1. 田中健士郎の働き方ラジオ
  2. #138-1 マレーシアはハラル市..
2023-10-28 29:29

#138-1 マレーシアはハラル市場へのゲートウェイ。国を超えたファン作りは相互理解から(ふぁん・じゃぱん代表 五木田貴浩さんゲスト回 1/2)

世界の方々に日本のファンになっていただくことを目指し、約10年マレーシアを拠点に世界でビジネスをしてきたTAKAさんが、「ファン作り」を今どう捉えているのか伺いました。話題に出てくるpivotの動画リンクはこちら▶︎ https://youtu.be/lFH-mqN2_B8?si=1CeLQcJFCw5lO36w
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はい、ということで、今日も働き方ラジオの控室から始めていきたいと思います。
はい、ということで、今日もりささんよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
はい、今日はですね、マレーシアからゲストをお呼びするということで、
ファンジャパン株式会社代表の五木田さんに来ていただくんですけれども、
いつも控室はね、どういう出会いだったのかっていう説明をするので、ちょっと説明させていただくと、
マレーシアで2014年に起業されて、日本企業の輸出支援とか、
あと現地での商品の開発とか販売、いろいろやられているんですけれども、
それをですね、ピボットっていうYouTubeをメインにしている動画メディアがあるんですけども、
りささんご存知ですか?
はい、知ってます知ってます。よく見てます。
そうなんです。
そこのピボットに、今日のゲストの五木田貴寛さんが出演されていて、
それを見てですね、僕はすごい、この人すごいいいなっていう、
僕自身、実はマレーシアに移住とかも含めて結構興味を持っている国の一つだったりとかしたのと、
あとはもともと僕製造業で海外営業とかやってたので、
その日本の商品を海外に売っていくみたいな、
その世界で挑戦するみたいなことも結構好きなので、
マレーシアで、かつこうイスラム教の文化の中で戦っているというのを見て、
すごい感銘を受けてですね、
りささんにこんな人がいるよってピボットのリンクを送ったんですよね。
そうそうそう、送ってもらってすぐ見ました。
そうですよね、1週間ぐらい経ったんですよ。
よくYouTubeのリンクとか送るんで、
普通に送ってそのままって感じだったんですけど、
そしたらりささんから、友達になったよって連絡が来まして、
りささんがいつの間にかたかさんにですね、DMをお送りしてですね、
またレイによって仲良くなられたというところで、
なんとみたいな、僕からしたらテレビに出てる感覚だったので、
まさか繋がると思わなかったんですけど、
そこからですね、一緒にオンラインでお話しして、
さらにこの間、たまたま日本に一時帰国した時にですね、
ご実家が鎌倉っていう話を聞いていて、
ちょうどその鎌倉に一泊泊まるんだけどっていう日に、
ちょうど僕隣町の図志に住んでるので、
図志でお会いさせてくださいっていうところでお会いできて、
お互い子連れでご飯を食べるっていう、
初対面なのに家族連れですごいあったかい感じの回だったんですけど、
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そんなね、本当にYouTubeで見た人っていうところから、
なんか1ヶ月ぐらいで家族ぐるみで会う人になった。
これもですね、またりささんのひとつなぎ力の賜物みたいな感じなんですけども、
そんな流れでですね、
次はぜひ働き方ラジオに出てくださいって話を図志でですね、
して実現したという感じになっています。
ちょっと長くなっちゃいました。
なんか気づいたら連絡しちゃってたんですよね、私、
たかさんに、たかさんとお呼びしているのですが、
なんかもうピボットのお話を見ていたら、
なんかお話ももちろんすごいと思ったんですけど、
たかさんの眼差しに引かれて、
日本をもっと元気にしたいんですよねってお話されてる時の眼差しとか、
見てる先を私も知りたいと思って、
気づいたらついつい連絡して仲良くなってました。
りささん結構感性の人なんでね、
ロジックでこの人に連絡しようとかっていうよりも、
感性でパッと連絡しちゃうので、
きっとその眼差しに感じたものがあったんでしょうね。
ありましたね。
すごい僕もわかるんですよ、その感じは。
ということで、今日はですね、
そんなたかさんをゲストにお呼びして始めていきたいと思います。
よろしくお願いします。
働き方ラジオ始まります。
働き方エヴァンジェリストの田中健次郎です。
このラジオは、誰もが自己表現をするように、
情熱を持って働く、そんな世界を目指す、
仲間づくりをしていくポッドキャスト番組になります。
皆さん自己表現していますか?
