1. 耳で覚える宅建ラジオ
  2. 第32回_不動産は登記を先に済..
第32回_不動産は登記を先に済ませた者の勝ち
2026-07-20 25:19

第32回_不動産は登記を先に済ませた者の勝ち

spotify apple_podcasts

「耳で覚える宅建ラジオ」第32回は、権利関係から「物権変動(対抗要件・不動産登記)」についてお届けします!

今回は、不動産の所有権を巡るバトルを解決する「177条のルール」を徹底解剖!
不動産を買ったことを第三者に主張(対抗)するには「登記」が必要です。1つの不動産を2人に売ってしまう「二重譲渡」が起きた場合、契約の早い遅いではなく「先に登記を備えた方が勝つ」という大原則からスタートします。

試験で頻出なのは、「登記がなくても勝てる相手」の引っかけです。不法占拠者や無権利者、そして「高値で売りつけてやろう」と悪巧みをする背信的悪意者に対しては、自分が登記を持っていなくても「私の不動産だ!」と主張して勝つことができる点を分かりやすく整理します(※ただし、背信的悪意者から買った転得者が悪巧みをしていない普通の人の場合は、登記の早い者勝ちになる点に注意!)。

さらに、受験生が最も苦手とする「取消し・時効・解除と第三者」の図解ルールも網羅!
「取消し」や「時効完成」に登場した第三者とは、二重譲渡と同じく「登記の先後」で決着がつきます。一方、「解除」の場合は、解除の前後に関わらず「登記を先に備えた方が勝つ」という最強の解法テクニックを伝授します。
恒例の「◯✕1問1答クイズ」もご用意していますので、ぜひ挑戦してみてください。

【今回のハイライト】

  • 物権変動の大原則:二重譲渡は「先に登記を備えた方の勝ち」!契約日は関係なし。
  • 登記なくして勝てる相手:不法占有者、無権利者、背信的悪意者など「悪いヤツ」には登記不要で対抗可能。
  • 取消しと第三者:「取消し後」に現れた第三者とは、登記の早い者勝ち!
  • 時効と第三者:「時効完成前」の第三者には登記不要で勝てるが、「時効完成後」の第三者とは登記の早い者勝ち!
  • 解除と第三者:解除は前後問わず「登記を先にゲットした人が勝ち」!
  • 耳で解く!◯✕クイズ:一緒に考えて知識を確実に定着させましょう

通勤中や家事の合間の「耳学」で、図を書かなくても解けるようになる物権変動の必勝ルールを確実にマスターしましょう!

