沈黙のゴールデンアワー
まてぃ
こんにちは。このTFCチャンネルは、エグゼクティブコーチ根本 Deacon 雅子とMCのマティがお届けします。
本日は、沈黙は禁、無意識に忙しい人にこそ余白が必要、をテーマにお届けします。
はい、ということで根本さんこんにちは。
根本Deacon雅子
こんにちは。
まてぃ
はい、今日は前回ですね、パツパツにしないで隙間を作ろうっていう話をしてきましたけれども、
今回の話は隙間よりさらに進化してまして、沈黙ですとか、余白っていうところが出てきてますので、その辺についてぜひ詳しくお話をお願いいたします。
根本Deacon雅子
はい、ありがとうございます。
前回パツパツって言ったところからカレンダーに入れてね、隙間をあえて皆さんに作っていただきました。
そうするとひょっとしたら、それを実践なさった方からお分かりになった、あるいは気づいた方もいらっしゃるかもしれないけれども、そこが沈黙どうしようっていうようなね、間の時間になった方もいらっしゃるかもしれません。
そこが実はゴールデンアワーなのかもしれないです。
まてぃ
ゴールデンアワーですか?
根本Deacon雅子
ゴールデンアワーです。
沈黙は気になりっていう言葉があるじゃないですか。
まてぃ
はい、ありますね。
根本Deacon雅子
まさにそこなんですよ。
まてぃ
詳しくお願いします。
根本Deacon雅子
やっぱり我々がんばって忙しくやっていると、スケジュールもパツパツになってしまいますよね。
パツパツだからあえて隙間を作っていただいたんですけれども、無意識に自分自身を忙しいという器に入れてしまっているのかもしれない。
だからこそ余白が必要なんですよね。
そしてこのことの例として、コーチングセッション、あるいは人とお話をなさっているそのご自分自身を思い出していただきたいんですよね。
コーチングセッションというのはコーチの方、特にね、よくご相談もいただくこともあるんですけれども、あるいは人とお話をしているっていうその状況を皆さんの中で思い出していただきたいんですけれども。
会話中、沈黙?間があると困っちゃうっていう方がいらっしゃるんですけれども、実は沈黙になってしまうのは全然オッケーでむしろウェルカムなんですよね。
コーチングを始められた方でクラウンドさんに問いをして答えが出てこないと、自分の問いがいけなかったのかと思われたり、あるいはコーチングを受けられている方も、答えが出てこないことによって、この質問に対して答えられない、答えられないということは自分がバカなんじゃないかと焦ってしまったり。
全くそんなことはないんですよね。
そして、コーチングセッションだけではなくて、普段の日常での対話、ご家族内、あるいはお仕事の方、間が起きるっていうことありますよね、問いに対して。
まてぃ
あります。
根本Deacon雅子
それがゴールデンアワー、ゴールデン機会っていうところかもしれないです。
まてぃ
どんなところがゴールデンなんですか?この沈黙の時間が。
根本Deacon雅子
つまり、沈黙があってはいけないということは、より早く会話した方がいいんじゃないかっていう思考が無意識に働いているとも言えますよね。
間を楽しむことの効果
根本Deacon雅子
この、より早くとか、よりたくさん、あるいはより高く、あるいはより安く、というような意識が、無意識にいろんなところで働いている。
あるいは意識的に働いて、こんな見積もりじゃ高いとか安いとか、もっと早く効率的にやるには、そんなことが頭の中で起きている可能性は非常に高いんですけれども。
その思考はもちろん間違っていないですし、より効率的に仕事をしていくというのは、とても重要です。
だからこそ、間が必要なのかもしれない。
間があることによって、より早く、よりたくさん、その会があるのかもしれない。
会が出てこないご自分自身に焦る必要は全くないです。
間があるからこそ、そのトランスフォーメーションの機会になるのかもしれないです。
間があると意図的に埋めよう埋めようというお話の仕方、対話の仕方を今まで重ねてきた方が多いのではないでしょうか。
間があることによって何かが生まれる。
まさにコーチングはアートといったところにもつながるところですよね。
それが今日の問いにもつながってしまいそうです。
まてぃ
マティさんどうでしょうか。
マティさん、本当ですか。
根本Deacon雅子
なるほど、確かに間っていうのは、私も昔怖かった時があったんですけども、自分がインタビュアーとして仕事をすることが多いので。
まてぃ
ですので間が起こった時、慌ててそこでやっていると相手の考える時間を奪ってしまったり、息をする時間を奪ってしまうんだなって気づいた時があって、そこからは待つことにしたんですよね。
で、それからインタビューの仕事じゃなくても、相手が黙っていたとしても考え中なんだって思うくらいにして、黙っている時間が全然気にならなくなって、それをしたら逆に一緒に話をする人、それはお仕事の相手でもインタビューの相手でも、友達とか家族でも、好きに話すので楽しいなって思うようになったんです。
思うようになったっていうのは、過去に感じたことがあります。
なので今日のお話は、そうだよねって思いながら伺っていました。
根本Deacon雅子
素晴らしいです。もうまさにその通り。一緒にその間の時間を共有できることによって、おそらく多くの方がその目の前の方との距離が縮まるというような体感を得る可能性が非常に高いんですよね。
つまり、その間があることによって関係構築にもなる。そして何よりもその間を楽しめる自分であるって言ったところが、大きな違いを作れるところになってきそうですよね。
まてぃ
まさにゴールデンアワーですね。
じゃあ、うまくまとまったところで、今日の問いをお願いします。
根本Deacon雅子
今日の問いは、ぜひ皆さん、この人と対話をしているときに、その間を意識して、そして間を楽しまれたら何が起きるのか観察をしてみてください。
まてぃ
はい、ありがとうございます。
ということで、ご質問やご要望、リクエスト等がありましたら、スタンドFMのコメント欄か、レタ、ツイッターのハッシュタグ、TFCチャンネルか、私金本さんのツイッター宛にお送りいただければと思います。
本日もありがとうございました。
根本Deacon雅子
ありがとうございました。
