フレッドの読書家としての視点
始まりました、TimeTreeラジオのお時間でございます。
MCはですね、私、TimeTreeで採用PRを担当している
キャップが務めさせていただきます。よろしくお願いします。
今日はですね、ゲストというか、本体というか、
TimeTreeラジオのそのものでもあるんですけど、
社長であるですね、フレッドを呼んでいます。
フレッド、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日ね、何を話していくかなんですけど、
僕ね、本を読む人間といったらちょっとハードルが上がっちゃうんで、
ちょいちょい読む人間なんですね。
ちょいちょい、なんでちょいちょいかというと、
途中でスマホを読んだりしてね、中断してしまう人間でして、
あーっと思ってるんですけど、
そんな中ね、フレッドはTimeTreeの中でも読書家として名を馳せておりまして、
そんなフレッドに、読んで面白かった本とか、あとは読書の雑句者ね、
話を聞いていこうかなと思っています。
で、前面となる今回はですね、
2025年に読んで面白かった本をフレッドからいただいておりまして、
それについて話を聞いていきたいと思っています。
はい。
はい。
結構ね、去年の話になっちゃうので、
何を覚えてるかどうかわからないんですけど、
あげていただいた本の中から、フレッドに話を聞いていきたいと思っています。
じゃあまずね、一冊目なんですけど、
他者といる技法、コミュニケーションの社会学という本をあげていただいていて、
これはどういう本で、どういうところが面白かったとかお話になりますか。
はい。
はい。これね、僕毎年年末に、
今年読んで面白かった本10冊みたいなのを、
Xでポストしてるんですよね。
うん。
そこに10冊、今年、今年じゃない去年もあげたものを順番に見ている感じですね。
うん。
よかったら概要欄に貼ってもらえると、じゃあ。
後から貼っておきます。
コミュニケーションの社会学
言ってみたかった、概要欄。
他者といる技法は、コミュニケーションの社会学っていうタイトルでした。
去年の1月に読んだからだいぶ記憶がいいですけど、
コミュニケーションっていうものを社会の中での役割とか性質として分析したみたいな本でですね。
うーん。
作者の方自身が本の中で、人と会うのは嫌いとか書いててすごい面白いんですよ。
だけどコミュニケーションないと回んないしっていう話。
うんうんうん。
覚えてるのは、例えば優しさと陰口みたいな章があって、
社会は例えばお金が流通するシステムとして考えたら、ビジネスがあってとかあるけど、
社会を互いの存在証明のゲームシステムだって考えたら、
自分のことは誰か他の人が認めてもらわないとゲームが回んないよね。
はいはいはい。
だから基本的に誰も他者による承認を必要とする。
だけどそれぞれはみんな自由で、承認を強制されたらゲームのルールが崩壊するじゃないですか。
はいはいはい。
だからみんな自由、自分も自由、他者が何を称賛するのか僕は強制できない。
そんな中でいかに称賛、存在証明をし合うかっていうシステムだって考えたら、
コミュニケーションってなんだみたいな。
そしたら基本的にみんながガチで評価するみたいな社会だと、
バトルローバーやるすぎて誰も安心できないよね。
ぐらい。
だから基本ルールはやっぱり優しさがベースになると、どこの国でも。
はー、なるほど。
基本的に相手を承認する、よっぽどのことがないと批判しないっていうガイドラインが世界にはできて、
で、こっから外れたことすると空気読めない的な疎外になる。
でもみんながこれに従ったら、私の自由が制限されちゃう。
うんうん、バランス難しい。
そう、だからそのバランスを取るために駆け口ってものが必要であるみたいな。
なるほど、駆け口をシステムと捉えるのか。
そう、てかこういうことが書いてあるの。他にも色々あるけどね。
まあでも一冊あんまり話すとあれだから、こんな感じ。
めちゃくちゃ内容覚えてるじゃないですか、すごいな。
僕読んだ後メモ取るからそのメモを今見てた。
なるほどー。
ていうね。
とかね、他には理解についてとか。
もうお互い理解、コミュニケーションで理解するためにやるじゃないですか。
あなたのことを知りたいとか。
理解が少ない、理解しきれないことで暴力とか差別が生まれる。
でも理解が過剰になっちゃったら、
僕のこと100%キャップが僕を理解しちゃったらそれはもう恐怖だよねと。
そして完璧に理解されるってことはもう僕はキャップの中であって、
僕は存在しないっていう。だから理解の過剰も恐ろしいことであってみたいな。
はいはいはい。