※本番組の音声コンテンツは、AIツールを用いて自動生成されています。日々の学習の補助としてご活用ください。

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:16
第32回の学習を始めましょう。
はい、よろしくお願いします。
あの、まずは、学ぶ意欲にあふれるあなた、今回の深掘りへようこそ。
ええ、今回も重要なテーマですね。
そうなんですよ。ちょっと、えーと、こんな状況を想像してみてほしいんです。
あなたが一生懸命働いてためた、ま、5000万円で、ついに夢のマイホームを購入したとします。
いいですね、夢のマイホーム。
ええ、で、ついに鍵を受け取って、ワクワクしながら新居の玄関のドアを開けると、なんと見知らぬ人が家具を運び込んでいるんです。
うわー、それはパニックになりますね。
ですよね。あなたが、「ここは私の家です。」って言うと、その人は涼しい顔で、「いやいや、私が昨日この家を買ったんですよ。」と答えるんです。
完全にホラーですね、それは。
本当にホラーですよ。さて、この家は一体どちらのものになるのでしょうか。
お金を先に払った方、それとも契約書に先にサインした方。
えっと、実はですね、そのどちらでもないんですよね。
そうなんです。勝負を決めるのは、なんと、役所への時焦燥なんです。
時焦燥、まさにその通りです。
今回の深掘りでは、宅建試験における最重要テーマであり、不動産取引の根幹に関わる物件変動、特に対抗要件と不動産登記について徹底的に探究していきます。
はい、非常に重要な範囲です。
手元にある資料は、えっと、YouTube講義の書き起こし、一問一答、過去文集、そしてテキストの抜粋ですね。
えー、かなり情報量が多いですね。
そうなんですよ。なので、今日のミッションは、民法177条や二重条と取り消し、時効、といった一見すると頭が痛くなるような複雑な権利関係のパズルを、結局誰が勝つのかという視点ですっきり整理します。
はい、ゆっくり整理していきましょう。
なるほど、これを紐解いていきましょう。
えっと、この不動産の権利関係というテーマですが、最初は本当に複雑な迷路に迷い込んだように感じる方が多いんです。
あー、わかります。誰が誰に勝つとか負けるとか、こんがらがありますよね。
そうなんですよ。でも、実は、法律はランダムに勝者を決めているわけではないんです。
と言いますと?
全てのケースの根底には、えっと、どうすれば社会の取引が安全に回るか、という強い目的意識が流れているんです。
その根本のルールさえつかめば、パズルは驚くほど簡単に解けるようになりますよ。
なるほど、じゃあ、まずそこが一番の疑問なんですけど。
はい、なんでしょう?
目に見えるリンゴとか車と違って、不動産の所有権という目に見えない権利は、一体どうやって移動するんですか?
03:03
どうやって自分のものだって証明するんでしょうか?
まさにそこが不動産取引の最大のハードルであり、最も重要な問いなんですね。
ここで絶対に覚えておくべき大原則が登場します。非常に重要なので、少しゆっくり話しますね。
はい、お願いします。
それが、民法177条です。
この条文には、不動産に関する物件の特措及び変更は、登記をしなければ第三者に対抗できないと書かれています。
あの、出ましたね。法律特有の言い回し。ちょっと待ってくださいね。
はい、少し噛み砕きましょうか。
つまり、登記という公式の記録に名前を載せないと、第三者に対抗できない。つまり、これは俺のものだって他の人に主張できないということですよね。
その通りです。完璧な解釈ですね。
よかったです。
先ほどあなたが挙げた冒頭の例、Aさんが同じ家をBさんとCさんの両方に売ってしまったというケースですね。
はい、あの、ホラーな状況ですね。
ええ、これはいわゆる二重譲渡と呼ばれる状態なんですが、この場合、BさんとCさんのどちらが勝つのか。
どっちなんでしょう。
それはシンプルに、先に法務局へ行って、所有権移転登記をゲットした方が勝ちというルールになっているんです。
えっと、それってなんだか不公平に感じませんか。
と言いますと。
だって、例えばBさんが先に全額現金で払っていたとしても、後から来たCさんがダッシュで役所に行って登記を済ませてしまったら、Cさんのものになっちゃうんですか。
現実としては、えっと、そういうことになりますね。
マジですか。
はい。契約の順番も、お金を払ったかどうかも、この対抗関係においては決定打にはならないんです。
なるほど。
登記という公的な記録を先に備えたものが、絶定的な勝者となるんです。
つまり、どんなに正当な手続きでお金を払っても、国が管理している公的なノートに、私のものですって一番に名前を書いた人が勝つゲームなんですね。
