1. Cobe.fm 本好きコンサル2人の読後感想戦
  2. 「仕事はたのしいかね?」第1..

「本をテーマにPodcastやろう!」という思いだけで録音を始めた二人。
京都大学iPS細胞研究所の山中先生も愛読書としてあげていらっしゃる「仕事はたのしいかね?」を最初に話す1冊に選びました。

  • そもそもどんな時代背景の中で生まれた本なんだっけ?
  • 読んでみてどうだった?

内容にはいっていく前に、そんなことから話し合っています。

みき(@miki_apreciar
のぞみ(@CobeAssocie

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書籍紹介(Amazonより)

「仕事は楽しいかね?」 大雪で閉鎖になった空港で、偶然出会った老人の問いかけに、動揺してしまった35歳の「私」。仕事にゆきづまりを感じ、未来に期待感をもてない私に、老人は一夜だけの講義を開始した…。

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※録音/編集の都合上、音割れが起きてしまっています...次からなんとかします!

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何も決めてないですね。
何も決めてないですね。
たぶんこの辺も、私は入れ込んで流してしまいそうな気がしますけども。
なるほど。いいんじゃないですか。
コンセプトとしては、読書をどこまでも分かりやすくと、分かりやすいことを深く広くと。
2人で1つの本について、読んでみて思ったこととか、やったことをお伝えしてきせるといいかなというところですかね。
Mikiさん、どうぞ。よろしくお願いします。
Mikiさんはどんな方ですか。
Mikiです。私はフリーランスで、こうして働いていて、今はネットワークをしています。
なるほど。私はのぞみと言います。女の子みたいな名前なんですけど、男性ですね。
漢字が珍しいですよね。心出すと書いてのぞみですよね。
そうですね。なかなか読んでいただけないんですけど。
そうなんですよ。そんな名前で。
いろんな会社の新規事業とかのお手伝いをする会社を神戸でやっていますと。
そんな2人が今回は、毎節もテーマに語っていくんですけど、今回はMikiさんはどんなのを選んでいただいた感じでしょうか。
仕事は楽しいかねというのを取り上げようと思います。
なるほど。今まで読んだことは。
見たことはあったと思うんですけど、私は初めて読みました。
あんまりビジネス書とか自己啓発っぽいタイトルの本が勝手に苦手になっているタイプの人があんまりそういう類の本を読んだことはないですね。
なんかあれですよね。表紙はちょっとイラストチップな表紙になっていて、おじさんが楽しそうに仕事楽しいかねって言っているような表紙のやつですよね。
よくこの本のタイトルで調べて、おすすめの本10冊紹介しますみたいな記事を見て、これを含まれている本を見ると、だいたい思考は現実化するとか、7つの習慣とか。
引き寄せの法則みたいな。
そうですね。ああいうのを読まれている方が同じように紹介している、そのリストの中に入っている本だったりもするんですけど、すごくなるほどなと思ったのは、
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iPS細胞で有名になられた京都大学の山中先生、山中教授ですね。
その方が2012年に出されていた山中信也先生に人生とiPS細胞について聞いてみたっていう本。
iPS細胞って何なのかっていうのと、そういうものに取り組まれた山中先生ってどういう人生を送ってきたんですかっていうことをいろいろと聞いている本の中で、
先生がアメリカで研究者としてやって日本に戻ってきたという人がうつっぽくなっていました。
そこから待ち直っていく中で、すごく参考になったというか、力になった方がこの仕事が楽しいかねという本でしたっていうことを書かれて、
またそこからちょっと違った層の人たちにもちょっとずつ読まれるようになってきたっていう。
日本国内でもすごくたくさん読まれていて、実際にもともとの英語の本が出たのは1996年かな、25年くらい前ですよね。
日本語訳が出たのは2001年なので、ちょうど20年、19年ですね。
20年で合計シリーズで4冊出てるんですけど、その4冊の合計で37万部。
自己啓発系の本って売れるとよく言われますけど、37万部ってなかなかすごい数字ですよね。
もともとのタイトルはThe MAX Strategy。
MAXっておじさんがある種、本の中の主人公というか、人生を悟ってくれるおじさんなんですけど、
その人が教えてくれる戦略ということで、The MAX Strategyっていうタイトルになってます。
英語で聞くとまた印象がちょっと違いますね。楽しくね、みたいな感じじゃないですね。
なんかフランクな感じですよね。日本の本の表紙はさっきも言った通りにおじさんが振り返っているかわいらしい感じなんですけど、
原著の方を見るとタイトルにThe MAX Strategyって書いてあって、その下に空港でおじさんが教えてくれたことみたいなのがテキストで書いてあるんですけど、