そういう話とか。
確かに過剰な理解はなんか支配とかにつながりそうですね。
とかね、やっぱり存在そのものの否定につながるんだよね。
へー。
めちゃくちゃ面白いでしょ。
これめちゃくちゃ面白いな。
そういう本でした。
なるほどー。
他者といる技法っていうのを僕最初に見ちゃったから、
結構その1対1のコミュニケーションの話かなと思ったんですけど、
その後のコミュニケーションの社会学っていうところがやっぱいいですね。
うん。でもね、全部読むと他者といる技法の意味もよくわかるけど。
なるほどねー。
えーこれまたツンドクになっちゃうな。やばいな。
興味あるところが。
企業変革の方法論
それが1冊目。
うん。じゃあ2冊目いきますか。
2冊目なんだっけ。企業変革のジレンマね。
宇田川先生、宇田川先生、宇田川先生って方が組織論の話よく書かれるんですよね。
うん。
前の本がすごい好きで、それで一番新しい本なんで読んだ感じ。
僕も他者と働く読んで面白かった思い出がありますね。
面白いよね。
この本は大企業病とかいろいろあるけど企業が行き詰まっちゃう理由。
それって別に分かりやすい危機とかじゃなくて、安静疾患みたいな。
環境変化への適応力をなくしていくことが原因で、
それのことを構造的無能化って呼んでます。
それがタイトルですね。企業変革のジレンマ、構造的無能化はなぜ起きるのかっていう。
それに対抗するのが対話。どれだけ質の良い対話が社内で流通してるかというか。
対話ってなんだっていうのがここでの定義は、他者を通して己を見て応答することって書いてて。
なんかその対話を軸にした企業変革のプロセスとかを本の中で紹介してたりしてですね。
良い内容でした。
結局立場が違うと分からないみたいなことをどうやって乗り越えるのかっていうセクショナリズムとか、
そこが根底にこの先生の本は全部ある気がしますね。
確かに。前作のメッセージとも近しいですね。
キャップ好きそうなのでいくと、
組織変革にはケアの思想が必要であるという組織をケアする。
取り組みが失敗したり飛んだしたりする場面に対峙し続ける。
それが失敗なんじゃなくて、変革に必要な手がかりを見つけるためのチャンスなんだみたいな。
はいはい、好き好きそういう話。
トップダウン断交とかじゃなくて、変革をファシリティとするケアみたいな考えっていうね。
これもすごく良かったです。
やっぱさっきの他者取り技法の話につなげて、やっぱり組織にも優しさが必要なんですね。
優しさが行き過ぎると自由を奪うっていう欲圧にもなるのもあるけどね。
結局行き着くところはバランスなんですね。
何なんでしょうね、それ難しい。
3冊目に選んでいただいたのが、これまでの2冊とは経路が違う、営業スキル検定っていうものですね。
僕、営業苦手意識がずっとあったけど。
全体を理解していけば上手になるかなと思って、手に取った本ですね。
これは名前の通り、営業スキルを検定的にレベル分けしたら、レベル1はここまでできたらOK。
レベル2はこんだけ。レベル4は達人だからこんぐらいみたいな。
そういうのが書いてあるんだけど、結構それがそのまま営業っていうものの本質みたいなことを説明されてて。
なるほど。
面白かった。
その本での営業の本質とはっていうのが、他社からの共感獲得だと。また共感出ましたね。
おー、なるほど。
絶対上手くいくみたいな絶対的根拠がない中で、相手がリスクを伴う意思決定を相手にしてもらうこと。これが営業の本質である。
だから、その共感獲得をスキルとして体系化するっていうのがこの営業検定であるみたいな感じ。
なるほどなるほど。
じゃあその共感の得方みたいなのが描かれてる。
そうそう。
レベル何まであったっけ?レベル0からレベル3まである。
へー。
レベル0は、洗濯機壊れたから洗濯機欲しいっていう人に洗濯機を売るみたいな。
そこではため口で話さないとか、きちっとネクタイしてるとか、そういう必要なマナーと必要な喋りができるみたいな。
はいはいはい。
で、レベル3が洗剤的にもニーズが存在しない客との接触みたいな。
むずそう。
これはもうお客さんと一緒に目標自体を握るみたいな感じ。
アクター・ネットワーク・理論の探求
だから事業計画とか、絵のとこに一緒に入って、じゃあここを目指すとしたらこういうことがみたいなのとか。
お客の目標を引き上げることで課題を作り出して売るみたいな。
なるほどー。
ここは相当な信頼関係が必要で。
別にレベルが高ければいいってもんじゃなくて、商品の段階に応じて重要なものが変わるみたいな。
はー、なるほど。
これはすごく実践的かつ本質的で面白かったね。
これ読んで営業苦手だなって思った気持ちは少し変わりました?
