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まてぃ
こんにちは。このTFCチャンネルは、エグゼクティブコーチ根本 Deacon 雅子とMCのマッティがお届けします。
本日は、会議に平和はいらない!?をテーマにお届けします。
根本Deacon雅子
なかなかちょっとね、今回のタイトルも衝撃的なタイトルかもしれません。
スタートアップ企業の成長
根本Deacon雅子
ただこれは、とあるスタートアップ、本当に小さな会社、4人でスタートした会社なんですけれども、
毎年50%ずつ利益がアップしていて、今10年目になっているんですけれども、
着実に毎年毎年50倍以上のアップになっていて、大成長を遂げている会社なんですね。
この会社のルールが、会議に平和はいらない、ということなんです。
どういうことかというと、平和な会議というのは、何か議題があって、
提案があって、その提案に対して万情一致で白紙で終わる、といったところが平和な会議。
そういうイメージだそうです。彼らの中では。
そうではなくて、その平和を壊してでも、自分自身が持っている考えをきちんとぶつけられる。
そんな場が、彼らの目指している会議なんですね。
なぜならば、会社で受けたプロジェクトに対して1人1人担当がいます。
ところが、その担当任せではなくて、自分がそのプロジェクトの担当だったら、というような自分視点、自分ごと化するんです。
その背景には、先ほど申し上げたように、たった4人で始めた会社です。
この会社は、1人ずつがいろんなクリエイティブの才能を持っていて、言ってみれば芸人みたいな感じなんですよね。
だから、1人1人が個人事業主のような形での集団であり、1人1人が芸人のような形。
芸人のような形というのはどういうことかというと、この舞台で面白くなかったら、次はない。
だから何が何でも、今日この舞台では成功させる必要がある、というところに立っているんですよね。
そのために、成功させるためにだったら、そのネタ悪くないねといったところでは、ハナワラは絶対出せないんです。
悪くないねではなくて、それ絶対いけるよ、最高だよといったところにまで練り上げられるように、お互いがお互いの意見をぶつけ合えられる。
意見交換の重要性
根本Deacon雅子
礼語をするというような文化は、一切いらないというようなところなんですよね。
昨日も、トラスト、信頼がピラミッドの一番下が底辺が信頼というふうに申し上げました。
そしてその信頼があるからこそ起きてくるのが、闘争、コンフリクト、対立というふうに申し上げました。
この対立がまさに、会議に平和はいらないといったところに直結するところですよね。
皆さんの中でも、ちょっと空気を読んだ方がいいのかなとか、ここでせっかくここまで決まったものを覆したら悪いなというようなところで、何か自分の中で引いてしまうところ、抑えてしまうところありませんか。
本当に成果をコミットするのであれば、確かに平和はなくなってしまうかもしれませんけれども、その平和がなくなった向こう側、対立をしてでも作り出せるもの。
それがまさにチームとしての大きな成果、チームとしてのコミットメントといったところになるかもしれません。
そこをイメージなさってみたら何があるでしょうか。
マティさんの会社でも、以前の会社では平和な会議がありましたか。
それとも平和的ではありませんでしたか。
まてぃ
2つありました。
平和な会議があるべきとされている会議と、意見交換をする会議みたいなところで、ちゃんと話そうみたいな会議と2つですね。
根本Deacon雅子
いいですね。
まてぃ
平和な会議は私はいつもできるだけパスします。私がいなくてもいいじゃんって思って。
もう平和な会議は結論が出てるからっていうことですか。
はい、でも出てることに意味があるって言われるので、出ないことはありえないっていう空気というか、そういう業務命令として出されてしまうので。
スキップできるときはスキップをできるだけして作業をするっていう形にさせてもらってたんですけども、
やっぱりいた方がいいときは呼ばれてしまい、意味あるのかなってずっと思いながら内職してますね。
根本Deacon雅子
出ることにっていうのはまさに存在があることが意味があるっていう、そういう会議だったっていうことですか。
まてぃ
はい。
根本Deacon雅子
そうすると存在だけだったら、せっかくのマティさんの素晴らしい思考が活躍できるチャンスがなかったっていうことなんですね。
まてぃ
定式日で決まってるものを私が出ると、そもそもそれ何なの?みたいに始まってしまい、会議が混乱するので、そういうことを言わないででも出ていたっていう実績が必要だから、座っててって言うのがありました。
根本Deacon雅子
そうするとどうなりましたか、座っててっていうようなところだと。結果的に。
まてぃ
本当に座ってるだけだったので、だいたい話を聞いていなくて刺されたとき、意味が違うことを言っている。
根本Deacon雅子
ズレてるなーみたいな。
まてぃ
ズレてるなーって、それで諦めてもらおうと思ったんですけど、結局最後まで続ける形にはなりましたね。
謎でした、ずっと。
根本Deacon雅子
ということは参加者が謎っていうふうに思っているということは、ひょっとしたら他の参加者も謎と思っていらっしゃる方がいたかもしれませんよね。
もうちょっとね、言葉を入れますけれども、そうするとある意味目立た会議とも言えちゃうかもしれませんよね。
まてぃ
はい、そうですね。だからアジェンダがなくて、検討事項がない会議って意味がないなって私は思ってるんですよね。
ただ集まって話したっていう実感だけで終わる会議ってあるじゃないですか。
根本Deacon雅子
ありますね。
まてぃ
そういうのはできるだけスキップするようにしていて、スキップできないときはアジェンダを会議の主催者に求めたりとか、この会議のゴールは何ですかって。
求めたい結果って会議を通じてどんなことですかっていうのをいちいち聞いて回ったので、だんだん主催する人が私を入れるとめんどくさいみたいになって、外されていって少し楽になったみたいなところはあったんですけども、
それにちゃんと答えられるところはずっとアサインされ続けたんですよね。それはそれでお互いにハッピーだったので良かったなとは思っています。
根本Deacon雅子
答えられるっていうことはそれはマティさんもご自分事としてご自分のお考え。
まてぃ
役割があるんだなって。
根本Deacon雅子
素晴らしい。そうするとやっぱり役割があると会議は平和にはならないかもしれないんですよね。
役割からの話し合い、役割からのディスカッション、役割があることによって対立も起きてしまうかもしれない。でもそれを通り越して真のコミットメントをチームとして作り出せる。
そんなところかもしれません。
今日は今日の問いといったところで、皆さんに自分でなかなか聞きづらいところがあるかもしれませんけれども、
ご自分の中で会議に対して平和に終わらせなければいけないという思いがありますか。
もしもあったらその思いを今日1日手放したらどんなことが起きそうでしょうか。
それを今日ちょっと1日トライなさってお過ごしになってみてください。
まてぃ
ありがとうございます。ご質問やご要望リクエスト等がありましたら、スタンドFMのコメント欄、ガレター、ツイッターのハッシュタグ、
TFCチャンネルか私金本さんのツイッター手に送りいただければと思います。本日もありがとうございました。
根本Deacon雅子
ありがとうございました。