信頼を得るための自己開示
まてぃ
こんにちは。このTFCチャンネルは、エグゼクティブコーチ根本 Deacon 雅子とMCのマティがお届けします。
本日は、信頼を得ることがチームビルディングの第一歩をテーマにお届けします。
根本Deacon雅子
はい、皆さんこんにちは。今日は、信頼を得ることがチームビルディングの一歩ということなんですけれども、
その信頼を得るといったところが、非常にチームの関係性を作るのに一番重要なんですよね。
その信頼を得るために、信頼をくださいというふうに、こちら側が何か求めるものではないんですよね。
信頼を得るためには、こちら側がまず自分自身を開ける、自己開示をしていく、自分が誰であるかっていったところをお伝えしていく。
お伝えしていくといったときに、一方的に伝えるのではなくて、やはりここでも対話が重要になってきます。
ここで、自分をお伝えする、開示するといったときに、何でもかんでも開示をする必要があるのかといったら、それは全く不要であって、
まず自分がどういうようなところでこの仕事に関わっているのか、そして自分が誰であるのかというようなところが伝わるように開示をしていくというところがポイントなんですよね。
あまり不要なことというか、何でもかんでも開示をしすぎてバランスが悪くなってしまう。
バランスが悪くなってしまうというのは、一方的な開示で先方が何も開示をしてこないということは、こちら側が開示しているものが相手に伝わっていない。
少なくとも相手が信頼をしているといったところに近づいてはいないということになってしまいます。
ですから、こちら側が開示をするといったときに、何を開示をするのかきちんと考えておくということが必要なんですよね。
信頼を得たい人、信頼関係を作りたい人にとってどんな情報が必要なのか、どんなことが彼らにとって大切なのか。
そして開示するこちら側にとっても自分の価値観に関わるようなところから開示をしていくと、一歩ずつ相手に伝わっていく可能性があります。
そして当然こちらが開示して向こうが何かを開示してくださったら、コンフィデンシャリティ、ここ以外の他のところでは公害しないというようなコンフィデンシャルなことはきちんと尊重する必要がありますよね。
自己開示力の必要性
根本Deacon雅子
そしてこちら側が開示をして先方も何かをお話をしてくれる、あるいは先方が何か相談をする、あるいは何か困っているというようなときに建設的なフィードバックをいかに伝えられるかということですよね。
この建設的なフィードバックをお伝えするといったときにも、そこでも自己開示力が求められる。
フィードバックというと何かこちら側が指導したり、あるいは何かを指摘したりというようなイメージがあるかもしれません。
そうではなくて自己開示というのは、自分はこういうふうに考えた。自分はその状況だったらこうなってしまうのではないかと思って心配をしたというような自分だったらというような視点から開示をしてあげるというところがポイントになっていきます。
自己開示は明瞭であるところがポイントなんですよね。そして簡潔であること。ここが非常にポイントになっていきます。
そういうふうにしても、なかなかに自己開示って言っても自分がどこまで開示をしていいかわからない、あるいはどこから開示をしていいんだろうかというふうに迷われる方もいらっしゃるかもしれません。
あるいはなかなかそういう自己開示が得意じゃないんです。そんな方もいらっしゃるかもしれません。無理にご自分自身のことを話そう、話さなければというふうに自分を追い詰める必要はないかもしれませんよね。チームビルディングをなさられる当事者の皆さんは。
例えば自分を開示するということがちょっと緊張しちゃうとか、慣れてないなというようなことがあったら、その部分をその点を言葉でお伝えするというのも自己開示の一歩ですよね。
私はAさんといい関係性をつくって、いいチームをこれから構築したいと思っている。そのために何か自分のことをお伝えしたいと思っているんだけども、どこから伝えていいかわからないなというふうにちょっと戸惑っているところもあるんです。
なぜならばそんなに私は今までね自己開示っていうものをあんまりしてきてなかったんです。得意じゃないんです。そんなところからお伝えするというのも自己開示の一歩ですよね。そういう対話を重ねることによってチームの信頼構築といったところになります。
信頼は1日でできるものではないです。少しずつ自分が可能なところから開示をしていくことによって徐々に積み上げられていく。そんなところになっていきますけども、いかがでしょうか、マティさん。
まてぃ
はい、なんか私この話を伺って、自分がスタッフを採用するときとかのことをすごい思いました。採用するときに当然募集を出すわけじゃないですか。こういうスキルを持っている方とか、私たちはこういう思いを持ってこの業務をやってますみたいなのを出すんですけども、面談に来てくださった、面接に来てくださったかとお話しするときにいつも気をつけているので、やっぱり自己開示だなって聞きながら思ったんですね。
それも私たちがこんな気持ちでこの業務をやっていて、でも気持ちだけは回らないので、事実としてこういう作業をしていて、その結果こういう数字を出してて、その数字に伴わないものは切り捨ててますみたいなこととかもいるんですよね。
で、それを言ってそこに共感を得られたか得られてないかっていうところを、合う合わないっていう判断基準にもなりますし、あと私がいつもお伺いするのは、休日どんなふうにお過ごしですかって、どんなふうに何をするのがお好きですかっていつも聞くんですけど、例えばそれも私が先に言わないと相手が言いづらいので、なんか私は平日は仕事してますけど、休日は割と運動してます。
例えばこんな時間にこんなことやってみたいなことを話すと、相手の方も安心して、私は何々が好きでって話してくださるので、それは同じですねって言って、ちょっとバカな人とかするので、あれはなんとなくやっていたものではあったんですけども、ミッションとかビジョンが合致するかどうかって働いてみないとわからないじゃないですか。
根本Deacon雅子
そうですよね。
まてぃ
気が合うかとか、どこに共感を持ってもらえるかっていうところをすごく気をつけながらいつもそういうお話をさせていただいているので、やっぱりこういうことなんだっていうのを今日お伺いしてちょっと嬉しかったです。
根本Deacon雅子
素晴らしいです。もうまさにマティさんがすでに実践になさっていらっしゃっているところでしたね。
まてぃ
ありがとうございます。
根本Deacon雅子
はい、といったところで、今日の問いに移りたいと思うんですけれども、皆さんはチームのメンバーの人との信頼を得るために、どのような自己開示、どのようなところからご自分をお話ししていきたいと思っていますか。
あんまりこういうことを考えたことがなかったら、まさに今日から考えるチャンスです。
どんなところから自分をオープンにしていきたいと思いますか。
先ほどマティさんがおっしゃったように、週末の過ごし方はそんなところからでもいいですよね。
ぜひこの問いを今日ご自分にし始めてみてください。
以上です。
まてぃ
はい、ありがとうございます。
ご質問やご要望、リクエスト等がありましたら、スタンドFMのコメント欄か、レターツイッターのハッシュタグ、TFCチャンネルか、私金本さんのツイッターにお送りいただければと思います。
本日もありがとうございました。