意味のイノベーションの重要性
働き方ラジオ始まります。株式会社セッション・クルー代表、働き方エヴァンゼリストの田中健士郎です。
このラジオは、誰もが自己表現をするように、情熱を持って働く、そんな世界を目指す仲間づくりをしていくポッドキャスト番組になります。
皆さん、自己表現していますか?
ということで、今日もテーマは意味のイノベーションというところを話していきたいんですけれども、
今日こそって感じなんですけれども、準レギュラーのミヤと、あとは前回に引き続きリサも呼んで、
3人でさらに意味のイノベーションについて解像度を上げていくみたいな会ができるといいかなと思ってますので、
お二人ともよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ということで、前提の話はですね、前回いろいろと話したんですけれども、
改めておさらいも含めて話をすると、働き方ラジオとして、ある意味新たな重要テーマとして、
この意味のイノベーションというものに取り組み、さらにこれを広げていくということをやりたいなというふうに思ってます。
結構最近はXとかFacebookとかでも、ようやくこの広げていく活動について周知し始めているんですけれども、
元をたどると、イタリアミナラのいらっしゃる安西博之さんと、この働き方ラジオで出会ったことがきっかけで、
いろんな話、新ラグジュアリーの話とかもたくさん一緒にさせていただいて、
安西さんの方の主催されているイベントにも僕が出演したりとか、いろいろさせていただく中で、
新ラグジュアリーも含めていろいろなものの根本、安西さんとしてのいろいろな今の活動のわりと元になっているのが、
意味のイノベーションだということに気づいてきたことと、
この意味のイノベーションという考え方自体が、本当に経営新規事業、それだけじゃなくてマネジメントだったりとか、
あとはブランディングとか、あとはクリエイターさんとか、そういういろんな方に、
あとキャリアとかもですね、自分の働き方とかキャリア、全てに今必要な考え方なんじゃないかなということがわかってですね、
これはすごい働き方ラジオとしてやるべきだなっていう感じをすごく持ったっていうところですね。
やっぱり働き方ラジオって、働くことを問い続けてるんで、めっちゃ壮大だし広い。
広いが故に明確なこういうターゲット向けに話してますというのはないっていうやつなんですけども、
意味のイノベーションまさにそうで、結構狭いターゲットを絞ることは難しいぐらい結構広いけど、
その分本当にいろんな方のこれからのイノベーションとか変革とかキャリアを変えていくこととか、
いろんなことに繋がっていくリーダーシップとかにも繋がっていく概念だなというふうに思って、
ここにすごく使命感を持って広めようとしているっていう感じですね。
共感を生むブランド作り
今この時代に、このラジオでもずっと言ってきているのが、
マーケティングで多くの人に伝えて、多くの人に届けるみたいなことよりも、
いかに共感してもらって愛されるブランドになって、まさにファンベースですよね。
そこにファンを作っていく、そういうビジネスがこれから大事ですって話を働き方ラジオでもずっとしてるんですけども、
じゃあ、そんな共感されたり愛されるブランドってどうやって作られるの?
そこに共通点があるの?その答えが意味を持っている。
特にその独自の意味を持っているっていうことで、やっぱり商品とかって、
例えばすごい便利だよねとか、前回も事例でマンション、タワーマンションの話とかしましたけれども、
駅からいかに近くにあるか、徒歩1分です、徒歩直結ですみたいなところとか、
最近だったら耐震高度、地震に強いとか、あと子育てで効率的に仕事と育児の両立ができるとか、
そういうのって結構機能性で、出てきた瞬間はすごく新しい物差しだったのかもしれないですけども、
すでに既存の物差しになって、それをより良くするための提案というのがされていくわけですね。
ただ、あそこに対してベシさんは何を言ったかというと、家は道具ですと。家は道具っていうふうに言って、
じゃあその道具を使って何をしたいかというと、幸せに生きていくとか、楽しく生きるとかってことですよね。
で、そうなった時に楽しく生きる、幸せに生きるためにはやっぱり互換がすごい大事で、
感性とかもっと大事にした方がいい、そういうものこそが新しい物差しになるんじゃないのっていうことを問うて、
