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はい、tantotの時々読書日記、第2回ですね。
今日はですね、源氏物語、角田光代訳1〜8について話したいと思います。
もともと読み始めたのは、やっぱり光る木に家が始まって、
何にもなかったことがちょっと気になって、これまで気にはなかったけど読んだことはなかった。
それについて、ちょうどいい機会だから読んでみようと、そう思って手に取った方も多いんじゃないかなというふうには思いますが、
自分で自分を褒めたいのはですね、これをちょうど光る君が終わるの最終回の後、その日にこの源氏物語1〜8巻も読み終わったと、
そのやり切った自分を褒めたいなというふうに思っています。
はい、源氏物語めちゃくちゃ面白かったです。
結構読むの大変ではあるんですけど、角田光代さんの役はすごく読みやすいというか、
もともとは小説とか衛星とかが好きなんですけど、
その書きっぷりが非常に、失踪感があるというふうに帯に書いてるんですけど、
まさに失踪感があるというか、サラサラサラサラッと読んでいけるっていうその読み、
あの引っかかりのササッみたいなところはすごくやっぱ上手いなというふうに思ってます。
でですね、最初の方ちょっとだけ読んでみましょう。
はい、いつの帝の御時だったでしょうか。
その昔、帝に深く愛されてる女がいた。
宮廷では身分の高い者からそうでない者まで、幾人もの女たちが、それぞれに部屋を与えられ、帝に仕えていた。
味方の深い調和を受けたこの女は、高い家柄の出身ではなく、自分自身の位も女王より劣る行為である。
女に与えられた平和、喜立坊という。
みたいなね、こんな感じです。
一番のハイライトはですね、五感。文化でいうと五感。
和歌名の上下っていう、現状話題の中でも最高傑作という名が高いらしいんですけど、
やっぱすごい、ずーっと描いてきたせいなのか、紫色の筆がノルノルみたいな。
ちょうどあの、光る君のところに、女さんの宮が降下してきて、
で、そこに対して、柏木って、遠野中将、昔の遠野中将の息子ですかね、が密通してしまうというところで、
その密通に至るまでの柏木のフラフラっとしているところとか、密通がしてしまって、
その結果、罪の意識から衰えていって、次の審理士の柏木の心理描写とか、
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すごく筆がノリに乗っている感じがして、非常に面白いと思いました。
はい、あとは、宇治住所とか初めて読んだんですけど、
これは宇治住所、とにかく仁王の宮さんがですね、光る君以上にクズだなっていう感じの、豪華という感じでした。
宇治住所はそれはそれで面白かったです。
そんな感じで、でもやっぱり改めて読んでみて、
1000年も前にこんな物語が書かれたというのは、月並みな感想ですけど、すごいことだなというふうに思いますし、
これは本当に、読んで、非常に一度は読んでよかったなというふうには思うので、
もし興味のある方がいたら、書くと密通訳すごく読みやすいなというふうに思ったので、
読んでみてもらえるといいんじゃないでしょうか。
はい、では今日はこんなところで終わりにします。