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#134  AI活用と、最後に残る”人間らしさ”の大切さ|ゲスト:脊板幸子さん
2026-06-25 16:30

#134  AI活用と、最後に残る”人間らしさ”の大切さ|ゲスト:脊板幸子さん

【今月のゲスト】 

株式会社五十嵐商会 代表取締役 脊板幸子さん 
【今回のトークテーマ】 

・事業承継は「イノベーションのチャンス」 

・AI活用と、最後に残る”人間らしさ”の大切さ 

東京商工会議所北支部会⻑である越野充博が

王子飛鳥山の邸宅の談話室で、北区内外の多彩な起業家、経営者の方々をお招きます。

情熱とアイデアが交錯した素敵なおしゃべり。

グラスを傾けながら、北区の未来を語り合います。


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サマリー

今回の放送では、株式会社五十嵐商会の脊板幸子さんをゲストに迎え、事業承継をイノベーションのチャンスと捉える視点や、AI活用が進む現代における「人間らしさ」の重要性について語られました。脊板さんは、地域貢献と事業成長の両立、そして顧客のニーズに柔軟に対応することの重要性を強調。また、女性ならではの視点で社会の当たり前を変えていく力に言及し、それがより働きやすい社会の実現につながるとの考えを示しました。事業承継に悩む方々へのエールや、働く女性への力強いメッセージで締めくくられました。

