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こんにちは、ツイてるブッククラブです。
ツイてるブッククラブは橋本大也、石谷雅樹、成功、達雄の4人がお送りする
月に1冊本を読んでいこうというポッドキャストです。
今回は徳間書店から出版されている堀本玄さんのビジネス書ベストセラーを100冊読んでわかった成功の黄金率をレビューしていきたいと思います。
今回この本を選んだのは私なんですけれども、私もビジネスを100冊読んでみるというブログをやってまして、
だいぶこの頃更新はご無沙汰なんですけれども、このビジネス書とか100冊という言葉に反応して推薦してみました。
こちらの方も同じように100冊読んでいろんな教えがあるのをまとめた本なんですけれども、
内容の方は真面目な部分と茶化しているというかふざけているというかそういうところもあったり、
会議には出ろという本もあれば会議には出るなとか、SNS活用しろというのもあればSNSは見るな、使うなというような、
相反するような教えとかも相反するようなこともいろいろ比較して書いたりしています。
僕、面白いなと思ったのは最後の方にネタバレ的に書いているんですけれども、
この本は読者とともに作ったというか作る過程もYouTubeで配信したり、
いろいろ読者の方から反応を見てそれをフィードバックして作ったりとかですね、
その辺のライブ感覚あふれる本作りというのも今風で面白いなと思いました。
具体的にちょっと一つ役に立ったなと思ったのがパスワードを自分の目標にするというのがあって、
例えば朝早起きする頑張るぞみたいなパスワードにすると、
他人から名前とか生まれた年とかそういうのを絡めるよりは全然ソーシャルハックされにくいんじゃないかなというのが面白いなと思いました。
結構長いパスワードも作れそうなので、それぞれいろんなパスワード作りやすいと思いました。
僕ちょっとこの本、いろんなビジネス書を読んだことがある人にあれかと思ってちょっとニヤリとして面白いかなとは思うんですけども、
あまり若い方がちょっとこれ読んで同じようなスタンスで皮肉にビジネス書の著者の方を茶化したように読むのはちょっとあまり教育上よろしくないんじゃないかなと思うんで、
できればある程度ビジネス書を読んだ方とかある程度の年齢とかキャリアを積んだ方が端休め的に読むなりですね、
自分との読み方を比較したりするように読むのがいいんじゃないかと思います。
そして私の評価は星は4.5ですね。0.5引いたのはちょっとその若い人とかには直接お勧めしませんよということで4.5になりました。
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他の方の感想も聞いていきたいと思います。石谷さんいかがだったでしょうか。
はいえーと僕はですね、そうだないいところもあったし悪いところもあったなというところもあるんですけど、
まず最初に気になったのは多分これそのね書かれた時期の問題もあるのかなと思うんですけど、
あまりにもミノワさんが好きすぎるっていう、ミノワさん出過ぎでしょっていう。
ミノワさんちょっと激しいんですよねまたね書いてることが。
それはちょっとあれだなっていうのと、でちょっとさっきセコさんも言ってましたけどこれざっくり言うとやっぱりイベントの記録なんですよね。
だからそのえーとなんだろう自分がなんか参加してるライブのライブ版ってすごい楽しいんですよ。
でも行ったことがないライブのライブ版ってなんかちょっとやっぱり遠いところにあるようなところってあって、
そうなんですよだからそこがやっぱりイベントを参加してなおかつこの本を読むっていう経験であった方がやっぱりこの本はきっともっと楽しめたんだろうなっていうのはあるんですけど、
えーよかったなと思うのはえーとKindleではできるはずなんだけどなぜかみんなあんまりやらないこの文中のリンクが結構ちゃんと使われていて、
えーここの部分なんかそのこういうことを前回言いましたとかっていうところに対してちゃんとリンクが貼ってあってパッと戻れるようになってて、
そこは非常にいいなっていうのと、えーとにかくビジネス書とは矛盾するものであるってはっきり言い切ってるのは非常に評価をしていいところなんじゃないか。