ええ、まさに早いもの勝ちです。
でも、なぜ法律はそんな、なんというかドライなルールを採用しているんでしょうか。Bさんが可哀想すぎませんか。
確かに、Bさん個人の感情を考えれば残酷かもしれませんね。ですが、ここで法律が守ろうとしているのは、取引の安全なんですよ。
取引の安全ですか。
はい。もし仮に、実はお金を先に払った人が勝つというルールだった場合を想像してみてください。
えーと、はい。
あなたが家を買おうとした時、目に見えない裏側で、すでに誰かが先にお金を払っているかもしれない。
あー、なるほど。
そんな疑心暗鬼に陥ったら、怖くて誰も不動産なんて買えなくなりますよね。
確かに、不動産は金額が大きいですからね。見ず知らずの他人の言葉とか、見えない契約を信じるんじゃなくて。
はい。
誰の目にも明らかな陶器という客観的な紙の記録だけを信用すれば、安全に取引ができる。そういう社会のシステムを作っているわけですね。
まさにその通りです。だからこそ陶器は絶対的な盾として機能するんです。
06:03
陶器が最強の盾だということはよくわかりました。でもそこでまた新たな疑問が湧いてくるんですが。
何でしょうか。
陶器がそんなに絶対的なら、逆に言えば陶器を持っていない人は誰に対しても完全に無力なんでしょうか。丸裸の状態というか。
おお、それは非常に鋭い視点ですね。
ええ。ここでリスナーのあなたにクイズを出したいと思います。準備はいいですか。丸か×かで答えてください。問題。
はい。よく聞いてくださいね。
はい。少し間を空けますね。Aさんが所有する土地をBさんに売却しました。しかしBさんはまだ陶器をしていません。
そんな中、何の権限もなくその土地に勝手に座っている不法占有者のCさんがいました。
この場合、Bさんは陶器がなくてもCさんに自分の土地だから出て行けと主張できる。丸か×か。はい。少し間を空けますよ。正解は丸です。なぜなら。
なぜなら、ここで非常に興味深い法的な線引きがあるからなんですよ。What's fascinatinghere is…というやつですね。
おお、どういうことですか。
先ほど、民法177条は陶器がないと第三者に対抗できないと説明しましたよね。
はい。言っていましたね。
しかし、この177条が言う第三者という言葉には全ての他人が含まれるわけではないんです。
え?第三者って、自分と相手以外の全ての人っていう意味じゃないんですか?
日常会話ではそうですよね。でも、法律の世界では違うんです。
へえ。
177条が保護しようとしている第三者とは、あくまで正当な利益を持っていて、お互いに権利を主張し合うライバルな関係の人のことなんです。
ライバル関係。なるほど。
つまり、何の権限もなく勝手に他人の土地に居座っている不法専有者Cさんは、そもそも法律が保護すべきライバルとして認めていないんです。
同じ土俵にすら立っていないということですね。
ああ、すごく負に落ちました。
よかったです。
つまり、Bさんは正規のプレイヤー、つまりライバルと戦うときは陶器という盾が必要だけど、
はい。
そもそもゲームを荒らしているだけの無法者に対しては、盾なんてなくても素手で追い払えるってことですね。
そういうことです。
法律は不法行為を増長するためにあるわけではありませんからね。
確かにそうですよね。
真の所有者であるBさんは、盗棄がなくても不法選挙者や、
あいつが盗棄をしていないことを利用して嫌がらせをしてやろう、ときたむような背信的悪意者に対しては、堂々と権利を主張できるんです。
なるほど。盾が必要な相手と、そうでない相手がいるわけですね。
はい。その見極めが重要です。
では、次にもっとドロドロしたケースに踏み込んでみたいんですが。
ドロドロですか。いいですね。いきましょう。
単なる二重譲渡とか、不法選挙ではなくて、もし最初の契約に詐欺が絡んでいたらどうなるんですか?
あー、詐欺による取り消しですね。
09:00
はい。例えば、Aさんが詐欺師のBさんに騙されて土地を売ってしまった。
そして、詐欺師のBさんがその土地を何も知らないCさんに転売してしまった。
よくあるパターンの問題ですね。
その後で、Aさんが騙されたと気づいて契約を取り消した。
この場合、元の持ち主のAさんと新しく買ったCさん、どちらが勝つんですか?
それは非常に現実でも起こり得る重要なケースですね。
この場合、結論から言うと、善意無価質のCさんが勝つことになります。
善意無価質のCさん。
はい。しかもCさんは、投機がなくてもAさんに勝てるんです。
ちょっと待ってください。専門用語が出ましたね。
善意無価質。これ、日常の言葉に翻訳すると、善意は良い人って意味じゃなくて、
