マニュアル通りにやる必要なし
まてぃ
こんにちは。このTFCチャンネルは、エグゼクティブコーチ根本Deacon雅子とMCのマティがお届けします。
本日は、コーチからもらった言葉で目が覚めた体験をテーマにお届けします。
根本Deacon雅子
はい、皆さんこんにちは。皆さんはコーチからもらった言葉で目が覚めた体験ってありますか?
私はあります。今年が2023年ですから、恐ろしいですね。なんと19年前でした。計算したら。びっくりですね。
その時、何が起きたかというと、とあるワークショップをヨーロッパ企業に対してしていたんですけれども、その時コンサルティング会社にいたので。
そのワークショップというのは、コーチのベースにしてタイムマネジメントをしていこうというようなワークショップでした。
私としてはそのワークショップをそのテーマに関してリードするのが初めてで、かつ英語でやらなければいけないということで、すごく緊張してたんですよね。
それだけでも緊張していたのと同時に、コンサルティング会社でのワークショップなので、つまりアジェンダがあるわけなんですね。
どこで何をやってということで、ここまでに何時までに参加者にこの点はつかんでいただいて、その次にここに行く。
そうするとそのアジェンダ通りにやらないと、2日間で目的が達成できない。
このことを、こういう違いを参加者の人たちにお届けしますというふうにして、お約束した点に到達しないわけですから、一大事なわけなんですよね。
というふうに私は思ってたんですよ。
マニュアル通り、アジェンダ通りにやらなきゃいけないということが、私に対して緊張感をさらに増大させていました。
その緊張感が満ち溢れているというのが、私のコーチに伝わっていたんですよね。
ものすごい緊張しているのがわかりやすいぐらい緊張していたんでしょうね。
当時の私のコーチというのが、スーザンという女性で、アメリカ人女性で。
スーザンもコンサルティング会社で一緒にやっている方だったんですけれども、
彼女が私に向かって一言だけ言ったんです。
このマニュアル通り、アジェンダ通りにやらなくて全然いいから。
これ全部忘れてもいいわよ。
このマニュアルを横に置いておいて全然いいからね。
自分がやりたいようにやりなさい。
やりたいようにやるってどういうことですか。
部屋に入ったら、目の前に参加者が座っているでしょ。
その参加者を、ただ愛すればいいんだって言ったんですね。
つまり、彼女が私に言ったそのままの言葉は、
Just love themって言ったんです。
ですから、目の前にいる人たち全員を愛すだけだって言ったんですね。
彼女のその言葉で、私は目が覚めたんです。
目が覚めたのと同時に、この言葉は私のコーチの人生で支えているんですよね。
生涯忘れられない言葉となったんです。
あ、そうなんだ。
私はコーチとしてこれをやらなきゃいけないっていう風に思う必要は一切ないんだ。
今、目の前にいる人たちがお話ししていることを聞いて、
今彼女たちが必要なこと、望んでいること、求めていることに何かを提供してあげればいいんだ。
それこそメーカーディファレンス、違うを作ってあげればいいんだ。
あげればって言うとちょっと上から目線ですけども、
そこに違うを作ることだけにフォーカスしていたら、
愛を持って接することの重要性
根本Deacon雅子
愛していたらその違いだけにフォーカスを作るっていうことが可能なんですよね。
なるほどと思って、私としてはハッと自分を取り戻してそこの初舞台に臨めたっていうことがありました。
結果的に皆さんハッピーにショップにご参加なさられて満足度も高くて、
私も良かったという風にしてなりました。
愛を持っていたら何でも可能なんですよね。
ただこの愛を持っていれば誰とでも対話は可能といったところ、
そこに自分のエゴ、自分はこうしたいっていうのが出てきてしまうと難しくなってしまう。
昨日お話しさせていただいた、あえて自分と違う点を探してみて、
違ったものを持っている人を対して承認してみる。
感謝してみるっていうのも愛を持っていたら可能なんですよね。
そしてその以前にもお話しさせていただいたヘルシーコンフリクト。
このヘルシーコンフリクトっていったところも愛があるからこそ可能なんですよね。
なぜならばヘルシーコンフリクト自体、実は耳障りの良い言葉ですけれども、
コンフリクトですから非常に疲れるんです。
それを健全に乗り越えるわけですから、
そこのところを乗り越える段階というのは結構な疲労感もひょっとしたらあるかもしれない。
なんて言ったって猛獣扱いになっているわけですから。
ところが愛があったらそこを疲れるっていうことにもならないかもしれない。
あるいは疲れるような同じような労力かもしれないんだけれども、
そこを愛を持って乗り越えられる。
つまり未来を作れる。
イノベーションにつながっていく。
今までなかったバリューを生み出せる。
そんなきっかけになるのではないでしょうか。
ですから、今日皆さんにお届けしたい問いはもう一つだけです。
今、皆さん、目の前の方を愛していらっしゃいますか。
日本語で愛という言葉を使うと、
それこそ異性のところで考えがちかもしれませんけれども、
そうじゃないかもしれないんでしょうね。
Just love them. ただ愛すればいいんだ。
そんな言葉をご自分に今日当てはめてみてください。
まてぃ
はい、ということでご質問やご要望、リクエスト等がありましたら、
スタンドFMのコメント欄、かれたツイッターのハッシュタグ、
TFCチャンネルか私金本さんのツイッター宛にお送りいただければと思います。
本日もありがとうございました。
根本Deacon雅子
ありがとうございました。