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こんにちは、アラフォーパパのたからんです。
このラジオでは、小学生の子供を持つアラフォーパパが、
子育てと仕事を通じて感じてきた気づきをもとに、
子育て、働き方、理想の社会像まで、いろんな視点で考えていきたいと思います。
今日はですね、この配信をしているからには、これを話さないといけないという重大ニュースがありましたので、
ちょっとお話ししたいんですけれども、
皆さん、昨日、この2021年6月3日に、男性に限らず、育休取得対象者に対する企業が、
育休が取れるということを、社員に打診することを義務づけるという、
その辺の関連の法案が成立しました。
これ、来年の4月から施行されるものになるんですけれども、
男性の育休義務化というような言い方で、何回か話題になっていたのに、
知っている人は知っているかなという話なんですけれども、
それが法案が成立しました。
これは来年度4月から、例えば育休、子どもが生まれた男性、女性、両方なんですけれども、
特に今までの流れから言うと、男性に子どもが生まれたということは、
育休取りますか、育休取る対象になっていますよというのを社員に伝える。
ただ流すんじゃなくて伝えなきゃいけないという、企業側が伝えなきゃいけないというものになりましたね。
これをすることによって、ある意味促すとか、男性の育休の取得率が上がればということなのかもしれないんですけれども、
これはもう本当に大きな動きで、なかなか取りづらいという状況がある中で、
会社側から現実的には法律だから言うは言うみたいな感じにならないとも限らないんですけれども、
それでも言うということになるというのは、大きな前進というか大きな変化だと思うんですよね。
今後、男性が育休取るとか産休を取る。
男性の産休というのは、産休と言っても産むわけじゃないんだけれども、
産まれたときに、そこから生後8週間の間で最大4週間を産休という形で休みを取る制度が新しく新設されたということなんですね。
2回に分割して取ることもできるということなんですけれども、
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これは今まで、育休とかというのも出生の前の1ヶ月以上前に申し出ないといけなかったんだけれども、
いつ生まれるかわかんないですよね。予定日というのはあるけど、
結構前後したりとかいろんな事情で早く生まれるとおせっかいするとかいろんな形がありますので、
2週間前すぐのときでもできるようになるというところも変わるということですね。
あと再来年度、23年の4月から大企業と言いますか、1000人以上の社員の企業については、
男性の育休の取得率を公表するという話が出ています。
4月から公表するということは、前年度の22年度なんで、結局来年度ですね。
来年度どうなったかというのを公表することなので、
来年度この制度が始まってどのくらい取っているんですかというのを聞くということですね。
これも別に育休と言っても、1日取ったって育休なんですよ。
だから1日取りましたと言って、全員対象者が1日取りました、100%ですということもできちゃうんだけど、
だからそれはどういう期間取ったんですかということは、今後も数日して出てこなければ、
実態がわからないということになりますが、
それでも企業側にそういう意識を持ってもらう、経営者側にですね、ということになります。
これって私ツイッターとかでも何度も何度も言うんですけれども、
男性が育休を取る、男性が子育てをする、時短勤務にするとか定時で上がるとかですね、
そういうのって子育てのため、家庭のためはもちろんなんですけれども、
そこだけじゃないんですよね。
そういう社員がいてですよ、人手不足のこの時期に人が減ると、
残った人たちに手話寄せをするんかとかですね、そういう声が必ず出てくるんですよ。
いなくなってその分、手話寄せが他の人に来るとか、
あとは長い間休んだらそこの仕事が分からなくなるとか、
キャリアに影響があるとかっていうふうに言うんだけれども、
もう何だろうな、人手不足だからこそですね、今までみたいに人が確実にずっと会社にいて、
男性が一人でいて、父親だろうが何だろうがずっといてですよ、残業もいっぱいしてですね、
