でも、それって結構、仕事の基本みたいな話にも通じそうな、今時のね、オンラインとリアルと結構ミックスした働き方においてはと思っていたりとかするのと、
あと、情シス動が結構僕の中では、割とサバサバというか、機械的にこなしていく人たちみたいな印象からの今の話を聞くと、割とネットリした根技コミュニケーションも組み合わせつつの、みたいな、なんか面白さ感じましたね。
ササキさんならでは、なのかもしれないですけど。
どうなんですかね、なんか結構そのいろんなところに登壇しているような人って、こういうウェットなコミュニケーションを織り混ぜている人は一定数いるなぁと思う一方で、そうですね、なんか、あんまりうまくいってないという表現が適切かわからないんですけど、やはりこういった悩み多いみたいな話を聞いていると、
そもそもそのコミュニケーションが取れていない、あまり社内を把握していないみたいな状態の会社さんというか、情シスの方は結構いるのかなぁって、いろんなコミュニティで会話してて、自分の中でイメージとしては持っていますね。
なるほどね、小原どうですか、今の話を聞いて。
いや本当におっしゃる通りだなと思うんですけど、情シスって何ですかね、スティーブが言ってたみたいに何か機械的に何かをやるとか仕組みを作っているみたいなところ、パターンをつかんで機械的にレスポンスするっていうイメージももしかしてあるのかもしれないなと思うんですけど、
結局大事なところってそういう泥臭さみたいなところ、やっぱり状況を把握するためにはコミュニケーションが必要だよねみたいなところって結構外せなくて、そういう意味では本当に他の職種もそうなのかもしれないんですけど、情シスも結構総合力が求められる職種かなというふうには思っていますね。
どうですか小原、他には。すごい佐々木さん、1投げかけると10打ち返してくれるから何でも相談したらいいんじゃないですか。
すごい。
確かに確かに。近い話と遠い話どっちがいいかな。
何でもいいんじゃない。
佐々木さんは情シスのマネージャーでいらっしゃるんで、チームの連携というか近い話で言うとタスクってどういうふうに振り分けますかみたいな、誰がどこを担当するといいのかっていうところを考えてたりされますか。
そうですね、タスクの振り方はいろいろ考えないといけないポイントではありますよね。実際にやっていることとしては、まずヘルプデスク系についてはもう手が空いてる人が早押しみたいな感じでいます。
対応開始ボタンみたいなものがあるんで、誰が押したかとかもワークフローの中でしっかり管理していて、最終的に例えば半期の評価のタイミングとか、誰がどれくらい対応して対応完了までにどれくらい時間がかかったかみたいなのを計測可能な状態にしています。
別にそれをそのまま君100件やったから何点でみたいな、そのまますぐに評価につなげるみたいなことはしないんですけれども、参考資料としてまず使えるようにしているので、対応スピード上がったよね、これって成長したって言えるよねであったりとか、
以前よりもしっかりと数こなせるようになっているよね、みたいな会話ができるような土壌は今もうすでに作っています。
なのでヘルプデスクに関してはこっちから振るというより、もうできるものはどんどんやっていく。
特にその経験が必要な1、2年目ぐらいの若手もいるんですけれども、若手にまずは積極的に取りに行かせて、もう一人それよりもレイヤーが上の経験年数で言うと3、4年ぐらいあるメンバーもいるんで、
そっちに取りに行かせてみたいなので、基本的には若い人が積極的に取りに行ってまずは成長機会を奪いに行くみたいにやって、ヘルプデスク対応は自分は基本的に手を下さないというのがまず前提としてあって、
本当に重たいやつだけ自分がやってた直近数ヶ月で言うと、もしくは本当に人手が足りてないみたいな時だけやるみたいな感じで処理してました。
プロジェクトのタスクについては当然それはメンバーそれぞれでどういう成長をしたいかであったりとか、あとはどの領域が未経験かみたいなのでしっかりと経験を積ませるっていうのが多分前提になってくるので、
調査系のタスクやったことないからやってみようとか、このSaaSとの連携やるの初めてだよね、じゃあやってみようみたいな感じで、とにかく一通り経験したことがあるみたいな状態にするのは理想系かなと思って、できるだけ経験してないものを振るようにはしていましたね。
本当にありがとうございます。関連に気になったのが今のお話の中にもあったと思うんですけど、上質の若手の方をどうやって育てるのかみたいなところがすごい気になっていて、今のタイムツリーの上質メンバーはそれなりに30代後半以上だったりするんですけど、
そこで若い方もいたらいいよねって思ったりもするんですけど、育ってちゃんと面倒を見てあげられるのかみたいな不安も自分の中にあったりするんですけど、どういった工夫をされているのかなっていうのを改めてお聞きしたくなりました。
若手の育成って常に難しいですよねっていう話になると、自分もまだ全然できていると言えるような状態ではないので、話半分で聞いてほしいなとは思っているんですけど。
一応工夫としてやっていることとしては、まずどういった領域を学ぶ必要があるのかみたいなところは最初の段階でしっかりと提示はしていましたね。
会社によっても当然その上質で必要になる領域って異なってくる。例えば、うち基本クラウドだからオンプレのサーバーとか使わないみたいな、今の会社の状況なんですけれども、
なのにオンプレサーバーの管理方法とか勉強しても仕事に行けないじゃないですか。例えばですけど、ただ上質ってそういうのやってるところももちろんあるから、上質の本みたいなものを見るとオンプレサーバーはこうこうこうでとか、DNSがどうこうでとか、色々あるかもしれないですけど、それって優先度低くなりますよね。
なので、当然その社内で必要な領域っていうのを優先度高くやってもらうために、この領域とこの領域とこの領域はまずしっかりと理解しないといけないよねみたいな、勉強しないといけないものみたいなのは必ず提示していました。
あとは理論だけ抑えてもすぐにはイメージがつかないので、実業務的なところも当然早い段階で慣れてもらう。ツールにまず慣れてもらうっていうので、完全にマニュアル化されている、言ってしまえば単純なタスクについてはどんどん振るようにして、
ここを押せばアカウントが発行できるとか、ここを押したら何々ができるから、こういう依頼の場合にはこういう順番で処理をしていけばいいみたいな、理論と実践をうまく組み合わせて、早い段階で一つ二つのツールを使いこなせるぐらい。
そこから、例えばセキュリティ上どういう意味があるのかとか、これでどういうふうに生産性が上がっているのかみたいなのを理解してもらえるように、一応材料は提示するみたいな動きはしていますね。
ただ、最終的には本人のやる気って言ってしまうわけですけれども、縦面話がどれぐらい勉強するか、こちらが教えるのはもちろんできるんですけど、教えたとて自分で勉強しないと最終的には身につかないので、
どう勉強したくなるようにするかみたいなところはまだまだ課題と言いますか、考えていかないといけないポイントかなというふうに思っています。