1. 田中健士郎の働き方ラジオ
  2. 「ワーケーション」は普及する..
2020-10-25 21:00

「ワーケーション」は普及するのか。(出張録音:ホテルグランフェニックス奥志賀 ワーケーションツアー)

ワーケーションのモニターツアーに参加させていただく機会をもらいましたので、現地から録音してみました。
00:01
はい、おはようございます。
ということで、今日はですね、朝の7時半。
場所は、なんと、長野県の奥志賀高原というところに来ています。
今日はあえてBGMなしで行きましょうか。聞こえますか?
ね、ラジオでこんな大自然に来てもね、映像が見えないので、なかなか伝わりづらいと思うんですけども、
この周り、山に囲まれてですね、標高が1600メートルかな?というところで、気温は1℃かな?ということで、かなり寒いです。
もうダウン来ていいという感じですね。
今日はこれからトレッキングに行きます。
何しに来ているかというとですね、ワーケーションということで、
バケーションとワークの合わせた造語がワーケーションだと思うんですけれども、
今日はワーケーションのモニターツアーという形で、グランフェニックス奥志賀というホテルに来ています。
ちょっと招待をいただきまして、新しい働き方の挑戦ということでトライしています。
今日はですね、実は子供も一緒に連れてきていまして、子連れ、家族でのワーケーションというのがどうやったらできるのか、
あるいは難しいことは何なのかというところを探っていきたいと思います。
はい、どうですかね、鳥の声とか聞こえますか?
はい、という感じでまたちょっと別のところで録音しながら、
今日ちょっと変わった感じでね、お送りできればと思います。じゃあ一回切りまーす。
もう時間はですね、夕方の16時半。
実はさっきですね、午前中からお昼にかけて、
トレッキングに行ったんですけれども、そこでですね、川のせせらぎとか、
滝の、
滝坪の近くとか、そういうところでですね、ラジオを録ってみたんですけれども、
これがですね、意外と難しいと。
外だと風の音とか、あともちろん滝の音とかでですね、かなりボリュームがあって、
自然の音ってすごいんですね。僕の声が全く聞こえないという音源になってしまったので、
03:01
えー、ちょっと気を取り直してですね、
もう一度ホテルに戻ってきたので、ここで話をしたいなと思います。
ホテルに戻ったと言ってもですね、ホテルのテラスからですね、
夜間オフィスを見ながらお送りしたいと思います。
俺の声だったかな?
ワーケーションっていうものは、実は僕は、一番最初にワーケーションやったのはいつだろうな。
オーストラリアに行ったときかな、オーストラリアに。
ちょっと会社には無理を言ってというか、現地でリモートワークという形でやらせてほしいということで、
1ヶ月まるまるオーストラリアの方に行っていて、
そのうちの2週間かな、リモートワークという形で海外でやらせてもらったというのが最初ですね。
その後も、ワーケーションではないんですけども、地方出張とかに家族も連れて行くという挑戦をしたりとか、
いろいろなところでワーケーション的なことの挑戦をやってきました。
今回はグランフェニックスさん、奥志賀さんでですね、このワーケーションのモニターツアーということで参加をさせていただいております。
今日もですね、ワークショップとかもありまして、ワーケーションについていろいろと話していたんですけども、
2つですかね、今日話したいこととしては、
1つはワーケーションという文化がどれだけ日本に、この社会に根付いていくのかという話ですね。
もう1つはコズレワーケーションの可能性というところを話したいと思います。
まず、本質的にワーケーションが広がっていくのかというところなんですが、
今日も話したんですけども、やっぱりワークとバケーションの相互というところがあって、
バケーションという、ある意味休みですよね、それを会社が推進していくのは結構難しいんじゃないかという意見が今日ワークショップの中でも結構出ていました。