その手段として薪ストーブとかを住宅地でも使えるようにしたりとか、こうやって新たな意味とか独自の物差しみたいなものを提案していくってことが
これからのビジネスにも大事だし、そういった提案をしたり、そういった意味を見出せる人がこれからの時代のリーダーシップになっていく
っていう話。やっぱりそういう深い意味を引き出す、引き出したりそれを表現するって人がクリエイターの仕事になってたりっていう感じで、
本当に広くつながっていくんじゃないかなと。結構そのキャリアの話とかでも問題解決の仕事だけをやっていた時に、
やっぱり意味のイノベーションに全然取り組めてないなっていうモヤモヤを抱えた若手とかが、やっぱりそういう意味を問えるような場所に転職したり、
最近多いのは副業で、僕なんかはまさにそうですけど、自分で発信活動を始めて、自分なりの意味のイノベーションに挑戦するっていうのもしやすくなったりとかしてるんで、
キャリアの話にも非常に結びつくものなんだろうなっていうところで、これを広めていく活動の一つとして、今回、
安西さんと一緒に講座を作るっていうのもやるっていうことで、これ12月の14日の土曜日に1日集中講座で、
普段は時差のあるミラノにいらっしゃる安西さんが、日本にちょうどいらっしゃるタイミングで、なかなかないタイミングなので、
もう同じ日本時間で開催ができるっていうことですね。
オンラインではあるんですけれども、午前中の10時から午後の5時、17時まで間休憩は取りながらも、
みっちりと学ぶ意味のイノベーション入門講座っていうのも、働き方ラジオセッションクルーとして今回開発をして、
皆さんに広めていく。
これを学んでほしいっていうところはもちろんありますけれども、
これを学んだ人が意味のイノベーションっていうことを共通言語にいろんなところでつながっていける仲間になっていくんじゃないかなと思っているので、
1日集中講座なんですけど、その後1年とか長い期間かけて意味のイノベーションを一緒に探求できる仲間が増えるといいなっていう思いもあって、
こういった講座も広める活動の一つとして始めていくというところですね。
講座と新たなつながり
こちら前回のラジオではまだ発表してなかったんですけれども、ようやく申し込みサイトも公開できたので、気になる方は僕らのXとか、
働き方ラジオの概要欄から見れるようになっているので、そちらも是非という感じですね。
ここまでが前回の振り返りと、意味のイノベーション入門講座のお知らせになります。
ということで、ちょっとりささん何か補足とか、また一人で喋って終われそうですけど。
私も最初、意味のイノベーションって言葉を聞いただけだった時は、え、何ってなんかちょっと難しくないって思ったんですよ、最初ね。
でも、ちゃんと理解していくと、実はもしかして自分やっちゃってたかもとか、あの会社さんがやってるのが意味のイノベーションだとか、
なんかもうあちこちに発見できていって、結構身近になってきたんで、まずは難しそうって思った人も気にしていろいろ知ってほしいって感じかなって思ってる。
本当にね。僕もこの2、3ヶ月で意味のイノベーションのことをめちゃくちゃ考えたら、日に日に理解度が上がっていくというか、
多分安西さんが一番それを感じてるんですけど、最初の頃とか、いろいろ提案もするんですけど、こんな講座にした方がいいんじゃないか。
ここがちょっと、この言葉を使っている時点で理解してない気がするとか言われたりして、そういうのを一個一個チューニングしてやっていったので、
そんなにすぐに理解するのは難しいんですけど、一回分かると、実はいろんなことが意味のイノベーションによって動いていて、
リサさんも意味のイノベーションめっちゃやってるって話とかね。
そうだね。
そうそうそうそう。
いやー、ミヤンにもちょっと聞いてみたいんですけど、意味のイノベーション、多分僕よりも前から、そもそも安西さんとの繋がりも長いと思うので、聞いてたと思うんだけど。
そうですね。あんまり外では言わないんですけど、その理論が違ってると怒られるのが嫌なので。
僕が捉え方として、一応自分ルールで考えてる意味のイノベーションって、モノ自体はあんま変わってないのに、当然技術ドリブンもね。
変わってないのに意味が変わることによって売れたり、今まで分かってなかった潜在の市場を明らかにして売れるみたいな、そういうことかなと思います。
技術を、基本的にはやっぱり技術ドリブンでね、破壊的イノベーションって起きている部分もあるんですよ。