要するにビジネス書とはそういうものであるっていう。なぜかって言ったら人によってビジネスは違うからですよね。
だからビジネス書とは矛盾するものであるって言い切って構わないっていうのはいいと思うんですけど、
個人的にはその矛盾こそがビジネス書の真髄だというところまで切り込んでいってくれると面白かったなっていう意味では僕は最後のうちは全然納得してなくて、
その矛盾点こそがビジネス書なんだっていうところまで深掘りしてくれたらいいかなっていうのはちょっと残念だったところなんですよ。
ただ僕大昔にアグネスちゃんの番組の担当してたことがあるんですけど、
あの方は結構世界中を飛び回ってた方だったので、何かの時に海外行くならどこがいいですかね、当時僕も若かったので、
どこから行ったらいいですかねみたいな話をしてた時に、じゃあとりあえず世界一周すればいいじゃんみたいなことを言われたんですよ。
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え?って思ったんですよ。お金もかかるし時間もかかるし、でも若いうちしかそんなことできないでしょうとかって言われて、
で、なんで?って言ったら、とりあえず一周するとすごく気に入ったところが1か所とか2か所くらいあるはずだって。
で、気に入ったところにもう1回行けばいいじゃないっていう風にアドバイスをされて、それと同じ良さがこの本にはあると思うんですよね。
とりあえずバーッと読んでいって、自分にとっていい、この意見はいい、この意見はあんまり自分に合わないみたいなのを、
1回ザッと目を通すことができるっていう意味では、意外とこれはちょっとセコさんと意見が逆になっちゃうんですけど、
若い人がまずこれを読んでみて、ビジネス書ってこんな感じなんだなっていう、なんか違うと思ったらその反対のビジネス書を探せばいいわけだし、
っていうことをやる分には、実は若い人が1回まずこれを読んで、
なんか特定のたまたま初めて読んでしまったビジネス書に染まってしまうみたいな罠から逃げることができるんじゃないかみたいなのは思ったので、
いいところと悪いところが両方あったので、僕としては星3にしたいかなと。そんな悪い本ではないけども、いいところ悪いところやっぱあるよなっていう感じで、星3としました。
はい、以上です。
ありがとうございます。石谷さんのご意見もいろいろ、僕もそうじゃないこともあるんですけど、
ビジネス書のこの本に確か、ゼルカニーかフランクリンか、指摘もしない、反論もしないとか、あんまり言わないで。
ビジネス書の紹介の本だともっと真面目な本もいろいろあるから、あえてこの本じゃなくてもいいんじゃないかなって、
もし私も時々間違いを犯すので間違ってたらすいません。この本にそんなこと書いてあったのでちょっと真似してみました。
じゃあ続いて達夫さんいかがだったでしょうか。
はい、達夫です。
そうですね、基本的にいろんな本で書かれていることのお互い矛盾することに突っ込みしていくっていうのが全体を通した基本スタイルな本で、
そもそもビジネス書の類似書で矛盾があるっていうのは、ある種のビジネス書って著者の写真が表紙にあるようなものって、
基本的にファングッズみたいな、そういうサービスがあるじゃないですか。
そうなると、なんか著者のスタイルとかを参考にしたい人が、著者のファンが読むものみたいな。
なので、そういう人は書かれていることを信じることが大切だとか。そんな感じなので、著者も俺の言うことを聞けみたいな感じになるので、
その場の思いつきで後先考えずに適当なことを言っちゃうから、適当に矛盾になるのかなっていうのを思いました。
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特に三沢さんはひどいなっていう感じのネタがあったんですけれども。
それにしてもいじりすぎですよね。
そうそう。それだけ突っ込みがいがあるという、得意なキャラなのかなと。
信じるって話で、別のビジネス書で、本を読んだら本当に信じてその通り実行するのが良いのですとか、
実行してないからお前はダメなのだとか、やった人は成功しているのですみたいなことが延々書かれているようなのがあったりするんですけれども、
この本にも一応その辺の話として、成功者の真似をする教えみたいな話が確かあったと思うんですけれども。