はい、ということで、
今日はですね、ゲスト会というところで、
ファンジャパン株式会社の小北隆寛さんをお呼びしております。
今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。ファンジャパンの小北でございます。
はい、ありがとうございます。
ちょっと控室で話していたような経緯でですね、
実際マレーシアからお越しいただいているんですけれども、
日本でもお会いできた中ということで、
たかさんというふうに呼ばせていただいているので、
今日もたかさんでよろしいですか?
それで私嬉しいです。
県とたかで今日はできればと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ちょっと簡単にですね、たかさんのご紹介させていただければと思いますけれども、
外資系のコンサルティングファームを経て、
2014年からマレーシアで起業されているんですね。
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そこでは日本企業の海外支援や、
ハラルフードの開発、販売などを行っているというところでですね、
もともとは日本にいらっしゃって、
2014年に移住をしたという感じですかね?
そうですね。
なるほど。ありがとうございます。
ちょっとまずはですね、
皆さんマレーシアで海外輸出支援とハラルフードの開発って、
こう言われてもいまいちピンとこないかもしれないので、
簡単にですね、どんなお仕事をされているのかというのを、
もう少し教えていただけますか?
ありがとうございます。
我々でいうと大きく3つの事業をやっております。
ビジネスですね。
1つがコンサルティングのビジネスということで、
日本企業さんの海外展開の支援をさせていただいています。
現地に展開したいとか、
どういう市場、市場調査の話なんかを含めて、
コンサルティングなんかもやらせていただいております。
2つ目がいわゆる商社ですね。
我々で言うと販売事業って言い方をしてますけども、
日本から、日本で使えた商品を日本からで言うと輸出をして、
東南アリアの諸国に輸出販売をしていると。
もちろんメインは我々がいるマレーシアというところになるんですけども、
マレーシアの方では輸入をして、
現地の例えばスーパーさんとかコンビニさんとか、
また飲食店さんなんかに職員を卸したりとか、
あとは化粧品なんかも買っていたりするので、
そういったドラッグストアさんの卸しなんかもやっています。
最後3つ目が、確かに先ほどもお話しさせていただきましたけども、
ハラルのビジネスということで、
現地で我々自身もハラル認証を持ったデザートの工場を持っています。
実際、我々日本人のパティシエもいますけども、
現地で日本クオリティのデザートを作ってですね、
現地で販売しています。
また自社商品の製造販売だけじゃなくて、
日本企業さんのですね、
特にスイーツブランドのお持ちの企業様のOEM先という形で、
我々が製造をしてですね、
ハラル認証を取って、
先ほどの販売事業、
消費者機能もありますので、
そちらの方で取り扱っていただいて、
製造から販売まで一気通貫でやるんだということもやっております。
ということで、
この3つの事業、
常に日本企業様にサービスとして提供しているということになります。
なるほど、ありがとうございます。
つまり、日本企業が海外で挑戦をしていくことを
応援しているみたいな、支援しているというようなところなんですね。
はい、でも伴奏型で、
あとワンストップですね。
いわゆるこういった相談に関してはここに相談するとか、
ああいったことはあちらだよね、じゃなくて、
とりあえずワンジャパンに相談しておけば、
市場のことも分かるし、
物も流れるし、
場合によっては物も作れるし、
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みたいなことをね、
そういったことを我々としては目指しています。
なるほど、ありがとうございます。
ハラルフードっていうところのキーワードも出たんですけれども、
これっていうのは、
イスラム教系の認証みたいなものでしたっけ?