要するに一番わかりやすいのはTIFARがわかりやすい事例ですね。
TIFARは今まで、ギリギリだから意味のイノベーション近くはあるんですよ。
TIFARって今まではポットっていう、ポットはずっと沸かしておくものですという常識を破壊したわけですよね。
これは、必要な時だけ温めればいいやんと。
しかもそれがあっという間に沸くと。
そうするとそこの技術、機能だけを磨けばよくて、そういう意味で破壊的イノベーションのよく事例として言われるんですけど。
よく意味のイノベーションと言われるロウソクって、正直ロウソクじゃん。変わってないじゃん。
ロウソクは何百年前から、形は多分変わってないですよね。
技術的なものはあまり変わってないと。
マーケティングとコンペジター、いわゆる競合、やらない意味を作ったっていうことで、ロウソクっていうのが意味のイノベーションとして売れてる会社もあるみたいな、そういう解釈してますね。
ヤンキーキャンドルとかそういう会社が結構、ロウソクキャンドルブームを再度燃やしたみたいな事例があるんですか。
意味のイノベーションを提唱したベルガンティ先生の本にも確か書いてあったと思うんですけどね。
昔は明るさをとる、明かりを灯す、だからいかに明るく長く照らせるかみたいなことが価値だったんだけども、
それって電気でいいじゃんとか、最近だったらもはやLEDもありますけど、っていう中でキャンドルっていうものにむしろ暗さを演出するとか、
心が温かくてホッとするとか、そういう情緒的な意味とかを見出して売り出したからこそロウソクはヨーロッパ、ヨーロッパだけじゃないですね。
世界的に未だに愛されている商品だけど、100年前、200年前のそれとはまた違う意味として形を変えて残っているっていう。
形は変わってないけど意味が変わってるみたいなことですよね。
そうそうそう。スナックのママも僕、月1でやってるんですけど、あれも結構面白くて。
スナックもたぶん昭和とかにはすごく世の中のメインストリーム、飲みに行くならスナックみたいな場所が、やっぱり何でしょうね。
居酒屋みたいなものがどんどん増えていった時に気軽に飲めて、かつあとカラオケもできるですよね。
カラオケもできるみたいな価値はカラオケ屋と居酒屋に置き換わっていって機能としての差別化はなくなってスナックなくなったんだけど、
最近やっぱりスナック部分みたいなのがちょっと出ていて、僕はまさに藤沢のイノベーションスナックミラボっていうところで月1でママやってるんですけど、
スナック文化の進化
そこは月1でママが変わるっていうことで、代表の方の深い思いの中で、結構新規事業で孤独、社内では結構孤独だった時に、
当時の新社長だけは自分のことを応援してくれて、そういう人の繋がりが人を強くして何かを乗り越えて次に進めたみたいな経験があったから、
そういう誰かの成長とか夢を育てていくコミュニティとして、夢を育てるコミュニティみたいな意味をスナックにつけて始めたというか。
手間でやっていくと、その手段として毎日ママが変わって、いろんな夢を持った人がそこに来て、一緒にそれを育てていくっていうコンセプトで、
まさに僕もそこでママやりながら、実際にそこで出会った税理士さんとか、そこで出会った司法書士さんとの協力も得ながら起業したんで、
まさにその意味の通りになってるんですけど、でもスナックって昔からあったよね。ただ意味が多分変わって生まれ変わってるみたいな。
これもすごく意味のイノベーション的だなと。最近そう思ってなかったんですけど、振り返るとそうだなと思って。
それも元のスナック、あんまり大きく変わってないですよね。内装全部変えますってやんないじゃないですか。だいたいい抜きじゃん。
大抜きですよね。いまだに残ってるところは、だからコミュニティとしての価値をずっと持ってたんですよね。
そうだね。コミュニティっていう意味では、多年代と会えるコミュニティみたいな感じ。生活実感と、あと自分が住んでる地域っていうものへのシビックプライドみたいなものが溢れてるんですよね。
はいはいはい。やっぱそのシビックプライド的な地域に根差したものは、やっぱり居酒屋チェーンには感じられないですもんね。
うん、そう。やっぱ立石行ってみようぜみたいになるじゃないですか。
はいはいはい。確かにそうなんですよね。だから数は減ったけれども、ちゃんと意味を問い続けて、そこに残ってるところもいまだにいっぱいあるっていうのが、