バケーションで休みとか遊びとかですよね。
遊びを仕事に取り入れていいのかどうかというような議論の中で、
会社としてそれを取り入れるのは難しいんじゃないかとか、
福利構成として入れるのは難しいんじゃないかとかっていう声がどうしても出てしまうよねという話題がありました。
多分ね、その通りだと思うんですけども、
皆さんはどう思いますか。
結構ワーケーションのノートの記事とか見てたんですね、前は何だっけな、
06:00
結局沖縄とか環境のいいところに遊びに行ったらワークなんてしたくないよねと。
基本的にもうバケーションを中心になって仕事なんてやってられなくなる。
なんでわざわざ旅行先まで行って仕事しなきゃいけないの、みたいな。
ところがですね、結構声としては上がってますよね。
個人的に思うのはですね、人それぞれなんじゃないかなっていう。
基本的にやっぱり働き方が今開放されてきていると。
人それぞれどんな働き方を選んでもいい時代になってきているっていうのが大きな変化。
これまでは労働っていうのは同じ場所で同じ時間に同じように働いて成果を出す。
これはある意味、本当に工場労働ではないですけれども、
決まったことを決まったようにこなす。
そういった仕事の中で一人が急に旅しながら仕事したよとか、
一人が急に在宅で家で仕事したよってなってしまうと、
全員が同じものを作れなくなってしまう。
計画的にできなくなってしまうっていうところが起きてしまうんじゃないかなと。
そんな中で、今何が起きているかというと、
そもそもそんな画一的に仕事をしていてもですね、成果が出ない時代になってきているんですよね。
やっぱり答えのない時代で、答えに向かってひたすらやっていても答えを出せないと。
だからそれぞれがそれぞれに自分の頭で思考をして、
何が価値なのかというのを本質的に問いていかないといけないと。
その中に成果というものが生まれてきますよねという時代の中で、
別に画一的な働き方をする必要はないというところが大きな変化なのかなと思います。
なので別に旅しながら働くなんて効率悪いと思う人は、
別に旅しながら働かなくていいわけですよね。
完全にバケーションとワークを分けたっていいと思います。
あるいは、自宅で仕事するよりも会社、オフィスの方が働きやすいという人はそれでいいと思います。
その中で今選択肢が広がっている、別にそこの働き方の部分を固定しなくても成果を出せる。
そういう時代になってきたからこそ、働き方が多様になっているし、
ワーケーションというのもその選択肢の一つとして広がっているんじゃないかなというふうに、
僕は捉えているんですね。
そうなってくると、結局は成果を出す、あるいは価値を生み出す、そこにコミットしていく。
09:01
それさえできるのであれば、あとは個人で選べばいいんじゃないかというところだと思うんですよね。
だから変に会社としてワーケーションを導入するとか、そういうことは考えなくていいのかなと。
個人が、その人が旅をしながら働きたいというふうに思っていたとしたら、
それをちゃんと成果を出す、価値を提供する、ユーザーに価値を提供するとか、成果を出すというところをしっかりと守れるのであれば、
ワーケーションをやったっていいですし、1ヶ月休んだっていいと思うんですよね。
そういうところなのかなと思いました。
なので、何をするべきかという話だと、会社にワーケーションの制度を取り入れるとか、それを許可するかというよりも、
社会として、会社として、そもそもその画一的な働き方ではなくて、しっかりと成果とか価値を出していけば、
働き方は個人の自由に委ねますよと、それでいいよね、別にだからって不平等とか言わないよね、
そういう文化を根付かせていくということが、ワーケーションの普及のためには必要なんじゃないかなと。
ある意味、文化づくりというところが大事なのかなと思ったりしています。
じゃあどうやって文化を作るのというと、それで成果を出している人がどんどん増えてくることなんですよね。
だから僕はそういった働き方に挑戦しているのかなと個人的には思いながらやっています。