東京商工会議所北支部での活動と地域への視点
飛鳥山の窓から、TOKYO NORTH MOVEMENT。 東京都北区飛鳥山。
暖炉のある小篠光洋さんの部屋には、未来を思う様々な人たちが遊びに来ます。 情熱とアイディアが交錯した素敵なおしゃべり。
さあ、今夜はどんな話が飛び出すんでしょうか。
こんばんは。小篠光洋です。
日暮らし商会の社長、聖田幸子さんをお迎えしてやってまいりました。 いよいよ最終回でございます。
東京商工会議所の活動から、北区に視点を当てて、今週はお伺いしていきたいという風に思います。
聖田さんにはご無理をお願いしてですね、東京商工会議所北支部の副会長、
最年少だそうですけれども、お引き受けいただいているんですけれども、
なんか押し付けがましいんですけど、やってて良かったとか、やってて初めて見えた景色とか、そういうのがあったら教えていただけますか。
本当に恐れ多いお役をいただいているなというのが正直なところで、
ただ、せっかくいただいた機会ですので、精一杯努めさせていただきたいなと思っているところです。
私は昨年11月にそのお役をいただいて感じたのは、今までは自社をどうやって成長させるかとか、
社員さんとどう発展させるかという視点を考えていたんですけれども、
このお役をいただいてから、やっぱり地域がどう全体で発展したらいいかとか、
もっと楽しい街にしていくにはどうしたらいいかと、
そういった街を良くするという視点で考える機会がぐっと増えたなというふうには感じます。
そうですか。先週、生田さんの会社には帰宅が大好きで、帰宅に住みながら地域貢献もしながら、
そこでお勤めをしていきたいという方がいらっしゃる、そういうお話を伺いましたけれども、
地域が良くなっていくということは、そういう方がより増える。
増えればそういう方を雇用できる機会も増えるという、
これもそういう循環が進んでいくといいなと思って、私なんかもやらせていただいていますけれども、
この数年、副会長にご就任いただく前にも、生田さんには同省のことをいろいろやっていただいているんですけれども、
その中で帰宅、こう変わってきたな、そういうところを見えていたら教えていただけますか。
はい。帰宅が変わったというのは、まず発信力、皆さんの自慢したいという気持ちと、
自慢できる内容というのが非常に増えたなというふうには感じています。
そうなんだよね。もっと自慢しましょうというのは、実は商工会所でも呼びかけていただいて、
この間もどこかで話しているときに、生田さんがすごく深くうなずいてくれたのが、
僕にはすごく力強い応援でかけていただいたんですけれども、
確かに情報発信ということが、区役所だけじゃなくて、
みんながやっぱりこれも相乗効果でやるようになってきているという感じがしますよね。
そうですね。はい。
それはやっぱり、女性の力って、男性の何倍も情報発信についてはあるような気がするんだけど、どう?
どうでしょうね。女性の力というよりは、女性が集まるとパワーが100倍ぐらいになるというのは感じますね。
今年の新年会で最後の締めを、女性の副会長3人の方に合同でやっていただいたんですけど、
なんかやっぱり3人いるから3倍じゃなくて、やっぱり30倍ぐらい最後盛り上がって終わったような感じがして、
いろんなところに、当省だけじゃなくて、いろんな地域の団体、そういうところに女性がいる方がね、
また連携していただいたりするとね、もっと盛り上がるかなというね。
今実は、北区は区長さんが山田かなこさん、女性。それから区議会の議長さんが女性。
ね、というようなことでね。やっぱり経済団体は未だにちょっと白髪頭が多いんですけども、男性が多いんですけども、
そういう中でね、皆さんの活躍がものすごい僕らもね、期待してるんでね、頑張っていただければなというふうに思います。
五十嵐商会の歴史と地域・顧客との関係性
さてですね、北区の中でも50年以上続く企業ってそう多くはないというふうに思いますが、
1973年のご創業ということですよね。
はい、そうです。
お父様が10年ほど、新大金子さんにお勤めの後に独立をされて、スタートされてと。
ですから、53年になるということですかね。
はい、そうです。
これだけ長い間、本当に1973年の創業って、実はすぐに石油ショックがなんか来たりして、
本当に大変な時期を乗り越えてこられて、その後もいくつもあったと思いますけども、
この長く続いてこられた理由っていうのをどのように捉えられていらっしゃいますか。
はい、本当にですね、地域の皆さんやお客様に育てていただいたからこそ、今があるなというのは感じています。
私たちは普段、北区東十条で本社構えてまして、そこで荷物のやり取りとかですね、
結構近隣の方にも非常にご迷惑おかけしていることもあるんですけれども、
それ以上に地域の方が喜んでくださるっていうのが、事業を通してそれが形になって、
地域貢献を本業を通してできているっていうのを非常に感じさせていただきますし、
そういった地域の応援があるからこそ、事業が成り立って発展していっているというのを感じます。
なるほど、まず地域っていうことでありますね。
それとどうですか、お客様とかお得意様との関係性、その点についてはどうでしょうね。
そうですね、お客様ということでいくと、東京と埼玉のお客様がほとんどなんですけれども、
かなり長年取引してくださる企業さんもいらっしゃいますし、
そうかと思えば私たちも結構時代に合わせてターゲットですとか、扱う商品の群というのを見直してきてまして、
お客様に柔軟に対応してきたというのもあります。
そこにお悩みをポッとお客様のほうから差し出していただいて、
それにまた叶えていくというか、かいつけつを一緒にお客様としていただくと。
そういった成長を、この循環を作り出していけているのは、
お客様のそういうご要望があって、だからこそかなというふうには感じています。
そういうものを直接こうしてほしいと言ってくる方もいらっしゃるだろうし、
何か悩んでいるんだけどというのを、そこから会社の皆さんが引き出してご提案するということもあるだろうし、
そういうところはかなり注力されている、そこはポイントだと思って経営されているというのがあるんですか。
未来へのビジョン:環境、効率、人間らしさ
はい、そうですね。私たちの次の50年のビジョンというのがありまして、
3つキーワードがありまして、環境、効率、人間らしさと言っています。
やっぱりその目の前のお客様のお困りごとにしっかり耳を傾けつつ、
でもこれからの時代どうなるかなというのを予測しながら、
例えば環境ということですと、私たち放送資材、
例えばお客さんが100という放送資材を使っていたら、
じゃあ同じサイズでこういった80というのもあるよとか、