結局、誰かを真似をしてそれの通りにやるっていうのは、それはもちろん王道でいいんですけれども、
そもそも真似をするに値する人を選ぶっていうのがすごいレベルの高い話で、
偽物の真似をしても仕方ないから、結構ハマっちゃう人はそういうパターンが多いのかなと思いました。
ただ、ビジネス書の中にはさっき言ったような書写写真が表紙にあるような真似する値があるのかどうか、
微妙なものも多かったりするので、なかなかその辺の見極めは難しくて、
結局それだけは数を読まないとダメなのかなっていうのは思いました。
それはそうといえども、ちょっと僕もこの本を信じることにしてですね、
早速実行したのは最初の、一番最初に出てくる朝早く起きるってやつですね。
朝早く起きると30億円稼げるとかあったりとかしたので、早速早起きにして、
最近その後時代に起きることにしています。
それでね、早朝ウォーキングを始めました。
だからちょっと暑い中だけど朝は涼しいので。
で、早朝ウォーキングはあれですよ。
何回か前回に紹介したインターバル速報ですね。
30分の半分は早足とかやったりしています。
ただ毎日じゃなくて、7時までに二度寝しちゃうパターンとかもあったりはするんですけれども、
そんな感じで信じれば救われるということでやっています。
でですね、この本、私の視点から言うと、
ビジネス書、別にビジネス書として出てるわけではないと思うんですけど、
ビジネス書その皮をかぶったエッセイ枠、面白エッセイ枠かなって思っています。
私定義で言う面白エッセイ的なのは何かというと、
ちょっとスノップになりすぎないんだけど、ちょっと知的な感じ、知的なネタを、
知識をネタとして扱う、ちょっと大げさに言ってみたりとか、
ツッコミの隙を多めにしたりとか、毒もあったりとか、
全体を俯瞰的に流れながらも、自分事としてわちゃわちゃしちゃうようなノリみたいな、
そういう系のエッセイ、僕結構好きなんですけど、
そういうノリがあってすごくいいなと思いました。
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似たような人として、演劇の人なんですけど、宮沢清さんという方がエッセイを書いていて、
結構わちゃわちゃワイワイして楽しいんだけれども、
おもしろいですよね、宮沢さんのエッセイは。
あとは、ちょっと系統が違うんですけど、
ちょっと前にブームになった反社開学講座のパオロマッサリーノさんという、
イタリア人っぽいんだけど、多分日本人という方の書いている本とかもこういうノリでありました。
もうちょっとわちゃわちゃ少なめなんですけど、
米原麻里さんとかのエッセイもこういう系統があるかなと思っています。
なので、エッセイとして読むっていうのが結構いいかなと思って、
僕こういうノリ本当好きなので、
この方の1冊目のインテリ悪口本という本も出しているんですけど、
それも買って早速今読んでいるところです。
これはシチュエーションとその場に適したインテリ風な悪口でこんなのあるよっていうのを紹介していて、
結構ネタとして面白い感じになります。
本書自体の評価としては星4.5をつけています。
なんでマイナス5なのかというとですね、
ちょっとおもしろエッセイとしてはもうちょっと本人のキャラを出してもいいんじゃないかなっていうのをちょっと思っています。
もう少し自分ごとの話のネタを、
さっきのビジネス上の矛盾とかと結びつけて、
自分がこういう風にやってたんだけどこれがこれだったみたいな感じの、
ちょこっと中身に出てるんですけど、もうちょっと出してもいいのかなと。
情報を得るための本じゃないじゃないですか、これ。
なのでその辺ももうちょっと出てったら、
僕としてのおもしろエッセイとしてはよかったかなということで、
ちょっとマイナス0.5にして、星4.5っていうことにしました。
はい、以上です。
はい、ありがとうございました。星4.5となかなか好評化でした。
達人さんのおもしろエッセイの話題のあれで、
確かに昔都学会って本あったと思うんですけど、
トンデモ本の世界とか、
あれともややテイストが近いかなとちょっと思いました。
あれもなんかツッコミ。
ツッコミはくりな本でしたけどね。
じゃあ続いて橋本さんいかがでしょうか。
Tindleで買って読んだら、
もう面白くて止まらなくなってあっという間に読んでしまいました。
ペンシュそんなのないですからね。