違いますね。
その裏事情、つまり詐欺の事実を全く知らなかったってことですよね。
はい。その通りです。
そして、無価質は不注意や落ち度も一切なかったということ。
つまり、Cさんは完全に騙された事情を知る意味もなかった、真っ白な第三者ということですよね。
その完璧な翻訳の通りです。素晴らしいですね。
ありがとうございます。
では、なぜ真っ白なCさんが立つのか。ここで法律はAさんとCさんの奇跡性を天秤にかけます。
奇跡性ですね。つまり、どっちに責任や落ち度があるかを比べるんですね。
はい、そうです。Aさんは確かに詐欺の被害者ですが、
騙されてしまった以上、自分から土地を手放す契約書にサインをしてしまったという、
僅かな落ち度があると見なされるんです。
ああ、なるほど。騙された方にも少し隙があったと。
ええ。一方で、Cさんには何の落ち度もありません。
少しでも落ち度があるAさんと全く落ち度がないCさんを比べた結果、
法律はCさんを保護することを選んだんです。
なるほど。Aさんは気の毒だけど、
全く関係のないCさんが家を失うよりはマシだという判断なんですね。
そういうバランス感覚ですね。
では、もし騙された、つまり詐欺じゃなくて、脅迫だった、脅迫だったらどうですか?
ピストルを突きつけられて無理やり契約書にサインさせられたような場合です。
実は、脅迫の場合は真逆の結論になるんです。
え、真逆ですか?
はい。AさんがBさんに脅迫されて討った場合、裁判所はAさんには全く落ち度がない、奇跡性ゼロと判断します。
まあ、命の危険があってサインした人に自己責任だとは言えませんよね。
そうなんです。ですからこの場合は、Cさんがどれほど善意無関心であっても、
さらにはCさんがすでに闘技を備えていたとしても、脅迫されたAさんが絶対に勝つんです。
えー、ちょっと待ってください。それは、Cさん側からしたらあまりにも理不尽じゃないですか?
まあ、そう感じるのも無理はありません。
だって、Cさんは普通に不動産屋に行ってお金を払って、
シパも闘技という最強の盾までちゃんと手に入れていたんですよ。
12:03
ええ、リュール通りに動きましたね。
なのに、ある日突然Aさんがやってきて、
脅迫されてたからこの家返すねって言われて、家を追い出されるんですか?
Cさんは何も悪くないのに。
おっしゃる通り、Cさんにとってはまさに争点の開きだきですし、理不尽の極みでしょう。
しかしここで、法律が何を最優先しているかを考えてみてください。
何を最優先しているかですか?
もし、脅されて無理がり奪われた土地でも、
闘技さえあれば第三者のものになるというルールにしてしまったらどうなるでしょうか?
えーと…
反社会的な勢力が人々を脅して土地を奪い、
ダミーの第三者に転売して当機を移せば、
それが合法的に認められてしまう社会になりますよ。
あー確かに、そんなバイオレンスがまかり通る社会は絶対に嫌ですね。
ええ。
法律は取引の安全性、つまりCさんの保護も極めて重視していますが、
それ以上に、暴力や強迫による権利の侵害を絶対に許さない、
という倫理の方を重く見ているんです。
なるほど、社会の根幹をなす秩序を守るためなんですね。
そういうことです。
これが天秤がAさんに傾くなぜの理由なんです。
深いですね。ただルールを丸暗記するだけじゃなくて、
裏にある天秤の傾きを理解すると痛いほど納得できます。
闘技という盾すら貫通する強迫のヤバさがよくわかりました。
ええ、そのイメージでバッチリです。
ちなみに今の話はAさんが契約を取り消す前にCさんが登場したケースですよね?
はい、そうです。
もしAさんが契約を取り消した後に、
詐欺師のBさんがしれっと別のDさんに土地を売っちゃったらどうなるんですか?
おお、それも素晴らしい視点です。
ええ。
Aさんが取り消した後に登場したDさんとの関係は、実はとてもシンプルなんですよ。
シンプルなんですか?
はい。契約を取り消したことで、土地の所有権はAさんに戻っていますよね。
でも、闘技簿上はまだBさんの名前になっている。
ああ、なるほど。手続きがまだ終わってない状態ですね。
ええ、その隙をついてBさんがDさんに売ったわけですから、
これはAさんとDさんに対する二重城都と全く同じ構造になるんです。
ああ、ということは第一ラウンドに戻るわけですね。
その通りです。
AさんとDさんは対抗関係に立ち、先に闘技を備えた方の勝ちという177条の絶対ルールで決着がつきます。
へえ。
取り消しの前か後で適用されるルールがガラッと変わる点は、試験でも非常によく狙われるんですよ。
面白いですね。取り消す前は落ち土の天秤で決まるけど、取り消した後は闘技の塗装工になる。
はい。その整理で完璧です。