とにかく時間をいっぱいしてがむしゃらに働き続ければ成果が出るっていう、もう世の中じゃないんですよね。
で、人も働き手が減っているという中で、どう勝っていくかっていうのって、
仕事のやり方を変えるっていうことをちょっとしていかないといけないんですよ、
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もう全然遅いんですけど、遅くったってもうやらなきゃいけないんですよね。
人が成長する、仕事の部分も何でもいいんですけど、成長して活躍してっていう勝ちパターンが今までと違うと思うんですよね。
ずっと同じ場所にいる、人が少し動くと俗人化しちゃってるから、人が動くともうそこ回らなくなっちゃうとか、
その体質になっていること、育休だから1年2休休みます、子供が生まれたから休みますって言ったときに、
成り立たなくなるような業務の仕方が既に破綻していると思ったほうがいいんです。
言ったってそんなんどうしようもないんじゃないかって思うけども、そうなんだけども、
だからやらないんだったら、じゃあやらなきゃいいんじゃないですかっていうふうにね、だんだんなってきますよと思うんですね、私は。
実際そういう動きはあるし、若い人ほどそういう考え方にはなっているので、どんどん人が入ってこなくなりますよね。
それで何でいいのかっていうのは、年配の方っていうか年の上の方には感覚としてよくわからないと思うんですよ。
そこは丁寧に説明していったりとか、こっちが何なのかってちゃんと考えて、自分の考えを整理して伝えなきゃいけないところだと思います。
経営者の方にも伝わるようにしなきゃいけなくて、私はどうしたらいいかっていうのを常によく考えて悩んでいるんですけれども、
でも人がいなくなったり回ったり、出て行ったり入ってきたりっていう流動性の中でパフォーマンスを一番出すと、
社員も客も囲い込んででっかくするっていうのではなくてですね、
いろんな能力を持った人がいろんな形で力を発揮して、創造効果で新しいものをどんどん作っていくっていうスピード感というか、
そういう体質に社会自然と全体をしなきゃいけないんですね。
といったときに、この男性の育休っていうのはものすごい考えるきっかけになることなんですよ。
だって男性が長期休むんだから、それをあいお前使えないんで切るんだったら、切ってりゃいいですよ。
みんな男性で育休取るって言って、切って切って切りまくって、そうじゃない人たちだけ集めたいんだったら集めればいいと思います。
そういうのも必要だとは思いますけども、必要っていうかな。
そういうのに成り立つ会社っていうのもあると思うんですけど、
何も特に設計とか考えとか戦略とかがなく、先入観で男性育休困るでやってるんだとすると、
今万分業績が上がって世界一になれるっていう自信があるんだったらそれでいいですけども、
今の働き方、今の会社がね。
そうじゃないんじゃないですか、ほとんどの会社。
日本企業なんで特に。
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何かしていかなきゃいけないですよね。
手を打っていかなきゃいけない。
その一つの大きなきっかけになるものだと思ってます。
第一歩です、これは。
家庭のためにやるものでもあるし、家庭のためにでもあるし、会社のためでもある。
企業経済のためにでもある。
形を変える第一歩なんですよ。
コロナもそうですね。
コロナもこの形になって、何か変えなきゃいけない、テレワークしなきゃいけないみたいになったからになったんだけど、
それと同じぐらいの感じで、変わるんだから何か変えていこうっていう意識を持っていくチャンスだと思ってほしいと思います。
もう一つ、お母さん方ですね。
私、いろいろ発信したりとか問題意識を持っているのって、常にここから始まってるんですけども、
世の中のお母さん、特に女性なんだけど、特にお母さんが出産、子育てになったときに、
一気に何かを諦めるというか、そこでキャリアがなくなるような形の社会であるということに、
すごい問題意識を持っています。
なんかね、すごいもったいない。
社会としてもったいない。
もったいないって言い方ないですけど、人に対して。
でも、その女性がやってきた教育とか、働くスキルとかですね、
