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2026-02-02 20:23

131 【後編】TimeTreeのCEO Fredが語る『2025年に読んでおもしろかった本』

Steve
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Co-host

「TimeTreeラヂオ」はカレンダーシェアアプリTimeTreeを運営する私たちメンバーが、ふだんの仕事に関係することもそうでないこともワイワイ話すインターネットラジオ番組です。


前編に続き『2025年に読んでおもしろかった本』についてCEO Fredが話しました。


◎ラジオで語ったFredのポストはこちらはこちら

⁠https://x.com/preface/status/2006177136407896473?s=20⁠


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サマリー

今回のエピソードでは、TimeTreeのCEOであるフレッドが2025年に読んで面白かった本を紹介しています。彼は知性学や現代人類学、個人の才能に関する幅広い視点を持つ本を挙げ、社会の変化や人間関係の重要性について語っています。また、このポッドキャストでは、フレッドが資本主義における倫理についての本を紹介し、ビジネスの場での道徳や市場の役割について考察しています。さらに、才能の発揮や協力システムの重要性についても述べられています。

00:26
さあ始まりました、TimeTreeラジオのお時間でございます。今回もですね、前編に引き続き、TimeTreeの社長であるフレッドを呼びして、
2025年に読んでおもしろかった本の話を聞いていきたいなと思っています。フレッドよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
知性学の重要性
じゃあ早速ね、本の話に入りたいんですけど、10冊中の1、2、3、4、5冊目ですね。
西洋の敗北、日本と世界に何が起きるのかという本ですね。
これはですね、僕はちょっとピュアな人文字本ばっかり読んでたら、知性学も読んだほうがいいんじゃないってお勧めされて、
知性学ってこう、割とシビアじゃないですか。だから、確かにと思って、理想ばっかり話しててもらうと思って。
知性学読もうと思って、知性学の本読み漁ったんだけど、いろいろ。その中で1冊あげてみようと思ったやつですね。
なるほど。
で、エマニュエル・トッドって、この人何の学者なのかな。統計人類学者とか、違う、人工統計学者か。
とか、家族人類学って言ってるのかな。
だから家族形態とか、農村で大家族でとか、そういう家族の研究とかしてる方なんですよね。
面白そう。
エマニュエル・トッドが2024年に出した本かな。世界情勢分析みたいな感じですね。
ロシアがどうなる、アメリカがどうなるみたいな、それぞれを分析している。
そこを家族的な特性、地域ごとから分析してるんだけど、これも話すの難しいな。
難しそう、これ。
いや、すごくクリアで面白かったんですよね。
国力みたいなことを測る指標として、エンジニア専攻学生の割合とか、色々使ってたりとか。
家族構造が大きく、個人主義傾向の核家族と、権威主義傾向の直系共同体型があるみたいな。
話とかから、ヨーロッパみたいに言っても、例えばドイツは直系共同体、家族の中でも直系型、家族型でプロテスタントで、
ロシアは共同体家族型であって、その2つは権威主義的性質が似ているとか。
イギリス、アメリカ、フランスとかは核家族型構造で、とにかく自由重視みたいなところ。
なるほど。
核家族型社会が優位なので、核家族構造って基本的に個人の自由が拡大していく。
そうすると、同時に伝統的な宗教の力を失って、社会が後向かう、原始化していって、社会っていうまとまりが空白化していくみたいな。
なるほどね。
ってなっていく。
で、宗教が力を失っていくっていうのも、ここも数値化してあったりして。
すごいな。
なんだっけな、教会への礼拝する人の数とか。
なるほど。
そうなると、生き切ると、解放された個人、個人っていうより、集団的信仰を失った個人が集まっただけみたいになって、
変わってポピリズムに走ったりとか、そうなるみたいなこと書いてあってね。
そういう違いは、プロダクトを世界でやっていくためにも役立ちそうな視点ではありますね。
そうですね。宗教的な価値観の推移というか、状況とか性格とかは多分関わってくるよね。
僕もこういう本は普段読まないので、ちょっと気になりますね。
現代人類学の探求
次の本がですね、入門・抗議・現代人類学の冒険。これはどんな本だったんですか。
これはですね、僕弟が文化人類学者なんだけど、その弟の一緒に本を書いてたりするような若手研究者の方。
そうなんですね。
名前を知ってたので、本が出てると思って買ってみたっていうのと、
もともと僕は学部で文化人類学を専攻してて、そんな真面目な学生じゃなかったけど、
その当時の教科書とか読んだけど、今の人類学の取り組んでいることとか、
そういうものを網羅的に知りたいなと思って、読んでみた感じですね。
なるほど。
これがね、喋る抗議帳で書かれててすごく読みやすいですよ。