やっぱり全然雰囲気が。
全然違いますね。
読み手なんていうか、ジャケ買いするときのターゲットも違うんだなみたいなこと。
そうですね。面白い。
面白いなと思ったのが、日本の仕事が楽しい金は1400円ぐらいで買えるんですけど、
そのMAX Strategyの英語版の方ですよね。
これ日本のAmazonで英語版買おうと思ったら8000円ぐらいするんですよ。
プラチナ価格みたいな。
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なんでですか?
みんな原著が欲しいんですかね。英語で読みたいのかなって。
日本語だったらAmazon Unlimited、Kindle Unlimitedで読みましたよ。
もう契約すれば月1000円ぐらいで読み放題でしたっけ。
月約80円で読み放題の中の2編ってました。
学びがありましたか、それでも。
そうですね。それでも読んでもちゃんと学びがありますし、出版社でもお金はちゃんと還元されるらしいです。
素晴らしいですね。
それがいいですよね。
書いてる人はデイル・ドーデンさんっていう、ここでいうとこのおじさんがモデルになっているような人なんですけど、今は全然ご存命。
1950年生まれなので今70歳。
マーケティング・リサーチ会社をご自身で起業して、結構いろんな会社をクライアントに持って大きくしてきましたと。
合わせて新聞にコラムを書いたりする文筆業というか、ライターさんとしてもご活躍の方。
いろいろ自分ご自身のビジネスの経験とコラムに一つで活躍する中で生まれてきたのが、このザ・マックス・ストラテジー、仕事は楽しいんだねっていう本。
だいぶ遅くなっちゃいましたけど、どんな本なのか、出版社のキッコ書房さんっていうところで紹介されているタイトルを読むと、
あなたの仕事感を揺さぶる180ページの物語。
すごい自己啓発感が出てきますね。
すごいメッセージ強いですよね。揺さぶってきますよね、180ページ。
これあれなんですよね、自己啓発本なんですけど、タイトルなんですけど、デイル・ドーデンさんが自分でお前はこうすべきだみたいなことを言ってる本ではなくて、物語形式に小説っぽく進んでいく感じですよね。
あと、180ページっていう分量はどうでしたか、みきさん。
長すぎず短すぎず、サクッと読める感じでちょうどよかったですね。
大体どれくらいの時間ですか。
私、2、3時間なんですけど、2日に分けて1時間、2時間みたいな感じで読めました。
結構合間時間とか隙間時間に読んでもいいぐらいの分量っていうことですね。
もしまだ電車で通勤してたら、本当に2日行き帰り、行き帰りで読み終わるみたいな感じだと思います。
なるほど。そういう意味では結構180ページっていう分量なのかもしれないですね。
書が結構くまげに分かれてるから、ちょうど区切りやすいですよね。途中4章まで読んで、それぐらいなのがしやすい。読みやすいなと思いました。
具体的な内容は、同じように出版社の紹介ページのやつを引っ張ってくると、
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大雪で閉鎖になった空港で、偶然出会った老人の問いかけに動揺してしまった35歳の私と、日々の仕事に行きずわりを感じ、未来に期待感を持てない私に、老人は一晩だけの講義を開始したと。
たまたま出会ったおじいちゃんに色々悟されながら、一晩でいろんな気づきを得ていくと。
そうですね。しかも最初はストレスが溜まって、「なんだこの変な話しかけてくるおじいさんは?」っていうところから始まって、どんどん夢中になっていくんですよね、講義に。
普通に考えて、空港でぼーっとしてる時に突然出会った老人から気づかされることってなかなか…
怖くて逃げましたよね。なんだろうって思って。
不思議なおじいちゃんですよね。
確かにな。
自己啓発っぽさ、タイトルのこの仕事感を揺さぶる180ページの物語っていう強さと、ちょっとライトな物語の感じ、バランスが取れてるのか取れてないのかはちょっとわかんないですけど、
みきさん、読んでみて、どんな感じですか?自己啓発だな、苦手だなっていう話がある中で、どんな感じでしたか?
なので、やっぱり教師とか紹介されてる本の展示から、すごいちょっと自己啓発本ですっていう感じが強かったので、ちょっと構えながら決して、
ナビーってはならない、洗脳されてはならないみたいな構えながら読んでた感じなんですけど、
結論としては、読んだ後は、結構最近感じてた無力感みたいなものがちょっと薄まったっていうのがあって、
これなんか私、ちょっと啓発されてるかもしれないんですけど、恐れちゃったかもしれないんですけど、
なんかその無力感っていうのは何かっていうと、最近コロナ対応で、いろんな私の支援先、複数事業をちょっとずつ支援してるんですけど、
やっぱりほぼ全部の支援先が、コロナ対応で緊急でプロジェクトが立ち上がって、コロナだから緊急でちょっとこの対応をするぞ、
みたいな感じで、タスクフォースが立ち上がって、プロジェクトをするっていうことになって、
その時に、私は100%おっけい関わっている社員じゃないっていうのもあると思うんですけど、
そういう時には声はかっからず、私はカヤの外で、私じゃない別の人たちがみんな一生懸命緊急対応に取り組んでいるっていうのを、
