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2023-12-11 24:04

#141-2 「かばお」のルーツは幼少期から続けてきた自己表現(藤沢製本 代表 藤沢佳織さんゲスト回 2/2)

後編です。テキトーフォーミーのキャラクター「かばお」はよめさん自身を支える存在であるとわかりました。また「かばお」のルーツについても教えていただきました。
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そんな、今非常に旗振りしてガンガンやってるんですけど、やっぱりそれでも経営する中で、しんどいこととか大変なこともあると思うんですけども、ちょっとどこまで言えるかわからないんですけども、そういう話も聞いてもいいですか?
そうですね。全部しんどいです。
そうですよね。いやーそうですよね。
楽なことは何してもない。
でもまあ、全部しんどいのが全部面白いっていう、私は知らないことなので、しんどいことが面白いと思ってしまう、そこはもう勝負ですね。私は多分根本の勝負。
ドMなのかって自分でも思うんですけど、結構周りの人には、わざわざ大変な方に行くよね、みたいなことは言われます。
わざわざ大変なところに行くっていうのは、例えばどういうこと?
例えばだから、まあ黙ってりゃいいけど、もう寝上げに行くとか。
なるほどね。
たぶんみんなやりたくないくって、みんながしんどいよねってことを、行きます、みたいな。
いやー、でもなんかそれって、その取引先さんと向き合うことになるじゃないですか。
それまでの信頼関係とかももちろんありますし、そこに立ち向かっていくんですね。
行きますね、わざわざ。
なんかそうですね、結構そういうハードルを感じるときあるんですけど、やっぱり人と向き合うって、なんか逃げたくなると思うんですけど、基本的には人って。
そこを立ち向かうときって、どういうことを考えてやってるんですか?
もう。
抽象的なんですけど。
いやいや、でもこれはもう、それも私の本当に根本の処分なんですけど、もう嫌われるのは一切怖くない。
なるほど。
嫌われる覚悟で行くというか。
はいはいはい。
気に入られようと思って人と話すことは基本しないです。
それはなんか昔からなんですか?
昔からです。だから敵も多いです、やっぱり昔から。
私のこと嫌いな人もいっぱいあるけど、私のこれは自慢なんですけど、嫌われることはあってもいじめられたことはないっていう。
なるほどね。
ファンもね、ファンという言い方がいいか分からないですけど、人多いですもんね。その分逆にこう、支持する方もね。
それはね、そうですね。極端、極端ですね。
めちゃくちゃ経営者向きって感じですね。確かにそういう意味だと。
なるほど。
でもまあなんか、そうですね。やっぱりその向き合った結果、場合によってはこう結列して離れることもあると思うんですけども、やっぱりちゃんと向き合ったことで、まあその科学交渉もそうだかもしれないし、社内とかもそうだと思うんですけど。
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なんかいい関係性になるってこともあるんですかね、やっぱり。
そうだと思いますけどね、なんかやっぱり腹を割るっていうのはすごく多分人との付き合いで大事で、でも腹を割れる人ってほとんどいなくて。
はい。
やっぱり腹を割った結果、本当にお付き合いがなくなった方とかもいっぱいいますけど、でも腹を割らずに付き合い続けることがじゃあいいのか。
いいのかというと。
まあ私の考え方はそうじゃないなっていうのがあったので。
なんかこれはビジネスで勘違いされがちなことだと思うんですけど、腹を割るとかちょっと場合によっては自分の感情も見せるみたいなことはあんまりビジネスだと良くないよねみたいな。
あのもう割とロジカルに解決できるじゃんみたいなこともあると思うんですけど、でも実際頭の中ではなんかモヤモヤしてて、ちょっと気に食わんなとか思いながら、なんかでもそれ見せずにみたいなって結構よくあるなと思って。
難しいですよね。
それじゃって、なんか特に本当の自分を見せないという感じを出さずに物事を進められる人もすごいと思います。
私もめちゃめちゃ尊敬します。
ああ。
なんでそんな、こんなことができるんやろうって。
はいはいはい。
そういう尊敬はあるんですけど、私がそれをできるかって言ったらやっぱりできないし。
で、なんかそうやってできない自分がすごい嫌だったんですけど、なんでこんなに顔に出ちゃうんやろうとか。僕すぐ顔に出るんですよ。