そうですね、おっしゃるとおりで、
そもそもイスラム教徒の方向けの認証ではあるんですけども、
大前提としてあるのが、
イスラム教徒の方が安心して食べられる、
安全な食品とか、
例えばそれは食品だけじゃなくて、
例えば化粧品なんかもハラル認証とか、
対象商品になってくると、
安心して使える、安全なものだよっていう認証基準になります。
なので、食品でいうと、
衛生基準ですね。
よく有名な認証で言うと、
HACCPハサップっていう食品の認証基準だったりするんですけど、
それに準ずりような認証基準である。
それに、イスラム教徒ならではの、
いわゆる豚由来の原料が入ってないかどうか、
アルコールが使われてないかどうか、
っていうところも対象として入っているということで、
一言で言うと衛生基準なんです。
そうなんですね。
僕の印象だと、
イスラム教的な先ほどの豚の話とか、
そういうところに定食しないようにみたいな、
割と法的なものなのかなと思ったんですけれども、
ある意味安心して、
それこそ衛生的だったり、
皆さんが安心・安全に食べれるように作られた仕組みっていう感じなんですね。
そもそもハラルという考え方も、
人として平和に暮らしていけるような考え方、
っていうところが前提としてあって、
じゃあなぜ豚がダメなんだっていうと、
これやっぱり遠い昔、
イスラム教徒の方が豚を食べて、
病気になって亡くなってしまった方がいらっしゃると。
衛生的にですね、
豚っていうのは菌が多くて危ないものだよね、
っていうところから排除をしたっていうところから聞いてます。
基本的にはこういう衛生基準というか、
安心・安全みたいなものが出てくる。
結構多くの日本人はそこを知らない気がしますね、本当に。
どうしても分かりやすく豚がダメなんでしょ、
アルコールダメなんでしょ、
そうですよね。
それは悲しいんですけど、
大事に言うと安心・安全。
なるほど。
すごいよく分かりました。
ありがとうございます。
この辺りのどんな食品を開発しているかとか、
フィボットの動画で実際に出てくるんですよね。
ありがとうございます。
そちらもまたぜひ皆さん見ていただければと思うんですけれども。
あとこれも結構聞かれてると思うんですけども、
なぜマレーシアなのかみたいなところですよね。
海外進出っていうところで、
欧米だったりアメリカとか、
アジアだったらやっぱり中国とか、
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いろいろとある中で、
マレーシアに決めたというか、
そこでビジネスをやっている理由みたいなところはあるんですか。
ありがとうございます。
3つございまして、
1つはですね、
やっぱり市場として成立すると。
何が言いたいかというとですね、
日本から商品を輸出して販売しますって言った時に、
当たり前ですけども、
日本で販売される価格よりも高くなっちゃうんですね。
2つは出入コストっていうのがかかっている。
前に言ったら関税水税金もかかっていますというところで言うと、
高いものをですね、
現地で販売しなきゃいけないってなってくると、
現地の方々の購買力が必要になってくるというのが、
実は1点目の理由でして、
マレーシアはアセアの中で言うと、
1人当たりGDPが上から3番目、
アセア10カ国、
シンガポール、ブルネーに次いで3番目に高いです。
さすUSで言うと1万ドルを超えてきているので、
いわゆる中間所得者層が非常に増えている。
多い国であるということで、
消費力があるというのが1番目です。
2番目が多民族多宗教の国であるということで、
今後やっぱり先ほどケンさんおっしゃられたように、
まさしく欧米とかですね、
いろんな世界のマーケットがある中で、
どういったところがいいかなと思った時に、
足掛かりになる場所がいいなと思います。
いった時にその国でいろいろやることによって、
いろんなデータが取れた方がいいなということで、
多民族多宗教って一つ大きなキーワードとなります。
マレーシアで言うと、
マレー系マレーシア人、中華系マレーシア人、
インド系マレーシア人、
多くの民族の人種がいらっしゃって、
それぞれの宗教もイスラム教徒だったり、
キリスト教だったり、仏教だったり、
ヒンドゥー教だったりということで、
非常に分散と言いますか、
本当に多様化されているという環境なので、
ここでビジネスでやると、
いろんなデータが取れるなというのが2番目です。
最後3番目というのが、
先ほどお話ししたハラルですね。
イスラム教徒向けのマーケティングビジネスをやろうと。
そこの足掛かりというのが、
マレーシアはイスラム教を国の宗教としている国の中で言うと、
一番経済発展をしている国です。
