部下のコミュニケーションの困難さ
まてぃ
こんにちは。このTFCチャンネルは、エグゼクティブコーチ根本 Deacon 雅子とMCのマティがお届けします。
本日は、仲間)部下はなぜあなたにできないと言えないのかをテーマにお届けします。
根本Deacon雅子
はい、皆さんこんにちは。本日はですね、部下の方、仲間の方が何か困って、あるいはできないって思った時にできないというコミュニケーション、
皆さんもらっていますか?そういうコミュニケーションが起きてきていないんだとしたら、それは部下の方、あるいは仲間の方を
責任感がない、なんでそうやって言ってこないんだっていうふうに、せめても何もいい方向には進まないかもしれないんですよね。
むしろ、それが言ってくれてない、困っていることがある、あるいはずいぶん経ってから、もうプロジェクトが致命的なところになってからできないということが発覚して、
こちら側が指摘をしなければならない、そういう状況になってしまうということに追い込まれた方、いらっしゃいますか?
もっとあの時、部下が先に言ってくれればよかったのに、というふうに思うかもしれない。でもそれは、ひょっとしたら部下の方たちが言えなかった環境なのかもしれない。
言えなかった環境というのは、言えるような関係性を作っていなかったのかもしれない。そんなふうに考えていただくと、相手を責めるのではなくて、
ご自分自身がどんな関係性を作ることができるかな、そんな視点でこの状況を考えられますよね。なぜ言えないのか、
そこを考えていただくと、そもそもご自分自身が、ひょっとしたらですよ、知らない間に何か高圧的な言動をしているかもしれない。
あるいは困っているということを部下の仲間同士では言えているのかもしれないけれども、その中で困った困ったというふうにして、
解決をしようと言った一歩踏み出る行動に出られなかった。あるいはもうちょっとこれはあまりあってはいけないんですけども、たまにあるのが、直続の上司の方に相談するのがちょっとはばかる。
こんなこと言ったら怒られちゃうかもしれないと思って、その上の一つ上の方にご相談をしてしまう。そんな方もいらっしゃるということはよく聞きます。
そこでやはり考えていただきたいのが、ご自分自身がどんな関係性を作れるか、作っているか。困った時に困ったって言える。
できないことが起きた時にできないっていうふうに言えるような関係性を周りの方と作っていますか。
これを心理的安全性という言葉、最近いろんなところで聞く機会が増えているかもしれませんけれども、この心理的安全性が担保されていると困った。できない。
どうしたらいいんだろう。そんなことを言える関係性、言える場、心理的安全性が保たれている場というふうに言えます。
逆に言えないといったことが後で発覚されていると、心理的安全性が担保されていなかったのかなっていうふうに、自分自身を振り返られるきっかけにもなるかもしれません。
じゃあどんなことが必要なのか。困っている人、できないっていうようなことが言えるような関係性を、まさにその信頼関係の貯金を日々に構築することが大切だって、先週もお話ししたかと思いますけれども、
そこの第一歩になるといったところが、やはり先方の意見を、部下仲間の意見、お話を日々聞く時間を持つことですよね。この場合の聞くというのは、傾聴する。耳を傾けて聞く。
傾聴の今日、この感じを思い浮かべてください。耳へんがありますよね。そして、作りのほうが、銃の目が横になっている。銃の目で心を持って聞く。この銃の目で心を持って聞く。聞く姿勢を日々持つことが、心理的安全性の担保を作ってくれることになります。
こういったところで、一気にお話ししてしまいましたけれども、今日の問いに行っていいでしょうか。マティさん、何かありますか。
まてぃ
私、20代の頃に失敗を犯していたことがありましたので、それを繰り返さないためには、相手がどうであろうと、自分ができないって分かった瞬間に早めに言うっていうのを自分に課しているんですね。
どんな上司であっても、信頼関係があろうとなかろうと、爆発する前に早く言わなきゃっていう意識で私はやっていますので、この信頼できない上司が上司になった時にも、同じように報告したんですよね。
これはこういう危険があるので、今ここで報告して相談したいです。
ちゃんと信頼ができている上司の場合は、じゃあこれはこうしよう、今ここで修正すれば何とかできるよねって話ができる上司もいます。
でも、できない人もいるんですよね。
そういう場合は、なんか俺に聞かれても分かんないよって言って話が終わることが多かったんです。
上司の役割とチーム意識の重要性
まてぃ
で、あなたは私の上司なのに何で相談したのに投げてるのっていう時は本当にどうしていいか分からなくて、結果的に何回も何回も相談しても毎回投げられてしまったので、さっき根本さんのお話であってはいけないけれども飛び越えてお話するケースもありますよねってお話ありましたよね。
もう残念ながら私あれをやったんですよね。
結局飛び越えてしまって、別に私は飛び越えたいわけではなかったので、その上司に直続の上司にそうやってお話ししてたわけですけど、話した瞬間に俺には分からないよって言われたら私も分からないよって話じゃないですか。部下なんだからって。
根本Deacon雅子
そりゃそうですね。
まてぃ
そうなんです。リスクが起こる前にリスクだと思ったから相談してるのに上司が分からないって言ったら部下はもうどうすればいいのってなるじゃないですか。
結局そうやって飛び越えた相手と話すことになってしまって、最終的には私はその直続の上司と最低限のことを話はしたんですけども、結局いつもその上の役員とばっかり話すことになってしまったんですよね。
これは本当に上司の方お願いしますっていうのが本当部下としてはありますね。
根本Deacon雅子
そりゃそうですよね。だからちゃんと上司の方が支えてくれてる、分かってる、見守ってくれてる、サポートしてくれる、チームで一緒に一連となって成果を作るっていうところに立っていただきたいですよね。
まてぃ
そうなんです。それがないまま結局役員の方とお話して仕事を進めると、そもそも私は何のために頑張ってるんでしたっけっていうところに立ち返ってしまって、モチベーションもなくなっちゃうので、すごく難しいなって思ってたことをちょっと思い出しました。
根本Deacon雅子
そうなんですよね。やっぱり自分がやっていることがどんなふうに繋がっていくのか、自分はこういう人に支えられているんだ、一緒にやっているんだというのがないとチーム意識、仲間意識っていうのもないし、だんだん減ってしまうし、それによって自分自身のモチベーション、なんでここでこの人と一緒に今いるんだろうみたいなところが疑問になっちゃいますよね。
ですから、上司にあたる方、おそらく中間管理職あるいは中間管理職のもう少し上の方もいらっしゃるかもしれないし、役員手前っていう方もいらっしゃるし、いずれにせよその部下を持っている方、全員ですよね。
この問いはしていただきたいところが、まさに今日の問いといったところなんですけれども、皆さん、部下から相談をどのぐらいの頻度で受けますか。相談っていうのは、こう仕事のことでこれができないとか、ここの部分が困っているとか、このことをこうしたいんだけどもどうでしょうか。
根本Deacon雅子
そういう相談を皆さん、週に何回受けていますか。もしもこれが回答がゼロだったら、ぜひ今日からでも部下の方、仲間の方のお話を10の目で心持って聞くということを始められることをご招待したいと思います。
まてぃ
はい、ということでご質問やご要望、リクエスト等がありましたら、スタンドFMのコメント欄、ガレター、ツイッターのハッシュタグ、TFCチャンネルか私金本さんのツイッター宛にお送りいただければと思います。本日もありがとうございました。
根本Deacon雅子
ありがとうございました。