嫌いって顔に書いてある。
書いてあるんだ。
あなた嫌いみたいな。
はいはいはい。
でも逆に、あなた愛好きもすごくかっこいいし、っていう、すごくビジネスの現場だとってもやりにくい性格なんですけど。
でも、なんかそういう自分が嫌いだったんですよね。
あんまり、本当にアホやなと思って、もっとうまいことできへんのかなと思ったんですけど、やっぱりその、代表になって敵と訪問っていう概念とかが降ってきて。
カバオさんにそれでいいよって毎日言われ続けてることが、やっぱりちょっとずつ自己肯定感が上がっていくというか。
なんかこうやらかしても、やらかしたって言っても、肩の後ろの方でカバオさんが大丈夫だよって言ってくれたら、まあ大丈夫かと思ってやってきるようにはなりましたね。
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そこはね、カバオさんの存在があったっていう。
私も、やっぱり感じてますね。
いやでも本当に、僕も割とその偏見を経ているというか、なんかやっぱり感情なんて見せずにロジカルにやった方がいいと、むしろ思ってるぐらいの感じだったんですけど、周りの影響とかもあって。
でもなんか、本当の意味で腹を割って話さないと、いい関係性は築けないんじゃないかとか、本当に仲間になってほしいときに、一緒にやってほしいって言えなかったり、本当の意味の仲間が作れなかったり。
そういうことに、リーダー的なポジションになったりとかすればするほどぶつかってきて、逆にそれを最近はできるようになろうと、今も完璧にできてるわけではないんですけども、なるべく腹を割って話すようにしようとか思っているので、むしろめちゃくちゃ尊敬というか、素晴らしいところだなと思いました。
かばおさんはどこから出てきたんでしたっけ?
かばおさんはね、本当に定かではない。
気づいたらいたんですかね?
気づいたらいて、そこにいたっていう感じで、一応適当そう見を出したときに、製本で使う機械、かばおさんの顔に見えたみたいなことは、立て前として言ってるんですけど、結構後付けで、
もっとその前にかばおさんって、私の中でいて、そうなんですよね、2020年とか、2021年の11月にかばおさんデビューしているので、本当に2020年かその前くらいには、私は手帳にかばおさんの原型となるカバーイラストを毎日試行錯誤しながら描いてるんですよ。
どうやったら私の顔に近づくかなみたいなのを、ずっと描いてて、
全然スピリチュアルなものでもなんでもないんですけど、かばおさんが私の目の前に姿を表したときがあって、それをぼやっとしているその輪郭を、私はずっと描いてたのかなと思いながら。
ずっといたのかもしれないですね。
そうなんですよ。かばおさんのプロフィールも、そういう経緯が私の中であったので、製本工場に30年住んでいるかばおの原型だよっていうプロフィールなんですけど、ずっとかばおさんがいてくれてて、
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私が代表になる前ですかね、そのタイミングくらいで、代表になる頃かな、くらいに姿を私の目の前に表して、
やむちゃんファイターをみたいな、出てきてくれたのかなと思って。
出てきてくれたんですね。きっとそこで覚悟を決めて入ってくれたときに、ひょこっと現れてくれたのかもしれないですね。
そんなふうに思っています。
いいですね、ありがとうございます。
このラジオのコンセプトでもあるんですけれども、誰もが自己表現をするように情熱を持って働く、それを掲げているんですけれども、
自己表現というのが、僕も振ってきた言葉であったんですけれども、
やらなきゃいけないこととか、やるべきみたいな、外発的な動機づけじゃなくて、
純粋に自分がしたいとか、むしろしちゃう、気づいたらしてしまうこととか、
そういう本当に内発的なもの。
僕は、このポッドキャスト、こうやってゲストとお話しするのがめっちゃ好きだし、
一人で語るのも、131回聞いていただいたからわかると思うけど、結構好きなんですよね。
別に誰からお願いされなくても、ああいうことをやっちゃうタイプで、
そういうすごい自己表現的で、それを100%仕事にするっていうのは難しいとは思うんですけど、
それをなるべく近づけていくとか、働くのの10%か20%の中に、
自己表現的な時間を入れられたら、もっとみんなが生き生き働けるんじゃないかなっていうのをすごい思っていて、
嫁さんにとっての自己表現って何なんだろうなっていうのを聞いてみたいなと思いました。
はい、なんかその自己表現とは何ですかって聞かれて、どういう意味なんやろうと思ってたけど、
