教育環境の重要性
おはようございます。この谷山ラジオは、学習塾やSNS事業の会社を経営しているしみずの日々の挑戦や、その裏側、学び気づきをお届けしていく番組となっております。
ということで、今日のテーマは、大人が出来るのは環境づくり一択というテーマで話をしていこうと思います。
昨日、受験相談に来てくれた生徒さんと保護者の方がいましたが、実は話を聞いていると、すでに塾は通われているという話でした。
では、なぜ転塾という形で、うちに興味や関心を示してくれているのかを深掘っていくと、
どうやら今通っている塾の方、もちろん塾名は伏せるんですけど、そこの塾の塾長さんとか、いわゆる校舎長的なポジションの人が、
感情が結構乱攻撃しやすかったり、好き嫌いみたいなところですね、生徒の対応で、
この子にはすごく優しい対応をするけど、この子には塩対応をするみたいな、そんな対応をする人がいると。
そして、通っている生徒さんも毎日通っているので、さすがにその感情の乱攻撃に毎日付き合っていくと後残り、
高校生活を耐えられるかというとちょっと心配だというところで、やめようかなという決断に、
痛い近くで探していたときに、うちの塾を見つけてくれたというのが背景としてあったんですけど、
これを聞いて思ったのが、率直に何をしているのかというのが素直な感想ですよね。
大人が感情をむき出しにして、受験生であったりとか、勉強している生徒の気持ちを巻き込んでいるみたいなところに、
正直、同じ教育に携わる立場の者としては、そういうのがいわゆる先生へのリスペクトが最近減ってきたりとか、
先生に対するイメージが変わってきている要因なのかなと。
もちろん、校舎長の方とか塾長の方も、いわゆる組織の中にいて、数字を上げないと上から怒られたりとか、
いろんな要因はもちろんあると思います。その人個人の責任ではないと思うんですけど、
とはいえ、そもそもなぜ教育現場に立っているのかというところの本質的なところ、原点で見たところを思い返すと、
やっぱり生徒が学んで、そして成長していくというところがいたいちの目的なわけじゃないですか。
そこがブレて、成績を上げるとか、数字を追い過ぎている、もしくは自分の感情が先に出ちゃって、
結局、生徒の安心する、安全・安心の勉強場所を提供できていないというのは本末転倒だなと思っております。
感情のコントロール
とはいえ、そういった多塾批判みたいなものをしていても何も進まないと思うので、
そもそもなぜそういうことが起きるのか、どうやったら解決できるのかというところを考えてみたんですけど、
やっぱりこれは大人たちの資座を上げるしかないと思うんですよ。
感情をいわゆるコントロールできるようにするには何をすればいいかというと、
資座を1段階、2段階で上げるんですね。
目の前のことにとらわれるんじゃなく、もう1段階、もう2段階上げて、ちょっと俯瞰してその物事を捉える。
例えば成績が悪かったと、勉強時間に対して思ったように成績が伸びなかったとなったら、
そこで目の前でパニック打っても仕方ないじゃないですか。
ではなく1段階上げて、じゃあ次どうしたらいいのか。
そもそも何が原因だったのか。
例えば使っていた参考書が合っていなかったとか。
もしくはその基礎の定着に回しすぎて演習が足りていなかったのか。
逆で演習に力を入れすぎてて基礎が足りていなかったのか。
必ず要因とか原因はあるはずなんで、それが何かっていうのをちゃんと事実把握をして、
次のアクションにつなげるっていうふうに、そこはやっぱり大人がサポート、サービスを提供している側が、
1段階、2段階に膝を上げて対応すべきだと。
これができるようになるには、いろいろ日々勉強したりとか、
指導方法とかっていうのもブラッシュアップしていかないといけないので、成長が必要だとは思うんですが、
いかんせんもっと視野を広げよう、膝を上げようっていうのが今回の話を聞いていて、
同じ教育者の立場として伝えたいなと思って、このテーマに取り上げさせていただきました。
教育現場に限らず、ついつい感情が出てしまうとか、感情が先行してよくない行動をしてしまうという人は、
膝を1段階上げるということ、俯瞰してみるというところをぜひ意識してみていただけたらと思います。
ということで、今日は真面目になってしまったんですが、最後にお知らせがありまして、
この谷山ラジオは12月下旬をもって無料配信は終了となります。
ゆくゆくコミュニティをしていこうと思っているんですが、そこのコミュニティの限定ラジオとしてやっていくので、
無料で聞けるのは残りあとわずかなので、最後まで聞いていただけると幸いです。
ではまた次回の放送でお会いしましょう。
ではまた。