うーん、あんま変わらない。
でもなんかやっぱり理解はしやすくなったっすね。
うーん。
漠然とぼんやり苦手と思っていたものが少しクリアになった。
うーん。
うーん。
面白そうですね。
スキル検定ってあったから、もう少しノウハウ的なハウツー本かなって思ったんですけど、
少しキメが違いそうですね。
そう思う、読めば読めるっていう感じ。
うーん、なるほどねー。
懐の広い本だ、素晴らしいですね。
うん、素晴らしかったですね。
次に挙げていただいているのが、多分フレットの専門分野というか、好きなとこですよね。
アクター・ネットワーク・理論・入門。
モノであふれる世界の記述法。
はい、これは社会学・文化人類学の理論の一つなのかな、最近話題の。
うん。
社会構築主義っていう主義、理論があって、
例えば今、僕の目の前には富士山見えないけど、
富士山が今存在しているのか社会的事実なのかどうかみたいな。
はいはいはい。
それは人々の間で語られたりしたときに社会的な事実として作られるというか。
例えばニートとかって言葉、今は当たり前になるけどさ、
30年前、20年前とかなかった。
社会的事実じゃなかった。
それはじゃあ存在しなかったのかっていうと、そこじゃなくて、
人々の言葉、言説でどう語れるかで社会的事実が作られるみたいな。
社会構築主義ってあるんだけど、多分というかその一種というか、アクター・ネットワーク。
これは面白いのが、人でも物でも事象でも全部アクター、演者みたいな。
はいはいはい。
世界を構築する演者として考えて、演者同士の接続が社会的事実であるみたいな。
そのネットワーク。
はいはいはい。
だから例えばさ、これもともと医療人類学から始まってるんだけど、
コロナワクチンとかコロナみたいなものがどうやって社会的事実になったかっていうと、
一般的には誰も知らない事実、ウイルスとかワクチンとかがどこかにあって、
ある日突然正解が発見された、その日から事実みたいなとか、
もしくは発見されてないだけでずっと事実みたいな。
見方が科学的な古典的な社会理解だと思うんだけど、
ここで言ってるのは、コロナとかワクチンにまつわる色々なアクターがいっぱいいて、
RNAだとか、なんとか学会とか、ニュースメディアとか、とある学者さんとか、
そういう人たちが接続されていって、
そのネットワークが広くなれば広くなるほど、
現時点では最も事実らしい、強い事実だという感じ。
ここではアクター一つ一つに意味が持つというよりも、
接続によって意味がジックされていくみたいな、そういう理論ですね。
例えばタイムツリーって、ADHDの方が便利だ、一人で管理するより助かるって使ってくださって、
その中での口コミとかあったりするんだけど、
それもそういうアクターとのネットワークがそっち方面に広がっていって、
社会的事実になっているみたいな。
なるほど。
そうするとアプリの利用者を増やすってことがマーケティングじゃなくて、
どういうアクターとつながってそのネットワークを広げていくかっていうのが
マーケティングであるみたいなのも捉えられるなと思って。
話を聞きながらブランディングともすごい類似性のアパートだなと思います。
ちょっと違うけど、ブロックチェーンとかもさ、
チェーンがつながっていくじゃないですか。
上の接続が大きいほど強い事実。
途中で分岐したりした時にどっちかに合体させたり、どっちか捨てたりとかするけど、
ネットワークが広くつながっているほど強い事実であるみたいなのも
すごい納得いくなと思っている。
なるほどね。
組織的な話で言うと、新しいメンバーがタイムツリーに入った時って、
いろんな関係性を広げていただいた方がアクターが広がっていくから、
知ってもらったり、既存のメンバーとコミュニケーションを広く取ってもらうというのが
すごい大事なことなんだな、改めて。
そのネットワーク、アクター同士のネットワークがつながるというところに、
何らかコストが発生していないとつながっていない。
例えばお金かけて調査するとか、信じるとか。
アクターネットワーク理論では、全部アクターのこと、人じゃなくて、
例えばフランスでのホタテ貝の養殖とかで、
ホタテの研究している科学者とホタテと漁師とか、
地元メディアとか、いろんなアクターの接続で考える。
人じゃないものも巻き込んで考えるっていうのが独特なんですよね。
なるほどね。
ちょっとこれは難しいから、僕も説明しきれたのか、
マーケティングとネットワークの重要性
今説明しきれてはないけど。難しいですね、これは。面白いですね。
面白い。社会構築主義みたいな考え方、個人的には結構好きなので。
面白いなって思いますね。
そしてね、僕の想像以上に、フレッドが一冊一冊について話せるってことが今分かって。
どうしよう、時間が。
今10冊中4冊まで来たんで、一旦前半ここまでにして、
後編に残りの6冊を話していただこうかなと思います。
すごい話せてびっくりしました。
面白い。
じゃあ一旦前編は以上としたいと思います。
ありがとうございました。