これでも価値は出るんで、その代わりやっぱり成果を出さないといけないと思いますけど、
会社員で副業をやっても成果を出せるんだ、あるいは自宅で仕事をしていてもいいんだと、コロナでだいぶ変わりましたからね。
やっぱりそういったコロナみたいな形で社会の文化が変わっていくということが、
リモートワークであったり副業であったりが広がっていく一番の大きな要素になりますし、
ワーケーションも同じなのかなと。
なので僕らができることとしては、少しでもそういう働き方の挑戦をして、
それで成果をちゃんと出していくというところを証明していくことが必要なのかなと思っています。
なので別にうちの会社にワーケーションのプランを導入するとかっていうのは必要ないんじゃないかなと、
ただこうやってやって、できたよということを発信していく、人に伝えていく、
次に挑戦する人を増やす、これが大事なのかなと個人的には思っています。
二つ目の話ですね。
これが子連れワーケーションというところの話をしたいと思います。
ワーケーションというものが今後より一つの選択肢として認知されるために、
僕は個人的には子どもを連れて行く、家族で行くというのは一つ、
やっぱり事例として増やしていくべきなのかなというふうには思っています。
なぜかというと、僕はですね、結構個人的な価値観でもあるんですけれども、
12:07
やっぱり働くって楽しいんだとか、生き生き働いているんだということを
子どもに伝えていくことって大事なのかなと思っています。
僕自身がですね、自分の父親が過去に会社員だったときに、
結構その通勤のストレスだったりとかもありますし、
あと会社の中での人間関係とか、
そういうもので体調を崩してしまったみたいなことを結構聞いていたんですよね。
そういうのを聞いたときに、働くって、
なんかしんどいことなのかなみたいな印象を子どもながらに持っていました。
なんか働くって大変なことなんだ。
その分、そういう経験をしたからこそ、
家族との時間を大事にしてくれる父親だったりしていて、
家族でいるっていうのはすごく幸せなことなんだっていうのも同時に覚えていたんですね。
で、なったときに、やっぱり大人になったら、
もうなるべく定時で帰れるような会社に行こうと思っていたんですよ。
なるべく公務員に行こうかなとか。
そういう、働くっていうのはきっと辛いことなんだろう。
で、なるべく辛くないものを選びつつ、
なるべく家族の時間が作れる会社がいいなと思っていたところがあったんですね。
正直、初めて就職したときに会社を選んだときも、
そんな感覚も少しあったと思います。
他の企業と比べると製造業って残業少ないとか聞いていたところもやっぱりあるし、
もちろん海外で働きたいとかいろいろあったんですけど。
ただ、やっぱり自分が子供を持つようになって思うのは、
僕自身すごく仕事が楽しいし、日々ワクワクして仕事ができているし、
そういうことを子供に伝えていくって大事なんだろうなとすごく思っているんですね。
そうしないと大人になりたくないなと僕も実際そう思っていたし、
働くってしんどいことなんだろうなというところの認識が変わっていかないんじゃないかなと思っていまして。
やっぱりそれの中でワーケーションって家族を連れていくことがすごく意味あると思っています。
実際今回もそうですけれども、
仕事をしているんだけども、そういう自然豊かなところに行って、
パパはこういうところでも仕事ができるんだよと。
実際仕事する場面も見てもらえるだろうし、
あるいは自分自身もこういう場所に行く自然豊かな場所で働いていると、
すごく生き生きした顔になると思うんですよね。
そういうところこそ家族に見てもらって、
15:03
働くってきっと楽しいことなんだろうな、早く大人になりたいなと思ってもらえる。
それが次の世代の働くをつくっていくんじゃないかなと僕は思っています。
そんなところでですね、
家族の子連れのワーケーションというのはぜひやっていきたいなという思いはあります。
もちろん成果を出すという前提なんですけどね。
鳥の声聞こえますか?
