チームでゴールを共有することの重要性
まてぃ
こんにちは。このTFCチャンネルは、エグゼクティブコーチ根本Deacon雅子とMCのマティがお届けします。
本日は、チームでゴールを共有しよう、おテーマにお届けします。
根本Deacon雅子
はい、皆さんこんにちは。チームでゴールを共有するということなんですけれども、非常に当たり前のように聞こえるかもしれません。
しかしながら、この当たり前のことが皆さんの中でどんなふうに今捉えられていらっしゃいますか、そして現状どんなことが起きていますか。
どの組織でも、おそらく会社から数字の設定というのが来ているかと思います。
その会社から出てきた数字といったものの受け取り方は、一人一人違う可能性が高いですよね。
その一人一人違うといったものが、ついうかに忘れがちかもしれません。
これはとある組織の中で実際に起きたことなんですけれども、会社から数字を言われるというのは、それが売上だったり、あるいは販売の数だったり、いろいろな指標があるかもしれませんけれども、何らかしらの数字を会社から言われるということはありますよね。
ある方はその数字を聞いたときに、社長がそういうふうにおっしゃっているんだから、じゃあそれをやろうというふうに思われた。
そういうふうに思った方を、仮にAさんとします。
そしてBさんは、今期の数字はそうなんだ。
その数字を達成したら、我々の組織でこういう社会的インパクトを作れるよね、というふうに思った。
Cさんは、それぐらいの数字だったら、じゃあボーナスこれぐらいになるか。
頑張ろうというふうに思った。
Dさんは、そういう数字ができたら、そこを元に違う事業展開なんかもできるかもしれない。
こんなふうなアイディアもあったら面白いかもしれない。
あるいはその数字を作るために、新しいプロジェクトも始めたら、その数字に貢献できるかもしれない。
こんなふうに、Aさん、Bさん、Cさん、Dさんの捉え方が皆それぞれ違いました。
この組織の素晴らしいところは、そもそもそういうことを言える場があった。
言える場があるということ自体が素晴らしいところのポイント1です。
そして、この皆さんがそれぞれ違ったゴールの捉え方をしていることが共有されたことで、
Aさんは、社長が言うんだからそうなんだ、というふうに素直に思われたという方ですけれども、
Bさんのこういうふうな社会的インパクトが作れるという捉え方の言葉を聞いて、
そうなんだ、じゃあそこから自分はどんなふうに貢献につながるかなというふうに、
自分の中での考えの広がりが増えてきた。
そして、ボーナスのことをおっしゃった方の言葉を聞いて、
Bさんは、そんなふうにも直接我々の数字にもありがたい数字にもこうなれるんだったらという形で、
モチベーションのそのゴールの捉え方の種類も増えていった。
つまり、ゴールの捉え方をそれぞれ違った捉え方をしたことを共有したことによって、
自分だけの捉え方が広がりが起きてきたということにもなります。
ゴールを共有したことによって、仲間一人一人を知れるといったことにもなっていく。
ゴールの共有がチームビルディングに直結をしていっているということになりますよね。
ゴールを共有した時点で、共有した側の方は、これでみんな同じゴールを目に向かっているんだよね、
というふうに当たり前に思わないことが大切になるかもしれません。
皆さん一人一人捉え方は違います。
そして、どんなふうに捉えたかということを、あえて言語化していただく場を共有できることによって、
ゴールの捉え方を共有することによる効果
根本Deacon雅子
そこで強いチームが作れる一歩になるかもしれない。
ゴールへのコミットメント、相互の目的、相互のゴールをお互いが知っていく。
そんなところから、より強いチームが作れていく。
素晴らしいですよね。
実際、この組織はゴールの捉え方が違うということが分かって、
その言える場がここにあるんだという認識が起きたことによって、
マンスリー月次のメーティングでも、みんなその捉え方がどこまで進捗していて、
実際どうなっているのかといった、まさに同じ土俵のところからのコミュニケーションになっていて、
この会話がなされる前よりもゴールへの達成といったところが非常に増えていっているという現状も起きています。
どうでしょうマティさん、ここまでで何かご質問を思ったことあります。
まてぃ
会社自体の年次の目標とか、今期のみたいな数字とか目標って当然持ってたわけですけども、
それをどう捉えたかって、話したことないなって思ったんですよ。
みんなで話すみたいなことってほとんどなくて、これを渡されたから、
そうなんだって受け止めるだけで終わってたことがほとんどだったので、
そういうことをやったら確かに、自分が何のために働いているのかとか、
何のためにこの業務をこんなにブラッシュアップし続けなきゃいけないのかっていうところの納得感って、
もっと違ったのかもしれないなって、今の話を伺いながら思いました。
根本Deacon雅子
そうなんですよね、その納得感を作れる場があるかないかで、その人の行動が全然違いますよね。
数字は渡されるものではなくて、数字が渡されたらそれを自分はどんなふうに理解をしたのか、
どんなふうに解釈をしたのか、そこを話せる場があるかないかで、
お一人お一人の行動が大きく違う、そんなところがありますよね。
はい、といったところで、今日の問いに行きたいところなんですけども、よろしいでしょうか。
今日の問いといったところで、皆さん、ご自分自身が目の前にあるゴール、
それをどんなふうに自分は解釈をしたのか、
まず自分でそれを言語化なさったことがありますか。
そして一緒に仕事をしている人が、その同じゴールをどんなふうに解釈をしているのか、
質問したことがありますか。
ぜひこの問いをご自分になさって、周りの方に質問、問いかけを投げかけてみてください。
何が起きるでしょうか。楽しみですね。
まてぃ
はい、ありがとうございます。
ご質問やご要望、リクエスト等がありましたら、スタンドFMのコメント欄かデータ、
ツイッターのハッシュタグ、TFCチャンネルか、私金本さんのツイッター宛にお送りいただければと思います。
本日もありがとうございました。
根本Deacon雅子
ありがとうございました。