人類学とは何かとか、フィールドワークとか異文化とは何かみたいなこととかを、
人類学にとって自然とは何かとか、そういうことをずらっと書く章ごとに話しているという。
人類学って、大昔は全然知らない、
何とか族みたいなところを研究するみたいなのだったり、
植民地化するために現地を理解するためみたいな、
そういうところから生まれてたりとかあるけど、
今は他者理解っていうかね、
この本では人類学は主流としての私たちにとっての常識を問い直して、
当たり前の内と外の境界線や、
その外側にあるかもしれないものに目を向ける学問、
知らなかった世界を知ることで自分の生き方自体が揺るがせる、
自分と他者の間に新しい関係性を生み出していくことって書かれてて。
うん、いい、素晴らしい。
僕は弟に言われてすごい感銘を受けたのは、
弟が分かるっていうことは自分が変わるってことで、
自分が変わってないってことは何も分かってないんじゃないかみたいな話、
言ってて、それはすごいズドンときたんだけど、
もともと自分も考えてなかったようなことについて、
新たに考えられるようにするために、
日常的な場面から離れたところに身を置くフィールドがある。
あれはなんか、安全自体から観察しに行くようなことじゃなくて、
物理的、身体的、
自分の身体について考えられるようにするために、
異文化っていうときに、
異文化とかを代理石みたいなずっと同じもの、
いったん変化すると変わらないものみたいなのが勝ちだけど、
その代理石を持っていくと、
その代理石が変わると、
自分が変わっていくと、
自分が変わっていくと、
自分が変わっていくと、
自分が変わっていくと、
自分が変化すると変わらないものみたいなのが勝ちだけど、
他者を取り込んだり、ずっと変化し続ける植物みたいなものなんじゃないか、
そういう動的なものなんじゃないか。
この方は、
マライタ島っていう太平洋の島が
フィールドだそうなんだけど、
そこはサンゴ礁の上にサンゴの岩を積んで島を作って、
で、その上に暮らしてる人たちで。
すごいですね。
でも、じゃあ、代々そうしてるかっていうと、
ここ100年ぐらいで作られたんだって、その島って、とか。
へー。
だから、その人たちも、その、環境変化だったりとか、
外から来る人とかと影響したりしあったりして、
なるほど。
終わっていってるんだけど、
外の人は、ずっとこれで、この先100年、200年もずっとそうだって思っちゃいがちじゃないですか。
確かに。
なんか本当にね、こう、分からない他者みたいなことを、分かるってことを、
どこまでも掘り下げる学問みたいな感じに思います。
いや、好きだな、そういうの。
どこまでいっても終わりがないんですよね。
そうね。
これはでも本当に人類学を知りたいなって人には、
入門講義って、講義区長でもあるし、
割とこう、網羅的に、各項目を説明してくれるんで、
良い本でしたよ。
よっしゃ、じゃあ次がですね、
個人の才能の理解
あなただけの強みが一生ものの武器になる才能の取説。
これフレッドが話してたやつだよね。
これは、ポッドキャストで知ったんだけど、
個人の才能研究っていうのをやってるっていう、
タカチンさんっていう人が、古典の深井さんとかってポッドキャスト前やって、
それで知って、面白くてずっと聞いてて、
ついに本が出るっていうんで買ったっていう。
なるほど。
なんか、才能とか武器とかそういうのから、
すごい、何だっけ、自己啓発本みたいな、
そんな風に見えるかもしれないけど、
そういう視点が新しいなと思って、
才能っていうのを、すごい特別な何か能力って定義してるんじゃなくて、
ついついやってしまう行動の癖?
なんだけど、人からありがたがられるみたいな得意なことって定義してて、
誰にでもあるみたいな、いくつもあるみたいな。
それが、僕がすごい好きなのは、
それはどこでも常に発揮できるスペシャルスキルみたいなもんじゃなくて、
関係性の中で生かされると。
だから、自分の才能が生かせるような関係、
環境を見極めてやるのが大事みたいな感じで。
はいはいはい。
それを見つけるための方法とか。
これもね、小説自立というか、すごい読みやすいの。
で、いくつか質問が出てたりして、
それに答えていくと、自分のそういう才能が見つかるみたいな。
例えばね、周りの人に対して、
はいはいはいはいはい。
それって、自分は才能がそこの方面にあるから思いつくんだけど、
周りの人からすると、思いつかなかったりできなかったり。
だから、才能の種、才能であるとか、そういうのですね。
確かにね、解像度が高いと。
そういうのに言いたいこと出てくるもんな。
これもね、自分の才能が見つかる。
解像度が高いと。
そういうのに言いたいこと出てくるもんな。
これ、僕読んで結構面白かった、感動して、
Xでポストしたんだけど、
この本を僕は、
能力主義とか、意思とか、成長とか、
外部から人を自己作詞に追い立てるものから、
人を自由にするような本だなって思った。
うーん。
これって関係性の中で活かされる相対的なものだから、
孤立して自分が磨かなければならないみたいなものじゃないんだよね。
ちょっとある種中道大的というか。
なるほど、なるほど。
だから、すごく救いがあるなと思った。
うーん。
資本主義と倫理の考察