前者で物当たりにした時に、私ってあんまり力になれない存在なのかな、こういう緊急事なだけでは必要されない存在なのかな、みたいな、
常にいるわけがない人に頼みづらいから、そういうのがあることは十々承知なんですけど、ちょっとそういうふうに思っちゃう、みたいなところがあったんですけど、
この本を読んだ後に、普通に自分だってやれることあるじゃん、みたいな気持ちになって、みどりっかにうつまるっていういい効果がありましたね。
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なるほど。今回の小説の中で出てくる主人公も35歳っていう、絶妙な年齢設定じゃないですか。
日々の仕事に行き詰まる感じっていう、15歳とか18歳の時とかあって、
意識があるかどうか分からないけど、頑張ったことが成果というか変化に結びつけやすいじゃないですか。勉強も頑張ったりとか、部活動頑張って、
テニスが上手くなるとか、テストの点数が上がるとかっていうことが分かりやすいのが10代、20代とかですよね。
本当に自分だけが、自分の頑張りが結構自分の成果に大半を占めているって言ってあるのが若い時だと思って、
なので学生の時とかだったら、もしかしたら結構全然自分とは関係ない話のように思っちゃって、
すぐ読むのをやめちゃったかもしれないなと思ったんですけど、私ももうきっともうすぐ30になって、
初めからフリーランスだったわけではなくて、会社員とかも減って意味があるので、
フラフラフラフラしながら、やっと自分で自分の仕事を楽しくするっていうことを覚えてきた経験があるので、
結構その腹落ち感があって、最後まで全力で読めた。
やっぱ読書全般そうですけど、私もよくおすすめの本ありますか?とか聞かれるんですけど、
その人のハマる本、ハマらない本っていわれるとタイミングもやっぱりあるじゃないですか。
持ってる問題意識とかやってきた経験とかによって全然やっぱり違うので、
2年前だったらいまいちだったけど、今はすごく刺さるとか、
逆に昔すごくいい本だなと思ったんだけど、今はそうでもないとか、
だから土壌がすごく大事なので。
巡り合わせっていうタイミングも確かにある。
そうなんですよ。なんかおすすめの本が出てくるアルゴリズムとか組めればいいなと思うんですけど、
こういう経験ありますか?イエス・オア・ノーみたいな。
確かに。こういうバックグラウンドの人がこの時に読む本みたいな。
そうなんですよね。
そういうAIとかゆくゆくはできそうですけどね。そんなの集合というか。
私もたくさん本を読んで、自分の中にまず人工じゃない天然知能として、
本をおすすめアルゴリズムが自分の中に作れるといいなと思ってるんですけどね。
欲しいです。
学生の時だったら問題意識もないし難しいかもしれないですよね。
のぞみさんはどうですか?この本を読んでみて。
そうですね。私もこの本を読んだの5回目ぐらいだったんですけど、
すごく読みやすいなと思っていて。
私も自己啓発本って得意苦手でいうとどちらかというと苦手。
お前の意見だよねみたいなことすぐ思っちゃうんですよ。
リアーシップとは関わるべきみたいな。
これをやれみたいなやつって。
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お前はそう思っているだろうがみたいな。
論文で検証されてるんでしたっけとか私性格があまり良くないのですぐ思っちゃうんですよ。
なんですけど、小説の形式ってすごくいいなと思っていて。
ある程度どう解釈するかっていうことを委ねてくれるじゃないですか。こっち側に。
読み手側に委ねてくれるので。
今回にんきさんが読んで感じたことと私が感じたことは全然違うと思うんですけど、
どこの一節を区切るかとかいうのも違うと思っていて、
それが許されるというかその幅が広いのって小説形式のいいところだなって思ったりします。
そう思うと他のビジネスに関わる本って私が今までいいなと思った本とか、
人にお勧めしやすいなって思った本って小説形式のものが多くて、
例えば物流のすごくディープなことに入っていくとか、在庫管理ってことを扱うとか、
そういうことでも結構小説っぽい本ってあったりするので、
そういう形式ってすごく読みやすくて、いろんな人にお勧めできる形式。
ビジネス×小説っていいジャンルだなというのがまず一つですかね。
あともう一個はA1サックスの先ほどのMAX STRATEGYっていう原著のほうもさっと見てみたんですよ。
そうすると翻訳をするって、意訳をすること、意味を汲み取って違う表現に変えることもあるので、
なんでこれをこんなふうに書いたんだっけとか、もともとの英語表現ってこうだったんだってことを知ると、
また新しい気づきがあったなと思っていて。
よくこの本を紹介するときに皆さんがこういう、いろんなことをとにかく試してみようよっていうのがあるし、
この本の大事なメッセージの一つなんですけど、そこに留まらないメッセージというか示唆があったかなと思いますね。
もっと詳しく話していけたらと思います。
はい、やっていきましょう。
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