スナックは結構深そうですね、そう考えると。
意味のイノベーションの重要性
うん、そうですね。あと外国人無しっていう視点もあって、海外からいっぱいスナックに来るんですよね、今。
今そうなんですね。
めちゃ人気で追いつかないです。僕の知り合いでインバウンドスナックやってる人がいるんですけど、めっちゃ予約でいっぱいらしいです。
なるほど。
いわゆるインバウンドで通な人が行く場所っていうのは、大都市以外にも目が向いているじゃないですか。
普通のチェーン店とか外国人求めてなくて、妻漕いとかさ、赤山とかさ、ああいうとこ行くじゃないですか。
確かにそう考えると、イノベーションとか意味のイノベーションって聞くと、なんか新しいものを生み出すことかなって思うし、商品開発の手法かなとか思われがちなんだけど。
意外と意味のイノベーションはむしろ、昔からずっとあるけど、ずっと愛され続けてるものとかに、意味のイノベーションのヒントが結構隠れてたりとか。
そのとき重要なのが、一人の熱烈なセンスメイキングみたいなのが重要で、要するに変愛するものってあるじゃないですか。
どうしても俺この店が好きとかいう人が、この店の魅力を言うじゃないですか。
やっぱりそうやって広まっていく方が価値が上がってきているなっていうのはありますよね。
なんで、好きなことやればいいじゃんみたいな世界にどんどん近づいています。
そう、そう、そう。
わかるわかる。
そう、好きなことやればいいじゃんなんですね。
意味のイノベーションの話でもよく、やっぱりマーケットインというか、いわゆる問題解決的なイノベーション、何か課題とかニーズがあってそれに対して当てていくものっていうのは、
外側にあるユーザーとかマーケットニーズみたいなものから逆算してプロダクトを作っていくんですけど、
意味のイノベーションは本当に内側から出てくるもの。
だからその人自身がめっちゃ好きで、愛していて、これみんなにもめっちゃ使ってほしいし、
僕が一番欲しいんだけどみたいなものこそが意味のイノベーションになっていくっていう。
人脈と企業文化の変革
だから何か意味のイノベーションするんだ、何かダジャレを考えるように何か意味の転換を考えても多分そんなにいいものは生まれなくて、
むしろもうめっちゃ自分が好きなとか、僕だったら働き方、多分自己表現とかって昔から歌うのが好きだったり、
人前で空手の演舞するのが好きだったみたいな表現の何か欲望を何とか働くとつなげられねえのかって思ってたら何か出てきたっていうのとか、
何かそういうことなんだろうなっていう。
一般的かはわかんないけど、僕がYahoo!展示アプリ作ったときって、
いくらユーザーのテストやるじゃないですか、マーケティングとかヒアリングとかインタビューするじゃないですか。
いくら4点ついても5点満点で、4点ついても出さないよって言ってて、
1人でも5点満点ついたらその人に徹底的に聞けって言ってて、
それ今のマーケティングで言うとN1っていう。
N1マーケティング。
N1マーケティングですね。
に近くて、そういう熱量のある人が本当の課題を知ってたり、本当の意味を知ってたりするみたいなことは起きますし、
意味のイノベーションをやっていく際にもN1がいいのではみたいな感じはありますよね。
そうですよね、確かに。
だからマーケティングもデータを見てみたいな、全体から考えるとか平均から考えるみたいなことよりも、
強いN1を見つけるんだみたいになってるんで、
マーケティング側の意味のイノベーションに近づいてきてるし、
あとはPR的な広報PRの領域も割とそっちになってきているし、
社会に共感を生んでいくものこそが価値があるみたいになってきてるし、
いろんな業界っていうんですかね、別の立場っぽい人たちがそこに近づいてきてる感じも確かにありますね。
難しいのはそれを会社という方人格の中で、組織ですね、中で再現していくのは結構、
比率的に、人数比率的にだいたいそういうコラボレーションスナックに来る人って、
前適当な定義をしましたけど、1会社に2%ぐらいしかいないよね。
だからそこではいいんだけど、会社に持ち帰ったときにその2%がどうやったら生きていけるかみたいなところが、
働き方の意味を変える部分ではとても重要かなと思いますね。
そこは僕もあんま答えはないですけどね。
ちょっとずれちゃうかもしれないけど、会社の中で意味のイノベーションみたいなものを、要は自分で、
だから内側から来るものを表出させてビジネスと接続していくっていう話は、