イスラム教のゲートウェイと言われている国であるので、
ここでビジネスをすることによって、
イスラム教の方々、
世界のイスラム教の方々にいいビジネスができると。
現在ですね、大体20億人ぐらい、
世界でイスラム教の方々っていらっしゃいます。
これは宗教の人口で言うと、
キリスト教徒が一番多くて、
今23億人ぐらいなんですね。
向こう10年、風10年ぐらいで、
イスラム教徒が抜くと言われています。
なってくると、
世界の中でもマジョリティの宗教になってくる。
なってくると、
日本企業にとっても、
ここのマーケットって歩けないよね、
というところで、
マリーシアっていうものを決めた。
なるほど。
特に、
イスラム圏へのゲートウェイっていう話は、
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なるほどなと思って、
僕も海外営業っていうのをやってて、
全世界回ってるぜ、みたいな、
時代あったんですけど、
思い出すと、
台湾、アメリカ、欧米、
中東って言っても、
イスラエルにちょっと、みたいな、
そういう感じで、
そう考えると、
ほとんどキリスト教系というか、
多少仏教っていう感じで、
イスラム圏に全然ビジネスできてなかったなと思っていて、
結構そこって、
特に日本企業からすると、
分断されているというか、
そこって結構、
ハードルがあるんですかね。
おっしゃる通りで、
私もこのビジネスをやろうと思った時に、
もしかしたらハラルっていうのが、
大きな理由になってますけど、
ここはやっぱり日本企業にとっては、
すごく心理的なハードルも高く感じられるんですよね。
まずやっぱり宗教っていうところを、
対象にしなきゃいけないというところと、
あとはやっぱり豚特価、
アルコール、
これやっぱり日本の商品で、
この辺の成分のものって結構扱ってるんですよね。
ってなってくると、
ハラル認証というものが取りづらい。
ってなってくると、
このマーケットに参入する商品って高いね、
っていう風に思われてる方が非常に多いと。
なるほど。
これ逆に言うと、
日本企業にとってはすごくチャンスだよね。
ブルーオーシャンだよねっていうことで、
ハラルのことに着目した。
本当にそうですね。
僕もいろんな文化を知るのが本当に好きで、
だから海外旅行とか、
本当に大好きなんですけれども、
やっぱりそこの、
イスラム教研の文化って、
まだまだ知らないなと思って、
すごく可能性が広がってるんだろうなと思いました。
そう思います。
めちゃめちゃトンプルと思います。
ありがとうございます。
ビジネス面もいろいろとお聞きできたんですけれども、
まず社名の話とかもちょっと、
これもPivotでも話してたかなと思うんですけど、
ファンジャパンっていうところで、
このファンというものを、
タカさんがどう捉えているのかっていうところで、
僕も今ファンというキーワードは、
結構自分の中でも一つのキーワードになっていて、
会社でいろんなサービスを作っていくときに、
ファンを作るって、
ただのユーザーを増やすのと、
違う価値を持っているなとか、
いろいろなことを考えたりしてるんですけれども、
もう10年近くですよね、
ファンジャパンやってきて、
どういうふうにファンっていうものを、
捉えているのかって聞いてみたいなと思います。
非常に難しい質問でもあるんですけど、
やはり我々ファンジャパンの命名由来って、
どこで言うか、
日本のファン作りっていうのを最終ゴールにしてます、
というところなんですね。
いったときに、
ファンという方々をどう捉えているかっていうと、
やっぱり一長一短でなるものじゃないと、
18:00
なっていただくものじゃないなって、
すごく痛感してますというところで、
やっぱり積み重ねっていうところ、
小さな一歩の積み重ねっていうところが、
すごく重要かなと思ってます。
これって何でもいいんですけども、
例えばスポーツチームのファンとか、
わかりやすいところで言うと、
地域に密着していて、
なんとなく成長過程の中に、
チームが隣り合わせにいたりとか、
テレビつければ試合やってたりとか、
自然とファンになっているケースってあると思うんですね。
そうですね。
観外でそういったものを、
日本のファン作りなんてことをやってこないと、
日本というものに触れる機会を、
いかに増やしているかというところが、
すごく重要かなと思ってます。
何気なく気づいたら日本に触れているとか、
何気なく気づいたら日本食を食べているとか、
何気なく気づいたら日本人と会話する、
なんでもいいんですけど、
そこを我々としては意識して作っていく必要があるということで、
やっぱりそれを我々で言うと、
物とか商品とかサービスというものを、