そこで環境に配慮した素材ですとか、あとサイズ感ですとか、そういったのをフィットさせていくと言いますか。
なのでお客様のご要望にお答えするのもそうですし、
それにちょっと上回る提案というか、ちょっと先回りした提案というのをしていけたらいいなというふうには感じています。
Aという資材を使っていてくださっている。
あの会社はAを使ってくださるんだと言って、
両方ともお得意様もこちらも何の疑問もなくAですと言う。
これ楽なんだけど、だけどそういう今50年の未来に向けたビジョンの中に照らしたときに、
じゃあ環境に配慮しようとしたらAじゃなくて、
厚さが要するにそれよりも薄くなっても強ければBでもいいですよね、
ということでそれを提案していくとかね。
そういう変化をちゃんと先取りしながら、
お客様のニーズをちゃんと把握してご提案に結びつけていくという、
そういう作業は本当に怠りなくやらないと、
どんどんふと気が付くと、
え、置いてかれちゃってるみたいな風になる恐怖がありますね。
おっしゃる通りです。
なるほどね。
言語化の重要性と経営者の普遍的な役割
でも、生田さんとずっと4週にわたってお話聞いてきて、
ものすごく言語化したり歌詞化するのが上手いよね。
それは一生懸命、それを上手くなろうというよりも、
どうやって社員さんにわかってもらおうか、
お客様にご理解いただこうかということを、
一生懸命やってきた賜物なんだろうと思いますけど、
かなりそこは意識されてますよね。
そうですね。結構社員さんでも産業の文が読むのがつらいとかですね。
結構そういう話はよく聞いて、
逆にそういったのを言ってくれてよかったなと。
なので、なるべく私もシンプルに、
それこそ親が子供に、2歳の子にわかるようにというのは、
だいたい一言なんですよね。
でもその一言の中に、
普段のやりとりがあったり、
普段接している中での一言なので、
その誤解を生まないようにというのもありますし、
なるべくシンプルに伝えるようには心がけています。
結局やっぱり、プロセス全然違うし、
やっていることの、作っていくためのやり方も違うんだけど、
お父さんがカリスマ的に一言で言ってたということと、
結局一致し始めてるっていう気がするよね。
ちょっと悪かもしれないですね。
だから、そこの中でお父さんが、
もっとお父さんを感覚的に捉えててとか、
それから世の中全体が、
トップがこういったものに対してはついていくんだとかっていうのがあったりとか、
だからその時代時代で全然違うんだけども、
でも、分かりやすく言語化したり体現してやっていくっていうことが、
経営者にとって必要だっていうことは、
普遍だっていうことだよね。
そうですね。
すごく聞いてて感動すらするね。
事業承継へのエールと新たな挑戦
最後にさ、やっぱりAIもあれだけ活用されていながら、
やっぱり最後にその人間らしさを、
っていうことをちゃんと言語化していってる。
これはやっぱりなかなかね、
僕もずっとやってきて全然足りないね。
本当に言えないことだと思いますね。
さてその人間らしさっていうところも踏まえながら、
最後にですね、
北区でまずその事業生計に悩んでいる方に、
一言あればいただきたいんですけど。
ありがとうございます。
事業生計って私は今思うに、
実はイノベーションの大きなチャンスだなというふうに思ってまして、
仙台が積み上げてきた大事な土台っていうのがあると思うんですけど、
そこに自分らしい新しい風を吹き込めるチャンスだと思っています。
まして新しく創業される方っていうのは、
イノベーションの塊でしかないし、
そういう方たちと私たちも、
街の中でいろいろな競争ができたりとか、
一緒に作り出せるっていうものがあったらいいなと思いますし、
北区はそういう新しい仲間のチャレンジっていうのも、
大歓迎してると思うんですよね。
一歩一歩踏み出せば必ず温かく見守ってくださる方がいらっしゃいますし、
一緒に走ってくれる仲間、先輩方っていうのがたくさんいますので、
私はそれを証明できます。
なので一人で抱え込まずに、
ぜひ周りをたくさん頼りながら、
あなただけの経営の形っていうのを作っていったらいいんじゃないでしょうかと、
そういうつながり、そんな形で応援をしています。
まさにこれから経営を目指す若い世代の方への、
事業所権ってことだけじゃなくても、
自分で起業してっていう方へのメッセージにもなってたと思うんだけれども、
女性の力と社会変革へのメッセージ
やっぱり、生田さん女性でいらっしゃるんで、
前にお話いろいろ伺ったように、育児も含めて、
女性ならではの大変さっていうのもね、いろいろあると思うんで、
これ本当の最後の最後になりますけれども、
女性の皆さんに向けて、これは経営者でなくても、
働く女性の皆さんに向けてメッセージをお願いできればと思います。
はい、私もまだまだ勉強不足なんですけれども、
女性だからこそ当たり前を変えるっていう力があると思っています。
というのは、いろいろな違和感って社会にいてあると思うんですけど、
その言語化っていうのが、やっぱりどうしても、
いいや、しなくていいやとか、ちょっと私が我慢すればいいわと、
そういったものを解消できるチャンスっていうのが女性にはあって、
その違和感っていうのを解消していけば、
実は男性同士ももっと働きやすい世の中になったりですとか、
もっとみんなが働きやすいという、そういったものにつながってくると思いますので、
何も女性のためのっていうものではなくて、
女性が当たり前を変えていくことで、
社会がもっと働きやすいとか、みんながもっと協力しやすいとか、
そういったような環境が出来上がるんじゃないかなと思っています。
いや、本当にね、その通りなんですね。
うちの会社も、建設会社ってもともと女性があまり多くないんで、
女性がどう働くかっていうことのルールとか、仕組みとかって全然出来てない。
その時に僕が考えたのは、やっぱりその女性の社員さん自身が、
いろいろ結婚だったり育児だったり、いろんな場面に遭遇するじゃないですか、
その時に君たちが一番いいと思っていることを、
できるだけ仕組みにしていくから、それでやってってね、
もうね、任しちゃってるんだよ。
もういいですね。
本当に女性の切り開く力って、やっぱりこれから大事だと思うし、
ぜひその先頭に立ってね、生田さんには頑張っていただきたいというふうに思います。
ありがとうございます。
最終回を終えて
最後に感想を一言って言うんで、
生田さんのお父さんはいい娘を持ったなっていうのが最後の感想でございます。
今月4回にわたってありがとうございました。
ありがとうございました。
またよろしくお願いします。
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