自己表現とビジネスを混ぜるって話のほぼ同じことで、会社の代表だったら自分の表現で作った会社で、
自分の内側から来る愛するもの、愛してほしいものをプロダクトに宿しみたいなことがあるんだけど、
会社員の立場でどこまで意味のイノベーションできるのかみたいなところ、
そこに対して会社が理解してくれるのかと周りがそれを後押ししてくれるのかみたいなことは確かに。
やっぱりそういう意味のイノベーションという価値に気づく人ってやっぱりインプットが多くて、
外の世界につながってる人なので、悪く言えば会社で遊んでる人みたいに見えなくもないわけですよ。
会社の中で遊んでるんだけど人脈だけはある人みたいな。
それもあるんで人脈があるっていうのはどういう意味なのかっていうのを定義したほうがいいよねみたいなことを僕はよく言っている最近を読んだ。
めちゃくちゃそうですよね。この人脈と意味のイノベーションつながるみたいな説明もなかなか一瞬わかりづらいんですけれども、
確かに意味のイノベーションできるような人っていうのはやっぱり内側から出てくるってことはそれだけ外とも接続をしていろんなインプットをしてるからこそ内側に問いが出てきたりするっていうところで、
だから会社の中でまず一つは意味のイノベーション大事だ。意味のイノベーションこそを新規事業担当になり、それだけじゃなくていろんな事業部、すでにプロダクトを持ってるマネージャーの人でも自分たちの商品の意味みたいなものを問い直すとかって大事だよねっていうまず文化を広げることは大事かなとは思いますけれども、
ただその上でやっぱりその意味のイノベーションやっぱりうまくやれる人っていうのが遊んでる人に見られる問題っていうのがどうしても起きてしまうっていう、それで新規事業の担当者孤独になる問題とかよくありますけれども、
だからその人脈を持っているっていうことが価値であるっていうことが社内のイノベーションとつながってもっと認知されるようになっていくとか、そこにブレイクスルーがある可能性もありますよね、そしたら。
人脈の価値を定量化できるようにするのか、社会の文化として、いやもうそれ大事だよねみたいなスキルとして。また人脈っていうのがこれ難しくて、名刺いっぱい集めてきたやつが偉いとかなんかいろいろつながって。
それは違うよね。
そうですよね。そういう捉え方も多分違うというか、それこそリーさんみたいな会いたい人に会いに行くっていうので、深いところの共感でつながっていく仲間をいかに増やしていくかっていう話なんだろうなと思うんですけど、
それを名刺集めたり、なんか、異業種交流会をどんどん企画してやって、ただ知り合い増やすみたいなことでもないみたいなところが非常に難しいですよね。
人脈。人脈はね、最近僕もすごい考えるんですよね。
まず会社で2%って言ったから98%という人は、人脈を活用したら信用貯金が減るんだって知らないじゃないですか。
人脈をあなたに紹介したら、ちょっとだけ栄養貯金使ってるんですよっていうのを理解してもらわないと、
あなたのその解像度の紹介できませんっていうのはちょっと悪い言い方ですけど、起きうるわけですよね。
なんか人脈っていう言葉のイメージに誤解があるのかなと思っていて、少し。
なんか偉い人とつながるとか、なんかちょっとそんなことだけじゃないと思うんだけど。
まさにそういうこと。
つながり、人と人のつながりっていうことを簡単に言っちゃえば思うんだけど、なんか人脈って聞くと、なんかすごい人とって思っちゃうっていう問題があるかもしれない。
まあね、エイトで社長って検索して、社長にメールばんばん送るマーケティングとかって。
そうそうそうそう。
それだめっしょみたいな。
人脈の意味のイノベーションが必要かもしれないですね。
そうだね。
クラーのよく使う言葉だと仲間とか、クルー、セッションクルーのクルーは割とそういう意味ですけど、
別に社員、社内のメンバーをクルーと呼んでいるとかっていうことではなく、むしろ仲間がどんどん輪になって増えていくっていうのを考えてくる。
やっぱりそこにたぶん人脈っていうものが、意味がアップデートされていくといいですね。
そうだね。
これは一つのテーマとしてまた取り上げていきたいですね。
そうだね。
意味のイノベーションの話に戻ると、今回はやっぱり安西さん自身がやっぱりこれまで、もう本当に10年近くですかね、
ベルガンティーさんとも一緒に日本で意味のイノベーションを広げてきたっていうところで、本当にいろいろな解像度でものを見てて、