じゃあ次のケースはどうでしょう。相手が詐欺師とか脅迫者ではなくて、単にお金を払う約束を破ったとかで契約を解除した場合です。
15:06
ああ、契約の解除ですね。いわゆる債務不履行などです。
はい。
契約が解除されると、法律上は初めからその契約はなかったことになり、お互いに受け取ったものを返す現状回復義務が生じます。
現状回復義務、つまりゲームのリセットボタンを押してスタート地点に戻すようなものですね。お金は返すから土地も返してねと。
ええ、わかりやすい例えですね。
でもここでもし第三者が絡んできたら、リセットボタンは効くんですか。
ここでも解除の前か解除の後かで状況が全く異なるんです。
またタイミングの問題ですね。
はい。まず、AさんがBさんとの契約を解除する前に、BさんがすでにCさんに土地を転売していた場合。
はい。
この場合、Cさんが保護されて土地を自分のものにするには、ある明確な条件が必要です。何だと思いますか。
えーっと、ちょっと整理させてください。さっきの詐欺の時は、Cさんは登記がなくても勝てましたよね。
はい。全員無価質であれば勝てました。
でも今回は単なる約束破り、つまり解除。だから、もしかしてCさんは登記という盾を持っていないと勝てないんじゃないですか。
おお、大正解です。
やったー。
解除の前に現れた第三者Cが保護されるには、登記を備えていることが絶対条件になります。
おお、当たった。でもなぜですか。詐欺の時と何が違うんでしょう。
詐欺の場合、Aさんには騙されたとはいえ契約した落ち度がありましたよね。
はい。少し隙があったと。
ああ、なるほど。確かにAさんは悪くない。
一方で、CさんもBさんが所有者だと信じて勝ったわけです。両者ともある意味で正当な権利を主張できる立場なんですよ。
どっちも悪くないということですね。
ええ。そこで法律は、じゃあ先に登記という対抗要件、つまり盾をしっかり構えていた方を勝たせようとバランスを取るんです。
なるほど。じゃあAさんが解除した後にBさんが別の誰かに打った場合は?
解除した後に登場した第三者については、実は先ほどの取り消しの後と全く同じロジックになります。
ということは、またしても二重譲渡と同じ扱いで、登記の早い者勝ちになるってことですね。
その通りです。
ここが本当に面白いところなんですが、つまり解除の前に現れた第三者であっても、解除の後に現れた第三者であっても、最終的に自分の権利を守りきるためには登記が必須になるということですね。
はい。完璧なまとめですね。どちらにせよ登記が必要ということです。
結局どのタイミングでリングに上がろうが、自分の身を守りたければとにかく登記の盾を持っておけということですね。
登記の重要性がますます浮き彫りになってきました。
18:02
ええ、本当に登記は大切です。
ではここで最後のテーマに行きましょう。私が一番ワクワクしている、時効という爆弾についてです。
取得時効ですね。
はい。
他人の土地であっても、一定期間、状況により10年または20年ですが、自分のものだと信じて占有し続けると、本当に自分の所有物になってしまうという非常に強力な制度です。
人の土地に勝手に住み続けとったら自分のものになっちゃうなんてすごい制度ですよね。
ええ、事実状態を権利にまで高めるという制度ですからね。
でもこの時効の世界でも、第三者が絡むと話がややこしくなるんですよね。
また前と後ですか。
ええ、例えばあなたが他人の土地を占有していて、あと1ヶ月で20年の時効が完成するというタイミングだったとします。
はい、あと少しでゴールですね。
その時効完成の前に、元の所有者が土地を第三者に売り、その第三者が投機をしてしまいました。
なぬ。
さて、その後1ヶ月が経過して時効が完成した時、あなたは投機を持っていませんが、その第三者に勝てるでしょうか。
えーと、私が占有者だとして、あと1ヶ月でゴールという時に、第三者が投機という最強の盾を持って現れた。
普通に考えたら、投機を持っている第三者に負けそうですが、でもここで聞くってことはもしかして私が勝つんですか。
ふふ、その通り、あなたの勝ちです。
投機なしでも、その第三者に勝つことができます。
えー、投機が最強の盾なんじゃないんですか。どうして投機なしで勝てるんですか。
なぜなら、時効完成前に登場した第三者は、法律上元の所有者の立場を引き継いだだけの人、つまり当事者として扱われるからです。
177条の第三者、ライバルには当たらないんです。
えーと、当事者、ライバルじゃない。
はい。時効というのは、長年の事実状態を尊重して権利を与える制度です。
第三者が投機を持っていようがいまいが、あなたの20年占有したという圧倒的な事実の前では、その人は単に土地を奪われるべき元の持ち主の代わりにすぎないんですよ。
