遠慮と謙虚の違い
まてぃ
こんにちは。このTFCチャンネルは、エグゼクティブコーチ根本 Deacon 雅子とMCのマティがお届けします。
本日は、遠慮はもったいない。自分を開花させよう、おテーマにお届けします。
根本Deacon雅子
はい、みなさんこんにちは。遠慮はもったいないです。
セッションをこうさせていただいていると、遠慮がちな方っていうのがすごく多いんですよね。
遠慮と謙虚っていうのは、似てるようで非常に非なるもの。
セッションというのは、自分自身を謙遜して、そして相手を尊重することによって、
その場が何か新しいものを作り出せる、競争の場を作り出せるっていったところにつながります。
一方、遠慮が発生してしまうと、自分をどうしても抑えちゃうっていうことにつながるんじゃないでしょうか。
遠慮は美徳というふうに思っていらっしゃる方、たくさんいらっしゃるかもしれませんけれども、
その美徳ですよね。ただ遠慮で自分を抑えてしまうことによって、
ご自分自身の中にそこに何が残るでしょうか。
自分を抑えることによって、自分を比例してしまっている。
自分を能力よりも下だっていうふうに判断してしまっている、
ジャッジしてしまっているところが起きてしまうんですよね。
実はそれはアンコンシャスバイアス、無意識のバイアスと言えます。
遠慮しすぎることの影響
根本Deacon雅子
そして無意識のこのアンコンシャスバイアスの中でも、
インポスター症候群というふうな症例として言われているんですよね。
つまり自分はまだできない、自分はまだそこまでいっていない。
よむや私がそんなことをしていいんだろうか。
そういうふうに自分を思うことによって、自分をどんどんどんどん下げてしまう。
例えば中等入所の方で、役職のある方で、部下の人たちの方が経験が長い人たちがいることによって、
彼らは部下だけれども、私の方がまだ経験が浅いからということで、
自分を比例しながら部下の人たちと関係性をつくってしまう。
あるいは、あんまり男女といった形で区別をしたくはないんですけれども、
女性の方は、多くの方が私なんてっていう、そういう発想をする方がいまだに多いんですよね。
ですから、全く同じポジションを男性と女性に提示したときに、
男性はその女性よりも、ひょっとしたらスキルあるいは能力的にもうちょっとイマイチだとしてもやります。
というふうに手を挙げられる方のほうが統計的には高いんです。
そして女性は、まだ私はできていないっていう、できていない部分をリストアップする方が多いんですよね。
でもそうすることによって、自分の可能性をそこで止めてしまっている。
非常にそれはもったいないというところなんですよね。
先日もとある方とお話しさせていただいていて、
とあるところの視点のマーケティングのマネージャーさんとして入られていた方なんですけれども、
女性で、部下の方たちが彼女よりも年齢も上の方が多かったらしいんですよね。
そうすると、すごく丁寧なものが少し柔らかい方なんだけれども、
それと同時に、私なんてまだまだで、皆さんにご意見を仰ぎながらでないと進められないんです。
というふうなことが必ず前提であるんですけれども、
ご本人の考えていること、思っていること、あるいはアイディアといったところが、
なかなか表に自分を表現するところに行かないといったところが見えてきて、
ご自身のことを、ご自分のお考えというのはどんなふうに、
この状況から考えていらっしゃるのかということをお聞きして、
ようやく自分のことをお話しできるような状況になってくると、
たくさんその戦略というのが、マーケティングの戦略といったところが出てくるんですよね。
そうすると、北の方の大きなエリアの中で、今までにないようなイベントというものを企画なさって、
成功なさられて、前者的にも非常に大きな成功を収められたということがありました。
ですから、自分の中で、彼女がいつも言うのは、あの時に遠慮というのは、
謙遜とは違う、謙虚とは違うということを、区別をしてもらったことによって、
自分の中で周りの皆さんへの接し方が変わったし、自分への見方が変わったということに非常におっしゃるんですよね。
ですから、ご自分自身のそれこそパワー、ご自分自身の中に秘めているお花というのは、
開花できるのは自分次第なんです。その開花できることを自分の遠慮がきっかけて、
その開花を押しつぶしちゃうのはすごくもったいないといったところですよね。
ですから、今日皆さんにお届けしたい問いとしては、ご自分の中でいつ遠慮がありますか。
そして、ご自分の中でいつ謙虚な姿勢を取られていますか。
そこの区別を考えてみると、これは不要な遠慮だったかもしれないというようなところが見えてくるかもしれません。
まてぃ
はい、ということでご質問やご要望、リクエスト等がありましたら、
スタンドFMのコメント欄か、レター、ツイッターのハッシュタグ、
TFCチャンネルか、私金本さんのツイッター宛にお送りいただければと思います。
本日もありがとうございました。
根本Deacon雅子
ありがとうございました。