100冊ぐらい読んでそれをまとめるっていう本は最近流行ってますよね。
この人以外にもいっぱいいろんなジャンルの本を読んで、
まとめをするっていう本はいっぱい出てるわけですけども、
私この本好きなのは、
基本的にビジネス本を見下しでいるところですかね。
他の本っていうのはだから、
それぞれのジャンルで100冊ぐらい読んで、
真面目にエッセンスを抽出しているわけなんですけども、
この本っていうのは、
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実はいろんな本のエキセントリックなところをピックアップして、
こんなこと言ってるよっていうふざけているところがあるんだけれども、
茶化しつつも、
でも意外に現地を読んでみたいなって思わせる風に書いてるエッセンスもあって、
なかなか各スタンスを茶化しつつ、
でも読んでみたいと思わせているっていうところが、
高度な書評なんじゃないかなというふうに思いました。
少なくとも出力ある人ですよね、この人ね。
あと何より好きなのが、
ビジネス本自体の怪しさというものを、
この1冊丸ごとを通して突きつけているのではないかという、
批判的精神でしょうか。
やっぱりこの本100冊紹介してるけれども、
例えば著者が多分一番権威だとして取り上げているのが、
思考は現実化するで、ナポレオン・ヒルですよね。
多分何度も一番権威ある本として、
この中で取り上げたように思うんですよ。
この本ともう一つ有名なのが、
人を動かす、
デール・カーネギーの。
ナポレオン・ヒルとデール・カーネギーというのが、
いわゆる自己啓発系のビジネス本を作った、
大きな源流だと思うんですけども、
この2人ってそもそも怪しいんですよね。
まずこの2人、特に日本で受けているのは、
名前が偉そうじゃないですか。
ナポレオンとデール・カーネギー。
実はナポレオン・ヒルは別にナポレオン関係ないし、
デール・カーネギーはみんな鉄工王のアンドリュー・カーネギーと間違えてる人多いんですよね。
何にも関係ない。
鉄工王の本当のすごいアンドリュー・カーネギーが、
ナポレオン・ヒルに本をかけていったんですよね。
この本にも紹介されてるけど。
ちょっと話がこんがらがっていくんですけど。
本質的にこの一番有名なビジネス本の著者のナポレオン・ヒルとデール・カーネギーは、
何をしてきた人かというと、
この本それぞれの本を書いたのが主な業績の2人なんですよ。
他大したことはしてないんですよ。
だから一番ビジネス本で、
自己啓発系ですかね。
評価されている本っていうのは、そんな大したことない。
口だけの人間が書いたものをみんなチェーンだと思って、
それを真似て書いてきた。
100年も経ってないのかな。
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そういう世界なので、
その底の浅さっていうのを彼は、
軽やかにやってのけているなと。
批判的精神というのを見せているっていうのが、
非常に私は大好きで、5点です。
5つもしです。
5点満点でいいんですよね。
というのが私のレビューでした。
ありがとうございました、皆さんそれぞれ。
高い評価。
基本的にちっとも悪い本ではないですよ。
面白い本ですね。
悪い本というか、
ちゃんとしているというか、
ちゃんと読んではいい。
自分を上げたいがために人をけだしているとかそういうわけではないんで、
ちゃんとしてますよね。
後書きかな、後の本読んでたら、
結構著者から文句言われて取り下げたYouTubeがあるみたいなことを。
絶対ありますよね。
言い過ぎたやつは本に入れてないんですよ。
メジャーな自己啓発本であんまり出てないなっていうのがあって、
100冊のリストの中には入っている本があるんですよ。
そこまで見てなかった。
もう一冊って言ったらあれっていう本、メジャーな。
それ系かな、とちょっとジャスにしました。
そうかもしれないですね。
しっかりしてそうですもんな、会社というか何というか。
分かりました。
セミナービジネスとかでいろいろやってる。
本好きな方が多いので、今回はビジネス書そのものを扱った本なので、
非常に楽しく皆さん読めたんじゃないかなと思います。
というわけで、また次回よろしくお願いします。
さようなら。
お疲れ様でした。