組織としてもアプローチできるというか、
才能が発揮しやすい空間を作るとかもあるし。
まさに配置の話ですよね。
うん。
めちゃくちゃ読みやすいしね。
だから才能は絶対的なものじゃなくて、
相対って言ってもないな。
誰かとの関係性の中で発揮され、
育まれるものみたいなことですよね。
うん。
僕の才能が発揮できてるのはCAPのおかげであって、
CAPの才能が発揮できてるのは僕のおかげであって、
僕だけとかね。
こういうふうにつないだり。
これ読むと自分の才能のヒントが見つかったりするわけですか?
そういうシートがついてる。
フレッド、見つかりました?自分の才能。
僕は幸運にもタカチンさんと直接会えて診断してもらったから。
えー!ずるい!
絵がある。残してるよ、社内に。
本当ですか?才能?
僕の診断結果。
チェックできてない。
次が時間がないな。
全部無理かもしれないので、
残っているのが言論文から解き明かす生成AI、
もう一つが資本主義にとって倫理とは何か、
最後なぜ人は締め切りを守れないのかの3冊なんですけど、
この中で一冊選んでそれを最後に話しましょうか。
どれがいいですかね?
これも面白いけどね。
資本主義にとって倫理とは何かかな。
いいタイトルだ。
いいタイトルですよね。
これどういう本だったんですか?
日常生活では、例えば全部正直に話すことが正しいとかされるじゃん。
はい。
でもビジネスの場で全部正直に話す必要なかったりするじゃん。
はい。大事なことですね。
部社にはこれだけの価格で売りますが、
うちの利益はこれだけですから。
それって、じゃあ資本主義において、
道徳、倫理とは何かっていうのをどうなのって論じた本ですね。
なるほど。
市場って取引のね。
市場って、みんなの日常生活における真心道徳とかに任せたら失敗する。
成り立たないから、そもそも市場ってものが必要とされていると。
市場って何のためにあるかっていうと、
たくさんの人が社会で分業をうまく生かせるための仕組みであると。
なるほど。
市場じゃない昔の分業は直接的な協力システム。
はいはいはい。
キャップこの間魚取ってきてあげたんだから、
今日ニンジンプレイしたみたいな。
なるほど。
それは小規模で顔の見える社会だったらそれでいいと。
信頼と語形性に基づく。
でも人類どんどんどんどん増えて、もっともっと増えて、
もっとみんな幸せになりたくて。
顔の見える間の協力では回らないから、
顔が見えない人とも協力する間接的な協力システムが必要で、
それでできてきたのが市場、マーケット市場であると。
なるほど。
だからそこではある程度回っていく効率性を優先させて、
完璧な公平みたいなそういうことをある程度犠牲にするとか、
道徳的な妥協をどうしても伴うみたいな感じ。
社会主義経済って直接な協力システムをどこまでもでかくしたみたいな感じ。
分かりやすい、なるほどね。
だけどそれは受給とかを完全に計画するみたいなことが必要で、
人類にはそれは無理だったり。
そうするとフリーライドみたいな問題が起きるみたいな。
ハックしちゃうんですね。
そうそうそう。
っていう感じの話ですね。
面白かったのは、だけど市場の中でのプレイヤーである会社って、
会社の中ってマーケットじゃないじゃん。
直接的な顔の見える協力関係で成り立つじゃないですか。
市場が万能だったら会社も必要なくて、
じゃあ採用候補いくらで発注します。
どれだけの成果を上げてくださいとか。
全部が個人の取引で成り立つけど、
それだと競争優位が生まれないから、
市場の中になぜかまた直接的な協力関係が生まれているみたいな。
市場の失敗で会社はあるし、
直接的な協力関係の失敗で市場があるしっていう関係がすごい面白いなと思って。
へー。
ちょっと分かりにくいかな。
市場についてそんなに考えたことなかったから。
この本ではどういう倫理が求められるのかっていうと、
シンプルに市場は社会の分業の最大化のためにあるのであって、
市場の失敗、バグを乗っかるようなことはしちゃダメだよねと。
っていうのがビジネスにおける倫理だっていう。
バケットも完璧じゃないから独占禁止法とかあるわけじゃないですか。
だから市場は失敗するという前提のもとに、
その失敗を利己的に利用するのではなくて、
社会の分業の最大化のために振る舞うのが市場において、
資本主義において求められる倫理であるみたいな感じの本です。
なるほどね。
だから資本主義の誠実さみたいな話ですよね。
面白かった。いいフレーズなのは、
ビジネスにおいては天使のように振る舞うことを求めるものではなく、
悪魔のように振る舞うことを許すものではない。
ここが今言ったようなバランス感っていうところですかね。
という本でした。
才能と協力の重要性
面白い。
結構いくらでも話せるな。
びっくりしちゃいましたよ。
僕の事前イメージでは、
この本ちょっと1年前だからあんまり覚えてないわっていうのがちょいちょいあるかと思ったら、
ちゃんと全部話せて。
僕書法にもつながるけど、
僕全部メモ取ってるんだよね。
社内でシェアしてるじゃないですか。
はいはいはい。
これ6書本の話は次回の話にしよう。
ありがとうございました。
20:23

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