今の田中けんさんの説明を聞いて、ああなるほどなるほどって理解しまして、
やっぱり私の自己表現、それで言うともうキーワードがキャラクターなのかなと思いました。
それこそ最初の方に言ったように、幼少期から自分のキャラクターみたいなものってずっと変わってきたと。
ああ、言ってましたね。
自分を演じてるわけじゃ全然なくて、こういうキャラクターでいこうと思ってるわけでもなくて、
ほんと自然とそうなるっていうのが私の人生なんですけど、ずっと一定であることが私一番ストレスなんですよ。
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常に環境であったり付き合う人であったり、自分のキャラクターもそうですし、変化がないともう死んでしまうみたいな忙しいタイプで。
ずっとミュートラルであり続けないために、いろんな活動を私は起こしてるんやろうなっていうのがあって、
そういう意味でもキャラクターですし、やっぱりキャラクターを生み出すっていうのも私すごい好きだし、
昔からやっぱやってることなんですよね。
カバオの前にも。
カバオさんはたまたまこうやって読み出したけれども、それこそ小学校の頃からクラフのみんなを肉まんのキャラクターにするみたいな。
なになにまんみたいな、ひとみまん。
めっちゃ面白い。
みんなを肉まん化して、クラフのみんなを描いて、人気投票を待ちの人にどの肉まんが一番かわいいですかとかって言ったりとか、
なんかちょっとよくわからへんことをしてたりとか。
いいな。
なんか振り返っても、私の人生の中でキャラクターっていうのはすごく重要なポジションにずっといて、
反抗期もキャラクターのぬいぐるみを通して母と会話してたんですよね、私。
なんかそこだけ聞くとすごいかわいいんですけど。
反抗期っていう反抗期はそんななかったんですけど、やっぱり親に対してなかなか言葉数が少なくなる。
みたいなときあるじゃないですか。
そういうときに、これは母の手法ですぐ私もいいなと思って投票しようと思ってるんですけど、
ぬいぐるみがいて、母と私の間に。
ぬいぐるみが媒体になって、親子の言葉を投げるんですよ。
これこんな、どう思ってんの?とかって母がぬいぐるみでしゃべったら、
母がぬいぐるみに対して、いや、私はこういう感じで。
母にも聞こえるけど、私はぬいぐるみに耐えてるだけ。
なんか生身の人間に伝えるとか、生身の人間から言われたことってすごく受け入れづらいんですよね。
感情なんて、ちょっと悪い意味での感情を影響しちゃいますよね。
でも、それがキャラクターに言われたら、スッと入ってきたりとか、
キャラクターになら、カバオの問いかけカードとかのプロダクトだけど、
カバオさんになら言えるとか、そういうのにキャラクターの力ってのはすごい幼いときから感じてきてて、
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今後もいろんなキャラクターを生み出していきたいなっていう思いはあります。
いやー、めちゃくちゃ自己表現ですね、それ。
というか、お母さんとのやりとりがすごいカバオを思わせる。
そうですよね。
原点な感じがしますね。
かもしれないですね。
その時もね、やっぱり思春期っていろいろしんどい時期だと思うんで、
ここでこう、間にキャラクターがいたことによって自分を出したとか、
なんかすごいですね。
そこまで聞くとまたカバオさんに対して感じることも変わってくるな、なんか。
いやー、めちゃくちゃ理解できました。
ありがとうございます。
ちょっと最後に聞いてみたいことがありまして、
ライターゼミと、
今日そんなにここの話できなかったんですけど、
本当にライターゼミといろんな活動してて、
最近はもう嫁さんとか僕も知らないところで、
ミーティングやって、
カバオについてとか適当フォーミューを深めようとか、
結構いろいろやってたり、
気づいたらライターゼミのメンバーが、
嫁さん主催のワークショップみたいなのにみんなで参加してたりとか、
なんかすごい、僕すごい嬉しくて、
そういう動きが。
なんかやっぱり、
適当フォーミューっていうこのコンセプトは、
すごく人の解放を生んでいくようなものだし、
そこに共感したファンってもっともっと増えてくるんだろうなって、
今思っていて、
なんかそうなっていた時に、
ファンの方、
ファンっていう表現が適切かわかんないですけど、
そういう仲間とかそういった共感してくれた人たちと、
一緒に今後こういうことやっていきたいなとか、
こういうふうな競争していきたいなとか、
っていうの、
なんかあったりしますか?