媒介に海外の方と日本の方々、
日本のそういったものと繋げる役割をしなきゃいけないということで、
なるべく露出をしていこうということで、
日々商品やサービスというものを見せながらというところと、
あとは私自身もですね、
日本人という、いわゆる看板を取っているわけですよね。
そうなってくると、私自身というところとの
触れ合いという中でも、
マレーシアの方々って日本を感じてもらえるものってあるんじゃないかなと、
いうところもあって、
本当に一朝一夕にならないというのが、
そこに繋がっているなと思っていて、
何気なく日本に触れ合える環境をどう作るかというところを、
今は本当に手をかえしなおかえじゃないですけど、
やらせてきていただいているというところです。
なるほど、そうですよね。
ファンってやっぱり親しみやすさとかっていう意味で言うと、
やっぱり物理的、心理的な距離の近さみたいなことだと考えると、
国を越えてファン作りをするって、
もしかしたらすごい難しいことというか、
めちゃめちゃ難しいですよね。
そうですよね。
日本の中でインバウンドで来ていただいたお客様に対して、
お手なしをしたりなんたり、
それって日本の環境の中でもめちゃめちゃしやすいんですね。
それが日本なんです。
ここって海外の中で、
むしろ言い方ですよ、
彼らの土俵の中で我々が上がらせていただいて、
頑張ってくださいみたいなことを、
心の欲しいことをやってるわけですよ。
すごい高いハードルを創業の時点で立てちゃったんですね。
はい、そうなんです。
でも何か言い方なんですけど、
結局何でもよくてって言い方は、
何か言葉としてどうかと思うんですけど、
何が言いたいかというと、
お互いの相互理解を深められるということが
一番重要だなと思ってるんですね。
これは別にファンっていうのは、
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一つの象徴的な言葉でしかなくて、
定義でなくて、
お互いが何でもいいんですけど相互理解をする。
それを、例えば日本食というものを通じて日本を知る。
我々が例えばイタリアン食べて、
イタリアの方々ってこんな生活して、
こんなおいしいもの食べてるんだね、
イタリア行ってみようかなって、
そんなことってちょっとしたきっかけだったりするじゃないですか。
そうですね。
そんなちょっとしたきっかけで、
実際に行動していただいて体験してもらう。
で、人として触れ合うということによって、
日本って素晴らしいなとか、
イタリアって素晴らしいなっていうところの相互理解が
深まれば深まるほど、
これ言うと恥ずかしくなるんですけど、
世界平和に繋がるなと思ってるんですよ。
本当そうですよね。
単なる物とか商品を売るっていうだけじゃなくて、
その先にそれを通じて感じ取れるものとか、
感じていただけるものっていうものがあるんじゃないかなと。
そういったものを通じて最終的に、
お互いファンになり合うっていうのが一番理想的かなっていうところなんです。
なるほど。
なんかすごいまた一つ見えてきたと思うんですけど、
ファン作りっていうのはある意味相互理解だっていうところで、
僕もすごいそれを共感していて、
クラウドワークスという会社で、
ある意味コミュニティ作りみたいなことをやっていて、
最初はコミュニティってすごくファン作りに活用できるみたいな、
ファンマーケティングみたいな言葉も最近結構日本でも出てきているんですけども、
最初それを勘違いしてて、
僕たちのサービスのファンを作らなきゃって思って、
必死に自分たちのいいところをアピールするみたいなですね、
やったんですけど、全然コミュニティうまくいかなくて、
途中でふと気づいたときに、
まず自分たちがコミュニティのメンバーのファンにならなきゃいけないんじゃないかと思って、
本当にコミュニティに入ってくれた数少ない方、
一人一人のことを理解しようと思ってツイッター調べたりフォローして、
いろいろコミュニケーション取ったりとかしてたら、
自分がファンになっていったら、
相手も気づいたらファンになってくれるというか、
仲間みたいなものかもしれないですし、
ファン作りって相互理解なんだっていう話は、
すごいしっかりきました。
最近すごく感じるんですね。
私がちっちゃい頃って地元が神奈川県だったんで、
野球出ている横浜、今で言うとベジタリアンのファンだったんで、
今もそうなんですけど、
その時のファンって、
単なる憧れとか、
手の届かないような存在だったんですよね。
すごく遠い感じだったと。
一方的にこちらが応援してきているという感じだったと思うんですけど、
最近ってボールパーク構想みたいなのが、
横浜なんかにも入ってますけど、