そういうのが持って、みんな何かしら持って、ここまで来たことに対してですね、
ただ子供を育てるということで、社会に貢献する人材じゃないというような捉え方というか、
仕組み的にもそうなっちゃいがちだというところが、あまり人材活用ができていないと思っています。
なので、今今お母さんたちに申し上げたいのは、私はそういう社会は、
本当に是正しないと、お母さんのためというよりも社会のためにならないと思っているので、
そこを変えていくということを訴え続けますね。
なんだけど、今までだってそのことを言っている人たちがいっぱいいたわけで、
それでも変わらないんじゃないかってなると思うんですけども、
一つちょっと違うのは、この男性域級の話でもあるとおり、
男性が言い始めたということが割とでかい話なんじゃないかと思うんですよ。
こういうふうに私みたいなやつが出てきたということですね。割合がだんだん増えています。
そういうことでインターネットがこれだけ発達してきて、
これだけ発達していてももうだいぶ経ちますけど、
個人の声が伝えるという手段がいろいろありますので、
それによって考えがいろいろ広がる可能性が全然割と違うんじゃないかなと思いますね。
なので、本当に諦めないでほしいんですね。
何かを諦めたんだとしたら、今からでも諦めないで何かちょっと考えてみてほしいと思う。
子供のために、家庭のために一生懸命やるというのは絶対大事で、それでいいと思うんですけども、
今今手一杯だったら本当にそっちに集中するというのは全然いいと思っていて、
子供がいる時間なんて本当にせいぜい20年一緒にいるかな。
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高校、大学ぐらいというような年齢になってくれば、じゃないですか、
人生100年の間でたった20年弱なんで、そこを本当に家庭のことをすればいいと思うんですけど、
でも言ってもやっぱり小学生になってきた、中学生になってきたとなってきて、
少し手が、子供を世話をするという手は離れてくるとかってなってきたときに、
これから先、そこで主婦として母として役目は終わりかって言ったら、
もうブランクだから社会ってやっていけないかとかって言ってしまっては、
何か何だろうな、やっぱりもったいないというか、何かまだまだだって、
まだまだ40年とか生きなきゃいけないんで、
そういうところを考えて、やっぱり諦めないことが大事だと思います。
自分のやりたいことというのかな、どういう生き方というのをしたいかというか、
そういうのをちょっと先のことまで思い描いているのがいいんじゃないかなと思います。
私は皆さんのどんな生活があるかなんて全然理解なんかしていないから、
何が言えるわけ、何が言ったところで響くか響かないか分からないんですけれども、
私は諦めていないというか、変わると思っているというか、
そう思って変えようと思っているというところがありますので、
これを本当に日本の形を変える一つのきっかけとしてスタートしたいなというふうにすごく思います。
男性の育休とか子育てに関係ない人とかって興味もなければ知らないかもしれない話なんですけれども、
でもわいわいわいわい騒いで、育休義務化とかしたところで取れるわけないよという議論が上がるだけでもいいんですよ。
そういうのが上がるだけでも課題感がどんどんまた話題になって出てくるので、
話題にすらならないのが子育ての世界なんで、
そこで話題になって、じゃあさらに問題は何なのかという話が出てきて、
そこにフォーカスを当てて社会をどんどんどんどんアップデートしていくというのが、
これからの日本にとってすごく重要なことなんじゃないかなと個人的には思っています。
なので私はそれをやってきたのでぐちゃぐちゃ掻き回しながらいろんなことをお話しして、
ここでも子育ての話とか保育の話とか教育の話とか働き方の話、
これからもどんどんどんどんしていきたいと思っています。
そんな形で社会のために、子育てのためにいろんな考えをしていきたいと思っていますので、
今後ともよろしくお願いします。
今日も最後まで聞いていただきありがとうございました。
私の知らない新しい世界を教えてくれるあなたの存在に感謝します。
皆さんにも新たな気づきに合う一日となりますように、
アラフォーパフォーのタカランでした。
それではまた会いましょう。