そうですね。
具体的にやりたいこととかは、
イベントだったり、
なんかいろいろありますけど、
なんかすごいぼやっとしてますけど、
本当にもう、
人間が適当フォーミューな世界になればいいなっていうのは思ってて、
加藤さんがみんなニコニコがいいねって言ってるんですけど、
ほんと少しでも周りにこうね、
みんなニコニコの人が増えてったらいいし、
その中心にその適当フォーミューをいいねって言ってくれるファンというか、
ファンの皆様が居といてほしいというか、
その人を中心に周りがみんなニコニコになれるような、
イベントなのか活動なのかはまだ分からないですけど、
そういう動きができてきたら嬉しいなと。
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そうですね。
ニコニコで、
日本中、世界中がニコニコで生まれていく時に、
きっとそのコアなファンの方はすごく力を発揮してくれそうな感じがしますね。
みんなニコニコってどういう状態なのかなって思いますけど、
周りが全員ニコニコだったら自分はニコニコじゃなくてもいいっていうのが結構、
日本人多かったりするんですけど。
なるほど。
自分も、自分がニコニコになってたらみんながニコニコなんだよっていうことを、
多分かばおさんは言ってくれると思いますけど。
自分がニコニコだと周りがニコニコになりますよね。
いろんな人に伝えたいな。
ニコニコしてない人いっぱいね。
一生懸命周りのために頑張ったり、成果を出すために頑張ったりしてるんだけど、
その間にか自分がニコニコしてないみたいなことはある感じがしますよね。
本当にライターでもいいじゃないですけど、
適当フォーミーの共感してる人たちも、
そういうコミュニティ化していきそうな、
もう少ししてる感じもするんですけど、
そういう気がしますね。
こうなってくれるといいなと思いますね。
主催でやったワークショップとかも、
適当フォーミーについて考えるというか、
きっかけになったかなと思うんですけど、
そういうワークショップがいろんなところでボコボコ起こると、
そうやって自分を見つめ直すって、
わざわざやらないとなかなかこの日常でできないことだったりするので、
そういうタイミングがいろんな人に起こると、
適当フォーミーに生きる人っていうのは自然と増えていくのかなと思うので、
ワークショップは続けていけたらなとか定期的にコミュニティ化して、
いつものメンバーでとかだったらもっと難面だらけ出せたりするかもしれないので、
そういうコミュニティ化はできると嬉しいです。
すごい力になりそうな気もするので、
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またいろいろ作戦立てましょう。
本当に適当フォーミーのコンセプトはすごく素敵だと思います。
僕が言っている自己表現ともすごく近い部分はあると思うんですよね。
なので、そこもすごく共感するところが多いですし、
これから本当に広まってほしいなと思います。
今日は結構嫁さんのルーツの部分がいろいろ聞けたので、
だからそういうカバオみたいなものが生まれたんだとか、
嫁に行っていつも忙しそうに動いているのは、
そういう性分なんだとかね。
本当に多動ですね。
多動ですよね。
そっか、止まれないですね。
止まれないんですよね。
なるほど。
だから多分言っているのは、
この藤沢生徒の会社企業の嫁っていうポジションが落ち着いてきてしまったら、
多分私はまた別のフィールドに飛んじゃうっていうことは常々言っていて、
だからずっと変化し続ける面白い会社でないと
私をつなぎ止められへんぞと旦那に言ってるんですけど。
そうですよね。
そうですよね。
他の中小企業とかに言っちゃうかもしれない。
やばいですよ、マジで。
なかなかいないからな。
なるほど。
それは緊張感を持って会社も一緒に変化をしてもらう必要がありますね。
そういう意味でやっぱり。
ナンバー2ね。
ナンバー2ね。
彼こそはという方。
大変だって、私のナンバー2はもう。
本当に気勝って動きますからね、私は。
今どこにいるのかすら多分把握できないと思って。
どこにいるんですかって。
どこにいるんですかって。
なるほど、大事ですね。
ぜひそういった仲間作りもラジオとかも通してできたらいいなと思います。
ということで、いろいろと今日はお聞かせいただきありがとうございました。
ありがとうございました。
ぜひまたいろんなところでコラボしましょう。
よろしくお願いします。
お願いします。
今回もお聞きいただきありがとうございました。
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