この解像度を皆さんに感じてもらうと、すごく意味のイノベーションのヒントが身につけられるんじゃないかな。
僕自身がそれを体験したんですけど、ここ数ヶ月で。
地域におけるイノベーションの重要性
やっぱり見てる視点が違ったり、今やっぱりヨーロッパにいるからこその観察、日々歩きながら、すごい散歩されるみたいなんですけど、
日々街で見てる視点とかが違ったりとか、インプットの量と質が圧倒的に違うんで、なんだなっていうのが僕は感じて、
なんかこう自己啓発的な内側を自分を見つめましょうみたいな話に多分なりがちなんですけど、実は外からしっかりインプットしていくみたいなことも大事で、
その辺を感じ取れるような講座になっていくんじゃないかなっていうのと、
あとはワークショップを午前午後かけてやっていって、それはその場でチームで意味のイノベーションやってみるっていう。
これも結構面白くて、意味のイノベーションって一人プレイで一人の内側から出したものってなるんですけど、
それぞれが出した内側から出したものをぶつけてみて作っていくっていう作業も今回できると、
それ時代の学びもあったり、それがまた今後何か一緒にやっていく仲間につながっていくんじゃないかなっていうので、
ちょっと講座は割とそんな設計をしてますね。
ミヤは結構あれですよね。安西さんのそういう意味のイノベーションの活動とかは昔から見られてる?
見てますけど、たんだの飲み友達だと思ってたりもします。
じゃあちょっと日本に来たときはぜひ久しぶりに。
僕が去年転職する際に、地域のことに関わりますと。なぜならっていうと、こうしてつらつら書いていく中に、
イタリアで起きている変化って日本にできるよねみたいな書き方で、自分がよく読んでる本とか、もちろん口練りさんの本とかも引き合いに出して、
自分の人生観とこれからやりたいこととかっていうのを書いて、そういうのでつながったのね、みたいなコメントはいただいたので。
つなぎ方は間違ってないんじゃないかなとは思ってますけど。
確かに確かに。地域っていうのもめちゃくちゃ意味のイノベーションにつながっているところで、まさにそろめを、
口練りのところもそうですし、よく安西さんが行かれている、今度またツアーも5月末に企画されるとおっしゃってましたけど、
文化資本と無形価値
ランゲの方に、テリトリオっていう、いわゆる地域とかエリアを包括した概念の中で、
その中で地域がより豊かになっていくような活動をいろんな会社がやっているみたいな、本当に平たく言うと地域活性化なんですけど、
それが非常に高度なレベルでやられているっていうのが、やっぱりイタリアの事例っていうのはめちゃくちゃ学びたいところですよね。
特に日本でも既にどんどん起きてることではあると思ってるんですよね。
それが一つの価値観とか潮流になってないだけで、ムーブメントは全然もう地域で起きてますよ。
実際、皆さんも地域に行かれると思うので気づいている部分があると思います。
大局でいうとそういう変化は起きてるっていう気がしますよね。
今、MIAの地域の意味のイノベーションみたいなテーマだと、今どの辺が関心事としてはあるんですか。
MIAは、やっぱり見えない経済の価値をしっかり意味性を持てるようなところによく関わってるので。
僕自身、芸術大の先生やってたときもあったり、ヤフーでもアート活動をやってたりするので、文化をちゃんと残していくっていうことに意味合い価値があるっていう。
そこに特に経済的な意味性ももたらせるといいなと思ってたりしますかね。
それで言うと、文化資本の哲学ですかね。
資生堂の福原さんの本です。あれを読んでるかな。
僕の周りでもすごく話題な本で、読まなきゃと思って、つんどくしてるんですけど。
いわゆるカルチャープレーナー的なものもそこに近いと思うんですけど、オーブスさんがやってるね。
オーブスも仲いいし、カルチャープレーナーやってる団体も全部仲いいんで、別のムーブメントにしていけるといいですよね。
その文化っていうもの自体が、目には見えない価値ですよね。
そこの価値をちゃんと見える化して、みんなで認識していて、それを育んでいくみたいなことを地域レベルでやっていくみたいなことですよね。
そうですね。
だから、意味のイノベーションの話をすると、ちょっと未来のイノベーションみたいな話になりそうなんだけど、実はめちゃくちゃ過去に遡っていく。
面白さがまたありますね、これ。
確かに。
