねホットミルクを飲むっていう。
ほっとするんじゃないですか。 言葉だけじゃない。優しい味はするのかな。それとも子供の時に戻るみたいな懐かしさ。なんか感じるものがあるのかね。
51:05
ハンピキネットさんがお腹ゴロゴロ大石にA2ミルクなるものをこの前テレビで見ました。飲んでみたいです。
A2ミルクね。お腹を壊しにくい牛乳で消化しやすいってやつですね。 そういうのあるんだね。
カゼインのタイプがA1とA2っていうのがあるんですよね。A1ミルクっていうのはこれ遺伝子で決まるので母牛と父牛で決まっちゃってるんですよ。
A1タイプなのかA2なのかどっちのカゼインを作るかっていうのが決まっててA1×A1もあればA1×A2もあるわけじゃないですか。
このA1はどっちも消化が難しいのでお腹ゴロゴロになりやすいっていう傾向があるんですって。
これを遺伝子情報をちゃんと母体の方をちゃんと調べてこの牛はA2のみのカゼインを生成するっていうのが分かるとそれだけを製品化するんですって。
現在の乳産業っていうんですかミルク産業って一回全部バサッと集めるわけじゃないですか当たり前ですけど。
なので絶対混ざっちゃうのをA2だけに分離してそれだけを生成するみたいなことが今取り組みとして行われてるんですけどもうむちゃくちゃコストかかるんでまだ広がってない。
どこから乳牛のところから追っかけないといけないもんねこのミルクはっていう分けなきゃいけないもんねめっちゃ大変なんだよね。
ちなみに人間の母乳は基本的にA2タイプらしいです。
ただこれはあくまでもタンパク質とカゼインの話ね乳糖とはまたちょっと別の軸での話ですね。
カゼインはそんな違う?
カゼインは何だったっけ?
タンパク質?
タンパク質の分解の仕方でも乳糖不対称的な症状が出る出ないがあるんですって。
そういうことね。
僕もちょっと浅く読んだだけなんですけど一応サクッと読んでコメントがあったのでついうっかり喋ってみました。
本当は台本から落とした部分なんだけどね。
ということで今回はこの辺で終わりたいと思います。ありがとうございました。
サポーターコミュニティでお待ちしてまーす!
54:15

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