いいですね。
BGMなしでいきましょうかね。
とはいえ、
過去に僕も自分でワーケーションツアーをクラウドワークスで企画したことがあったんですけど、
やっぱり子連れでワーケーションするのって難しいんですよね。
なぜかというと、子供を連れて行ったら、
子供を働く間見るのはどうするの?というところです。
今回は土日にプラス月曜日だけなので、
妻もまだ育休中なんとかなるんですけど、
妻が復帰して、
今もうね、夫婦揃ってワーケーションできる会社が増えてくると思うんですよ。
そうなった時に、
家族で一緒にワーケーションに行って、
土日で急いで、
3時間かけて長野まで来て、
一泊して、ちょっとトレッキングして、
翌日また3時間帰って、
子供もストレスかかるじゃないですか。
その中でワーケーションがあったら、
土日挟んで行くことで、
土日は思いっきりアクティビティーできるし、
月曜日から金曜日とかは、
ちょっと上手くフレックスとか使いながら、
遊びもするけども仕事もするよという時に、
平日、子供をどうすればいいんだというのは結構問題になりまして、
やっぱりここは、
そういった観光事業者さんとか、
地域の方にぜひ考えてもらえると嬉しいなということで、
今回もリクエストをしてきたんですけれども、
やっぱり平日に子供を預けられる、
例えば地域の保育園に預けられるだったりとか、
せっかく自然豊かなところに来るなら、
ただベビーシッターさんが来て、
子供を見てくれるよというところだけではなくて、
大自然で遊ぶという経験を、
子供たちだけでできるような、
アクティビティというかプログラムみたいなものがあってもいいのかなと思っています。
実際に薬師間とか沖縄とかだと、
ホテルがキッズクラブみたいな感じで、
そういう場を作っているみたいな、
そういうのも素晴らしいなと思いますし、
でもそういう観光地に限らず、
すごい金額高くなくても、
地元の保育園でいつもと違う友達と遊べるとか、
その友達と一緒にその地域のお散歩コースを歩くだけでも、
やっぱり都内とか、
僕は神奈川ですけれども、
そういうところで散歩するのとは全然違う体験だと思うので、
18:00
もしかしたら地方の保育園では、
そこまで数人、子供が急に1日2日、1週間、
飢えることは問題ないということだとすれば、
そういうところに間期的に預けられるみたいな制度があると、
やっぱり大人もその時間を思いっきり仕事ができますし、
子供にとっても、
自然の中で、
普段とは違う体験ができるということで、
いいんじゃないかなと思って、
そんなことも今後提案をしていきたいと思います。
ちょっと一回、
薬師間とかそういうところがあるらしいので、
一回行ってみようかなと思っています。
ということで、
今日はせっかくワーケーションに来たので、
ワーケーションについて話をしてみました。
やっぱり重要なところは、
会社として導入するとかじゃなくて、
個人の選択肢としてそれが広がっていく。
その中族は旅が好きなんですよ。
旅が好きというのは価値観なので、
それをなるべくたくさんしたいという意味で、
ワーケーションというのはすごくいい選択肢なので、
その中にしっかりと成果を出せますよというところさえ、
コミットしていければいいのかなと思いますし、
僕のようにこうやって、
ちょっと人と違う働き方に挑戦するという人が
一人でも増えていくことが、
次の世代に働くって楽しいんだということを
繋いでいく一つの重要な要素になるのかなと思いまして、
今後もやっていきたいと思っています。
今日は大自然の中で話をさせていただきました。
本当に紅葉が綺麗ですね。
特にトレッキングの音はぜひ伝えたかったんですけどね。
本当に葉っぱが大抵黄色かオレンジという色になっていまして、
特に昼間とか太陽でもそれが輝いて見えるんですよね。
本当に力強いというか、そんな風景でしたし、
山の上の方はもう雪が降っているんですよね。
標高がもうすぐ2000メートルというところになっていて、
そんな中で身を置きながら仕事をしたら、
クリエイティブなことを思い浮かぶのではないかと
思ったりもしますしね。
ではまた来週。
21:00

コメント

スクロール