最近、意味のイノベーションの事例を探そうと思って、こういう世の中のものを見てると、
すごいいろんなものが、これも意味のイノベーションか、みたいなものが出てきて、それが結構楽しいんですよね。
リサが意味のイノベーションをしてるって言ってたのは、まさに会いたい人に会いに行くみたいな活動をしてて、
最初から自然にその言葉を使ってたんだけど、やっぱりそれも、
人と会うみたいな、人と繋がるとか、あるいは商談みたいな概念が、お互いにメリットがあるから成立するものみたいなものとして捉えると、
すごく相手の時間を奪ってしまうとか、相手に提供できる価値はあるのかとかっていう話から入って、なかなか繋がらなかったりするんだけど、
リサはそこに意味のイノベーションをして、会いたいから会いに行くんです、会いたい人に会いに行くんですっていう、
それを活動としてやり始めると、結果的にはめちゃくちゃいろんな人と繋がるし、人脈もできるし、
そうは思ってないけど商談的なことになることもあるっていう中には。
そうだね。
そうそう、みたいなことが、やっぱりその意味、会いたい人に会いに行く活動っていうのに、
皆さんがわりと共感して、だから会ってくれるし、そういう活動を私もやってみようかなって影響される人も結構最近出てきてて周りに、
私も会いたい人に会ってきましたとかっていう報告が。
そうだね、Xで投稿してもらって嬉しかった。
やってみたらいいことが増えたって。
いいことあったみたいなね。
俺もまさにそれは直接受けて、自分もわりとその行動に影響してるし、
これも本当に意味のイノベーションだなと思うと、本当にいろんなところにいろんな人がやっているものだなと思って。
ミヤに会いに行ったのもその活動だからね。
活動って言ったら変だけど、そう活動とまだ言っていないけど、初期の初期の頃だったね。
いや、活動でしょ。
活動だったんだね。
活動してたんだね。
してたんだね。意味のイノベーションとも思ってなかったけどね。
もちろんね。
うん。
でもこうやってね、今3人で働き方ラジオをやっているという。
あとは経済合理性だけでは問題解決しないよねっていうのが、
今直面してる課題の中で意味のイノベーションっていうのが求められていくよねっていうのは絶対あると思うので。
信じる価値の変化
経済合理性で考えると、この人に会いに来るのに何の意味があるんですかって言うじゃないですか、人は。
言いますよね。
僕、よく使うセリフがですね。
筒井康隆さんのSFでですね、
偉い教授がめちゃくちゃなインタビューの答えをするっていうドタバタなSFがあるんですけど、
その中に先生が今おっしゃってることは全く関係がないというか意味がない感じがするんですけど、
って言ったらその人が無意味という意味がありますって。
確かに無意味っていう意味があるわみたいな。
っていうので、今のセリフをよく引用しますね。
面白い。
ユーモアですけどね。
そういう人に会いに行くのは無意味という意味がありますね。
でも私よく聞かれますよ。何の意味があって会いに行くんですかって。
無意味だと思ってるんだったら、無意味という意味があるので大丈夫なんですよ。
いいこと聞いた。そうやってお答えしよう。
日本の場合ね、仏教はあるものがない、ないものがあるっていう哲学なので。
基本やっぱりこうそういうナンセンスとかそういうのが関係してくると思いますよ。
ないという存在があるみたいなね。
西洋的なところと考え方も違う部分もあったりとか。
だからちょっと仮説ですけど、海外から表面的なものを取り入れて日本の戦後と経済合理的な活動っていうのがずっと続いて。
それがちょっと停滞しているみたいなところはあるんですけど。
海外の人が世界に文化を発信していくとかやってなかったとしたら、
それってもしかしたらその人たちってそういう基礎的なものはもうすでにしっかり持っていて、その上で経済合理性をどう高めていくかみたいなことを言ってた可能性はあるわけじゃないですか。
可能性はある。
それって輸入されてないけど、とっても西洋人が大事にしている観点だよねっていうふうに。
言えるとこの輸入の仕方よく悪くね?みたいな間違ってたんじゃね?みたいな発想は必要かなと言ったりもしてます。
そうですよね。
いやそうなんですよね。だから西洋にいないって言っても、西洋には文化的な資本というかは結構あるからこそ、今イタリアの話もそうですし、あるわけで。
海外、特に西洋とか。