いかに地域と密着してとか、
24:01
ファンとも交流する場面が安かとか、
野球以外のところでの繋がりっていうところ、
それってファンの定義って変わってきてるんじゃないかなと思うんですね。
それってまさしく一方的な、
信者じゃないけど、一方的に応援してたものから、
お互い、近しい関係で、
それこそ相互理解じゃないんですけども、
理解し合うことによって、より地域に貢献するとか、
そういったようなテーマになってきてるんじゃないかなと思うんですよ。
本当そうですね。
時代的にもファンっていうものの定義が変わってきているっていうところで、
やっぱりお互いが相互理解してファンになり合うっていうのは、
本当に世界平和っていう話もありましたけど、
今の時代に必要なことだなというふうに思うんですよね。
本当にインターネット、テクノロジーがすごく進化して、
インターネットが当たり前の時代で、
だからこそ今こうやって私もマレーシア見ながら、
こういうような話ってできてると思うんですけど、
だからこそやっぱりリアルなコミュニケーションとか、
リアルなパッチポイントっていうか、
そういったところってすごく重要で、
本当の意味での体験をするとか、
本当の意味でのコミュニケーション、対面でコミュニケーションをするとかって、
すごくより今後重要になってくるかなと思うんですよね。
なので私自身も現地にこだわって、現地に実行するところなんですよね。
今の時代だからインターネット、
オンラインで販売すればいいじゃんとか、
いろんな手はあると思いますというところなんですけど、
先ほどのとおりでちょっとしたところに、
日本というものを感じてもらうためには、
私なんかもみんな現地に立って、
出発してですね、話をしていく、
触れ合っていくっていうのはすごく重要だと思っています。
ビジネス的に言うとすごくめんどくさいというか、
遠回りな感じがするんですけども、
結果としてその方が深いお付き合いができる。
結果としてお互いにファンになり得るっていうところにつながると思います。
これはこの10年、9年とかやってきて、
結構自分の中でも解像度が上がってきたことなんですか?
上がってきましたね。
本当に最初は単純に現地に現物、現境、三連主義だ、
現地に行こうなんてことで、
現地に行きましたけども、
やっぱり現地にいればいるからこそ、
より日本人であるっていうことを意識しますし、
そこってすごく勝手に日本の看板を背負ってるわって思ってるんですよ。
誰もそんなこと言ってないよって思うんですけど、
自分の中でそれぐらいになると、
仮に今近場にいるマレーシアの方からすると、
一、日本人っていうものの振る舞いが、
日本の印象全体を決めちゃうことってあるわけじゃないですかね。
ちょっとしたことで。
確かに。
そんなことも踏まえて、
27:00
別にだからそれを自分が演じるっていうことではなくて、
そういった気持ちを持ちながら、
お互い尊重しながらですね、
暮らさせていただく、暮らしていくっていうのは、
すごく重要な要素かななんてすごく思ってます。
そういったあり方を多分大切にされてきた中で、
周りの変化とかっていうのを感じるものってありますか。
そうですね。
自治列的にもそうですし、
特定的にもそうですけど、
日本からの輸出量対マレーシアっていうのは増えてきてるというところも、
もう一つ、
そうですよね。
どうしても数値的なところで分かりやすく言うと、
目重ねが。
まさしく浸透してきてるなっていうところがあるかなって気がします。
本当に地道な一つ一つが、
今期の達成のためにこれをやってすぐにって、
もちろんそういう施策もあると思うんですけども、
何年も積み重ねたことがやっと後からついてくるみたいな感じがしますね。
信頼を得るってすごく時間がかかるでしょ。
逆に信頼を失うことって本当に一瞬だったりするっていうところにもつながってくるかなと思うんですよね。
本当に地道に地味にって感じですよね。
ファンジャパンという名前を掲げて、
ずっと積み重ねてこられたことが、
事業的にも伸びてきてるって話もこの間あったので、
そういうのが今繋がってきたんだなっていう。
そうですね。
今回もお聞きいただきありがとうございました。
ちなみにこの番組は、読むポッドキャスト、働き方ラジオとしてノートでのテキスト発信も行っています。
プロのライターが収録時の音度や臨場感が伝わる文章に再編成して届けています。
ポッドキャストと合わせてぜひフォローをお願いします。
番組への感想は、ハッシュタグ、働き方ラジオで投稿いただけると嬉しいです。
それではまた来週お会いしましょう。さようなら。
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