ちょっと待ってください。頭の中で映像が浮かんできました。
これ、時効っていう次元爆弾だと考えるとすごくしっくりきませんか?
次元爆弾ですか?
ええ。土地の中でカチカチカチカチと20年タイマーの爆弾が動いている。
で、19年11ヶ月目、時効完成の直前に第三者がその土地を買った。
これって、その第三者は爆発寸前の次元爆弾付きの土地を知らずに買っちゃったようなものですよね。
あー、なるほど。
そして1ヶ月後、ついにタイマーがゼロになって、ドカーンと爆発。つまり、時効を完成する。
その爆発のエネルギーの前では、陶器という盾も吹き飛ばされて、占有者が土地を奪い取ってしまう。
いやー、それは非常に鮮やかで素晴らしい例えですね。まさにその通りです。
21:02
やったー。
時効完成の瞬間の爆発力は、完成前に現れた第三者の陶器を無効化してしまうほどの威力を持っていると言えますね。
よっしゃ。じゃあ逆に時効完成後はどうですか?ドカーンと爆発した後に第三者が現れたら?
時効が完成した後は、タイマーはすでにリセットされています。
はい。
あなたの時効が完成して、所有権を手に入れたのに、あなたが陶器を怠っている間に元の所有者が第三者に土地を売ってしまった。
この場合、あなたと第三者の関係はどうなると思いますか?
もう爆発は終わっているから、ああ、これも結局二重城都と同じ状況に戻るってことですか?
お。
元の持ち主が私、つまり占有者と第三者の両方に権利を渡そうとしているような状態。
完璧です。時効完成後に現れた第三者とは、完全な対抗関係、つまりライバルになります。
ということは?
したがって、今度は先に陶器を備えた方が勝つ、というおなじみの177条の時走ルールに戻るのです。あなたが負けてしまう可能性も十分にあります。
タイミングが全てなんですね。爆発する前、つまり時効完成前に勝った第三者は盾ごと吹き飛ばされるけど。
ええ。
爆発した後、時効完成後に現れたら、今度は新たな時走が始まって、陶器さえ早く取れば第三者でも勝てる。いやあ、法律って本当にロジカルにパズルが組み合わさっていますね。
時間の経過という事実が、これほどまでに権利関係をドラマチックに逆転させるのは、法律の世界でも非常に興味深い部分なんですよ。
いや、本当に面白いです。さて、今日は二重譲渡に始まり、不法選挙者、詐欺や脅迫、解除、そして時効の時間爆弾まで、本当に色々なケースを紐解いてきました。
はい、盛りだくさんでしたね。
こうして全体を振り返ってみると、これら全ての複雑なルールの根底で、結局のところ、法律は一体何をしていると言えるんでしょうか。
そうですね。一言で言えば、法律は二つの異なる正義の狭場で、必死に天秤のバランスを取ろうとしているんです。
二つの正義ですか。
はい。一つは、177条の基本である、取引のスピードと安全性です。誰もが陶器という客観的な記録を信じて、安心して経済活動を行える社会を作ること。
陶器という盾への信頼ですね。
はい。そしてもう一つは、当事者の落ち度、奇跡性や倫理です。詐欺や脅迫の被害者、あるいは長年そこに住み続けた事故の感性者など、真実の権利者や被害者をどう守るか。
なるほど。
この社会全体のシステムの維持と、個人の事情や倫理という二つの価値を、状況、つまりタイミングや落ち度の重さに応じて、ミリ単位で調整しているのが、今日学んだ物件変動のルールなのです。
24:04
なるほど。単なる暗記科目だと思っていた177条や陶器のルールが、社会の安全と個人を保護を必死に両立させようとする人間ドラマの結晶のように見えてきました。
まさに人間ドラマですよ、法律は。
ええ。今日私たちは不動産の陶器というただの紙切れ、あるいはデータが、いかに強力な魔法の盾であるかを学びました。
はい。
でもリスナーのあなた、最後に少しだけ想像の翼を広げてみてください。
おお、なんでしょう?
もし近い将来、ブロックチェーンのような、絶対に改ざんできず、誰が本当の所有者か、一瞬で世界中が証明できる技術が不動産取引の常識になったらどうなるでしょうか。
ああ、それは興味深いテーマですね。
その時、わざわざ役所に走って手続きをする177条の早い者勝ちルールや陶器の持つ意味は、根底から溺るかもしれませんよね。
確かに、ルールそのものが変わる可能性があります。
新しいテクノロジーは、私たちが今日学んだ法律の天秤をこれからどう変えていくのか、ぜひあなた自身でも想像してみてください。
法律も時代とともに変化していきますからね。
ええ、本当にそうですね。
さて、今回の深掘りはここまでです。
次回またお会いしましょう。
ありがとうございました。
25:19

コメント

スクロール