日本が取り入れるときに、文化なのか、神秘眼みたいな美意識みたいなものを、要は目に見えないものを輸入するときにそぎ落としてしまったとか仮説としてはあるってことですよね。
そうですね。
本当に目に見えない価値を見直さなきゃいけないっていうフェーズに一気に世の中が来た感じがしてて、本当にこの数年で変わった気がする。
一部のちょっと変わった人が言ってるよね?みたいな。言うてもそれって可視化できるでしょう?みたいな話。
基本的にはものは可視化できるか、それを見える化したらいいんじゃない?みたいな世界から、いやマジで見える化できないんだけど、みんなが信じるか信じないかはあなた次第みたいなのが、すごい増えてきた感じがしてて。
これは時代の流れもありますよね。この目に見えない価値に向き合わなきゃいけないっていう。
日本人も伝統的には目に見えないものをすごく信じてる。
そうですよね。
そうなんですよ。
掃除が全くないわけではない。
なんかほら、お寺行って、お寺っていうか神社行ってさ、鳥居くぐるときにさ、縁踏まないじゃないですか。
あれって説明できないじゃん。
俺も知らないけど、ずっと子供の頃からこれ踏んじゃいけないんだって思ってるから、だから踏まないですよね。
それは教育によってしか伝わらないっていうのが古典の深井さんが言ってた部分。
言ってますね。
僕がちょっと大きく解釈してるとこはありますけれども、教育でしか踏まないから親がここは踏んじゃいけないのよって。
なんでって言われたらとにかくダメ。
そうやって文化って伝えていくものなので、文化って一度切れると再現するのがとても大変なんですよね。
いうところで文化、資本も大事ですっていう感じですね、最近は。
なんかあれだよね、熱が38度あっても結構しゃべれるなと思ったのは。
大丈夫?
お二人の導きがあると止まらなくなります。
素晴らしいと思います。
でもね、今日やめましょうかって言ったんですけど、連絡がなくやりましょうって。
現れてくれた。
現れてくれたんで、はい。
でもなんか元気に。
さっきより元気だよ、なんか。
なったんじゃないかと。
さっきもうちょっと小さい。
もう死んでましたよね。
前に来た感じ。
前に来ましたね。
ありがとう。
ポッドキャストの魅力
なんかいいですね、またこの答えはないけれど解像度が上がるっていうのがやっぱりこの3人のゲスト会で。
これラジオならではで、なんかわかんないですけど、YouTubeだったらなんかやっぱ答え知りたいみたいになるけど、
ポッドキャストって答えない対話をこうやって、いつか何かそれぞれ聞いた方のなんか気づきに、
あ、みたいな、あの時言ってたみたいな、僕も割とそういうのあるんですけど、後から放送聞いて、
あ、あの時言ってたことこういうことか、みたいな。
これがやっぱポッドキャストの面白さなんですよね。
台本ないからね、集合しかね。
台本今日はほんとあえてなしで、ある時は全然あるんですけど、
今日この3人の会はなんか流れに任せて、皆さんもそれぞれのなんか気づきというか気づかなくてもいいみたいな。
浴びていただくのがね、多分いいんだろうなっていう感じの会でしたね。
はい。
じゃあということで、今日は一旦以上ということで、
ワークショップの案内
意味のイノベーションね、これが新テーマとして今後また解像度上がっていくと思うので、
またなんかこう定期的にこの話題だったりとか、あと3人の会もまたやっていきたいですし、
あとはこの意味のイノベーション入門講座はね、12月14日にやるので、
その時はミヤも参加してくれると。
熱は流石に下がってるでしょう。
ということで、ちょっとみんなでね、ワークショップなんかも含めて一緒にいろいろとやれると楽しいかなと思うので、
はい。働き方ラジオ一同お待ちしております。
はい。ということで今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。また来週お会いしましょう。さよなら。
今回もお聞きいただきありがとうございました。
ちなみにこの番組は読むポッドキャスト働き方ラジオとしてノートでのテキスト発信も行っております。
ポッドキャストと合わせてぜひフォローをお願いします。
番組への感想はハッシュタグ働き方ラジオで投稿いただけると嬉しいです。
またコミュニティ運営、音声配信、その他企業広報などのテーマでセッションクルーと壁打ちしたい方はお気軽に私、
田中健次郎か準レギュラーりさにご連絡ください。カジュアルにセッションしましょう。